あいとせいしゅんのひび
2015年10月分

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 2015/10/30(金)                           『ヤバイ人だ』
 

こいつ、ガチでヤバイ。
そう思ったのは先日古い友人と飲んだ時だ。

その友人とは、かれこれ15年くらいの付き合いになるだろうか。
女性だ。年齢はよくわからない。
いつも確認するんだが、すぐ忘れてしまう。まぁ、30代だ。

すごく行動力がある人なんだ。
今は東京のどっかに住んでいると思うんだけど
実家が札幌で、帰ってきたときに会う程度の付き合いだ。
年に1、2回だろうか。
普段は連絡をとることはない。

なんか会うたびに、いろいろと状況が変わっているんだ。

仕事だったり住む場所だったり恋愛関係だったり。
時にそれは常識の範疇を越えている。
それ、なんかのドラマの話じゃないよね?ってレベルで(笑)

目まぐるしく変わる状況をオレは憶えることができずに
会うたびに「あれ、そうだっけ?」を連発する。
ダメだ、このオッサン、そう思われてるかもしれない(笑)

だから、今どこに住んでいるかよくわからない。
と思っていたら、今度は海外に移住するっていうんだ。

そう言われても特には驚かないんだけど。
この人だったら、まぁ、そういうこともあるだろうな、って。
オレは「ふーん」とか「へー」とか言って聞くだけだ(笑)

なんでも、この前結婚して、旦那さんの仕事の都合で
海外に移住するということだ。
いや、いくらなんでも、結婚の話は前から聞いていたけど
海外に移住するとか言ってたかなー。言ってたかもしれないな。
「ふーん」って聞き流しちゃったかな。

よくわからないけど、そういうことらしい。
海外に移住するくらいだから旦那さんの仕事は
なかなかアレですごいことになっているんだけど
そんな人と、普段どんな話をしているんだろう、って
疑問に思ったんだ。

だから素直に聞いてみた。
「普段、どんな話してんの?」って。

そしたら、とんでもない答えが返ってきた。
こいつヤバイ。ガチでヤバイやつだ。そう思った。

いや、単にふざけただけなんだよ。
下ネタなんだけどさ。
いるよ、いるけどさ。女性でも下ネタ言う人。
そういう人は嫌いじゃないよ。

でも、なんか違うんだ。
あ、ヤバイ、こいつヤバイって思ったんだ。                

「普段、どんな話してんの?」

「え?キンタマの話」

先生!ここに頭おかしい人がいます!

 
 

 2015/10/29(木)                       『オリジナル その2』
 

オリジナルの曲をつくることは簡単だ。

クソみたいな曲だな、って言われるかもしれないけど。
なんかのパクリだろ、って言われるかもしれないけど。
ダっせーって笑われるかもしれないけど。
お前のギターソロいつもチョーキングから始まるな、
って言われるかもしれないけど。
サビになると急につまんなくなるな、って言われるかもしれないけど。

上記を気にしなければ簡単だ。

テクニック的には十分なものを持っているのに
なにか難しく考えて挑戦しない人もいるのではっきりと言いたい。
簡単だよ、と。

上記を気にしなければ。

いや、別にコピーとかカバーでいいや、って人は
もちろん無理にオリジナルの曲なんかつくる必要はないと思う。
クソみたいな曲だな、って言われるかもしれなからね。

でも、つくってみたいな、って人は気軽にやってみれば
いいと思う。

オレはある些細なきっかけで、特別に構えることなく
ごく自然にソングライティングを(かっこつけ)始めたんだ。

高校3年の時だ。
友人F宅に集まって遊んでいた時に
突然Fがオリジナル曲を披露したんだ。

そのときFはギターを始めたばかりで、たぶんギターコードも
3つか4つくらいしか知らなかったと思う。

そんな状態でなぜオリジナル曲をつくったかは不明だが(笑)
とにかくそれを弾き語ったんだ。
どんな曲だったか忘れたが、なんか最後、
ワンコードにのせて「ムックック〜 ムックック〜 ムックック〜」
とかって歌ったっつうか唱えてたっつーか(笑)

ちなみに「ムックック」っていうのは、誰かのあだ名だったように
記憶している。
そう、だから、クラスの誰かの歌だったんだ。バカにした感じの(笑)

その時オレはもう長渕教に入信して何年か経っていたので
ギターはある程度弾くことができていたから
単純に「おもしれー、オレもつくろう」そう思って
ソングライティングを始めたんだ。

てきとーに。なんの抵抗もなく。

なんか知ってるコード適当に並べて。
とにかく言葉先行で作ってたから、だから
誰かを笑わせるためにつくっていたからメロディーとか超てきとー。
つうか、メロディーなんてほぼなかったもんね。

ただの棒読みに近い感じ(笑)

で、記念すべき、人生で初めて作った曲は昨日も書いたけど
「science class」って曲で。

で、驚くのはその曲の音源にドラムが入っている、ということだ。
ドラムはオレが叩いている(笑)そしてブルースハープも。
古代エジプト人がピラミッドを建設したことより謎だ。

その他の曲は基本的にはアコギ1本で弾き語りを
ラジカセで一発録音して音源にしていただけなんだ。
ちょろちょろブルースハープも入れて。
なんせ長渕信者だから。

今思えばホント驚く。
なんで初めての曲でオレはいきなりドラムを叩いたのか。
それよりなにより、おまえドラム叩けたのかよ、っていう。
今なら少しは叩けるんだが、でも音源には使わないぞ。
そんなテクニックはない。

いや、実家に古いドラムセットはあったんだ。
だからちょっとは叩けたんだけど。
いや、叩けるってレベルではないけど、でも
叩いて音源をつくったんだ。なぜか。

まだ、ちゃんとした録音機材なんてないぞ。
まず、ラジカセでドラムを録音して。もちろんカセットテープだ。     
で、そのテープを別のステレオコンポで流しながら
同時に弾き語りしてラジカセで録音するという。

いきなり多重録音だ。

すごくない?オレ(笑)

もちろん、クソみたいな曲なんだけど。
聴きたい?聴きたくないけど聴きたいでしょ?

やめておくわ。
せっかくインターネッツテクノロジーの進化により
気軽に音源をアップできる時代だけど、それはやめておくね。
聴いたら恥ずかしすぎて死にたくなると思うから(笑)

次回、エロチカまでの成長の過程を書こうかな。
それほど成長していないけど。

 
 

 2015/10/28(水)                            『オリジナル』
 

先週末に知人のバンドのライブを見てきたんだ。

そこは初めて行く場所で、弾き語り的なライブもできる飲食店、
的なところだったんだけど。

行く前から、なんとなくオレが属している
音楽コミュニティとは違うだろうな、って予測はあったんだ。
なぜなら、その知人はバカじゃないからだ。

オレが普段関わっている音楽関係者は例外なくバカだ。
いや、いい意味でね(ウソ)

そういう感じではないとは思っていたんだ。
初めて行くお店だったし。
そしたら、やっぱり、そこにバカっぽい人はいなくて。

上品、とまではいかないけど穏やかでアットホームな感じの
素敵なライブイベントだったんだ。
家族や親せきが遠くから見に来ている人もいたな。

トリを飾ったのは、なんか歌がものすっごい上手い
男女がマライアキャリーと誰だかのデュエット曲だかを
完璧に歌い上げていたよ。

上手すぎて笑ったよね。

マライアキャリーだよ?どうすんの。

どうすんの、ってこともないけど。
伴奏はピアノだけなんだけど、それもまた上手くて。
なんだコレ、って(いい意味で)

で知人はバンドでの演奏。
ギターボーカル、ギター、ベース、カホンの4人。
せまい空間でとてもバランスよく音を出していて上手かった。

曲は全曲コピーだ。その日は、「くるり」とか
「ウルフルズ」とかやってたかな。

なんだけど、その日、そのバンドで初めてオリジナル曲を
つくったから、人前でそれを初めて演奏するっていうじゃないか!
オリジナル曲はオレの大好物だ(笑)
だって、なんか、その人の、なんかアレがわかるでしょ。
センスとか諸々。オリジナル曲はおもしろい。

構想1年、製作2、3ヶ月とか言ってたかな。
初めてオリジナル曲を人前で歌うってことに
緊張しているようなことを言っていたけど、
そんなことは微塵も感じさせない完成度の曲でした。
ま、基本、みんな演奏上手いから。

バンド結成10年くらいっつってたかな。
もっと、早くからオリジナルつくればよかったのに。
これからは、どんどんできていくと思うけどね。

つってもね、わかるよ、オリジナル曲を
人前で演奏するってなかなかのプレッシャーだからね。
照れくさかったりなんだり。

思い返せば、オレが初めてオリジナル曲を作ったのは
高校3年の時だ。

「science class」という曲だったと思う。
いや、クラスが理系のクラスでさ。そのまんま(笑)
っつーか、理系クラスのこと「science class」とは
言わないかもしれないけど、って、知らねーわ!
そういうタイトルにしちゃったんだからしょうがねーべや!

とにかく、なんか、クラスの誰かのことを歌ったふざけた曲だ。
歌い出しはこんな歌詞で。

「3階の便所に朝モヤ立ちこめた」

意味わからん。書いてて超恥ずかしい(笑)
もちろん音源は持っている。でも変な汗かくから聴きたくない。    
語りたくない過去だ。
でも、ま、せっかくなんで続きは次回。

オリジナル曲についてあれやこれや。

誰も興味ないと思うけど。

 
 

 2015/10/26(月)                              『イソップ』
 

一つ確認しておきたいんだけどさ。
ラグビーのことなんだけど。

ラグビー日本代表ってワールドカップ優勝とかしてないよね?
オレの記憶では予選敗退だったと思うんだけど。

そもそもまだワールドカップ終わってないんだけど。

いや、連日のフィーバーっぷりがすごくてさ。
びっくりしたのが、なんかのニュース見たらさ、
詳しいことはわからないんだけど、ラグビー日本代表の選手が
優雅にレッドカーペット歩きながらファンにサインしたりしてんの。   

アレかな、オレの記憶違いで
やっぱりワールドカップ優勝したんじゃねーか?

まだワールドカップ終わってないけど。

終わってないけど優勝したんだよ。きっと。
じゃないと、いくらなんでもレッドカーペットは
ないんじゃねーか?

ラグビー盛り上げたいのはわかるよ。
4年後のワールドカップは日本開催らしいし。

でも、少し遠慮しろよ、って(笑)
思わなくもないけど、でも、今がチャンスだもんな。
人気スポーツになる。

でも、やっぱりレッドカーペットってさ。どうなんだい?
いや、アレでしょ、もう、今まで全然勝てなかったのに
南アフリカだかどこだか強豪国破ってすごかったんでしょ?
歴史的快挙だったんでしょ?

でも、予選敗退だよね?

ワールドカップっつったら、やっぱりサッカーが
一番メジャーになると思うんだけど、
サッカーとラグビーってどっち可能性高いの?
ワールドカップ優勝すんのに。

たぶん、どっちも限りなく可能性はゼロに近いんじゃないかと
思うんだけど、たとえばさ、サッカーワールドカップでさ、
ブラジルとかドイツに勝ったとしてだよ。
で、やっぱり予選敗退してさ、で、帰国して
レッドカーペット歩いてたらどうなる?

どうなる、ってこともないけど生卵飛んできそうだよね(笑)

いやいや、サッカーワールドカップでブラジルに勝つっていったら
ものすごいことだよ。たぶん。
オリンピックで勝ったことあったけど、
オリンピックはさ、あんまり本気じゃないんでしょ。
知らないけど。

でもいくらなんでもレッドカーペットはアレだな。

って、思いました。

 
 

 2015/10/23(金)                              『価値観』
 

それの何がおもしろいのわからないものの一つに
スターウォーズがある。

スターウォーズなんてつまんねーじゃん、という話ではなくて
どちらかといえば、オレもそのおもしろさを体験したい、
という願望がある。

多くの人が熱狂するほどおもしろいはずなのに
オレにはそのおもしろさがわからないといのはどういうことなんだ。

ただの好き嫌いの問題だろ。

確かにその一言で片づけてしまってもいいのかもしれない。
そう、ただの価値観の問題だよ、と。
でも、スターウォーズに関して言えば全世界に多くの
ファンがいるみたいだ。

好き嫌いだけの問題だろうか。

例えばオレはレバーが苦手だ。焼き鳥とかの。
レバニラ炒めなんて餓死寸前に腹が減っていても
食べないかもしれない。ってほどに苦手だ。嫌いだ。

でも、「レバーが苦手」というのは
まぁ、そういう人がいておかしくないよな、と
理解してもらえる食べ物ではないだろうか。

これが「オレ、カレーライス嫌いなんだよな」
となれば話は変わってくる。

「なんで?」

と多くの人は疑問に思うだろう。
それがスターウォーズなのではないか、そう思うんだ。

その境界線を探ってみようか。
だから人々が「なんで?」と思う思わないの境界線だ。
まずは食べ物で考えてみる。

オレはレバー以外だったら、ウニも苦手だ。
ウニもまぁ、嫌いな人がいてもおかしくない食べ物だろう。
その類でいけば、ホヤ、アンキモ、ニシンの飯寿司
あたりになるか。

境界線上と考えられるものはこんなものか。
コラーゲンたっぷりな脂だらけのホルモン、大トロ、脂だらけの牛肉
ほろ苦い缶コーヒー、とかその辺が苦手だ。

これらは「なんで?」と思う人もいれば、「まぁそうかもな」と
思う人もいるだろう。

嫌いではないが、逆にオレが「なんで?」と思うもの、
そのありがたみがわからないものに

とろ〜り卵

がある。
いや、トロトロ卵でもいいよ。表現はどうだっていい。
要するに、半生、もしくは生の卵を使った料理(トッピング的でも)が
ものすごく人気があるようなんだけど、そんなにアレか?って。
「うわ〜卵とろっとろ!」て喜ぶほどのものか?って。

そうか、オレにとって「スターウォーズ」は
「とろ〜り卵」なのかもしれない。
人気はあるようだがオレにとってはそうでもない、ってアレで。

このことから、スターウォーズを楽しむための術が
導き出されるわけもないし、とろ〜り卵のおいしい食べ方だって
導き出されるわけもない。

そういえば、卵かけご飯もあまり好きじゃないな、オレ。
醤油たっぷりめにかけないとダメだ。
白身のトゥルっとしたところが嫌いだ。

実はオレ、以前は普通の人より卵と深い関わりを持っていたのだが  
それはまた別のお話。

ちなみにジブリアニメもおもしろいと思ったことはありません。

じゃアレだ。オレの3大なにが面白いのかわからない映画は
スターウォーズとジブリ映画と、あとなんだろ。

思いつかないな。なんだろ。
ハリーポッターにしておこうかな。
ちゃんと見たことないけど。

つったら、スターウォーズだってちゃんと見たことないけど。
エピソード1だったかは見たよ。唯一それだけ。

まず、見ることから始めるかな。
たぶん見ないけど。

 
 

 2015/10/22(木)                             『不法投棄』
 

以下、とても無意味な文章なので、時間を無駄にしたくない人は
読まないでいただきたい。

最近で気になったニュースといえば
犬のフンを約117トン不法投棄した元ブリーダーの男が
逮捕されたとかいうニュースだ。

いろいろ気になったのだが、まず、100トンもしくは120トンという
表記ではダメだったのだろうか、という疑問だ。
だって「約」がついてるんだ。約117トン。
約100トンでもいいんじゃないのか。約120トンでも。

あ、先に断っておくけど、オレはこの事件に関して
詳しい事は何一つ知らない。ニュースの見出しを見て気になって
いただけだ。調べればわかることもあるかもしれないけど
犬のフンのことを調べるほどオレもヒマじゃない。

とにかく100トン超えっつったら、とんでもない量だ。
犬のフンの正確な単位体積重量は知らないが(知るわけないだろ)
おおまかに土に換算してみると1m×1m×1mの立方体が
50個といったところだろうか。

もう少しイメージしやすく表現すると
幅1m、高さ1mの犬のクソが50m続いているということになる。
実際には10m×10mくらいの土地に高さ50cmくらいで犬の糞が
堆積していたと想像するがどうだろう。

ばかやろう、なんで犬の糞の状態を想像しなきゃなんないんだよ。

ところで、この男はどうしてこの場所に犬の糞を貯め続けたのか。
一日にどれくらいの犬の糞が発生していたのかはわからないが
たとえば「燃えるごみ」の日に出す、という
選択肢はなかったのだろうか。

いや、たぶん、ブリーダーなりの業者が一般ごみとして
犬の糞を出すのは法律違反だと思う。

だけど、どのみち違法なこと(不法投棄みたいな?)をやって
逮捕されてしまうんだ。どこの地域でも週2回くらいは
燃えるごみを収集してくれるはずだから(根拠なし)
そこに出せばよかったんじゃないか。

なぜ、この男は犬の糞を不法投棄し続けたのか。

オレはこのニュースを見て、一つのエピソードを思い出した。
オレが知る友人のエピソードのなかでも衝撃的な
エピソードの一つだ。
だから今までも何度かここに書いたことはあるような気がするが
まぁ、いい。多くの人に知ってもらいたいエピソードだ。

人はここまでダメになるのか、そういう話だ。

高校の時の友人の話だ。
正確には友人の友人で直接の友人と呼べる間柄でもないが。
そいつを仮にKとしておこうか。

まだオレが大学生だったか社会人になって
すぐのころの話と記憶している。

Kは確か大学進学で東京に行ってそのまま就職したと思う。
そこは花の都大東京。
まだまだいい物件に住む御身分ではなかったのだろう。
ちょっとオンボロなアパートに住んでいたらしい。

以前そこに友人が遊びにいったとき、
アパートのトイレが壊れていたそうだ。 
詰まって流れない、とかそんなことだったと思う。
それでKはどうしていたかというと、近くの公園のトイレで
用を済ませていたというんだ。

その話だけでもけっこう驚いたのだが、話はそれで終わらない。
しばらくして、またその友人が遊びに行った時、トイレは
まだ壊れたままだったという。

そしてKは衝撃的な行動に出る。

紙袋にウンコをして、窓の外にそれを捨てたというんだ。

アパートの裏が山か何かだったのだろうか。
まさか大通りに面した窓からウンコを放り投げないだろう。
紙袋に入っているとはいえ。

いや、とにかく窓から自分の糞を放り投げるとは
いったいどんな心理状態なのか。

友人は言ったという。「おまえなにやってんのよ」って。
「やばいだろ」って。

当然だ。やばい。やばすぎる。

そしたらKは平然とこう言ったという。

「公園いくのめんどくさくて」

だいぶ昔の話なので、どこまで現実の話なのか自信がない。
その当時は爆笑しながらその話を聞いたものだが
今思えば、そんなことが実際に起こり得るだろうか。
人はそこまでダメになることができるのだろうか。

幸いにして、その話を教えてくれた友人は今札幌に
住んでいるので、今度確かめてみたいと思う。
あの時、本当にKは窓から自分の糞を放り投げたのか、
ということを。

文章中、フン、糞、ウンコなど表記が統一しなかったことを
お詫びします。(なんで?)

 
 


 2015/10/20(火)                              『テレビ』
 

トップニュースがジャイアンツ原監督の退任会見だった時には
「今日も日本は平和かー、つまんねーな」
そう思ってしまうのはオレだけではないはずだが
だけど、そんなことを人前で言ってはいけないよ。人として。

ところで、プロ野球。
恐ろしほど状況がわからない。別に恐ろしくはないけど。

少しは知ってるよ。日ハムがクライマックスみたいので
敗れたのは知っているし、巨人もそれで敗れたのは知っている。
ちなみにジャイアンツと巨人って、どっちで呼んでる?

いや、どっちでもいいんだけど。

しかしここまで興味がなくなるものか。
って、もともとそんなに興味なかったかもしれないけど
でも、嫌でも耳に情報が入ってきたじゃない。

まったくわからねーもん。
例えば今年のホームラン王。どっちのリーグもわからねー。

ところで、なんだよ、ホームラン王って。
なんで「王」なんだよ。
なんでってこともないけど。

プロ野球のテレビ中継ってほとんどなくなったもんね。
あ、地上波の。つってもよくわかんねーけど。

でも、BSだかCSだかスカパーだか、あれ、スカパーもCSなんだっけ?
あとネットのなんかそういうやつとかで
全試合を中継したりしてるんでしょ?
よくわかんねーけど。

全試合見てる人とかいるわけ?

ホント知らなくて困るわ。そんなに困ってないけど。
いや、その、テレビ関係のなんか。CSだのなんだのとか。
動画配信サービスのなんちゃらとか。
全然わからない。

テレビなんておもしろくねーから見ねーわー
とかじゃなくて、逆にテレビ見るなら地上波だけで
十分っつうか(笑)

おもしろいのやってなかったら見なきゃいいし、
でも、けっこうおもしろいのやってるし。

地上波がおもしろくねーから、って
他のなんかいろいろそういうのを契約してまで見たいって
思ったことがない。

ここまで書いてなんだけど、普通のチャンネルって
「地上波放送」でいいんだよね?それすらあやしいわ。
って、なるとその他は衛星放送ってこと?違う?
なんかオレ恥ずかしいこと言ってる?
ま、いいや。違っててもなんかニュアンス伝わるでしょ(笑)

で、前住んでたとこがJ-COMだったから、地上波以外も
いろいろ見れたんだけど、最初おもしろかったけど、
もう、なんかチャンネル多すぎて。

チャンネル選ぶのめんどくせ、ってなって。

今も何曜日の何時になにやってるかなんて
ほとんどわからなくて。
って、まぁ、みんなも同じようなもんだよね?

オレが年とっただけかな(笑)
いろんなことに興味がなくなってきて
マズいな、と思っております。

 
 

 2015/10/16(金)                             『新幹線』
 

来年の3月に北海道新幹線が開業する予定だ(確か)
まずは函館まで日本列島が新幹線で繋がる。

だがしかし、地元はさっぱり盛り上がっていないという。
地元とは、そう、オレの地元函館だ。
そうなればオレだって興味がないわけないだろう。

ダウト!

ウソだ。まったく興味はない。
そもそも函館に新幹線の駅はない。

「新函館北斗駅」という強引な駅名からもわかるとおり
一応、全国的にネームバリューのある函館をダシに使い
実は北斗市というところに駅はある。
まぁ、ルート的にそこが最適だったのかな。

オレは北斗市のことをよく知らない。
なぜなら、オレが函館に住んでいた頃はまだなかったからだ。

いつだったかの、なんだっけ、平成の大合併とかで
誕生した市だ。
元は上磯町と大野町だったと思う。函館の隣町だ。

もともとの上磯町と大野町のこともよく知らないから
北斗市なんてもっと知らない。
その、新しい「新函館北斗駅」とやらも、どこにあるのか
当然知らない。

なぜなら興味がないからだ。

いや、まぁ、オレは今函館に住んでないからな、
興味がないのはしょうがないだろ。

かと言って、じゃあ、函館に住んでるやつはどうなのかといえば
数少ない函館の知り合いに聞いてみると
全員が全員アホみたいな顔してひどく訛った言葉でこう言うんだ。

「なんまら知らないっけさー」

ウソだ。そんな言い方はしない(笑)
ホントはこう言う。

「そったらヘクセー駅の事ば知ってるわけねーべな」

これもウソだ。そこまでバカっぽくない。
普通にこう言う。

「よくわがんねーわ」

濁音の部分があまり普通じゃないかもしれないが
要するにあまり興味はないようだ。

なぜなら、駅は函館にないからだ。
その駅を利用しようとすれば、けっこうめんどくさいと思う。
ま、それはあくまで想像の話だが。

なぜなら、オレは駅の場所を知らないからだ。

なぜならなぜならうるさい?

誰がどんな目的で北海道新幹線を利用するのかわからない。     
飛行機の移動より安くて便利ならいいかもしれない。
かかる時間は当然負けるから。

しかし、大した安くもないし便利でもないらしい。

いずれは札幌まで繋がる計画のようだが、そうなれば
もっと便利になる、とかいう人もいるみたいだが
そうだろうか?

飛行機と比べた時の優位性がまったく思いつかない。

まぁ、「旅」とすればいい事もあるかもしれないが
「移動」と考えればどうなんだろう。
飛行機に勝る部分と言えば墜落しないくらいか(笑)

でも、ガソリンかぶって焼身自殺するやついるかも
しれないしね。どこだかの新幹線であったよね?。

しっかし、「新幹線」ってネーミングも
当たり前に使ってるけど、なんか古臭くない?

北海道新幹線。
たぶん乗ることねーだろうなー。

明日10月17日(土)はライブです。弾き語り系。

 
 

 2015/10/15(木)                             『マンネリ』
 

この前キングオブコントだったかを見たんだけどさ。
お笑いのコント日本一を決めるみたいなコンテスト?のやつ。

やっぱり、イマイチ笑えないんだよな。
この手のお笑いコンテスト番組は好きでよく見るんだけど
M-1とか(今はないのかな?)R-1とか。

爆笑することってあまりないよね。

もちろん、たまにある。だからまた見ちゃうんだけど。
今度はおもしろいのあるんじゃないかって。

まぁ、これは感性の問題で、もしかしたら多くの人が笑っていて、
オレの感性がおかしいだけかもしれない。
年老いて若い感性についていけないだけかもしれない。
だから一概におもしろくねーやつばっか、とは言えないけど、
オレ的にはあまりおもしろくなかったな。

ま、おもしろいおもしろくないは置いといて、
過去に受けたギャグ?を封印する芸人ってよくいるでしょ。

ラララライ、の体操のやつとか。
ダンソンっ!なんちゃら、とかってやつとか。
なんでも、一発屋にならないために他の芸(ギャグ?)も
身につけて、みたいなスタンスみたいだが。

でも、新ネタやってるのかといえば見たことあるコントも多い。
こういうお笑いコンテスト番組で見たことあるネタやられたら
がっかりだよね。

で、あまりおもしろくない。

どうせだったらラララライとか見たいんだけど、オレは。
「ゲッツ!」とか「なんでだろう」何回見てもおもしろいんだけどな、
オレは。

オレの程度が低いのか?(笑)

どうして、みんなが求めているものをあえて封印するんだろうね。

これはミュージシャンにもあることだ。
みんな昔の曲を聴きたいんだ。
特にライトなファンばかりのフェスなんかは。
メジャーどころを聴きたいんだ。

なのに、わけわかんねー曲ばっかりやるミュージシャンいるでしょ。
知らねー曲ばっかり。新曲とか。

どうして、みんなが求めているものをあえて封印するんだろうね。

作家にもある。
例えば人気作家の鉄板のストーリー展開がある。
ファンが求めてるもの。

でも、あえてそうしないで、いわゆる実験的な作品を投入してくるんだ。
そうすると、やっぱりレビューなんかは「らしくない」みたいな。
「初めての人はこれを読まない方がいい」とか。
評判はよろしくない。

どうして、みんなが求めているものをあえて封印するんだろうね。

才能が枯れて、しょうがなく違う方向へ、という人もいるだろう。
でも、そんな感じでもない人にかぎっていろいろ挑戦するんだ。
まぁ、そういう意欲のある人だからこそ人気実力が伴うのかな。

創作に対するプライドみたいなものなんだろう。
俺はいろんなことができる、っていう。
常に新しいものを模索する、みたいな。

あと、自分でも飽きてきたりするのかな。同じことばっかだと。
同じようなものばっかり創ってても、確かにあんまり意味ないしね。
だったら、昔のアレでいいわ、って。

ミュージシャンとか作家なら、なんかまだ、さすが
アーティストだな、ってのはあるんだけど
あ笑い芸人がさ。いや、お笑いを見下すわけじゃないよ。
お笑い好きだから。

でも、なんなのかな、ラララライを封印するとかって(笑)
やれよ、っていう。ラララライをやってくれよ、っていう。

あ、別になんちゃらマーケットのファンではないよ、オレ。
出てきたからにはラララライやってほしな、って。

いや、やらなくてもいいんだけどさ(笑)

でも、ま、みんなが求めてるものを一つでも持ってるって
すごいことだよね。
たけしの「コマネチ!」とか見ると、なんか得した気分になるもんな。

ならない?ならないかー(笑)

今週末17日(土)はライブです。弾き語り系。

 
 

 2015/10/13(火)                             『捨てる力』
 

オレはモノを捨てられない方の人間だと思う。
二つに分けるとすれば。
捨てられる人と捨てられない人。

今ではすっかり一般的な言葉になった「断捨離」に
代表される無駄なモノをどどん捨ててなんちゃらかんちゃら、
みたいな、さ。
そういうことが出来ない、ということだ。

したいんだけど。

今ではもっと上をいく「最低限のモノだけで」生活する、
なんとかかんとかっていう生活スタイルも注目されてるみたいだよ。
ホントに最小限のモノ。
服も夏物冬物それぞれ3枚しかない、とかっていう。
食器も茶碗とお椀と皿1枚、みたいな。

良く言えばシンプルな生活。
悪く言えば、なんだろう、おもしろみのない生活、
みたいな感じだろうか。坊さんみたいな生活、とか。

オレも以前よりは捨てられるようになったと思う。
極力ゴミになるようなモノを買わないようにもなったし。
昔だったら読みもしない新聞とって
ポストから新聞置き場にドサって直行させてたり(笑)
2、3ページしか読まない雑誌買ってみたり。
そういうのはなくなった。

けど、「捨てる力」がまだ足りない。
全然足りない。

例えば先日札幌マラソンに出た時の話。

一緒に出た人と「ゼッケンとかなんか捨てられないよねー」
とかって話をしたんだ。
したら、その人は「え、全部捨ててるよ」って。

ゼッケンどころか事前に送られてくるパンフレット
も来た瞬間に(ってのは大袈裟だろうけど)に捨ててるよ、って。
パンフレットっていうのは参加者全員の名前とか集合場所、集合時間
なんかの説明も詳しく書いてあるやつだ。

オレは記念に過去のやつ全部とってある(笑)

「捨てる力」が違うと思ったね。
まぁ、大会が終わってからパンフレットを捨てるとかなら
わかるけど、大会前に捨てるってオレには出来ないもんね。

いや、内容なんてさ、今の御時世、インターネーッツで
ちょちょいのちょいで調べられるからさ、捨てても
なんの問題もないのはわかるんだけど。

でもなんか記念に、って思っちゃうんだよね。

この「記念に」ってのが「捨てる力」を阻害するよね。
だからもっと心を鬼にしてどんどんがんがん捨てていきたいな、って。

あるんだよ、引っ越してきてから一回も開けてない箱とか(笑)
もう、何が入っているかも定かじゃない。
だったら中見ないで捨てればいいのにね。出来ない。

写真だってそうだ。
今の若者はデータで保存してあるんだろうけど
オレら世代は写真がたくさんあるんじゃないだろうか。

写真なんて見ることないから捨ててもいいんだけどな。
っつうかさ、究極言えばさ、どうせ死ぬんだから
どんなモノも持ってたってしょうがなくない?

とかっつっても、オレは結局モノ捨てられてないんだけど。

でも、これからどんどん捨てていきたいと思う。
オレが死んだ後、段ボール1箱捨てれば
それですべてなくなるように(笑)

最近、そんな思いで自分の家とか見てるとさ、
ホントいらないモノばかりだよね。

オレ、「捨てる力」がないどころか物持ち良すぎてさ。ダメね。
エロチカ関連のモノもすんげー古いやつとかとってあるから。

もう、20年以上前に牧野が書いてきた「つけもの」の
手書きの歌詞とか。ジャポニカ学習超みてーな
国語用のマス目付いたノートの切れ端に書いてあって。

牧野がジョンレノンだったら高く売れるのにね(笑)

 
 

 2015/10/09(金)                              『文学賞』
 

またやってたね、村上春樹がノーベル文学賞逃したとかって。
ハルキストがどこだかに集まってさ。
「また来年!」とかっつって
完全にみんなおもしろがってるだろ(笑)
実際、候補になってるのかもわからないみたいだからね。

村上春樹の小説が世界で人気なのは本当なんだろうけど
ところで、ああいう小説がノーベル文学賞の対象に対象に
なるもんなのかね?

「ああいう」ってところを上手くは説明できないが
なんか純文学って感じでもないと思うんだが。
じゃあ、エンタメか?って聞かれるとそうではないけど。

つうか、純文学とエンタメの違いもよイマイチよくわからないけど(笑)  

しかし、ここまで「なにがおもしろいのかわからない」って言われる
作家もめずらしいんじゃないか。

だって、普通、おもしろくないと思った作家の本なんて
読まないじゃない。でも、村上春樹が新刊を出すと
話題になっちゃうから、読んじゃうやつがいるんだよな。
いままでおもしろいと思ったことなくても。

で、「なにがおもしろいかわからない」って言うんだ。

御苦労さまです、としか言いようがない(笑)
オレはけっこうおもしろいと思う。村上春樹の小説。
もちろんハスキストではないよ。
まぁ、有名どころしか読んでないけどね。

どこがおもしろい?って聞かれても上手く答えられないし
ましてや、誰にでもオススメできるとも思わない。
だいたいわかるけどさ、こいつは村上春樹おもしろく
読めるやつかどうか、って感じは(笑)

無理やり、そのおもしろさをがんばって説明すると、
「世界観」ってことになるかな。
小説のなかの世界にすごい引き込まれるんだ。
いや、オレの場合だから、みんなは知らない。

ちょと不思議な世界が舞台になることが多いんだけど(てきとー)
でも、ほぼ現実の世界っぽくもあって。
あり得ないんだけど、どこかあり得るような。そんな感じ。

そういえば、村上春樹の話になると同じ村上ってことで
村上龍の話もよく出てくるんだけど。

どっちかっていったら、オレは龍の小説の方が好きかな。
こっちは、SFと言っていほどの世界が舞台になることも
少なくないけど、でも、その世界がリアルに感じられる
ところがすごい。と思うんだけどどうかな。

まったく違うタイプの二人だけど、どっちもすごい。
ツートップとまではいかないだろうけど
同じ時代に活躍する作家の名前が同じ「村上」って
なんか不思議だよね。そうでもない?(笑)
オレは昔から不思議に思ってたのさ。
不思議っていうか、なんか運命みたいな?
違うな、なんだろ、よくわからないけど

すごいな、って。

なにがすごいかわからないけど、二人とも村上って
すごいな、って。

最近ちょっといろいろアレで小説まったく読んでなかったんだけど
そろそろ落ち着くんで、村上春樹のなんか読んでみようかな。

 
 

 2015/10/07(水)                           『ブランド信仰』
 

ブランド信仰、みたいなものがあるじゃない?
服飾はもちろん、自動車メーカーや家電メーカーなんかにも。
学歴なんかにもあるかな、大学ブランド信仰。

「ブランド信仰」という言葉は、マイナスなイメージとして
使われることがほとんどだろう。(違うかもしれない)
モノ(サービスなども含めて)そのものはどうでもよくて
そのブランドの名前だけに価値を見出すという。

誰がなんと言おうがこれはいいモノだ、と
自分でその価値を判断することなく
盲目的に信じている、ということだ。

もっとも、「信仰」の多くは「盲目的」であることは
多くの人が知っているところかもしれない。

とはいえ、ブランドとしてその地位を確立したということは
そのモノが他に比べて優れている、ということは間違いないとも言える。

今は昔と違って、いわゆる「粗悪品」みたいなものは売っていない。
例えば家電でも二流三流と呼ばれるメーカーのものでも
一般使用には十分耐える。

日用雑貨を見ても、100円ショップで売っているもので
事足りることがほとんどだ。

しかし、やっぱり名の通ったメーカーのものと
「差」がはっきりとわかるものもある。
たとえば文房具。

ボールペンひとつとっても、やっぱり違う。
100円ショップのものを使っているときは気付かなくても
ふと、ちゃんとしたメーカーのものを使ってみると
その使いやすさに驚くこともしばしばだ。

そういう違いからブランド信仰は生まれてくるのだろう。
やっぱりこれはあそこでしょ、って。

オレがブランド信仰しているものがある。
だから、もしかして機能的にはそれほど他のメーカーと
差がないのかもしれないが、盲目的に絶対こっちだろ、
そう思っているものだ。  

通称タッパだ。

タッパーウェアだ。Tupperware。
主に食料品を保存する容器のアレだ。

その密封性にオレはブランド信仰している。
他のメーカーは「もれる」気がする。

もちろん、そんなことはないだろう。

どのメーカーだって密封技術は進んでいる(知らないけど)
漏れることはそうそうないはずだ。
いや、いくらなんでも100円ショップのそういうやつは
ダメだろけど。絶対漏れる。と思う。
逆さまにしたら絶対漏れる。と思う。

100円ショップのものじゃなくても、他のメーカーだと
漏れる気がするんだ。タッパー以外だと。
なにがなんでも密封保存はタッパーウェアだ。

話はこれで終わりです。

  
 

 2015/10/05(月)                            『札マラ結果』
 

なぜだろう、なぜか気持ちが晴々としないんだ。
きのう走った札幌マラソン(ハーフ)話だ。

目標は達成した。自己ベストを更新して1時間50分を切った。
つっても、まぁ、自己ベストを2分ちょっと縮めて
1時間49分18秒でギリギリセーフってところなんだけど(笑)

もっとイケたような気もする。
だってゴールした後、今までにないくらいピンピンしてたから。
でも、レース中は終始苦しかったといえば苦しかったんだけど。
だけど、ゴール後倒れこむほどにはがんばらなかったということだ。

そこまでする必要があるかどうかはわからないが(笑)

自分で設定した1キロごとのラップを合わせていくのに
頭がいっぱいで(ちなみに1キロ5分10秒を目安に)
街の風景とか楽しみながら走ることができなかったからかなぁ。

目標設定がユルすぎたのか。でも、苦しいのは嫌だし(笑)

マラソンはよく人生に例えられるが、いや、逆か、
人生がマラソンに例えられるのか、
まぁ、どっちでもいいんだが、きっと達成できるであろう目標は
達成感もそれほどないということかもね。

ま、とりあえず今年のレースは終わった。
来年も走り続けられるだろうか。
モチベーション的にちょっと心配だ。
走力的にピークな感じもするから、これ以上がんばってもな、
ってのもある。

でも、これって誰もが通る試練(ってほどでもないけど)らしいんだ。
誰でもあるところまでは順調に記録が伸びていって楽しいけど
どこかでそれがピタリと止まって、モチベーションが
下がっていくという。

考えてみればあたりまえのことなんだけどね。
どこまでも記録伸びていったら、みんなオリンピック出るわ!
っつってね。

来年は、なんか、函館で第一回のフルマラソン大会があるみたいだから
とりあえずそれに出るのを目標にがんばるかな。
第一回ってなかなか出れないじゃない。
ってなれば、来年にむけてこのままランニングは続ける必要があるが
外もう寒くてね。走りたくないね。どうしようかね。

そもそも、あれだな、「がんばる」ってのがダメかもね。
てきとーでいいんだ、てきとーで。

でも、アレだ、年老いていく中で(笑)去年の自分に勝つっていうのは
なかなか気分がいいものだ。今年は出場した全種目
(10キロ、ハーフ、フル)で自己ベストを出すことができた。
よくやった!オレ。

  ここ何年かいつも同じ勝負服なので、あとから写真を見ても
  いつのレースなのかさっぱりわからなくなっています。
  
 

 2015/10/03(土)                              『札マラ』
 

オレはできる!必ず自己ベスト更新だ!
とか強い気持ちで明日は札幌マラソンだ。ハーフに出場する。

もう何回目かな、この大会。憶えてないな。
毎年このレースがシーズン最後のレースになる。
本州よりあっちはこれからがマラソンシーズンなんだけどね。

だからってなんだって話でもないんだけど。

なんでも、札幌マラソンは今回40回目の記念大会らしいんだ。    

だからってなんだって話でもないんだけど。

今年はまだ記憶に新しい(くもないか)6月の
千歳JAL国際マラソンにおいてサブ4という前人未到の(大嘘)
記録を打ち立てたもんだから、それからはなんか
気が抜けてビシっとした走り込みはできていなかったかもしれない。

それでも、なんとかギリ走力を維持する程度には
走ってきたつもりなんだけど、どうかな。
目標がなくなると、なんかがんばれなくてね(笑)

と言いつつ、やっぱり目標は待たないとな。
となれば、もちろん自己ベスト更新だ。これしかない。

まず、間違いなく更新するだろう。
オレはもう、去年までのオレではない。

サブ4ランナーのオレだ!

何回も何回もうるせーよ、って話だろうが
ま、まさか去年のオレに負けるとは思えない(自己暗示)

ちなみにハーフの自己ベストは1時間51分なんちゃら秒なんだけど
(平凡な記録です)なんとか1時間40分台で走りきりたいと思います。
(2分縮めればいいな)

最近はマラソンは己との戦いだ、ってことで
周りのランナーを気にしないで走るようにしていたが
明日は、また昔のように、生意気そうな
オレよりちょっと遅いくらいの(笑)
私を見て見て綺麗なお姉さん系ランナーを見つけたら
勝負を仕掛けたいと思う。

ついて行って最後にぶっちぎるというキタない戦法での
勝負だ。
途中で生意気そうにオレを抜き去ったら、そいつが
ターゲットだ。

なんだよ、生意気そうに抜き去るって。

このハーフで自己ベストを更新すれば
今年2015年は自己ベスト更新イヤーになる。

春に10キロレースの記録を1秒(笑)縮めた。
6月にフルマラソンの記録を30分以上縮めた(すごいでしょ?)
で、今回ハーフの記録を縮めたいと思う。

で、来年からは、そこまでムキにならないで
楽しんで大会に出たいな、って。

10キロとハーフはある程度スピードが必要なレースだから
もう体力的にピークを迎えていると思う。
老いを認めるのは悲しいが(笑)
だからここで自己ベスト更新して、あとは、ま、
なんとなくがんばる、程度で。

フルマラソンもうちょっとやりようによって記録更新は
あるような気がするからもうすこし頑張るつもりだけど。

でも、もう、がんばって走るの疲れてきたな(笑)

だって、誰も見てねーのに自分を追い込みながら
走るってけっこうキツいよ?せっかくの週末に。

なにやってんだろうオレ感、ハンパないから(笑)

ってわけで、明日ハーフがんばってきます。
9時半スタートだから、寝坊助のみんなは
まだ寝ているかもしれないね。オレは走っているけど。

じゃ、ま、今年最後のレースがんばってきます。

 

 2015/10/01(木)                           『近所付合い』
 

ちょっとした事件が起きたんだ。
昨日の夜のことだ。

いや、「事件」という言葉は相応しくないかもしれない。
なぜならそれは心温まるハートフルストーリーだからだ。
しかしそれは現代社会においては希有な出来事のはずで
だから「事件」と言ってもいいのではないか、そう思って。

現代社会。
核家族化が進み「個」の時間・空間がより尊重される時代だ(てきとー)
いわゆる「近所付合い」みたいなものを極力避けて
生活している人も多いと思う。
インターネッツの普及がそれに拍車をかけていることは
誰も否定できないだろう。

自分は世界とつながっている、同じ思いの同士と毎日24時間
繋がることができる、自分は独りじゃない、
人はいつの間にかそう錯覚している。それが仮想空間とも知らずに。

リアルな現実世界で人と人が繋がる心豊かな生活は
どこへ行ってしまったのか。

たとえば同じマンションに住む人をどれだけ知っているだろう。
隣に住む人の家族構成は?仕事は?もしかして外国人?
なにも分かっていない人も多いと聞く。

オレだってそうだ。
同じマンションに住む人を含め近隣住民とは
日常の最低限のあいさつ以外、言葉を交わすことはまずない。

だって、殺人鬼がどこに潜んでいるかわかったもんじゃないからな。
ニュースを見れば毎日のように殺人事件だ。
日本の安全神話の崩壊は始まっている。
そんな中、気軽に近所付合いするのは難しい。

昨日の夜、ランニングをした。
もちろん日曜日の札幌マラソンにむけての最終調整だ。
軽く7キロほど走ったんだけど。
最後は少しスパートしてゴール。
ゴールは住んでいるマンションの前。
しばし立ったままヒザに手をついてゼェゼェしていた。
時間は21時過ぎだったか。

その時マンションの住人が玄関から出てきたんだ。
歳は60歳前後だろうか。まぁ普通のおばさんだ。
ゴミ捨て場にゴミを捨てに行くところらしい。
時間的にアレだが、まぁ、アレだ(笑)

おばさんがゴミを捨てて帰ってきたとき、オレはまだゼェゼェしていた。
ま、それほどハードに走り込んだわけでもないが
なんか疲れてゼェゼェしていたんだ。

そしたら、そのおばさんが話かけてきたんだ。
「大丈夫かい?」って。

突然のことで驚いた。
だって今まで会ったことあるかないかはわからないような人だ。
何階に住んでいるのかもわからない。
向こうだってオレを認識してないと思う。

外でぶっ倒れてるとかならまだしも、この物騒な御時世、
普通に考えれば夜に走ってるやつになんか話しかけたくないはずだ。

キチガイの可能性がある(笑)

だって夜の21時過ぎにゼェゼェしてるんだぜ?
どっかおかしなやつだろ。

オレはできるだけ笑顔でキチガイではないことをアピールしながら
「あ、大丈夫です大丈夫です」と答えた。
それを聞いておばさんも笑顔でマンションに入っていった。

事件はその後起きた。

またおばさんが出てきたんだ。
手には500mlのペットボトル。

オレのところに来て「はい」って。

ミネラルウォーターだ。クリスタルガイザーだ。

え?え?水くれるの?え?
驚いた。繰り返すがよく知らないおばさんだ。
わざわざ家に入ってオレのために水を持ってきてくれたんだ。       

たのんでもいねーのに。

ウソウソ。いや、ありがたくてびっくりした。
こんなことが平成27年の毎日殺人事件が起こるような
日本国においてあるのだろうか。驚いた。
心温まった。

ひどく恐縮するオレにおばさんはまたシャレたことを言った。
「おばさんね、それ、いっつもアマゾンで買ってるの。
1本37円。はははは。」
って。
遠慮するんじゃないよってことを自虐的にサラっと。

すごい、と思った。このババァやるな、そう思った。
こんなことってあるんだね。

最後にそのおばさんに謝らなければならないことがあるんだ。
オレはその水を飲む時

「毒入ってねーよな。」

って少し警戒しました。ごめんなさい(笑)