あいとせいしゅんのひび
2014年09月分


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 2014/09/29(月)                                 『岩』
 

うわ、嫌だなー
と思ったのが、なんか、ほら、山が噴火したやつ。
けっこうな大惨事みたいだけど。

死に方、だ。

けっこうな人数死んだみたいだけど、今のところ、
その予想される死因は

空から岩が(熱っつい岩もあり)降ってきてぶつかって死んだ
熱風で焼けて死んだ
熱風を吸いこんで肺が焼けて死んだ
粒子の細かい火山灰を吸い込んで窒息して死んだ
火山灰に埋まって窒息して死んだ
有毒ガスを吸いこんで死んだ

なんてのが考えられるらしい。
どれも嫌だが、特に空から岩が降ってくるやつが
嫌だな。

空から岩が降ってくる。

夢にも思わないだろう。
自分が空から降ってきた岩にぶつかって死ぬなんて。
聞いたことない難病奇病にかかって死ぬより
確率は低いんじゃないか。

でも、ま、自分自身で選んだ道だ。
好きで山登りしてるんだから、誰が悪いとかって問題でもないだろう。
運が悪かった、としか言えない惨事だ。

オレが嫌だなーと思った話はここからだ。

いや、岩にぶつかって死ぬのも嫌だけどさ。
それでも、ま、自分1人で死ぬならしょうがないかなって。

こんな事があったらしいんだ。
人から聞いた話なんで細部まではわからないが
新聞で読んだとかって言ってたな。

カップルで山に登っていたらしい。30代だったかな。
んで、女性の足に空から降ってきた岩がぶつかって。
んで、女性の片足がもげそうになって・・。
皮だけで繋がっているような、足ぶらんぶらん状態だ。

もちろん歩けない。

痛いだろうなー。
空から岩は降ってくるわ噴煙で前は見えないわ
早く山小屋に避難しないと死んでしまう。
でも動けない。死を悟ったのだろう。携帯電話で親に電話する。
「ごめんなさい」って。
その後の女性の安否はわかっていない。が、亡くなった可能性は高い。

その時、男性はどうしたか。

彼女をその場に置いて避難したということだ。
どうしようもなかったんだ。
片足ぶらんぶらん状態の彼女を連れて避難する余裕はない。
自分もそこに残って死ぬか、彼女を置き去りにして避難するか。

「私はいいから行って!」

的な会話がされたと想像する。

ちょっと不謹慎な話をすると、いつだったかなんかで見た
一生のうちで一度は言ってみたいセリフランキングに

「オレのことはいいから、先に行け!」

ってのが上位にランキングされていた。

それとは、またちょっと違う状況だが
足がもげそうになるのも痛くて嫌だが
そんなけが人を置き去りにするのはもっと嫌だ。

けど、避難するしかないよな。
空から熱っつい岩がガンガン降ってくるんだもん。
でも辛いよな、置き去りにするの。
どっかのF1レーサーも登山で死にそうな(死んでた?)友人を
置き去りにして下山した事件あったよね。
事件っつーか、ま、アレだけど。

山は怖いな。登山するならマラソンの方がよくない?(笑)
苦しい思いしてゴールするっていう達成感は似てると思うんだけど
どうだろう。それとも全然違うものなのかな。

結局、いや、結局って話でもないけど
毎年、なんやかんやで登山で誰か死んでるよね?
登山禁止にはできないものか。
自己責任ってやつでどうしようもないかな。

とか言うと、
「いや、車だって毎年交通事故で何千人何万人の人が死んでるよね?
車乗るの禁止するの?」
とかいうウンコみたいなやつが湧いてくるんだよな。

でも、今回のやつはアレだけど、正直、どうかなと思うよ。
山菜取りとかで山に入って遭難して救助されるやつ。
いい迷惑だわ。いや、オレは別に関係ないけど(笑)
冬山だってそうだよ。
危険なのわかってんのに遭難して救助されて。

1人で死ぬなら、ま、勝手にやってくださいだけど
他人に迷惑かけちゃダメだよね。

アレだよ。
たぶんこんなことあっても、また別の活火山に登るやつは
いるんでしょ?
どうしようもねーな、いろんな意味で。

やっぱ、山は怖いんだわ。
山ガールとかっつって岩にぶつかって死ぬのもアレでしょ。
岩ガールになっちゃうでしょ。

 

 2014/09/24(水)                              『アジア』
 

こんなのやるって全然知らなかったんだけどさ。
アジア大会とかってやつ。
テレビとかで宣伝してた?
なんかいきなり始まってたんだけど。

で、これ、「アジア大会」って名前でいいの?
いや、なんのアジア大会だよ、って感じでしょ。
アジア競技大会?っつーのかな。
知らないけど、ま、なんかいろんなスポーツのアレだ。

日本、メダルラッシュ、とかって。
水泳強いね。
でも、なんかおもしろくねー。
なぜだろう、日本が強いとおもしろくねー(笑)

やっぱりさ、オリンピックなんかで世界相手に
まず勝てないだろう、ってところで勝つのがいいんだよね。
ま、その点、男子水泳100m自由形の萩野のレースは
おもしろかったけど。
100m背泳ぎの入江もいいレースだったな。

十分おもしろがってるだろ。

やっぱ、アジアでは日本はなかなか強いんだね。
過去のアジア大会はどんな感じだったのかな。
なんかまったく記憶にないんだけど。
これも4年に1回とかって感じの大会、だよね?
4年前かー、何一つ憶えてないね。

柔道も、あ、JUDOっていうのかな
ま、どっちでもいいんだけど、こっちもなかなかいい感じだね。
メダルラッシュ的な。

でも、なんかおもしろくないんだよ。
どっちもいまいち攻めないっつーか。
で、「指導」とかって。
「指導」2回で有効とかになっちゃうんでしょ?
なんかおもしろくねー。

つまんねー「有効」だけとって、あとは掴み合って終わるとかさ。
ただの掴み合いじゃねーか。子供のケンカじゃないんだから(笑)
全然勝ちじゃねーだろ、っていう。

ルールが変わってきてつまらなくなった、とか聞くけどそうなのかな。  
確かに昔より地味な試合になってるよね。
レスリングっぽくなってきたっつーか。
つっても、そんなに詳しくないけど。
オレが柔道に詳しいわけないだろ。

アレだよ、時間内に一本とれなかったら
両方負けでいいよ。この階級は優勝なし、つって。
だって、スポーツなんて見てる客を喜ばせてなんぼ、でしょ。
もしかして違うのかな、こういう大会は。
己の戦い的なやつかな。プロじゃないから、とかっつって。

ところで、来月入ってすぐ、オレにとってのアジア大会がある。
いや、全然アジア大会関係ねーけど。
札幌マラソンだ。ハーフね。半マラ。

もうね、オレ、心折れてるよ。ポッキリ(笑)
8月終わりの道マラの敗北で。
オレもおまえもガリガリくんだったってことで。

今も走ってはいるんだよ。なんだけどさ。
なんか、なんかなんだ(笑)
「マジ、オレ、ハーフ走んのか」って。いや、走るんだけど。
もう、外は寒いしさ。暑い方が「走った!」って気になるんだよね。
本当は寒くなってからがマラソン本番なんだけどね。

あーあ、あと少しがんばるか(笑)

 

 2014/09/22(月)                       『ほっとステーション』
 

あくまでオレのイメージなんだけど
バカが一番多いのはローソンじゃないかな。
コンビニの店員(バイト)の話。

セブンイレブンが一番まともなんじゃないか。
セイコーマートは可もなく不可もなくって感じだが
たまに飛び抜けたバカはいる。

ま、あくまでオレが持つイメージとしてだよ。

以前ここにローソンアマゾン事件をよく書いたが
しかしローソンにはバカが多い。
って気がしてならない。

今回の話は、なんつーか、もう、おまえバカでしょ、
としか言いようのない出来事だ。

肉まんを買った。正確には肉まんとピザまんとカレーまんを
1個ずつ合計3個の中華まんを買ったときの話だ。

その店はよくある規模の店で、だからレジは2箇所だ。
店内に店員が誰もいなかったんだ。
奥の控室っぽいところにいるみたいだ。

まず、店員の登場がすこぶるバカだった。

オレは店の入口側のレジ前に立って「すんませーん」と
店員を呼んだんだ。そっち側に肉まんが入っているやつが
あったからだ。

そうすると、「あっ」なんつってあせった顔した、
もう見るからにバカっぽい店員が奥の控室から
出てきたんだ。

するとどうでしょう。
その店員は、そうだな名前は憶えていないがカジワラに
しておこうか。カジワラは控室から出てすぐの奥側のレジから、
だから、オレが立っていない方のレジから顔をニョキっと出して
「はい?」と言ったんだ。

このズレた空気感がわかるだろうか。

たとえばドアの並ぶアパートで目的の家のドアをノックしたら
隣の家の人がドアを開けて「はい?」と言ってきたような。

別にオレ側のレジが閉まっていたわけじゃないよ。
隣のレジへ、みたいなプレートがあったわけでもなく。
どう考えても客の方に飛んでくるのが接客だろう。
なんで隣のレジからこっちへこい、みたいな顔出してんだよ。

オレはだまって待つ。
「あっ、あっ」とか言いながらカジワラがやってくる。
肉まんとピザまんとカレーまんを1個ずつくださいと告げる。

「袋、別々にしましょうか?」
「お願いします。」

カジワラは丁寧に1個ずつ中華まんを袋に入れる。
いい意味で丁寧と言っているのではない。

その前に「バカ」がつく。

中華まんごときにバカ丁寧すぎるんだよ。
圧倒的に作業が遅い。おまえはなにか爆破物でも扱っているのか?
ってくらい。ま、そのバカ丁寧さには訳があったんだけど。

入れる袋はおなじみのペラペラの紙のやつあるでしょ。
正方形の2辺だけ開いてそん中に肉まん入れて三角形になるように
折ってテープでとめるやつ。モスバーガー入れる袋みたいなやつ。

でさ、それぞれ3個入れ終わって、次にまとめてビニール袋に
入れると思いきや、そこからバカの演説が始まったんだ。
3つ並べた中華まんを指さしながらこうのたまったんだ。

「この、表側に折ってテープで留めてあるのが肉まんです。」
確かに袋の表側に「井村屋」(違うかもしれない)の印刷があって、
そっち側に折って、だから「井村屋」のマークが隠れるように折って
テープで留めてある。

カジワラは2個目を指さして続ける。
「こちらの裏側に折ってローソンのテープで留めてあるのが
ピザまんです。」
うん、たしかに今度は井村屋のマークが隠れていない。
そして青白のローソンのテープで留めてある。

カジワラは最後少し得意げな表情で、こう締めくくる。
「こちらの裏側に折って透明なテープで留めてあるのが
カレーまんです。」

賢明な読者の諸君はもうお気づきだろう。

オレは説明の始まった途端にその無意味さに気付いた。
しかし、カジワラと会話する気力もないので
だまって「はい。」「はい。」と聞いておいた。

もし、ん?って思った人がいたらちょっと想像してみてくれ。
このあと家に持ち帰り中華まんを3個テーブルに置く。
さぁ、ローソンのテープで留めてあるやつは
何まんだ?

わかるか、ボケ。

いちいちローソンのテープがピザまんで、とか
憶えてるわけねーだろ。

いや、まだ2種類ならわかるよ。
3種類でしかも判別しづらいんだよ。
もっと想像できるやつならいいよ。
例えば黄色いテープはカレーまんです、とか。
なんだよ、透明なテープって。知らないわ。

カジワラなら5種類くらい買ってもやるんじゃないか。
「こちらのローソンのテープがSで切れているのがあんまんです。」   
とかって。

どうして、こう、余計なことをするかな(笑)
違うだろ、おまえががんばるところは
大きな声で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を
言うことだ。それだけでいい。それだけをがんばれ。

余計なこと考えなくていいからな、カジワラ。
ほんと、マチのほっとステーションはダメだな(笑)
 

 2014/09/18(木)                           『アイデア商品』
 

大した話じゃないんんだけどさ。
見ててイライラしたことがあってさ。
「いや、ババァ、ちゃんとやれや!」って。

一昔前に「高枝切りバサミ」ってのがテレビショッピングで
話題になったことあったでしょ。ま、いろんな意味で。
知ってると思うけど、長ーい棒っこの先っちょにハサミ付いてて
手元のレバー動かすと高い位置にある枝をチョッキンできるやつ。

テレビショッピング的にはそれを売りたいんじゃなくて
そういうモノが必要になる庭を持っている家庭の
個人情報を得るための、いわゆる「おとり」商品だった、
なんてこともマーケティングの本なんかに書かれていたけどさ。
知らねーけど。

とはいえ、まぁ、割と使えるモノらしいけど。
どうなんだろね。
もちろん、オレは使ったことはない。

で、この前の朝、どっかのババァがすごい高い位置にある枝を
それ使って切ろうとしてて。
すごい高いっつっても、そんなでもないけど、でもババァの両手を
バンザイみたいに伸ばしてやっとハサミが届く位置で。

バンザイ状態なもんだから、高枝切りバサミはグラグラ安定してなくて。
なっかなか照準が定まらない。今だ!ってとこでチョッキンするために
レバーを動かすと、またグラついて枝は逃げていく。
それを3回繰り返しても枝を切ることができないんだ。

オレも朝で忙しいからそれ以上見てないんだけど。
だから結局枝を切ることができたかわからないんだ。

話はこれだけだ。

想像以上に大した話じゃなくて驚いたと思う。
世の中がiPhone 6 の発売で騒いでる(のか?)今、
まさかの高枝切りバサミの話だ。
驚いたとしても無理はない。

アイデア商品といえば、先日のキャンプでオレは
あるアイデア商品を思いついたんだ。
アウトドアで夜、焼肉なんかをやると、いくら周りに
ランタンなんかの照明器具があっても明かりが足りなくて
ちゃんと焼けてるかわかりづらいものなんだ。

ま、釣りなんかで使うヘッドランプ的なものを
頭に装着してれば問題ないんだけど、それには欠点が
ある。バカみたくなるんだ。

いや、片手にライト持てばいいだろ、ど素人は思うかもしれない。    
バカやろう。片手に箸、片手に皿だろ。両手はふさがっている。

そこでオレのアイデアだ。
箸にライト付いてればいいんじゃね?
もしくはトングにライト。名前はもちろん「ライトング」

もう商品化されてたわ、そういうの。ライト付いたトング。
やっぱりな。

名前は「ライトング」じゃないけど(笑)
しかもそれ、肉の内部温度測る温度計も付いてて。

やられたわ。先越された。

だから違うの考えたんだけど。
トング振ったら塩コショウ出てくるってのどう?
名前は、そうだなー、「振っトング」あたりでどうだ?

売れないな。
なぜなら、今の今までトング使ってて、ここから塩コショウ
出てくればいいのにな、って思ったことないからな(笑)

 

 2014/09/16(火)                             『整理整頓』
 

この連休は小樽でキャンプだったんだ。
まぁ、普通のキャンプ場だ。

施設がきれい過ぎて便利過ぎて、これキャンプじゃねーだろ、
っていうわけでもなく、だけど、別にトイレが汚いとか
そういう不満もない感じの。
天気もよくて風もないキャンプ日和で「いいキャンプ」だったと
言えるだろう。

しかし、不満は残る。ここ最近、いつも思うことだ。
なんか、キャンプが下手クソなんだ。

この場合の上手い下手の基準はなにか、と問われれば
「整理整頓」ということになるだろうか。
なんか、こう、ぐちゃぐちゃなんだ(笑)
おまえら何年キャンプやってんだよ、っていう。

いつもキャンプをやっているメンバーだ。
キャンプには慣れているはずだ。
道具もある程度、っつうか、十分すぎるくらい揃っている。

いや、それが原因なのか。
だから食材を含めモノが多すぎるのではないか。
こんな言葉を誰かが常に口にする。

「箸どこ?」「この皿誰の?捨てていいのか?捨てるぞ」
「コップどこ?」

食器類はプラスチック製のものを毎回洗って使うのが
いいような気もするが、やっぱり使い捨てのものを
選択してしまう。そしてそれは安いものだから
ちょっと使えばあっちに置きっ放し。すぐ次の新しいもの。
割り箸も皿も。

やはりこれは「予備」が多すぎるのが原因だろう。
同じことが「食材」にも言える。
食べ物が多すぎるんだ。

いまだかつてキャンプで「えー、もう食いもんねーの?」とか
なったことがない。
それどころかいつも「おまえ、もっと食えや」状態だ。

この原因の一つははっきりしている。
ルール、というか担当を決めていないからだ。
いや、ルールはあるよ。こんなルールだ。

「各自、てきとーに自分の食べる分、飲む分を買ってくる」

これだけだ。
そうは言ってもみないい大人だ。
なんとなくみんなの分を買ってきてしまう。
結果、食べ物が余ってしまう。

そんな状態から最近起こる現象として
「隙あらば自分が持ってきたものから消費しよう」
とする動きだ。

みんな一度持ってきたものを持ち帰りたくないんだ。
腐る可能性もあるし。
一回野外に持ち出した食材はなんかアレでしょ、ってことで。
だから我先に自分の肉を焼こうとする。

焼肉以外にも何かつくりたくなるのがキャンプだろう。
たとえばカレーとか。

その辺も事前調整をいっさいしないので、かぶることが多い。
今回は「麺」だらけだった。
ラーメン、焼きそば、うどん。
麺だらけだ。

そしてこれは「キャンプあるある」になるかもしれないが
余るものあれば足りないものもでてくるんだ。

「誰かが持ってくるだろう」

その油断が原因だ。
よくあるのが「塩コショウ」か。あと汁ものをすくう「おたま」とか。
そういえば、今回は今まで絶対に余ってしまうアレがなかったな。
炭に火をつけるための「炊きつけ」だ。
誰も持ってこなかった。

まぁ、でもライターはあるわけだから、そのくらいなんとかしろ、って
話だ。
誰も太陽の熱で火をおこせと言っているわけではない。
せっかくのキャンプだ。少しくらい苦労しなきゃおもしろくないだろ。   

つっても、オレはすぐ(でもないけど)炭おこせるけどな。
いや、新聞紙もなかったからちょっと苦労したけど。
煙突効果を意識すればちょちょいのちょいだ(てきとー)

季節的に今は秋なんだけど、秋のキャンパーは本格的な人が
多いものだけど、だから大人のしっとりしたキャンプね。
今回はクソうるせーやつらばかりだったな。
ま、いいんだけど。

まったく、何も気にならないから。

どうでもいいんだよね(笑)どうでもいいっつうか
よっぽどの事がないかぎり、快適に思えるから。
過去にクソ辛いキャンプを何度か経験しているので(笑)
(知る人ぞ知る「秋キャンプ」)

その辺は、まぁ、キャンパーの適性はあるのかもしれないな。
だからサバイバル状態になっても、ある程度生き延びる自信が
あるっていうか。

つっても、家に帰ってきてベッドで寝ると
「あー、やっぱりベッド最高!」とか思うんだけどね(笑)

 

 2014/09/11(木)                               『勧告』
 

なんだろう、このがっかり感。
不謹慎といえばそうなのかもしれないが
例えば台風が来ればどこかワクワクしてしまうのは
なにも小学生だけではないだろう。

それは、学校だったり会社だったりを休めるかもしれないという期待感。
あるいは生物として本能的に持つサバイバル的な、
だから子孫を残すための生き残りをかけた戦い挑む興奮、
そして喜び(超てきとー)

そこから来るワクワク。

人間だけが持つダークサイドの感情のせいかもしれない。
他人の不幸は蜜の味、というやつだ。
ニュースの中の世界。道路が冠水している。
うわー車が水に浸かってるよ。家のなか泥だらけで大変だろうなー。

それを見る顔はきっと笑っている。他人ごとだからだ。
いや、案外、災害にあった当事者も開き直って笑っている人もいるよな。
「まいったわー」なんつって。
もちろん、死人出ちゃったら、それは別な話だ。

夜中、すんげー雷が鳴ってたのはわかってた。
雨もけっこう降ってんなーって。

朝、ニュースだ携帯の警報みてーのだかがエライことになってた。
マジか!札幌もきたかこれ。
ワクワクした。
外を見た。

雨すら降っていない。それどころか部分的に青空が出ている。
しかしテレビのニュースではやんややんやの大騒ぎだ。
一生懸命探したと思われる川の氾濫現場もちっとも氾濫していない。

過剰反応ではないだろうか。
いや、わかる。最近全国的に災害が多い。
何もしないで、それこそ死人でも出たら大変だ。
避難勧告をでも出しとくに越したことはないのだろう。

でも70万人に避難勧告って多すぎね?(笑)
社会を混乱させたことにはならないのかな。
ま、それほど混乱もしてないか。

一方では、どっかの原発が再稼働にむけて審査OKみたいなことに
なっている。安全だという。

安全の基準がどうなってんだろ。
あっちはあっちで。こっちもこっちだけど。

そういえば今日は9.11
あんときもすごかったよなー。ビルからもくもく白煙立ち上ってて。
なんかの映画かと思ったよね。マジで。
え?マジなの、これ。え?って。

戦争、災害、事故、毎日様々な出来事が人々を襲う。
それに巻き込まれる確率は意外に高いのでは?
それらを他人事として見ていられるってことは、まぁ、
ツイてるのかな。

でも、アレは何回見ても笑うよね。
腰くらいまで水に浸かってびっちょびちょになってるのに          
傘さして歩くやつ。

これ以上に意味のないことが世の中に存在するなら
教えてもらいたい(笑)

 

 2014/09/09(火)                                『車』
 

カー用品屋(なんちゃらバックスみてーな)に行って、
例えばワイパーなんかを選んでいると、オレは下着売り場で
ブラジャーを選んでいるような気持ちになる。

いや、下着売り場でブラジャー選んだことなんかねーよ(笑)
そのくらいの場違い感、もしくは得体の知れないものを
選んでる気持ちになるってことだ。

なんだろう、あのカー用品屋の下品な感じ。
いや、あくまで個人の感想なので、カー用品屋が好きな人
ごめんなさい。
なんか、そこにいるだけでクソヤンキーになってしまうんじゃないかって
雰囲気がダメで。

こんなところにいるのを誰かに見られたらどうしよう、
っていう下着売り場にいるような恐怖。

だから下着売り場に行ったことはないよ。
いや、あるよ。あるけどないよ。

カー用品屋と下着売り場に共通するのは何か。
オレがそれに詳しくない、ということだ。

オレは車好きの気持ちがわからない。
特に休日はドライブするのが趣味です、的なところとか。

きっと同じように「なんでバンドやってんの」「なんでマラソン走ってんの」
って思う人がいるのはわかっている。価値観の違いみたいなものだろう。
でも、一応、そのおもしろさ、みたいなのは説明はできるよ。
納得してもらえるかはわからないけど。

別にオレは車好きを批判する気はまったくない。
単純に車の、ドライブのおもしろさを教えてほしいんだ。
趣味が車、ってどういうことなのか知りたいんだ。

キーポイントは「いい車」に乗るということだろうか。
「いい車」=「値段の高い車」ということでいいのかな。
だとすれば、確かにオレは「いい車」を所有したことはない。
だから車に関することが好きになれないのだろうか。

高級車に乗るステイタス的なものが優越感となって
喜びになるのだろうか。
それとも、やっぱり「走り」が違うのだろうか。
それは「速さ」だったり「安定性」だったり。

しかし「速い」ことがそんなに楽しいのだろうか。
いや、サーキットとかでレースするんだったらわかるよ。
でもさ、公道でさ、走ってもさ、制限速度あるしさ、どうなんだろう。
加速が違う、とか?

わからない。

足周りをいじってどったらこったら。

わからない。一体足周りをどういうふうに改造?して
どういうふうに変わるというんだろう。

加速が違う、とか?

オレは車で長距離運転するのがとても嫌いだ。
目的地まで100キロと聞いただけで気が狂いそうになる。
だから、たまに実家の函館まで運転すると(250キロくらい?)
気が狂いそうになる。いや、狂っている。途中「めんどくせー!!」と
大声で叫んだりしている(実話)「おい!まだ長万部かよー!!」とか。
(注:1人で叫んでます。モノホンのガイキチです。)

いい車に乗るとそんな苦痛はなくなるのだろうか。
どうだオレの車すごいだろ、みたいな優越感はわかる。
道行く車に長時間見せびらかすのが楽しいのかもしれない。
でも、運転に関して何か大きく変わるのだろうか。

まぁ、乗り心地は良くなるだろうから、体がラクにはなるのだろう。
でも、基本ハンドル握ってアクセル踏んでる姿勢は変わりようが
ないんだからさ。
もうね、同じ姿勢で長時間、ってのが耐えられないわけ。
そこに違いがあるのだろうか。「大きな」違い、が。

アレかな。

加速が違う、とか?

ビュンビュン追い越していって、
「ヒュー!オレの車速えーだろ、おまらとは加速が違うんだよ!」
ってことなのかな。

バカだろ。

こういうバカは警察にはしっかり取り締まってほしいものだ。
もしくは事故死してもらいたい。もちろん自爆で。
他人に迷惑かけないで。
峠走って崖から落ちるとかがベターかな。

ドライブの何が楽しいんだろう。
ハンドル握ってアクセル踏んだ姿勢で、言ってみれば平行移動
しているようなものじゃない?

今、イスに座ってる人、ちょっと両手前に出してみて。
そうそう、ハンドル握る感じで。
で、右足ちょっと前に出してアクセル踏む感じ。

その姿勢のままブ〜ンって。

ブ〜ンって移動していくだけなんだぜ?
おもしろいか?(笑)

もうさ、ちょっした距離でも車乗る人いるでしょ。
信じられないもん。歩いた方が楽だわ。2キロまでなら歩くわ。
混雑してる街中とかもうね。
地下鉄サイコーだわ。

駐車場待ちで渋滞とか時間もったいなくて死にそうになるしね。
やっとこさ立駐入っても空いてるとこなくてグルグルグルグルしてさ。  
周りにはハイエナみてーなやつらが虎視眈々と狙ってて。
嫌だいやだ。そこに日本人的な譲り合いの気持ちないからね。

ま、でも、車なきゃないで困るんだろうけどね(笑)

 

 2014/09/08(月)                               『カレー』
 

今もやっているのかわからないけど、去年、あのベンジーが
カレー屋をオープンさせたんだって。知ってた?
元ブランキージェットシティーのベンジーね。浅井健一。
へー、と思って。

びっくりするのがオーナーとかプロデュースのみじゃなくて
自分で仕込みとかもやってるらしい。玉ねぎ切ったり。
ベンジーが。意外すぎる。

でも、ま、カレーつくるのって簡単だよね。

いや、もちろん店で出すようなものは、スパイスからなにから
こだわったりして(知らんけど)簡単とは言えないだろうが
それはカレーに限ったことではないはずだ。
どんな料理だってこだわったら大変だ。

カレーの奥深さは認めつつも、でも誰でも簡単につくれて
そして、どんなものでもある程度美味しくできるのもまたカレーだろう。

得意料理がカレー、とかよく聞くが得意じゃないやつがいるだろうか。
オレは逆にマズいカレーの作り方を知りたい。
うんこ入れるとかナシね。
誰がつくってもおいしくできる、それがカレーだ。

いや、野菜の切り方わかんねー、とかその辺いっちゃうと
もうどしようもないんだけど、でも、カレーを作るなら
野菜の切り方だっててきとーでも煮込んじまえば
どうにかなるだろ。

オレもたまに俗に言う「本格的」なカレーをつくることがある。
玉ねぎをアメ色になるまで炒めてうんたらかんたらする類のだ。

「市販のカレールー」をつかわないやつだ。

つっても市販のカレー粉は使うけどね。
っつうことは市販のカレールーを使うのと
たいして変わらねーじゃねーか、
ってことにもなるんだけど、あれこれ手間をかけた分
なんか「本格的」な気がして、おいしい気はする(笑)

できれば輸入食品屋でハウスとかじゃない、だから
見たことない海外メーカーのオサレなビンに入ってる
ガラムマサラなんか加えると、より一層「本格的」な気分を
味わえるだろう(笑)

レシピを紹介しよう。
まず、玉ねぎをみじん切りにします。

って、ウソです。
そんなもんここに書いてどうする。

で、ここで問題になるのは(ならないけど)市販のカレールーを
使った場合、それを「料理」と呼べるのか、ということだ。
隠し味にワイン入れるとか醤油入れるとかチョコレートいれるとかは
関係ないよ。(もちろん、うんこはナシだ)

ベースが市販のカレールーの場合、それは得意料理と
呼べるだろうか。
誰がつくっても同じような味になるからね。

そしてこれはインスタントとは違うのだろうか。
まぁ、レトルトのボンカレー的なものよりは
料理側なんだろうけど。

そんなこと言ったら味噌汁だって料理じゃねーだろ、
インスタントだろ、なんてことになるだろうか。
ま、ミソを自前で作っていたら立派な料理っぽいが
お湯沸かして、なんかちゃちゃっと具入れて市販のミソ入れるだけ
だからな。

市販、市販うるせーな(笑)

オレは男にしては料理する方だと思うんだが
クックドゥーみてーな、なんかの「素」みたいなやつは
使わないようにしている。
負けた感じがするからだ。何に負けるのかは知らない。

いや、でも、クックドゥーみてーなやつ使うと
美味しいよね。間違いなく。
どうやったらこんな味でるんだろう、っていう。

でも、「素」的なもの使わなくたって市販の(また市販か!)
鶏ガラスープとか使ってたら同じようなことかもね。

って言い出したら、塩とか醤油だって自分で作ってるわけじゃないだろ 
市販の(また市販か!)ものだろ、ってことになる。

料理ってなんだろね。

いずれにしても、アレだ、美味しい料理を作るのは簡単だ。
「塩」と「油」だ。それを多めに入れろ。それだけだ。
体には悪いけど。美味しい=体に悪い、だ。

ところで、昔、携帯音楽プレーヤーをなんでも
ウォークマンと言ったように、家庭用TVゲームを
なんでもファミコンと言ったように
レトルトカレーはなんでもボンカレーと言っていたと思う。

上記はすっかり言わなくなったが、ボンカレーという
言い方だけは残っているのではないか。
「的な」が付くことも多いと思うが。

それは例えばキャンプで。
「ボンカレー的なやつは持ってきたよ」

そしてキャンプではヘタなアウトドア料理より
ボンカレーが美味しいことは、今さら言うまでもないことだ。

 

 2014/09/05(金)                               『目撃』
 

特になんかオチのある話ではないんだけど
こういうことがあったよー、って話だ。ただの報告だ。
へー、そんなんなってんだー、っていう。
男性陣には一応の警告にはなるのかもしれない。

朝の地下鉄。大通駅。まぁ、混雑しているけれど
駅員が人々を電車内にギューギュー押し込むような、
いわゆるスシ詰め状態には程遠い程度の混雑ぶり。
入口(もちろん出口)付近に乗り過ごし恐怖症のやつらが
固まっている程度。

ホームで待っていた時だ。地下鉄が到着する。
ドアが開いて人々がどっと降りてくる。
まず間違いなくみな不機嫌な顔をしている。
嫌だよねー、アレ。まぁ、オレもそうなんだろう(笑)

制服姿の女子高生(たぶん)が地下鉄から降りてくるとすぐに
近くにいた駅員に駆け寄る。
地味な感じというか、おとなしい感じの女子だ。
顔を真っ赤にしている。

周りはアナウンスの声やらブザー音やら人々のざわめきでうるさい。
女子高生の言葉は駅員にうまく伝わらないようだ。
すると女子高生はある方向を指さしてもう一度強い口調で
駅員に何かを訴える。

次の瞬間、女子と駅員は走り出した。

たぶん、だけど。
アレじゃないかな。痴漢。
犯人追っかけて行ったんじゃないかな。

結局どうなったかは見てないんだけど。
捕まったかな。

とか思って、それから2、3日後だったかな。
会社からの帰り。20時過ぎくらい。大通駅歩いてたらさ。

警察官が4、5人、誰かを取り囲んでて。
「お!なんか事件か」(殺人事件でも起きてねーかなー)
野次馬根性で近づいてみると。

アレ?って。
たぶん、間違いなく、あの朝見た痴漢騒ぎの(たぶん)女子高生がいる。
隣には友達らしき女子もいて。
これ、アレだろ。痴漢犯を探してたんじゃないのか?たぶん。
必ず大通駅を利用するはずだ、とかっつって。たぶん。

へー、そこまで警察してくれるんだー、っていう。
いや、全てがオレの想像に過ぎないんだけど(笑)

だけどさ、仮に痴漢されたとして、そいつの顔なんか憶えてるか?
どうすんのよ、まったく関係ない人つかまえて「この人です」
なんてことになったら。

この痴漢冤罪問題って怖いよね。映画もあるけど。
いや、今回目撃した事件が冤罪になるかどうか知らないけどさ。
つーか繰り返すけど、そもそも痴漢事件かどうかも
わからないけどさ(笑)
いや、でもたぶんそうだよ。たぶんだけど。

でも、どうする、ある日突然地下鉄降りた途端に
手掴まれて「この人痴漢です!」なんて言われたら。

もう、逃げるしかない、と聞くがどうなんだろう。
まともに話し合っても勝ち目ないって。
「話は裁判で」ってなったら、もう、人生終わりでしょ。
仮に裁判で戦って無罪勝ち取ったとしたって。
人生終わりでしょ。

いや、そんなことなくても、おまえの人生終わってるでしょ、ってか。
やかましいわ!

だから逃げるしかないって。
ま、オレもそうなったら全力で逃げるな。たぶん。
それは、もう、サブ4達成するほどのスピードで。

いや、もうそれホントいいから。

つーか、そんなスピードじゃ遅いって。捕まるって。
せめて100m12秒台のスピードは必要だろうね。

で、そんな危険な目に遭わされるんだから
捨て台詞の一つも残してやった方がいいだろう。

「うるせーブス!おまえなんか触るかよ、クソが」

レベルのやつ。小学生レベルだな(笑)
でも、その時逃げ切ってもだよ。今回みたいに
警察に張り込みなんかされたらアウトだろ。捕まるだろ。
でも、痴漢って現行犯じゃなくても捕まるもんかね。
どうなんだろうね。怖いね。

最初に断わったと思うけど、なんのオチもない
これだけの話です。こんなことあったよー、って。

 

 2014/09/04(木)                               『道具』
 

今の世の中ってとても便利だよね。

普段そのありがたみをそれほど感じることはないが
当事者になって、改めてその素晴らしさに気付く、
なんてことはよくあることだろう。

エスカレーター。なんて素晴らしい発明だろう。
じいさんばあさんや足の不自由な人は日ごろからそのありがたみを
感じているかもしれない。

オレは普段エスカレーターに乗る人をバカだと思っている(言い過ぎ)
鍛えれや、おめーら。って。足あんだろ?階段登れ、階段を。って。
って言ってても、オレも結局ガリガリくんだったけど(笑)

ここ2、3日オレは道マラの後遺症で(笑)階段の昇り下りがとても辛い。
エスカレーター乗りまくりだ。すげーな、文明社会って。
のっかるだけで上の階に行く。機械化サイコーです。

道具って(機械的なもの、システムも含めて)すごいと思う。
でもその進化が信じられない。

たぶん人類最初の道具は木の棒っこだったり、石器のような
ものだろう。
そこからすべての道具は始まったわけだ。たぶん。
その後、土(粘土)を焼いて土器をつくったり。たぶん。
そこまではわかる。木で何かをつくる、ってのもわかる。

鉄の登場からちょっとあやしくなる。

でも、まだわかる。
なんか自然界に鉄鉱石があって山火事の熱とかで
鉄らしきものができたりしたのかな。知らないけど。
そこからナイフ的なものをつくったり。ってのも、まぁわかる。

そこからコンピューターにつながるのがわからない。
(今、一番進化した道具がコンピューターだとして)
間、飛びすぎだけど。

なにをどうやったら、その仕組みを発明できるのだろう。
仕組みっつっても、簡単に言えば計算機なんだろうけど
たとえ頭の中でその仕組みを思いついたとして、それを
それをモノとして「実際に作る」ってのが信じられない。

鉄を作れたとして、その鉄を切断する鉄より硬いなんかを
どうやって作ったっていうんだ。
プラスチックを石油から作るってのもさっぱりわからない。

もしかしてオレが思うよりコンピューターは簡単な仕組みだったり
するのだろうか。

例えば原子力発電の仕組みが、結局、水を沸騰させてその蒸気の力で
発電しているように。
放射能がどったらこったら大袈裟なこと言って、
結局やってることは水を沸騰させてんのかいっ!っていう。

ここ10年20年で一番進化したのはやっぱり
コンピューター関係だと思うんだけど(スマホとか含めてね)
もう一つすごい進化があったと思うんだ。

照明だ。LED照明。

これすごいよね。
みんなの家もほとんどこれに代わってるんじゃないか?
機能としては、夜明るくすることだから、普段の生活が
昔とそれ程変わるわけではないと思う。
電球取り換える手間が少なくなったくらいか。

でも、これによって大きく変わった業界っつーかレジャーがある。
キャンプだ。

消費電力が小さくなったことで電池で何時間も明かりを
保てるようになったのでアウトドアで使う照明の類の多くは
LED照明に変わった。見事に変わった。

まだ「明るさ」だけ見ると昔ながらのガスやらガソリンやらの
燃料を燃やすランタンと呼ばれる照明器具の方が数段明るいが。

でも、そのうち明るさでも負けないLEDのそれが登場するだろう。
いや、もうあるのかもしれない。ここはすごい進化した。
アウトドアショップとかに行くと、「変わったなー」と思う。

次の大きな道具の進化はなにかな。

ってたまに考えるんだけど、まったく思いつかない。
だって、今の世の中で、これがもっとこうなったらいいなー
ってことがほとんどないから。

無理やり考えると、どうもドラえもんの秘密道具的な
ものになっちゃうんだよな。どこでもドア、とか。

あ、アレ欲しいかな。
サブ4できるランニングシューズ。

もういいって(笑)

昨日からまた走りはじめました。
来月の札マラ(半マラ)にむけて出直しだ。
すごいね、人間の体。あんなに走れなかったのに             
もう走れるようになってる(笑)

 

 2014/09/01(月)                          『気持ち新たに』
 

「もうリタイアしたい」

何回も何回も思った。
最初に歩いてしまったのは28キロ過ぎだったろうか。
それからは歩きと走りを交互に繰り返す。

「次の信号まで走ろう」「次の曲がり角まで走ろう」って。

完全に失敗レースだった。
原因はただただ実力がなかった、これに尽きる。
走り込みがまったく足りていなかったのだろう。
「サブ4」なんて夢を見てしまったのがいけなかった。

いや、挑戦するのはいい。はず。
でも今回は暑かった。最高気温は27度とか28度とかあったみたいだ。
予報でもそうなっていたし、朝の気温と雲のない晴天をみれば
十分予想できた。

一般に気温が25度を超えるとマラソンのパフォーマンスは
格段に落ちると言われている。
それはレベルの高い低いに関係なく人間(生物)としての話だ。
例外はもちろんあるがそれは怪物だ(笑)

それを知っていたのに、ま、なんとかなるだろうって。
とりあえずサブ4ペースでいってダメになったらペース落とそうって。
そんな作戦ダメに決まっている。ダメになったらダメになりっぱなしだ。
フルマラソンに「回復」はあり得ない。

スタート前にサブ4をあきらめる勇気がなかったんだ。
実際、20キロ過ぎまで自分で決めたサブ4ペースでいってしまった。
そして25キロ過ぎでこれは無理だと。サブ4をあきらめるが
時すでに遅し。

脚が動かない。脚よりも気持ちが折れてしまった。
「もうやめたい」って。「これ無理だわ」って。

で、28キロ過ぎに歩いてしまう。そこからは地獄だった。
「やめたい、やめたい、やめたい」って(笑)

途中の関門で(何箇所かあって時間制限でビシバシ切られる)
時間オーバーしてしまった選手を収容するバスが
最後尾からゆっくり追い掛けてきているのだが
「早くバス来い。オレを収容してくれ」
って何回も思った(笑)

誰かオレをリタイアさせてくれって。
自分でやめる勇気もないんだ。

とにかくゴールが遠い。
もうタイムとかまったく考えていない。
ただただ歩く、走る、歩く、走る、の繰り返しだ。

いや、制限時間の5時間以内ににゴールできるだろうか、
それだけは考えていた。

5時間無理だわ、ってなれば完全にオレはリタイアしていただろう。
しかし、前半の貯金がゆっくりでもとにかく進めば、
止まらずに進んでいれば5時間以内でなんとか、
ってところまでオレを進めていた。
その状況だけがとりあえずオレを前に進める。

残り10キロを切った地点あたりで完走(歩いてるけどね)することを
決心する。10キロって距離だと普段トレーニングしている
コースを思い浮かべることができて、いつものあの道を
走るだけじゃないか、って思えたから。

でも、事はそう簡単ではない。
遠い。ゴールが遠い。
牧野夫妻も応援に来てくれていたが、かっこいいところは
見せられない。「いや、きっついわ」とか言って通過したと思う。

沿道からは大勢の人たちが心のこもった応援をしてくれる。
すごいなーと思う。
みんな一生懸命応援してくれる。
歩きが多くなってくるとその応援は耳に痛い。

「がんばれー!あと少しだよ!」

そうだよな、あと少しだよな。歩いてたらダメだよなって。
少し気持ちが楽になったのは残り4キロを過ぎたあたりかな。
なんとかゴールできそうだって。

相変わらず歩いてる時間が多い。
それでも、何回も何回も走り始めたオレ、自分で自分を
なんたらかんたら。

残り3キロくらい。
オレの周りには同じように歩いたり走ったりの
言ってみればレースをあきらめた敗北者が集う。

ここでもマラソン名言的なものを紹介すれば

「もうダメだと思うと、ダメだと思うやつらが集まってくる。
そして負のオーラでどんどんダメになっていく。
がんばろうと思うとがんばるやつらが集まって
前に進む力は倍増する」 

まさにオレの周りはダメなやつらが集まっていた。
もう、5時間以内の完走は手にしている。
それ故、心が折れている。
ま、このまま歩いてゴールしてもいっか、って。

「がんばれー!あと少し!」みんな応援してくれる。
しかし、もう、その応援では脚が前にでない。
いや、うれしいんだけどダメなんだ。
あと少しなんだけどもうダメなんだよ、って。

そんな中、1人のじいさんが叫んだ言葉が心に響く。
きっとマラソンをやっていた人なんだろう。現役かもしれないが。

「ここから気持ち新たに行こう!」

「ここからだよ」って応援はよく耳にするが「新たに」が
耳に留まる。

「ここから気持ち新たに行こう!」に続き
「ほら、深呼吸して」
「ここからまたがんばって次のレースにつなげよう!」

オレ達が敗北者の気持ちになっているのがわかるのだろう。
このレース失敗しちゃったなー、早く終わんねーかなー、って。

それは違うぞ、って。
じいさんなのに大きな声だ。心に響いた。
これまでのレースはいいじゃないか、って。
ここから次が始まるんだぞ、って。

そうだな、そうかもしれない。
そう思ってオレは走り出す。
だけど、また歩いてしまう。そう簡単じゃない(笑)

残り1キロ。

たった1キロが遠い。右足の親指の付け根あたりに
たぶん皮むけてんだろーなーって痛み。
でも、最後にちっぽけな意地 だ。
さっきのじいさんの言葉思い出して。
最後くらい走って終わろうって。1キロ絶対に走りきる、って。

最後の最後、いつもみたいにスパートすることはできなかったけど
でも、出来る限りスピードを上げてゴール。

ゴール後にもらったペットボトルの水。
ぬるくてクソまずかったなー(笑)

   疲れてます。