あいとせいしゅんのひび
2014年06月分

   
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 2014/06/26(木)                               『終了』
 

相撲の国なんだ。
所詮オレたちは相撲の国に生きる国民なんだ。

サッカー無理じゃね?(笑)

だって、確かに、はっきりと弱かったよ。完全なる力負け。
運が悪かったとかそんなんじゃない。
100回戦っても勝てない、そんなレベルの違い。

でも、考えてみればワールドカップに出場するだけで
すごいことだし(アジア枠多すぎって話もあるけど)
やっぱり勘違いしてたんだよ、優勝はともかく
1次リーグ突破してあたりまえ、みたいな。違ったんだ。

陸上でいえば、ファイナリストに残ったらスゲー!
ってレベルなんだよ。そこで最下位になっても
よくがんばった!感動をありがとう(笑)って話だ。

なぜなら、相撲の国だからだ。

やっぱりさ、なんか、こう、サッカー似合わないよ。
もっと陽気な人達のスポーツだよ、アレ。
なんかいいでしょ、コロンビアのシュート決まったあとの
集団でやるダンスとか。楽しそうで嫌みがない。
自然とあふれ出る喜び、みたいな。

日本代表があんなダンスやったら、不謹慎だ、とか始まるよ(笑)
それを覆せるのはカズダンスだけだ。

やっぱりね、必要なのはカズダンスだったんだよ。
こんな結果になったんだから言わせてくれ。

カズ出しとけや。どーせ勝てねーんだから。

あー、言いたかった(笑)
やっぱり、こういう大きい大会になったら技術とかよりも
「魂」のようなものが必要なんだよ。知らないけど。

とにかく、暗い。なんだよ、負けた後のあの雰囲気。
かっこ悪いのがさ、負けたときってインタビューちゃんと受けない
選手多いでしょ。アレかっこ悪いね。負けた時こそ、だろ。

ある中心選手は負けた後のインタビューを途中で放棄した。
「もう、勘弁してもらっていいですかね」って。

思い出すなー、カズは夢のワールドカップ出場を目の前に
最後の最後で代表落ちしたとき、絶対人前に出たくないだろうに、
帰ってきた空港で(確か)きっちりインタビューに答えたよね。

「代表としての誇り、魂みたいなものは向こうに置いてきた」

誰かはやくそれ見つけろよ!

とにかく暗い。元気がない。たかがスポーツだろ。
アントニオも言ってるだろ、元気がどったらこったら。

「葬式ですかー?」

いつだったかのライブであるロックミュージシャンが
耳に手をあてて観衆をあおっていた。おまえらもっとはじけろよ、と。

たとえば、ある人物の「顔」だけを映し、
「何をしているところでしょうか?」的なクイズ番組があったとしよう。  
写っているのは試合後の香川の顔だ。

「葬式に参加している」

そんな顔してた。
暗いんだ。本当に暗い。香川に限らず。

「申し訳ない」

とかいらねーって(笑)
何が申し訳ないんだよ。がんばったんだからそれでいいじゃない。

ただ、弱かっただけで(笑)
今までの4年間、とかこれからの4年間とか
そんな難しく考えるなよ。

街ゆく人を見てみ?もう、至って普通だ。
ワールドカップおもしろかったねー(もう興味ない人多数)
さ、仕事仕事、ってなもんだよ。誰も気にしてないよね。

いや、でも、いろいろ楽しませてもらったよ。
やっぱりスポーツはおもしろいね。
ちょっと感動は足りなかったな。っつうか、感動はまったくなかったな。

で、次は何で盛り上がればいいんだっけ?(笑)

あさって6月28日(土)はライブです。
優勝めざすんで、来てね!

 

 2014/06/24(火)                                『ゴミ』
 

ニッポン!ニッポン!の話ばかりで申し訳ないが
まぁ、4年に一度のことなんだし。

アレやめてもらいたいんだよな。
ゴミ拾い。

なんかやってるでしょ、ニッポン!ニッポン!の人たちが
試合後に青いゴミ袋持ってスタジアムのゴミ拾いしてるやつ。
なんか嫌なんだよね。はずかしいっつうか。

いや、すばらしいことでしょ、って言う人の気持ちも
わからないではない。そうかもしれない。
だから、これはオレの個人的な感覚なんだけどなんか嫌なんだ。

オレは日本人の礼儀正しい文化はとても好きだ。
でも、なんかそれとは違うような。

なにが嫌なのか。

ゴミ拾い自体は悪いことじゃない。礼儀正しいと言えなくもない。
なんだろう。
まだ、日本が試合に勝ってれば印象も違うのかもしれない。多少。
弱いのにさぁ、ってのは一つにある。
ただ、それだけじゃない。

イメージとしては
仕事できないやつが社長のカバン持ちだけ率先して
がんばってるっていうか。
コンパで一番人気ない女子が率先してみんなにサラダを
取り分けてるっていうか。
ちょっと違うか(笑)

一部で言われている、清掃を仕事としている人たちの仕事を
奪っている、というのはちょっと違うと思うんだ。
清掃の仕事がなくなるほどきれいにしてるわけじゃないだろ(笑)

なんだろう、場違い、ってことじゃないだろうか。

みんなが「ホントはやった方がいいのになー」って思ってても
なかなかやれないことをやれば、それは称賛に値するだろう。
しかしこの場合「やらなくてもいいこと」をやっているのではないか。

だから、誰も求めていないことをやっているのではないか。

サッカースタジアムは多少ゴミを散らかしても
いい場所なんじゃないか、そう思うんだ。

例えば自然を大切にした、より公共性の高い自然公園のようなものとは
別じゃないかと。そういうところはおおいにゴミ拾いすればいい。
誰もおかしいと思わないだろう。自然を大切に。CWニコル。

サッカースタジアムは違うんじゃないかなって。
ゴミとかどうでもよくて、いや、もちろん最低限のマナーは必要だけど
それより、とにかくみんなで盛り上がる場所なんじゃないか。

時には「Noォォォーーーー!」とか言って(言うかな)
ポップコーン床にたたきつけてぶちまけるくらいいいんじゃないか。
で、いいよ、しっかり片付けなくたって。
掃除の人がやってくれる。そのためにいるんだから。
その費用はチケット代に含まれているさ、きっと。

できるだけ周りの人に迷惑かからないようにね。
いや、お祭りなんだからそんな人いたら楽しいよきっと。
そういう盛り上がりが嫌なら来るなと(でたー、嫌ならなんとか理論)

例えばさ、そうだな、焼肉屋に行ったとする。
食べ終わったあと、自分で皿洗いする客いるかな?
いないよね。自分たちが汚したのに。
なぜか。そこは後始末しなくていい場所だからだよ。

楽しく美味しく焼肉を食べればそれでいいんだ。
そういう場所なんだ。
後始末はお店の人がやってくれる。
それは料金に含まれているんだから。

さらに言うとさ、例えば隣の客がテーブルを
汚して帰ったとするよね。ゴミとか油汚れとか。
それ、他の客掃が掃除するかな?勝手に。青いゴミ袋持って。

そもそも、そこで出たゴミとかテーブルの油汚れとか
そのままで帰ったらマナー違反かい?

いや、もちろん、限度があるよ。
たとえば、テーブルの上にゲロ吐いたりしたら(笑)
それは最低限掃除するさ。

だからさ、そこは客が掃除する場所じゃないんだよ。
レジの時ふと見たら、自分が使ってたテーブルを他の客が掃除してたら
嫌じゃない?つうか気持ちわりーだろ(笑)

そんな感じで嫌なんだ。スタジアムのゴミ拾い。
ゴミ拾いについての賛否、どっちが多いのかな。

なんか、アレなんでしょ、Jリーグのどっかのサポーターの間では
当たり前の行為なんでしょ?聞くところによると。

なんで、なんでも集団でやろうとするかな。時には暴動も(笑)
みんなで掃除するよー、ってとき帰ったら怒られるのかな。
なんだキミは、もしくは、なんだチミは、って。
知らないけど。

ところで、明日、コロンビア戦。
どうなるのかねー。一次リーグ突破するの、なんか奇跡みたいな
言い方されてるけど、まぁ、選手も言ってるみたいだけど(終わってるね)
それほど奇跡、って確立でもないだろ。

まあ、コロンビアに10点差で勝て、とかってなら奇跡だろうけど
いろいろアレで、自力では決められないけど、とりあえずコロンビアに
2点差で勝てばかなり確立高まるわけじゃない。
ギリシャだってがんばって勝ちに行くよ。そうすれば突破は
奇跡ってほどでもないと思うがどうだろう。

なんだかんだ、ここで終わるのつまらないっしょ。
ここでしょ、感動ポイント。ここクリアーしなきゃ。
なんか泥臭い死に物狂いのゴール見せてくれ。

速く感動をオレにくれ(笑)

 

 2014/06/21(土)                        『ここからが勝負』
 

ちょっと忙しくて昨日の試合ちゃんと見てないし
詳しいことはよくわからないんだけど、
アレだよね、まだ日本優勝してないよね?
いや、優勝するとこ見逃したくないからさ。
どうなったのかなー、と思って。

冗談はさておき。

だからみんな暗いって。試合後のインタビュー。
多くの人は、実は割とどうでもいいと思ってると思うよ(笑)
スポーツなんだから。

目真っ赤にしてさ。
本田まで「ファンのためにうんたらかんたら」とかって。
おまえ、今まで「ファン」とかって口にしたことねーだろ(笑)
「優勝」はどうしたの、「優勝」は。
最後まで大口たたいてくれよ。

冗談はさておき。

いや、冗談じゃないけどさ。
いいよもう。期待しすぎだったんだって。
目標はあくまでも1次リーグ突破だったんだよ。
毎回突破してるわけでもないんだからさ。

夢の1次リーグ突破だ。いや、もっと低くてもいい。
目標はなんとか「1勝」だ。

日本はそのくらいのレベルなんだよ、きっと。
だから昨日の試合も「やった!引き分け勝ち点1!」
ってな話しなんだよ。負けなくてよかったー、って。
まだ少し、ほんの少しだけど1次リーグ突破の可能性があるって
喜ぶべきなんだ。
キングカズもあきらめる必要はないって言ってたよ。

そう、ここからだ。窮地に追い込まれたここからが本当の勝負だ。

こんな話を思い出す。

便所の話だ。

夏フェスでの便所の話だ。
便所って言葉、なんか汚ねーよね(笑)
トイレにしとくか。
ライジングサンだ。まぁ、そんな季節になってきたし。
何年か前のライジングサンで「トイレ事件」なるものが発生したんだ。

知ってる人も多いと思うが、ライジングは普段なんの施設もない
言ってみれば原野みたいなところが会場になる。
当然トイレは仮設トイレだ。

工事現場とかでよく見かける電話ボックス的なアレだ。
そのトイレが大量に設置されている。
それはそれでフェスを象徴するひとつの風景でもあるんだ。

仮設トイレだから、当然、下のタンクに溜まる「くみ取り式」だ。

最近ではイベントの途中でくみ取り車が来てメンテするし、
一部水洗仮設トイレも登場して、だいぶ快適になってきているが、
当時はそんなことなくて。
だから満タンになるとそのトイレは「閉鎖」されていったんだ。

かなりの数のトイレが設置されているのだが、その事件のあった年は
何が原因か知らないがどんどん閉鎖されていき、残されたトイレにも
もんのすいごい行列ができて。

音楽聴きに来てるのかトイレに並びにきてるのか
わからない状態になっていったんだ(笑)

そのうち立ちション野グソはあたりまえになってって。
聞くところによると漏らしてしまった人も多数いたという。
まぁ、女性にはかなり厳しい環境だったろうな。
漏らすくらいなら、どっかその辺ですれや、と思うが
まぁ、デリケートは人には無理な話なんだろう。

事件のあと、ネット上ではトイレの数が足りない、主催者の運営ミスだ、
とバッシングが続く中、1人の書き込みがオレの目を引いた。

その人曰く「閉鎖」されるのが早すぎる、と。

それは意外な視点からのものいいだった。
言ってみればコロンブスの卵な。ちょっと違うな(笑)

なんでも、その人の仕事は大工だか土木作業だか、とにかく
工事現場で働く人で。

当然、毎日のトイレのほとんどは「仮設トイレ」で済ますという。
言ってみれば仮設トイレのプロフェッショナルだ。

その人曰く、
仮設トイレってやつはうんこしょんべんの山の山頂が
便器から飛び出してきて「から」が勝負だという(笑)
残されたすき間に、いかにうんこしょんべんを
詰め込んでいくか。
それはきっとパズルのようなことなんだろう(違うだろ)

確かに、あの年、見えるところまでうんこしょんべんが
溜まっているトイレはたくさんあったが、山頂が
飛び出しているトイレを見たことはなかった。
その前に閉鎖されていたのだろう。

その人曰く、まだ「倍」の期間は使えるという。
たぶん押し込んだりもするんだろう(笑)
アイデアとやる気次第でまだまだ道は開けるということだ。

今、日本代表はウンコの山頂が便器から飛び出してきた状態、     
と言ってもいいのではないだろうか。(ダメだろ)

ここからが勝負だ。

ニッポン!ニッポン!

 

 2014/06/19(木)                          『本格ドリップ』
 

朝、恐るおそるそろりそろりと歩くおばさんがいたんだ。
いや、近くで見るとおばさんと呼ぶにはまだ早い
もうちょっと若い感じの30歳前後って感じの女性で。

腰かがめてそろりそろり歩いてるもんだからさ、
遠目にはあまり若者には見えなかったんだよね。

片手にコーヒー、つうか両手でコーヒーを持っている。
片手で持って片手をコップの底に添えるスタイルだ。

どうやらすぐそこのセブンイレブンで、あの人気のコーヒーを
買ったらしい。

本格ドリップだ。

紙コップにはちゃんと蓋が付いている。
あのパコってやって飲むところ付いてる蓋。
あれ、いまいちコーヒー出てくるタイミングわからなくて「熱っ」って
なるよね。そんなにアレ系飲まないからいいんだけども。

で、蓋付いてるのに、そこまでそろりそろり歩くこともないだろうに、
と思ったんだ。

知ってる?あの蓋付いてると逆さまにしても1時間くらいは
中身こぼれないの。

ま、ウソだけど。

つうか、てきとーに言ってるだけだから、もしかして、ってのはあるけど。
いやないな。

とにかく、そろりそろりだ。
いや、その動きはわからなくもないんだが、オレが気になったのは
そうまでして、その、なんだ、その本格ドリップコーヒーが
飲みたいのか?っつうことなんだ。

歩きながら飲むなら、まぁ、まだわかるよ。
でも、彼女はあきらかに「運んで」いたんだ。
たぶん、会社に持っていくのだろう。
大事に大事に運んでいたんだ。
それは足を怪我した子猫を運ぶように。

でも、その周辺に会社らいしき建物はないから、けっこうな距離を
そろりそろり運んでいくはずだ。

会社にコーヒー淹れるなんかはないのか。
インスタントしかないとかかな。
私、本格ドリップじゃないとアレだから、つうクチかい。
いいって、いいから番茶でも飲んでれ、って。
運んでる最中に転んだりしたらヤケドしちゃうよ!

話は変わるけどさ、家の近くにクソ使っかえねーローソンが
あるんだけど、アレだよ、昔よく出てきたローソンアマゾン、の
クソ使っかえねーローソンとは別のクソ使っかえねーローソンだよ。

おまえスパーかよ、っつうくらい夜になると弁当類が
一切なくなる体たらくなローソン。

で、店員もやっぱりクソ揃いで、なんかクワバタオハラの
どっちかみてーな顔した茶髪だか金髪だかわかんねー態度の悪い
女バイトがいて。
そいつ中心にほかのやつらも、なんかパっとしねー
暗い感じのやつらばかりだったんだ。

で、2、3ヶ月前かな、その店がリニューアルしたんだよ。
なんか「まちカフェ」みたいなのがあるタイプのローソンになって。

本格ドリップのやつだ。

ちょっとオサレなタイプの明るいお店になったわけ。
店員の服も黒と白を基調にしたコーヒーマイスター的な(超てきとー)  
ものになって雰囲気がガラリと変わったんだ。

したらさ、クワバタオハラをはじめとする使えないやつらが
1人もいなくなったんだ。オレが見る限りでは。
まぁまぁダメじゃないやつは残ってるんだけど。

リニューアルとともにダメバイト軍団は一掃されたのだろうか。
そんなことってあるだろうか。

まぁ、どうでもいいんだけどね。

明日はサッカーだね!
みんな顔に日の丸ペイントして通勤だね!
ニッポン!ニッポン!

 

 2014/06/17(火)                      『ニッポン!ニッポン!』
 

こっそりでいいから詳しい人に教えてほしいんだ。

日本、弱いんだよね?

いやいや、弱いなんつったら、アレだ、
12人目の選手とか言われる熱狂的なサポーターに
怒られちゃうな。

なんて言えばいいのかな、
優勝とか寝言は寝て言えってことなんだよね?
つったらもっと怒られるかな。12人目に。

ニッポン!ニッポン!

うんとね、まぁ、オレはサッカーに詳しくないからアレだけど
日曜日の試合に関して言えば、見た感じ、あくまでも感じで言うんだけど
明らかに日本の方が弱かったよね?違うのかな。
悪い意味でいつも通りの日本代表っぽい試合だったっていう。

本調子じゃないとか言い訳、じゃない、えーと、
なんだ、アレだよ、いろいろあると思うけど
日本弱かったよね?

ニッポン!ニッポン!

違うのかな、いい勝負してたのかな。
なんかさ、他の国の試合見てると、レベル違いすぎてて
どうも「優勝」とか夢物語に思えるんだけど、どうなんだい。

いやいや、オレだってなんとなく世界の中での日本のレベルは
わかってるつもりだったから、一次リーグ突破したらうれしいな、とか
全敗は避けてもらいたいな、くらいに思ってたんだけど、
選手が「優勝」とか口にするもんだからさ。
元日本代表の解説者が今までとは世界で活躍してる選手の数が
違うって言うもんだからさ。

そ、そうなの?優勝狙えるレベルにあるっていうこと?って
いや、本気で思ってないけど、でも、どこか、もしかして、とかって
思ってなかったとも言い切れないような気がしないでもないような。

期待するから落胆するんだね。
僕たち私たちは、今年の初め、冬季オリンピックで学んだのではないか。
本番での海外勢の本気度について。ハングリー度について。
例えば女子スキージャンプ競技なんかで。
絶対的世界王者が表彰台にすら上がれなかった事実において。

つうか、なんか、そこまで真剣に追求することでもないんじゃないか。
そう、なんか真剣すぎるんだよ。「戦犯」とかって言葉使って。
アホか。たかがスポーツだ。
香川とか暗い顔してさ、元気だせって(笑)

そんなこと言ったら12人目に怒られるかな。

ニッポン!ニッポン!

考えてみれば気楽なもんでしょ。
負けても「次に気持ちを切り替えるだけです。」とか
「前しか見てません」とか「修正点が見つかったのは収穫でした」とか
言ってればいいんだもん。

「自分たちの試合ができなかった」
って、それがおめーたちの試合だよ、って。
いや、言い訳はいらないんだ。
気楽にやってくださいよ。

「ちーす、負けちゃいました。次はやってやりますよ(笑)」

とかでいいんじゃねーの(笑)
別に負けたからって逮捕されるわけでもないし殺されるわけでもないし。
「優勝します」とか「必ずゴール決めます」とか言っといてさ。
そうなれば有言実行すげーな!ってなるし
そうならなくても、別に、大したこと起きないでしょ。
せいぜい、ツイッターに悪口書かれるくらいだろ(笑)

日本だったらな。

いつだったか、コロンビアの選手だったかな、
ワールドカップで負けて、それが理由で国に帰ったら
拳銃で撃たれて殺されたんだって!

そんな国を相手に勝てるのか?(笑)

ニッポン!ニッポン!

そもそも覚悟が違うだろ。
それこそ命がけだし、貧困から脱出するための手段かもしれない。
とにかく必死だ。

ヘタしたら拳銃で撃たれるからね(笑)

日本の選手はそんなことあり得ないだろ。
せいぜい卵ぶつけられたり水かけられたり。
インターネッツに悪口書かれたり。
それだって、きっと少数派でほとんどの人は

よくがんばった!ニッポン!ニッポン!って。

ってなるんだろうし。12人目を中心に。
だから、もっと気楽に明るい感じでスポーツすればいいんじゃないかな。
いろんな番組でいろんな解説者が先発メンバーは
誰がどのポジションで、とかやってるけど、
そんなのオレでも予想できるわ(笑)

もっと、なんか、こう、てきとーでいいんじゃないかな。

12人目の選手のオレの予想としてはね、
日本はね、きっとね、優勝するんじゃないかな。

ニッポン!ニッポン!ニッポン!ニッポン!

 

 2014/06/13(金)                              『常識』
 

エロチカに「13日の金曜日」って曲あったなー。
なんでもないです。

時代は変わる、ということなんだろう。
そしてそれは認めなければならないことだ。

例えば言葉遣いやマナーの問題。

最近日本語が乱れてきている、と言っても、今、江戸時代の
言葉を遣っている人はだれもいないわけで。
まぁ、江戸時代の言葉なんて知らないけど。
ファッションうんたらかんたら言ったって、ちょんまげしてる人は
誰もいないわけで。
ところでちょんまげ「してる」という表現があっているかどうかは知らない。

携帯電話に関するマナーについてもいろいろと言われているが
それは昔にはなかったものだ。
だから、これから時代と共にルール的なものが確立していくのだろう。
その昔、自動車がない時代に交通ルールがなかったのと同様に。

ガンコオヤジどもが「けしからん!」と思っていることが「常識」に
なっていく可能性だってある。って、もうなってるか。
要はその時代の大多数の人があたりまえに行う行動が
「常識」になるのだろう。

だから昔が正しいとか今が正しいとか判断できることでも
ないはずだ。

とはいっても、この先もずっと継承していってほしいこともある。
例えば日本人的な礼儀正しさ、とかだ。
オレは「おじぎ」する文化が好きだ。なんかよくない?(笑)
かっこいい、とさえ思う。特に老人のそれはかっこいい。

こういうシーンを目にすることがあると思う。
老夫婦が人を見送る時、二人揃って玄関先まで出てきて
相手が車ならば、その車が見えなくなるまでおじぎするシーン。

じいさんは体側面にピタリ両腕を置き、おじぎする。
その角度は深くもなく浅くもなく、そこしかない、って角度で。
ばあさんは一歩下がって、ひざをすぼめるような格好で
じいさんにワンテンポ遅れてゆっくりとおじぎする。

美しい国、ニッポンだ。

女性が一歩下がって、なんて言えばフェミニストとか
呼ばれる人たちがあーだこーだ文句を言うのかもしれない。
まぁ、それは人それぞれの価値観だから好きにすればいいが
しかしどうして声高らかに女性の権利みたいなことを叫ぶ
人達はどいつもこいつも醜女なのか。

なんか、おまえ、同性にも応援されてないだろ、ってレベルで。
まぁ、どうしてもこうしてもないか。
いろいろ辛い思いをしてきたのだろう。

美しい女性、かわいい人女性が世の中に不満ぶちまけてるの
聞いたことないもんね。
あと、見た目関係なく本当に才能ある人は、だまってても
認められるっていう。

まぁ、そういうことなんだろう。
それは男も女も関係なく。

話はもどるが、本当にみんなが「ちょんまげ」してた時代なんて
あったのだろうか。
もどるっつっても、別に「ちょんまげ」について何か
語ったわけではないが。

オレは日本史に興味がない。

だからというわけではないが、「ホントにそんなやついたのか?」とか
「ホントにそんなことあったのか?」とよく思う。

だって、なんかアレでしょ。聖徳太子はいなかった、みたいに
歴史の解釈変わってきてるんでしょ?
だったら織田なんちゃらとか豊臣なんちゃらとか徳川なんちゃらも    
いなかったんじゃないの?

とか思う。

なんちゃらの乱、とかもホントにあったのか?とか。
だって誰が見てたのよそれって。
昔の書物を参考にそうなってるんだろ。
その書物、信用できんのかって。

だってさ、刀で人を斬るとかってあり得る?
いきなりバサーって人を斬って殺すんだろ?
ウソこけって。

でも、ピラミッドつくったのは宇宙人だと思います。

 

 2014/06/10(火)                            『無関心』
 

オレも嫌いじゃないんだけど、多少うんざりしちゃうもんね。
テレビでやりすぎじゃない?サッカーワールドカップが
どったらこったらって。
これが毎日トップニュースでいいのかい?
いや、テレビ見るなよ、って話なんだろうけど、でも、ま、見るでしょ。

まぁ、お祭り騒ぎするのはいいんだけど、あんまり専門的に
戦術みたいなことやられてもさ。
ふと「あれ、オレこんなの見てなんか意味ある?」とか
思っちゃうわけ(笑)

それは「高速スライダーの打ち方」とか「ゲリラ豪雨の発生のしくみ」
みたいなのと同じで、そんなの知ってどうすんのって。

あと、とんでもなく無意味な情報。
本田の髪の毛の色が金色から銀色になったとか。

どうでもよすぎないか?(笑)

しかし、それは外側から、だから傍観者として見るから
「どうでもいい」ことになるわけで、
内側から、だから当事者(たとえばファンも含めた)として見れば
意味のあることなのかもしれない。
なんちゃら総選挙なんかがいい例だろう。
興味ない人はクソほども興味ないが、何万円もお金をつぎ込んで
投票する人もいる。

札幌の6月といえばアレだ。
この週末アレが開催されていた。集団で「ソイヤっ」とか言って
カチカチなんかを鳴らして踊るアレ。

アレも外側から見ればこれ以上ない迷惑なうるせー催し物に
なるのだろうが
当事者(踊り子というらしいが)にしてみれば、ものすごく
大切な何かなんだろう。

「その何か」をオレには理解することはできないが、しかし、
踊り子(なんか口にすると恥ずかしいよね)にとっては、もしかして
命の次くらいに大切な「何か」なのかもしれない。
それは否定できない。肯定もしないけど。

数年前に見たテレビを思い出す。
1人の踊り子(なんか口にすると恥ずかしいよね)を追った
ドキュメンタリー番組だ。
主人公は10代の少女だ。

どこか大きなチームに所属していたと思う。
1軍2軍みたいなのがあって。
厳しいトレーニングの末、その少女は1軍に昇格する。
しかし、ヒザを痛めてしまうんだ。
それも歩くことすらできないくらいに。

大変だ。

病院で治療する。手術したかどうかは忘れた。
普段の生活には支障のないレベルまで治癒したが
医者はもう踊れないという。踊って次また同じところを痛めたら
普通に歩くことができなくなる可能性があると。

落ち込む少女。

しかし少女は決断する。「私は踊る」と。
私には踊りしかないんだと。

踊りしかない。

マズいな。
そう思った。これはマズいと。
誰なんだ、この一見普通の少女に「踊りしかない」と
思わせた悪い大人は。これはマズい。

そして、その結末は、アレだ。

忘れた(笑)どうだったかな。踊ったんじゃないかな。
踊り子(なんか口にすると恥ずかしいよね)だし。
まぁ、そもそも、テレビってことで事を大袈裟にしていた嫌いはあるから
その後も普通に暮らしているんじゃないかな。
知らないけど。

毎年、その祭り自体ではなく、「肯定派の否定派の言い争い」を
6月の風物詩として楽しんでいたオレだが(笑)
最近ではそれもあまり盛り上がっていないようで。
だいぶ注目されなくなってきちゃったかな、このイベントも。

そう思ったのは、今年は一瞬も
その演舞(なんか口にすると恥ずかしいよね)を
目にすることがなかったからだ。
いや、もちろん毎年わざわざ見に行くことはないんだけど、どうしたって
会場を通りかかったときとかローカルニュースとかで見ることが
あるじゃない。

今年はまったく見なかった。テレビ放送も少なかったのかね。
知らないけど。

批判されているうちはまだいい。
みな無関心になってきたのではないか。
関係者にとってはなかなか残念な流れなのではないだろうか。

そう思ったのは、演舞(なんか口にすると恥ずかしいよね)本番当日の
日曜日、家の近くにも「平岸会場」ってのがあって、交通規制を
していたんだ。

オレはその近辺をとある営業マンの車に乗って移動していたんだ。
それほど親しい人ではない。あくまでも営業マンと客の間柄だ。
営業マンの歳は30歳前後だろうか。札幌生まれ札幌育ち、
悪そなやつらとはあまり縁のなさそうな好青年だ。

オレが行き先を道案内しながらの移動だったのだが
「平岸会場」に近付いたので
「あ、この先交通規制してるかも」
って言ったんだ。

普通「あー、そうですよねー、今日アレですもんねー」
という会話が続くだろう。営業マンと客の格好の話題になるはずだ。

気をつけるべきは、

「札幌では政治と宗教とプロ野球と
演舞(なんか口にすると恥ずかしいよね)
の話は相手をよく見ろ」
ということだ。

ものすごくファンかもしれないし、ものすごくアンチかもしれないし。

「あー、今日アレですもんねー」なんて言いつつ探りを入れるはずだ。
ところがその札幌生まれ札幌育ちの営業マンは違った。

「あー、え?あー、そうでしたっけ?」(なぜか小声)
オレは話がよく聞こえなかったのかと思って
もう一度言ってみる。
「ちょうど、今、踊ってる頃じゃないかなー」って。

「あー、アレって今日なんですか?へー」

最後の「へー」は、オレのことを知っている人はイメージしやすいと思う。
オレが時折発するまったく感情のこもっていない「へー」だ(笑)

信じられないくらいに興味がないようだ。
オレが突然「足の小指の爪って小さいですよね」
って言った方がまだ興味持ってもらえるんじゃないだろうか。
ってくらいに興味がない。

この祭りも終わりに向かっているのだろうか。

いやいや、終わればいいのに、とか思ってないよ。
もちろん、終わってもいいけど。

オレにとってそれは、本田の髪の毛の色であり
なんちゃら総選挙であり、足の小指の爪の大きさのような
ものだからね。

無関心は怖ろしい。

 

 2014/06/06(金)                           『人工知能』
 

今日は文章長いです。
お時間ある時にどうぞ。

現在、コンピューターテクノロジーの研究の中で
最も重要なことの一つとして挙げられるのが
人工知能に関する研究だ(てきとー)

さらに、その中でも最も議論されることの一つに
「機械(コンピューター)は感情を持つことができるのか」
というテーマがあることは言わずもがなだ。

どう思う?

機械は感情を持てるだろうか。
多くの人は、無理なんじゃないかなー、と思うだろう。
そして、きっとその理由を問えば

「なんとなく」

白目むいたアホ面こいて、そう答えるのではないか。
なぜなら「感情」というものがなんなのかわからないからだ。
しかしそれはキミがバカだからわからない、というわけでは
ないから安心してほしい。

どんなに優れた頭脳を持った研究者でも2014年現在、
誰もその答えはわかっていない(だぶん)

ただ、その感情をつくっている場所は「脳」であることは
疑いようのないことになっている(たぶん)

いや「胸」だろ、なんていうロマンチストもいるかもしれないが
勝手に胸キュンしててくれ。
科学的、物理的に説明できるのは「脳」ということになるだろう。

要はすべて電気信号ということだ(超てきとー)
シナプスがどったらこったらっていう例のアレだ(どれだよ)

だから、どういう時にどんな信号が流れてどういう感情になる、
ということを細分化してプログラミングしていけば
いずれ、人間と「同じような」感情をつくり出せるのかもしれない。
そういう話だ。

そんな感情なんて人それぞれ違うんだから、プログラミングなんて
できっこねーよ、そう思う人もいるかもしれないが、
実はそうでもないんだ。
人間の感情はそのほとんどに原因と結果がある、とされている。

たとえば不意にウンコをぶつけられたらほとんどの人間は、
いや、この場合限りなく100%に近い確率で人は「怒る」

そういうことだ。

いや、びっくりしすぎて怒らないのでは?そういう意見もあるだろう。
だから、そういうのを細分化して徹底的にプログラミングしていくんだ。

不意にウンコをぶつけられることなんかあるかよ、って?

ないかもしれないけど、あるかもしれないだろ。
たとえばゴリラに。

まさかとは思うが人間が人間にウンコぶつけると思った?
そう考えたのなら今すぐ病院に行った方がいいだろう。
そんなことはきっとないだろうから。

もちろん、その膨大なパターンを処理するためには
今のコンピューターの処理能力では無理だ。
時間がかかりすぎる(知らねーけど)

だから、遠い未来の話だ。

コンピューターが感情をもつようになったら大変なことになるらしい。
なぜなら、今現在、人間の頭脳がコンピューターに勝っているのは
その「感情」の部分だけだからだ。

この場合、うれしい・悲しい、などに限定されない大きい意味での
「感情」だ。
たとえば「発想」もっと平たく言えば「ひらめき」なんて言葉も含まれる。

計算の分野では人間はコンピューターに完全に負けている。

単純な計算をとっても、電卓レベルにそのスピード正確さにおいて
到底勝てないし、最近、しばらくは負けないだろう、
といわれていた将棋でも人間はコンピューターに
勝てなくなってきている。

これらのことから人間の価値は「感情」である、と言ってもいいだろう。
ここでいう価値としての感情をもう一度整理してみる。

一つは「うれしい・悲しい」といった一般的な感情だ。
一つは上にも書いた「発想」のような「無」から何かを生み出す力だ。

そして一見コンピューターに勝つ要素には思えないかもしれないが
しかしコンピューターが会得することはできないと言われる
「曖昧さ」とか「なんとなく雰囲気で」が人間の最大の武器に
なるのではないか。「感情」よりも「感覚」といえばわかりやすいか。

ここ数年で人間が機械に職場を奪われているという。

モノをつくる工場なんかは特にそうだろう。
だって、そこは「スピードと正確さ」を求められる場所だ。
人間は機械に勝てない。コストの面でも。
そこはあきらめるしかない。

じゃあ、どこで勝負するか。
やはり「対人」だろう。
だから接客とかその辺のなんかアレじゃないだろうか。

しかし、最近ではその接客に関しても、コンピューティングよる
システム化を増進し、さらにはがんじがらめのルールによる
徹底したマニュアル化によって企業はあらゆるトラブルを
回避しようとする。

本来、人間の勝負どころである「感覚」を排除しようとしているんだ。

それは人間の「感覚」を磨くには時かかるためであり、
そもそもいくら磨いても輝きださない人間も多いからだろう。

いわゆる「デキるやつ」と「デキないやつ」の差だ。

たとえば、コンビニのレジ。
アルコールを購入した時に
「あなたは二十歳以上ですか?はい・いいえ」を
タッチパネルにおいて客に答えさせるシステム。バカかと思う。

未成年がアルコールを購入したことが、後から問題になったとき
「あ、いや、二十歳以上って答えましたから。こっちは
だまされた側ですから」
って逃げるためのくだらない予防策だ。

そんなもの、全員に確認する必要があるかバカ、そう思う。
てめーが判断しろよ。で、あやしいやつだけ確認すればいいだろ。

って言えば、人によって対応を変えると差別になりますから、とか
云々かんぬん。

「さっきの人確認しなかったのに、なんでオレだけ」っていう
バカがいるだろうか。
いるかもね(笑)

でも、こう言えばいいじゃないか。
「さっきの人は完全にオッサンでしたけど、あなたは若く見えたので」
なにか問題があるのだろうか。

いや、なんでも難癖付けてくるやつはいるよ。でもね、そこも結局
「デキるやつ」が対応すれば問題は起きないわけ。
話し方とか表情で人を怒らせない術をもっている。「デキるやつ」は。

長々とダラダラと人間とコンピューターについて書いてきたが
今日、書きたかったことはここからだ。
今までの話は忘れていただいてけっこうだ。

世の中には「デキるやつ」と「デキないやつ」がいる。
それを言いたかっただけの前フリだ。少々長すぎたかな。

久し振りに「デキるやつ」を見たんだ。
いや、ちょっとしたことなんだけど。
お、こいつデキるな、って。

昨今、どこのバイトを見てもダメな若者ばかりだ。
おまえは戦時中の軍人かってくらい杓子定規に
マニュアル通りにしか対応できないダメバイトがほとんどだ。

そんな中、見た目はギャルっていうのかな、オジさん
よくわからないけど。
まぁ、今時のたぶん女子高生のバイトだ。
言葉遣いなんかはなってない。
でも、ま、許容範囲内だ。

これは先日、カラオケボックスに行ったときの話だ。
まずここで、オレがカラオケボックスに行ったということだけで
一ネタできるわけだが(笑)、まぁ、その話は置いといて。

初めて行ったお店で、誰も会員になっていない。
ならなければダメだという。
今時はスマホを使ってなんかちゃっちゃか会員登録するということだ。
オジさんはよくわからないので(笑)他の人にやってもらえばいいや
そう思った。

そして、ギャルバイトが言う。
「身分証明書お持ちですか」

驚いたことに誰も持っていなかった(笑)
オレも説明がめんどくせーからあれだけど状況がアレで
免許証もなにも持っていなかった。
その旨を伝えると、そのギャルバイトは一瞬迷ったが
こう言った。

「それじゃあ、次に来る時必ず身分証明書持ってきてくださいね」

いや、それ、マニュアル化されてんじゃねーの?
そう思うかもしれないが、そんなわけねーだろ。
デキないバイトなら間違いなく
「いやー、ダメなんすよ。そういうときはお断りしてるんすよ」
って白目むいて、いや、白目はむかねーか、そういって
杓子定規に断わってくるはずだ。

そのギャルバイトは違った。
言い方・表情・雰囲気でこう伝えてきた。
だから声にならない声が聴こえてきたんだ。

(いいか、次いつ来るかわかりませんとか言うなよ?
そのままだまって「はい」つって会員になれよ。
何が言いたいかわかるよな?)

そしてちゃっちゃと会員登録をしてくれたんだ。
コンピューターにそれはできない。
あいつはデキるやつだ。きっとうまく世渡りしていくだろう。         

知らないけど。

 

 2014/06/03(火)                              『レビュー』
 

昔はなかった小説の楽しみ方として「他人の感想」を見る、
というのがある。

たとえばインターネッツショッピングサイトAmazonの「レビュー」を
見るとかそういったことだ。

この「レビュー」ってやつは購入するかどうかの
ひとつの判断基準てして見ることも多いと思うが
単純にみんながどういう感想を持ったか、ということを
見るだけでおもしろい。

もちろん、小説以外にも多くのモノに対してのレビューを
見ることができるが、小説のレビュー以上におもしろいものは
あまりない。と思う。

例えば「音楽」。
これは一様に評価が高い。だからおもしろくない(笑)
なぜなら基本的にファンしか購入していないからだ。たぶん。
好きでもない音楽にわざわざお金と時間をかけてまで
聴く人はいない、ということだ。

好きなミュージシャンの曲ならば盲目的に「良い曲」と
思い込む人も少なくないだろう。
いや、別にそれは悪いことではない。
動機がなんであれ、実際に「良い」と思えるなら
なんの問題もないし、それが「ファン」ということだろう。

音楽以外でも、そういうことはよくあると思う。
例えば、なんだろ、うーん、なんだろうなぁ。
一つも例を挙げることはできないが(笑)
あるよ、たぶん。なんかそういうことって。

とにかく、だから音楽に関しての批判的なレビューは他のジャンルに
比べて少ない。と思う。
だからおもしろくない(笑)

小説のレビューは違う。容赦ない。
この作家のファンだからといって盲目的に良い評価はしない。
ファンだからこそ「これはダメ」とはっきり評価する。

そしてなにより小説のレビューを書く人は文章が達者な人が多いから
おもしろい。あと、アレだ、その作家の文体に似ている人が
多いところも笑える(あえて、そうしている人もいるのだろうが)

村上○樹のレビューなんて、アレだよ。
おまえはどこの評論家だよ、的なのが多い。
みんな文章が長い。
それらのレビューを読むとき、多くの場合オレは

うるせーバカ(笑)

そう思って読んでいる。
ウソです。
いや、いいだろ、どう読もうとオレの勝手だ(笑)

しかし、いつも不思議に思う。
例えばオレがものすんげーおもしろく読めた小説でも
最低の評価をつけている人も少なくない。
その逆も然り。

「良い・悪い」もしくは「好き・嫌い」の
判断基準はどこにあるのか。

生まれ育った環境だろうか。
例えば、どうしてその音楽好きなの?って質問に対して
「親の影響で」とか「兄ちゃん姉ちゃんの影響で」とかって答えを
よく耳にすることがあるだろう。

それが「好き」のルーツだろうか。

いや、それはただのきっかけに過ぎない。
親が「演歌」を好んで聴いていたって、それを好きになる
若者は少ないはずだ。
っつうかいないだろ。

じゃあ、生まれ持っている「なにか」だろうか。
言葉では説明できない「なにか」
感覚のようなもの。

「なんでオレはこれを好きなんだ?」と、自分自身のことを考えてみても 
そういえば、その理由はわからないな(笑)

なんとなく

そうとしか言えない。

ところで人間以外の動物にも好き嫌いはあるのだろうか。
たとえばバナナの嫌いなゴリラ、みたいなやつは存在するのか。

どうでもいいわ。