あいとせいしゅんのひび
2014年05月分

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 2014/05/30(金)                              『配達』
 

こいつらバカなんじゃないかな、そう思うんだ。
いや、ただの戯言だと思ってくれれば、アレなんだけど。

詳しい仕組みはわからないが郵便に関してだ。
先日、ハガキを出したんだ。
送り先は、たまたま家から近いところだったんだけど。
(かなり近い)

消費税が上がったこと考えないで「50円」のハガキで
そのままポストに入れてしまったんだ。
2円不足していたってことだ。

当然、「料金不足」的なシール貼られて
家の郵便受けにもどってきたんだ。

バカじゃねーか、と思う。

いや、全面的にオレが悪い。2円足りなかったんだから。
そうなんだけどさ。
そのハガキがもどってきた詳しい経路はわからないけど。

まぁ、ポストから回収されて、一旦、どっかデカい郵便局に
集められるのかな。で、料金不足が判明して。
なんかシール貼って、でオレん家まで届ける、って感じかな。

その足で宛先に届けろよ(笑)

そう思ってしまうんだ。
いやいや、わかってるよ、オレの考えがおかしいんだよ。
だって2円足りなかったんだから。

そりゃあ、届けられないよね。52円って決まってんだから。
たまたま不足分が「2円」って小さい金額だったし
宛先が家の近くだったからそう思うんだよね。

じゃあ、たとえばハガキじゃない普通の紙に
沖縄の住所書いてポスト入れたら無料で届けるのかい?って
話しだもんね。もどってくるよね。沖縄に無料はないよね、無料は。

でも、思ってしまうんだ。

その足で宛先に届けろよ(笑)って。
すぐそこだろ(笑)って。

この場合「(笑)」が重要ね。
オレも怒ってるわけじゃないんだよ、だってオレが悪いんだから。
でも思うんだ。

届けろよ(笑)って。

そもそも、これ、システムがおかしいんじゃないかな。
勝手に切手貼って勝手にポストに入れるって。
そりゃあ間違いも起きるだろ。
封筒だったら大きさうんたらかんた、重さうんたらかんたらって
あるわけだし。

料金不足あったら、その都度、差出人の住所にもどすんだよね。
大変だな〜。

いや、でも、届けろよ(笑)って。

あとさ、これは、郵便じゃなくて宅急便の話なんだけどさ。
オレ、4階に住んでるんだけど、いつだったか出かけるとき
1階で宅急便屋さんに会ったわけ。

そういえば、今日、荷物届く日だったなってことで
「もしかしてそれ、4**号室の渋谷あてですか?」
って聞いたんだよ。だったら、ここでサインして受けとりますよ、って。

したら
「はい、そうなんですけど、ここじゃ渡せないんです」って。
あくまでも4**号室にオレがいる状態じゃないと
渡せないっていうんだ。サインとか関係なしに。

まぁ、違う人がウソついて荷物受け取る可能性も
ゼロじゃないよ。限りなくゼロだけど。
会社の決まりでもあるんだろう。

でも、実際、こういうことってたまにあって
前に1階で受け取ったこともあるんだけどな。
まぁいいや、そこは誠意ある会社だってことで
無理は言わないけどさ。

二人して4階に上がっていって。
オレ、玄関のカギあけて。

そこで「はい」だって。

うるせーよ(笑)さっき渡せよ(笑)って。                    

配達する人はいろいろ大変だ。

 

 2014/05/29(木)                      『ノンオイル・フルグラ』
 

昨日、夜ランニングをしていたら前に5、6人のグループで
ランニングしてるやつらがいて。

みんなビシっとオサレなランニングウエアを着て
なかなかの走りをしているが、ちょっと遅い。
けど、それ程遅くない。

後ろをついて行くには遅くて嫌だし、かといって追い越すには
まぁまぁな加速が必要だ。そして間違っても、追い越してから逆に
追い越されるようなことがあってはならないので(笑)
そのスピードを上げたまま、ある程度の距離を走る覚悟がいる。

邪魔だ。
今時期、夜にランニングしている人はめずらしくない。
っつうか、けっこういる。
でも、グループで、ってのはまず見ない。
ランニングブーム、ここまできたか。

21時になるかなって時間だよ。若い男女がそんな時間に
グループでランニングなんて。

うらやましいな

じゃなくて、ぶっ殺す
とまでは思わないけど、ま、邪魔なんですよ。

グループで楽しそうにチンタラ走ってんじゃねーよ、
ってそれほどチンタラでもなかったけど。
楽しそうに、はいいだろ。

そこは狭い歩道でさ。横に3人並んで走ったらちょっと
窮屈かなってくらい。
そこを5、6人で固まって走っている。
追い越そうにも、車道に出なければならない。
「ちょっと、すんませーん」とか言って追い越す方法もあるが
その狭い歩道で5、6人が道開けるっつったら、なかなかの
大移動だ。

なにより、ワイワイ楽しそうに走っているところを
蹴散らすのもなんか嫌だな、って。

年齢層は20代から30代、で、男が1人!なんだよ。
そいつが爽やかでかっこいい感じで、なんかみんなを
指導してるっぽい。
残りの女性もみんなかわいい感じ。
(暗くてはっきりはわからない。雰囲気が)

なんかどいつもこいつも「私、健康美人目指してます!」みたいな。
「食べる前にノンオイルで野菜!」みたいな。
「朝はフルーツグラノーラ食べてます!」みたいな。
だから、もういいって、フルーツグラノーラは(笑)

楽しそうでうらやましいなー
って、いやいや、邪魔なんだよ、このやろう、
っていう反骨精神がランニングには必要だ。

それ、反骨じゃなくてタダの嫉妬だろ(笑)

いや、でも、ある意味「負の力」を走るエネルギーに
変換するのは有効な手段だ。

オレの方が速いんだ、いや、速くなければいけないんだ
こんな楽しそうにワイワイやってるやつらに負けてたまるかよ
ぶっ殺す!

とまでは思わないけど、かなり邪魔なんだ。
嫌だねー、男と女意識しちゃって周りが見えてない。
ってのはオレの思いこみか(笑)

でも、ホント周りが見えてない。オレ様が後ろから来てるだろう、
道を開けろよ、と思うがまったく気付く気配がない。

豊平川沿いの道路だから、横の車道は車がビュンビュン走ってて、
ちょっと危ない。
だから、気軽に車道に出て追い越すことはできない。

車が来なくなるのを待つ。その間に体力温存。
車が途切れた時、一気に加速。車道に出て追い越す。
そして、けっこうなスピードで走り抜ける。
次の信号でひっかかって、こいつらと一緒になるわけにはいかない。
その辺も考慮して加速。

走り続ける。

きっと
「なにあいつカッコつけて飛ばしてんだ、無理しちゃってバカじゃね」
とか思われただろうな(笑)

いや、オレなんて眼中にないはずだ。
もう、男と女意識しちゃって、ランニングの後は火照った体を
アレだろ。

んなわけねーか。
もしもだよ、もしも仮に、そんなようなことがあるんだったら、
オレもそのグループに入れてくれないかな。

くれないね。

つーか、ないね。そんなこと。

でも、「ノンオイル」に「フルグラ」は間違いねーだろうな。
別にいいだろ、それは。

とか、なんか、オレ速えー、みたいなことになってるけど          
安田美沙子より遅いからね(笑)
つーか足元にも及ばねー。

さらに、なんかこの前ランニングの本見たら
なんちゃらガールズコレクションとかに出演している、
オサレできれいでかわいいモデルさんたちにも
負けてるからね。

はい、オレはクソランナーです。

今後は楽しそうに走っている人たちの邪魔をしないように
端っこ走るように気をつけます。
 

 2014/05/26(月)                               『パン』
 

毎日様々な事件や事故が起きている。

世界を見ればタイでのクーデター。中国とロシアの合同軍事訓練。
一方国内では一流アーティストによる覚せい剤事件。
アイドル襲撃事件。などなど。

文明の進化によって、果たして世界はより良い方向に
向かっているのだろうか。

人にたよってばかりではいけない。
より良い世界にするために自分にできることはなにか。
オレに中国とロシアの合同軍事訓練を止めることはできない。
あたりまえだ。まず、どこに電話していいのかさえわからない。

まず電話っつうのもアレだが。

オレに何ができるだろう。もっと身近な問題点から
考えるべきではないか。

パン屋での出来事について報告したい。

とても小さな事件だ。こんなことを考えたところで世界は
変わるとは思えない。
しかし見逃せない出来事だった。心底ムカついた。クソ女の話だ。

これはよく議論される「育児問題」の一環なのかもしれない。
公共施設で騒ぐ子供を注意しない親。混雑した地下鉄にベービーカーを
我が物顔で押し込む親。

確かに迷惑だ。しかし、育児する側にも言い分はあるだろうし
それには納得できる場合もある。育児経験のある人ならば
なにもそんな目くじら立てる問題でもないだろ、そう理解を
示す人も少ないくないだろう。

パン屋で目撃した事件は違う。

100%許されない行為だ。
その母親は30代前半に見えた。名前はエリ、あたりか。
(これ読んでる人でエリさんいたらごめんね。)
息子は幼稚園くらいか。名前はダイスケだ。知らないけど。
(これ読んでる人でダイスケがいたって、それは知らない)

そのパン屋は昼時でとても混雑していた。
パン屋といえば、セルフでトングを使ってトレーに載せる例のアレだ。

セルフでトングでトレーだ。

オレはあの方式はあまり好きではない。なんかめんどくせーから。
袋に入れとけ袋に、と思う。
まぁ、店側は袋に入れるのがめんどくせーんだろうけど。

でも、袋に入ってるのもあるじゃない。サンドイッチ的なやつとか。
で、気付いたらトレーにのっかってんの全部袋に入ってるやつで
あれ、トング使う必要なかったな、なんて。

それはどうでもいい話だ。

で、ダイスケがトングでパンを取ろうとしている。
袋に入っていないパンだ。
自分がやってみたいと言ったのか、エリがそうさせたのかは
わからない。

パンの載っているテーブルはダイスケの胸くらいの高さだし
店内は混雑しているし、トングだって使い慣れているわけはないだろう。

どう見ても「落とすな」そう思ったんだ。

動きもノロいからじゃまだし。
ほら、そこのパン取りたい人が後ろに並んじゃってるじゃないか。
トングを持つ手も不安定だ。

ぜってー落とす。

そう思った。

落した。

クソが!そう思った。エリは横にいる。
いるが、違うパン取ったりしてダイスケに注意を払っていない。

ダイスケは落ちたパンをトングで拾おうとした。
あたりまえだ。自分で落としてしまった大切な食べ物だ。

そのパンがあればアフリカ難民の5人の子供が
明日へ命をつなぐことができる(超てきとー)

そこでエリがその事態に気付く。

「ダメっ!」

エリは叫んだ。汚いから拾うな、という意味で。
そして近くの店員にこう言った。

「すみません、落としちゃったんで」

・・・

古い表現だが「落としちゃったんで」のあとに「ルン♪」が
付いちゃうようなお気軽な態度だ。

もう、そのパンに見向きもしないで違うパンを選んでいる。
って、おい、その後に続く言葉があるだろう。
「買い取ります」だよ、買えよ、おまえが買うんだよクソが。

もちろん、そう言ったってお店側は買わせることはしないだろう。
それが良くも悪くも日本という国の商売だ。

エリがなにを思ってダイスケにセルフでトングでトレーのそれを
やらせたのかは知らない。なんでも挑戦した方がいい、とか
そういう思いかもしれないし食育(よく知らないけど)の
一環かもしれない。

バカ、その前に、食べ物は大切だって教えれや。
自分のミスは自分で責任を持つって教えれや。
ダメな母親だよエリは。

いいからオメ―はコンビニでも行って袋に入ったパン食っとけよ。
セルフでトングでトレーでパン買う資格ねーよ。

それほど高尚なことでもないが(笑)

エリは紙袋からフランスパン飛び出させて持ち運ぶのに
あこがれてたりすんだろうな。
そのまま、なんか、市場みてーなとこいって
聞いたことねー野菜とかフルーツ買ってよ。

平安時代みてーな顔しやがって。

それは言いすぎだな。
顔は関係ない。

エリの朝食はもちろんシリアルだ。
いや、最近はフルーツグラノーラというやつか。
そしてグリーンスムージー。

ちなみに、家では落ちたもの平気で食ってます。
一番好きな食べ物は筋子です。

そういえば、学生の頃、オレと牧野は軽音サークルのみんなが      
ライブの準備をしているときパンを食べてたら
「なに、パン食ってんのよ!」
って怒られました。

以上、パンの話でした。

 

 2014/05/22(木)                             『遠方より』
 

何度も「バカやろう」、そう思ったのは昨日の飲み会だ。
それにしても、こういうスタイルの飲み会は久し振りだ。

飲み会のスタイルといっても、別にノーパンしゃぶしゃぶに
行って飲んだとかそんなんじゃないぞ。
いや、今も昔もノーパンしゃぶしゃぶなんかに行ったことはないけど。
今後も行かないけど。っつーか、今もあるのか知らないけど。

突然の電話に悪い予感はしたんだ。
携帯電話が鳴ったのは仕事から家に帰ってきて
21時を少し過ぎた頃だったろうか。

牧野からの電話だ。

嫌な予感がした。

普段、牧野から電話がかかってくることはほとんどない。
何か用事があったら、まずメールだ。
となれば「緊急」な用事と考えるべきだろう。

「牧野」と「緊急」の組み合わせで、いい話なわけがない。
十中八九悪い知らせだろう、そう思った。
そのまま電話を無視する選択肢もあっただろう。

しかし一方で、もしかしたら「ベースの録音」に関しての
質問かもしれない、そうも思ったんだ。

話すと長くなるのでアレだが、エロチカの録音作業は今では
すっかりコンピューティングされていて、個々の録音も
自宅PCで行い、そしてデータでやりとりする、

みたいな方向にしたいのだが、牧野がまだPCソフトを
使いこなしていないので(いい加減覚えれや)
その質問かもしれない、それだったら大いにがんばってもらいたい、
そう思って電話に出たんだ。

悪い知らせだった。

「これから飲みに行くから出てこい」

そういう話しだった。
牧野はちょうど仕事が終わったところで、だから、ま、
仕事帰りだ。まだ勢いがある。しかしオレは家でくつろいでいた。

まずオレは雨を呪った。
なぜなら、昨日、もし晴れていたならその時間
ランニングしていた可能性が高かったからだ。
そうしていれば「わりー走ってたから気付かなかったわ」で
終わった話だ。

オレだっていろいろ忙しいんだ。
例えば、そうだな、なんだろ、アレかな、なんだろ。
花に水をやったり。
ウーパールーパーにエサをやったり。
それぞれ命にかかわる大切な仕事だ。

そもそもオレは携帯電話を肌身離さずという
生活ではないので、家にいる時、携帯に電話がきても
わからないことが多い。いつもマナーモードのままなので。

しかし、昨日はブーンブーンというバイブ音に気付いてしまった。
そして、電話に出てみると「今から出てこい」という話しだ。

わかるだろう?一度家に帰ってしまってから、もう一度
出掛けることのめんどくささ。
時間は21時をまわっている。
一応、雨は上がっているが降るかもしれない。
そんな状況だ。

いやね、オレは基本的に誘われたら断らない人間だよ。
だから、物理的制約がなければ急な誘いでも
飲みに行くのはやぶさかではないんだ。

でも、やっぱり歳と共に元気もなくなってくるわけ(笑)
意地でも飲みに行っていた若いころとは違う。
加えて、まわりの友人知人も歳をとって家庭を持つものもいれば
仕事で重要なポジションにつくものもいる。
なにかと忙しくなってくるわけだ。

だから最近では、このような急な呼び出しによるスタイルの
飲み会はほとんどないことだったんだ。

しかし、昨日は「気が進まない」以外は(笑)
出かけられない用事はなかったんだ。
そして、最大の要因は「朋あり遠方より来る」ってやつだったからだ。

エロチカ初代ドラマーが仕事で遠方よりやってきたんだ。
しかし遠方といっても、どこなのかあまり詳しく知らない。
なんか「東京の方」くらいのイメージしかない。
今では年イチの年賀状の付き合いしかないからね(笑)
実際に会ったのも、もう何年も前だ。確か。

だから昨日もオレに直接連絡が来たわけじゃなく
牧野がオレを巻き込んだわけだ(笑)

とにかく初代ドラマーも昨日の夜いきなり電話してきたというんだ。
「今、札幌にいるから飲むべ」と。

バカやろう、オレは忙しいんだよ、
と言いつつ、しかし飲みに行けた現実もある。
ヒマなんじゃねーかよ。

ヒマじゃねーよ。仮にヒマでも一回家に帰ってから出掛けるの
めんどくせーよ。ま、出掛けたけど(笑)

で、もちろん、飲み会の席で「前もって電話しろや」と説教したが
その場で牧野が信じられない一言だ。

「まだ仕事中に受けた電話だからアレだけど
家に帰ったあとだったらオレ来なかったわ」

って、バカやろう。オレに出てこい言ったのはおまえだろう。
ほんとにクズやろうだ。

そして、飲んでる最中、初代ドラマーのもとに嫁から電話が
あったんだ。もしかしたらこっちからかけたのかもしれないが
忘れた。

で、風俗行ってないぞってアピールのためか知らないが(笑)
オレも電話で嫁と話すことに。

そしたら、驚くべきことを初代ドラマーの嫁が言ったんだ。
言い方は違うが、オレが受けた印象を言葉にすれば
おおむねこんな感じだ。

「おまえ最近、ブログ毎日更新しないから読むのやめるわ」

バカやろう、おまえは何を言っているんだ。
いやね、ちょくちょく読んでくれているのはありがたいが
どんな言い掛かりだよ(笑)

誰にも求められていない文章をこれだけの頻度で更新するのが
どれだけ大変だと思っているんだ。

オレは140字以内でてきとーにつぶやいているわけじゃない。
実際にいろいろ取材して、鼻血が出たとか真実のみを文章にしている。

ウソです。超てきとーです。
 

 2014/05/20(火)                       『正解はわからない』
 

例の「美味しんぼ」の問題で、まず気になったのは
なんとか大臣とかが「おいしんぼ」と発言していることだ。

発言というか発音と言った方がいいだろうか。

お い し ん ぼ

まじめな顔でそう言われると、おまえふざけてるだろ、
そう思ってしまうんだ。
別に「例のマンガの件」とか言っとけばいいんじゃないか?

まぁ、それにしても人それぞれに考えは違うものだなーと
改めて思う。

この美味しんぼの問題だと、大きく分ければ
「風評被害のおそれ」派と「表現の自由(問題提起)」派に分かれると
思うんだけど、どっちの意見も、まぁ、そうだよなー、とは思う。

あと、集団的自衛権を認めるかどうかみたいな問題とか。
これも「賛成」と「反対」に意見が真っ二つって
感じだけど、イメージ的には世論の意見もフィフティーフィフティーで
分かれているような感じがするが、どうだろう。
マオちゃん風に言えばハーフハーフで(笑)

いずれにしろ、意見が大きく二つに分かれるってことは
誰も正解がわからない問題なんだろうね。
わからないっていうか、正解は「ない」のかもしれない。

正解がわからない問題、と聞けば誰もがまず思い出すのは
「カレー味のうんこ」と「うんこ味のカレー」
どっちを食べる?問題ではないだろうか。

この問題も正解は「ない」のかもしれない。

いや、あるよ。
正解はどちらも食べないだ。

しかし、そんな無粋なことを言ってはいけない。
集団的自衛権の問題だっていつかは答えを
出さなければいけない。同じだ。

同じじゃねーよ。

しかし、まぁ、これについてはオレの中で答えは出ている。
オレは「カレー味のうんこ」を食べる。

「うんこ」を食べることは不本意だが「うんこ味のカレーは」
どう考えても、それもまた「うんこ」だからだ。

どちらも「うんこ」だ。

それならば物事の本質を見極めろ、ということだ。
「食べる」とは何か?そういう話だ。

「食べる」とは「舌で味わう」オレはそう結論づけた。

となれば、当然「カレー味」を選ぶことになる。
誰が「うんこ味」を選ぶというんだ?
だから「カレー味のうんこ」を食べるという結論だ。

しかし、話はそう単純ではない。
「食べる」ことを「栄養補給」と定義付ければ
また別の話だ。

「うんこ」から栄養補給するのは難しいのではないか。          

そう、物事は「見る角度」によってその姿を変える。
「味」なのか「栄養」なのか。

このことから「被曝」や「集団的自衛権」に
関する問題を考えてみる。

「うんこ」と「カレー」にあたるものはなにか。
「味」と「栄養」にあたるものはなにか。

バカ、怒られるぞ。
 

 2014/05/16(金)                                『酒』
 

最近、ホントに酒を飲まなくなった。

いや、飲んでるけどさ。でも、全然飲まなくなった。
嫌いになったわけじゃないんだ。たぶん。
だから、普通に飲みに誘われたら行くし、ま、オレも誘うし。

じゃ、どういう話だよ、ってなると思うんだけど
あんまり酒飲まなくなったなーって。飲むけどね。

連休にキャンプに行った時の話だ。
途中で後から来る人を車で迎えに行かなきゃならないっつーことで、
オレは酒を飲まないで過ごしていたんだ。
もう、バーベキューなんかは始まっていたけれど。

ノンアルコールビールとか飲んで。
ま、これもよくわからないけどね。
なんで、言ってみればたいして旨くもない
ノンアルコールビールを飲んでいるのか。

別にコーラでもいいだろ、って。
みんな酒飲んでるから、その雰囲気壊をさないように
ってのもあるかもしれないけど、その時は
「酒飲めよバカヤロー」みたいなやつがいたわけでも
ないんだけど、でも、ノンアルコールビールを飲んだりして。

「酒飲めよバカヤロー」なんて言ってるやつ見たことないけど。

でも、アレだよね。完全に洗脳されてるよね。
こういうときはビールだろ!って。
そんなんで、ノンアルコールビールを飲んだりして。
で、迎えに行く時間になったとき、一瞬こう思ったんだ。

「あれ?オレ、ビール飲んでないよな?」

ちょっと不安になったんだ。
なんとなくビールを飲んでたような気がしなくもない。
だけど、やっぱりノンアルコールビールと、あと
なんかお茶とかしか飲んでない。大丈夫だ、運転しても、って。

このことから、オレが何を学んだかといえば

「酒なんてどうでもいい」

ということだ。
だって、飲んでたのか飲んでないのかわからないくらい
だったんだから(笑)

家でもほとんど酒は飲まない。
いや、飲むけど。ビールはほとんど飲まないかな。
焼酎とかウイスキーをたまに飲む程度。

ま、あれば飲むけど、わざわざ買っておくことも減ったかな。
ここ最近はマラソンのためにちょっと体重落としたいってのも
あるから、より飲まなくなってるかも。
なんとなくだけど。

あと、やっぱり、例えば二日酔いになって
次の日一日台無し、とかってのが時間もったいなくて嫌だから。

歳をとった、ってのも理由かな。
でも、じじぃになっても飲む人は飲むよな。
いや、オレも飲むけどさ。

意味なく飲むことはなくなったな。

酒飲むことに意味があるのか知らないけど。
いや、あるわな。たぶん。
人と会うときは、やっぱり、なんか飲んだ方が楽しいかな。

ビールジョッキで最初の乾杯すんのは
変わらずいいもんだよね。なんか。
久し振りに会った人なんかだと特に。

あんまり、久し振りに誰かに会ったりしないけど。

明日5月17日(土)は弾き語りライブです。今回は1人で。
つい先日、プロミュージシャンの弾き語りライブ見てきて
いつもよりやる気出てるから(笑)って、何が変わるわけでも
ないんだけど、他の出演者知らない人も多いから
なかなか楽しみです。

いつも通り決めかねてるのは「うんち」歌うかどうかなんだけど。    
いや、別に誰かに求められてるわけじゃないけど
悲しいかな、その他、あまり勝負できるもの持ってないので
少しでも爪あと残さなきゃ、とか思うと、ついつい
歌ちゃうんだよね。

で、結局、いまいちウケなかった時の空気っつったら、
もう、アレだよ。アレ。

まぁ、がんばります。

 

 2014/05/15(木)                             『旅立ち』
 

この寂しさ、もしくは悲しさはなんだろう。

例えば、いつも地下鉄で一緒になる人っているだろ?
たぶん、あっちもこっちのこと認識してるだろうな
ってくらい頻繁に遭う人。

で、同じ駅使ってるんだから近くに住んでるのは
あたりまえで、だから駅に向かう途中、偶然どっかの
マンションからその人が出てきて、
「うわ、住んでるとこ知っちゃったよ」ってことは
それほど珍しいことではないと思う。

そういう時ってなんか罪悪感ない?(笑)
特にその人が女性だったりすると。
2日連続でマンションから出てきたとこで
遭ったりすると、
「いや、オレ、ストーカーじゃないですから」って。

で、マンションならまだいいさ。
部屋番号まではわからないから、なんか、まだアレでしょ。

一軒家から出てきた人いてさ。地下鉄でよく遭うっつうか
見かける女性。
なんか知ってはいけないものを知ってしまった感じ。

マンションとは違うストーカー感(笑)

歳は30代かな。名前はマサミだと思う(根拠なし)。
幸薄い感じで。家はけっこう古い。
年老いて病弱な母親と暮らしてるんじゃないかな。
数年前に他界した父親が残してくれた家だ。

母親の看病やなんやらで時間を作れず、結婚を考えてた
彼にフラれたばかり。

母親に「ごめんねー、私のせいで」なんて言われて。
「いいの気にしないで。お母さんのせいじゃないから」
夕食の用意をしながら背中越しにマサミは言う。

質素で慎ましく生活する二人は、それなりに幸せな毎日だった。
でも、もっと幸せになっていいはずの二人。

「ちょっと二人には広すぎるね、このお家」
なんだか最近母親は弱気な発言が多い。
「でも、お父さんが残してくれた家だから・・」
マサミもこのままでいいとは思っていない。

ある日、家の前にタンス、机、ベッドなどの大型ごみが
大量に置かれていたんだ。一つ一つにしっかり大型ごみシールが
貼られている。この親子らしい。

リフォームでもするのかな。そう思っていたら数日後・・

「貸家」の文字が

家はがらんどうだ。

こんな悲しい気持ちで「貸家」の文字を見たのは初めてだ。
どこに行ってしまったのだろう、マサミ親子。
身の丈に合った小さなアパートに引っ越したのだろうか。

いやいや、どこかにピカピカの夜景が自慢の分譲マンションを購入して
移り住んだだけかもしれない。

でも、マサミにそんな生活は似合わない。
そんなことを考えながらマサミの家の前を通り過ぎようとしたその時、
がらんどうの家の中で何かが動いたような・・

気のせいか。

人の住んでいない一軒家ってなんか不気味だよね。

それから1週間も経った頃だろうか。
日曜日の昼下がり。家でのんびりしていると

ピンポーン。

訪問者だ。宅急便かな。でもそんな予定ないな。
玄関に行ってドアの覗き穴をのぞくと・・

マサミだ。まちがいない。マサミがやってきた。

ウソです。

 

 2014/05/14(水)                             『オフレコ』
 

こんなことを思うことはないだろうか。
例えば誰かのライブに行った時に。

「なんかイモみてーな客ばっかりだな」

「イモ」に限定する必要はないが
要するにイケてないダッサい客ばかりだな、と
思うと同時に、なんかそのミュージシャンに
「申し訳ない」気持ち(笑)になることはないだろうか。
こんな客ばかりですみません、って。

ここで、まず、自覚しなければならないことは
そう思う自分もイモだということだ。
別に「イモ」に限定する必要はないが。

最近のニュースで少し安心したのは(してはいけないニュースだが)
ジュンスカイなんちゃらのボーカルが
弾き語りライブを行った際、最前列になんか悪さをした
客がいたらしく(詳しくはわからない)
後でツイッターで「もう来るな」あげくの果てには「死ね」
とまで怒りのつぶやきがあったとかってニュースだ。

なんだよ、怒りのつぶやきって(笑)
怒ってんのにつぶやくなよ。って、まぁ、ツイッターだから
そう言うしかないんだろうけど。

それは、まあ、いい。
とにかく「見に来てくれるならだれでもいい」という
感覚ではないことがわかって安心したんだ。
そりゃそうだろ。嫌な客だっているはずだ。
ミュージシャンだって人間だ。

お客様は神様です、は時代遅れの思想だ。

しかし、ここで問題にしたいのは、そんなあからさまに
悪さをする客のことではない。

自分の意図しないファンが増えた場合、もっと言えば
意図しないファン「だらけ」になった場合、
そのミュージシャンどう思っているのだろうか、という問題だ。

わかりやすく言えば、例えばオサレな音楽をやっているつもりが
イモみてーな客ばかりがファンになるという現象だ。
「イモ」(ry

それは結局、オサレな音楽ではなかった、ということなのかも
しれないし、ミュージシャンの見た目も含めたトータル的な
ところでオサレではなかったのかもしれない。
だから、残念な結果に対する原因を追及すれば
この場合はミュージシャン本人にそれはあるのかもしれない。

こういう場合はどうだろう。
ミュージシャンと共に古くからのファンが年老いていく
という問題だ。

それは仕方のないことなのだろうけど
先日もとあるライブに行ってきたら、お客さんが
まぁ、こう言っちゃなんだが、オバサンだらけだったんだ。

いや、仕方がないよ。ミュージシャンだってそれなりに
年老いていくわけだし。だからファンも年老いていくだろう。

それにしても、な、場合もあるんだ。
ステージにひょっこり綾小路きみまろが出てきても
おかしくないような客のメンツの時が。

それは言い過ぎだが(笑)そういう音楽ではないような
気もするが、でも、そうなんだろうな、そうなってんだから。

でも、ミュージシャンだって男だ。
ファンは若くてかわいい女の子もほしいだろう。
ロックならば、若い男どもに支持されるのもうれしかもしれない。

それがオバサンだらけだ。

どう思ってんのかなーって。
いや、若いファン獲得できないミュージシャンの力不足かも
しれないし、そもそもなんとも思っていないのかもしれない。
いや、長くファンでいてくれて、とても感謝しているかもしれない。

しかし、これ関連の有名な話しとして
沢田研二のエピソードがある。ジュリーだ。

なんでも、いっつもどこの会場にいっても
最前列に陣取ってるおっかけのオバサン集団がいて
そいつらにライブ中ぶち切れた事件があったという。

オレが勝手に要約すれば
「いっつもおまえらの顔見てうんざりなんだよ、
なんか他のことにパワー使えよ」
みたいなことを言ったらしい(笑)

そのニュースを見た時もオレは安心したんだ。
そりゃそーだよな、って。
だから思うんだ。他のミュージシャンはどうなのかなって。

今流行りのアイドルのライブだってキモチわりー男どもが
大勢集まってると思うんだけど、アレはどう思ってんのかね。
アイドルは「金のため」って割りきってる感はあるけど。

子供が親を選べないように、ミュージシャンはファンを選べない
つってね。

ちなみに、今、実験的に某ブログサイト?でも
ブログ書いてんだけど、って、基本ここの文章コピーして
貼っつけてるだけなんだけど、こういう内容のは
怖いのでアップしないようにしてます(笑)

いや、某サイトの力で、少なくともここより
閲覧数多いからさ(笑)、なんか怖えーんだよ。

ここ読んでくれてる人は、基本、頭おかしい人が多いと思うから(笑)
ヒドいこと書いても「バカか、こいつ」で終わると思うんだけど
普通のブログは誰見てるかわかんねーから怖くて。

じゃ、アップすんなよ、って話なんだけど
だから実験的っつってんだろうが!

なんの実験かといえば、ま、やっぱり閲覧数増えないかなって(笑)  
増えたからなんだ、っつー話しだけど。

そもそも、この文章をなんのために書いてんのか
わからないからね、10年近くもの間(笑)

今日も見てくれてありがとう!

うるせーってな。
 

 2014/05/13(火)                               『代表』
 

死ぬまでに一度やってみたいことは
スポーツバーなるところでサッカーを見ながら
そこに集うサポーターたちと共に
一喜一憂することです。

ウソです。

当たり前だけど、カズ選ばれなかったな。
いいじゃんね、一人くらい、なんか
そういう人選んだって。

ダメ?そんなこと言ったらサポーターに怒られる?
スポーツバーに集うような熱心なサポーターに。

いや、だって、どうせ優勝できるわけないし
だれか1人カズと入れ替えたって結果変わらないでしょ?

なんて言ったら怒られる?スポーツバーに。

スポーツってさ、もちろん「勝つ」ことが最も重要なことの一つ(翻訳風)
だと思うけどさ、それと同じくらい「夢がかなう」みたいなことを
全国のチビッコたちに教えるのも最も重要なことの一つ
なんじゃないかな。

最も重要なことが何個あるんだよ、ってね。

カズがワールドカップ出ることで
「あきらめなければ夢はかなう」みたいなことを
なんかアレできるんじゃないのかな。

もちろん、現実問題、かなわない夢のほうが多いかもしれないけど
でも、カズのワールドカップ出場くらいは
どうにかならないもんだったのかね。
ドーハの悲劇から20年くらいの間に。

でも、なんかカッコイイよね。
「ドーハの悲劇」とか。「ジョホールバルの歓喜」とか。

エロチカもあるよ。それ的なやつ。
「ペニーレーンの悪夢」
(リハで真剣に怒られる、ギターの音それでいいの?etc..)とか

「○○○○ー○ー○からの追放」(詳しくはノーコメント・笑)とか

「161倉庫の惨劇」(ギターアンプにビールこぼしてぶっ壊れ事件)とか

「芸森の豪雨」
(芸術の森の野外ステージで行われたライブのリハの日、
ものすごい土砂降り)とか

「moleの消滅」(出演する予定だったライブがいつの間にか
なくなっていて、しかもかなり直前まで知らなかった)とか

「神社で泥酔」(オレと牧野が雪の中、泥酔して神社の前で眠り     
人だかりができる)とか

思い起こしてみると、嫌なことばっかりだね!

ところで、スポーツバーなんかでインタビューすると
みんな上から目線で監督みたいな物言いなんだけど、
あれ、なんなの?

なんて言ったら怒られるか。あいつらに。

いやいや、ホントいいなー、と思って。
スポーツバーに集って顔に日の丸ペイントして
「ニッポン!ニッポン!」とかって。

やっぱり、オレにはできないな。

 

 2014/05/11(日)                               『無音』
 

それは自分の知らない世界の話とはいえ
実に不可解な話だったんだ。

母親との会話だ。

「この前パークでなんたらかんたら」

と話を切り出されたとき、一瞬「え?なんで英語?」
そう思ったんだ。

だから、公園のことを「パーク」と言ったと思ったから
いきなりすぎて「え?」と思ったんだ。
なぜに英語?と。

もちろん、母親は英語は話せない。
いや、日常的に使う、だから日本語みたいになっている
英語もあるだろう。たとえば、ほら、なんだろう、
イマイチ思い浮かばないが、あ、ランニングとか。
なんか違うな。まぁ、いい。

とにかく「いや、昨日パークでさぁ」
なんて話はしないだろ、普通。

ところが、日常会話の中に出てきたんだよ「パーク」って
言葉が。母親ん口から。

よくよく話を聞いてみると「パークゴルフ」のことだったんだ。
数年前からパークゴルフをやっているのは知っていたが
いきなり「パークでさ」と言われてもパークゴルフと
結びつかなくて「え?」となったんだ。

しかし、不可解なのはそのことではない。
いや、パークゴルフの話ではあるんだけど。

やっているのはジジババが多いから
いろいろと細かい諍いがおきるようなんだ。
まぁ、よくある光景だろう。

で、不可解だったのは
「音がしない球を使って、みんなに怒られているおばさんがいる」
という話だ。

よくわからない。

その「音がしない球」という意味が。
いや、それに加えて、なぜそれで怒られるのか。

オレはパークの(公園じゃないよ)のルールをよく知らないが
まぁ、クラブっていうのかな、なんか棒で球を打つじゃない。
そのとき、普通の球は、って、ボールって言ったほうがいいのかな。
ま、いいや、球だ、たま。
普通の球は打ったときバチーンとかガチーンとか
そんな音が鳴るというんだ。

まぁ、鳴るだろう。やったことないがそれは想像できる。
で、草の上をザザザって転がっていくんだろう。

ところが、そのみんなに怒られているおばさんは
球を打っても、なんにも音がしない、というんだ。

そんなことがあり得るだろうか?

とにかく、なんにも音がしないと言うんだ。
「え?その球、ゴムかなんかでできてるの?」
そう聞いてみたが「わからない」という。

その母親の回答も不可解であるが、まぁ、わからないのだろう。
普通の球は、なんか、ビリヤードの球みたいな
硬いプラスチッキーなやつだ。

まぁ、いい。打ったとき音がしないのは認めよう。
だって認めるしかないじゃないか。
目撃している人がそう言うんだし、それは複数だ。

でも、そんなに怒られるべきことなんだろうか?
こうも聞いてみた。
「なんか普通の球より飛びやすいとかあるわけ?その音のしない球」

別に変わらないという。

不可解だ。どこに怒られる要素があるんだろう。
なんか、アレだろうか。打った時音がしないから
飛んでいく球スジがわからなくて危険だ、とかって話だろうか。

それならば、ということで今度はこう聞いてみる。
「いや、でも、打つとき音しなくたって、草の上をザザザって
転がって行くとき音出るでしょ」

驚くべき答えが返ってきた。

「その音もしない」

そんなことがあるだろうか。
完全に現代の物理学をも超越した、言ってみれば
怪奇現象の類なのではないだろうか。

「そんなわけないでしょ」
自然にオレは言う。だって、そんなわけないでしょ。

「あるんだって」

そう答えが返ってくる。
まぁ、いいや。そういうことにしておくか。
じゃあ、こういうことだな。

そのみんなに怒られているババァが球を打つと
球を打つ「バチーン」って音もしなければ
草の上を転がって行く「ザザザ」って音もしないんだな。

まるで素振じゃないか、それ。
もしくはチャップリンの無音映画のようなコミカルな雰囲気に       
なってしまうのだろうか。

まぁ、いいよ。それもよしとしよう。
でも、だから、なんでそれで怒られるんだろう。みんなに。
聞いてみた。「いや、別に音しなくたっていいでしょ」って。

「気持ち悪いっしょ」

まったく意味がわからない。

不可解にも程があるだろ。

 

 2014/05/10(土)                            『デカイやつ』
 

「このことだったのか」

そう気づいたのはこの連休中に見た
「まだ間に合う、GW旅行スポット」的な特集を
テレビで見たときだ。

以前、函館に住む友人から電話がきてこんなことを言ったんだ。
「今、ツタヤにいるんだけど、牛への道がないんだけど。」って。

何を言っているかわからないだろう。

「牛への道」ってのはオレが超おススメしている本だ。エッセイの。
超笑うやつだ。

それがTSUTAYAに無いという。
オレは当然だろ、そう思った。だってすごく昔の本だし
それほどヒットした本でもないからだ。

そして、オレはツタヤを「本屋」だと思っていない。
まぁ、レンタルビデオ屋だ。

いや、わかってるよ、本とかCDを売っているツタヤがあることは。
でも、それは誰でも知っているような、いわゆる「売れ線」の
ものしか取り扱っていないイメージだから。
実際にそうだろうし。

そんなとこに「牛への道」があるわけない、そう思ったんだ。
だから「いや、ツタヤにはないだろ」そう言ったときオレは
きっと半笑いだったろうし、そして「アマゾンで探したほうがいいよ」
と言ったはずだ。

「そうだよな」

そう返ってくると思ったんだ。違った。

「ここ、でかいツタヤだよ」

友人はそう言ったんだ。
いや、デカイもなにもツタヤだろ?そう思いながら
「デカイとか知らねーわ」そう言ったオレに、また予想外の言葉が
返ってきたんだ。

「え、おまえ、でかいツタヤできたの知らねーの?」

ふと考える。あれ?函館ってツタヤなかったのか?
いやいや、あるある。あるはずだ。
そりゃ、まぁ、函館は都会とは言えないが、
でも、それほどいなかでもないだろ。ある程度のものはある。はず。   

なのに、なぜツタヤツタヤ言ってるんだろう、こいつは、
そう思ったんだ。しかし、友人から「でかい」以上の情報もなく
「まあ、古い本だからな」みたいな感じで
その場は終わったはずだ。

そして、テレビの特集。

でかいツタヤのことを特集していたんだ。

「え、知らねーの?」と友人が言ったのもうなずける。
まず、オレの実家からものすごく近い(笑)
歩いて15分くらいか。

   歩いていくと、巨大な蔦屋が現れる。
   ちなみに、地元の人は場所的に歩いていく人は
   あまりいないと思われる。

で、デカイ(笑)

そもそもコンセプトが違う。
レンタル屋ではない。

なんつーか、超オサレな複合施設って感じ。
基本「本屋」なんだけど花屋あってコスメあってオサレ文具あって
インテリアあって、料理本コーナーには実際にキッチンあって
そこで様々なイベントが行われるのであろう。

あるところに行列ができている。
お、なんだなんだ、と思って行って見ると

でたー、スタバだー。

とりあえず、行列が銀ダコじゃなくてよかったが
なかなかのオサレ度は必要になるだろう。
店内をスタバでかった例のやつをストローでちゅうちゅうしながら
持ち歩いてもオッケーみたいだ。

いたるところにベンチ、ソファーもあって。
そこで、おまえ普段ぜってーそんな本見てねーだろ
っつーアート満載な洋書開いて、スタバのやつを
ちゅうちゅうして。

超オサレさんの完成だ。

音楽コーナーも充実している。
「音楽に金払うやつはバカっしょ。YouTubeで十分っしょ」
っていうダウンロードみてーな顔してる
貧乏な若者は相手にしていない感じだ。

ハイエンドな高級オーディオで音を流していたり
たぶん50代、60代が好きそうな洋楽、JAZZ、クラシックなんかのCDを
中心にディスプレイしていて、視聴機器も豊富に設置されている。

とにかく、オサレ空間だ。

このタイプのツタヤ、あ、表記は漢字で「蔦屋」だ。
昔の表記なのかな。このタイプの、だから複合施設的なのは
この函館店で全国2店舗目だという。

なぜに函館なのか。

よくわからないが、いや、でも、なかなかおもしろい店だと思うよ。
オサレさんは行ってみたほうがいいよ。

ところで、結局、オレはなにも買わなかったんだ。

なぜなら、売っているものはどこにでも売っている
本だからだ。

あたりまえだ。

確かに品揃えは充実しているが、しかし、品揃え豊富な
本屋はそれほどめずらしくない。

北海道で有名どころをあげれば、たとえばコーチャンフォー。
なんなんだ、あそこのバカみたいな品揃えは。
「無い本は無い」と聞く。

そして、結局アマゾンがあるし。

それと、初めて行く品揃え豊富な店にはこんな欠点もある。

何がどこにあるかわからない。
意外にこれは致命的だ。
「ま、ここで買わなくてもいいや」そうなってしまう。

いや、それは慣れてしまえば問題ないんだけど。
慣れたあとに、自分に馴染むかどうか、って問題もあるが。        

ま、でも、おもしろいお店だ。
近くにあったら、いつも行ってしまいそうだ。                  

なかなか、やるな、函館。
っつうか蔦屋。
 

 2014/05/07(水)                               『結果』
 

結果ほ〜こ〜く!

って、誰も興味ないと思うけど。
ほら、豊平川マラソンのさ。

オレが出場したのは10キロレース。
順位は10キロ全体と10キロ男子40代で出てる。

まず全体。
179位/1211人中

10キロ男子40代は
46位/207人中

なんだろう、この、なんつーか、「へー」くらいの
感想しかもてない順位。
まぁ、オレにしてはがんばっているような気もするけど
決して「すげー」って順位じゃない。
かといって「おっせー」って順位でもないと思う。

残念な結果だ(笑)

あ、タイムは48分15秒。

毎回レースは反省するんだ。
「もう少しがんばれたな、って」
いつも倒れる程にはギリギリ追い込めてないんだ。

いや、そこまでやる必要あんの?
って話なんだけど(笑)やっぱりさ、悔しいのさ
けっこういけると思ってたからさ。
まだまだ、だな。

って、だからオレはどこに向かってんだっつーの。

まぁ、とりあえず次に決まってんのは
8月末の北海道マラソンだ。フルマラソン。

いきなりフルは怖いから、なんかハーフくらい走りたいんだけど
マラソン大会のエントリーってけっこう早くに締め切るから
このくらいの時期に走りたい、って思っても
なかなか思い通りにいかないんだよね。

当日エントリー枠、とか設けてくれたらうれしいんだけど、
ま、無理だよな。
ゼッケンだなんだトラブル起きてもあれだもんな。

まぁ、今シーズンもタラタラ走っていきますわ(笑)              

 

 2014/05/05(月)                              『豊マラ』
 

この辺が限界なのだろうか、単純に「老い」のせいなのか。

豊平川マラソンに出場した。男子10キロレース。
けっこうビックリなのだが、7回目だ。
7年目ということだ。

毎年、シーズン最初のレースということで
ハーフとかフルを走るまで体をつくる自信がないので
10キロレースに出ている。

ってほど、体をつくっているわけでもないが(笑)

まぁ、怖いんだよ、いきなりハーフとかフル走るのが。
って、理由ともう一つ、この豊平川マラソンの10キロレースが
オレのマラソンレースのデビューレースなんだ。7年前の。

だから、なんとなく、ここから始めることにしている。

で、今年の結果。

自己ベストは出せなかった。敗北だ。

去年のオレには勝ったし、確かここ数年では
一番いいタイムだった。はず。

でも、自己ベストには、30秒ほど足りなかった。はず。
いやね、今年は春からけっこう走り込みしてて
ちょっと自信あったんだ。自己ベストいけるって。

でも、ダメだったんだ。

まぁ、単純に「老い」が原因だろうか。
確かに10キロレースは「テクニック」より「体力」が
重要な気がする。

多少、フォームがなってなくても、がむしゃらに「力」で
押し通せる距離なのかもしれない。

なんせ、オレの10キロ自己ベストは一番最初のレースで、
だから7年前のデビューレースだよ、その豊平川マラソンで
出した47分なんちゃら秒ってタイムだ。

「なんちゃら秒」言ってる時点で、おまえ本気でそれを超える気
あんのか?って話だが、いや、ま、調べればすぐわかるんだけど、
とにかく、47分台、いや46分台でゴールしたいと思って
走ってるんだ。

7年前にくらべたら、確実にランニングフォームはよくなっている
はずだ。レース経験も積み重ねて、その「流れ」みたいなものも
かなりつかんでいると思う。

だが超せない。7年前の走ることについてなにも知らない
ただガムシャラに走っていたオレを超すことができない。

7年前のオレ、やるじゃないか(笑)

敗因はなにか。
老いによる体力の衰えなのか。
前の日にキャンプしたのがいけなかったか(笑)
言い訳的には、当日、もんのすごい向かい風だったんだ。         
ま、言い訳だ。

とにかく、残念ながら自己新は出せなかった。
順位などでたら、また報告したい。

今日は疲れたから、結果報告まで。