2014/03/31(月)
『クレーマー』 |
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オレは日々、モンスタークレーマーにならないように
注意しているつもりだ。
いや、モンスターまでいかなくても、とにかくクレーマーには
ならないよう気をつけている。
嫌なことがないわけではない。そういう時は「ま、いいや」と
思うようにしている。これは歳をとって「大人」なったというよりは
いろいろめんどくさくなった結果だと思う(笑)
先日、とある焼肉屋に入った時も慣れてない女の子バイトが
注文間違えるわ熱々のスープこぼしてぶっかけられそうになるわ
もうやりたい放題で(笑)でも、緊張しているせいか、ロクに謝ることも
できないで。
その時はクレーマーにならないように注意したというよりは
ダメすぎて怒る気にもなれなかった、て感じなんだけど。
いや、この場合は多少文句を言ってもあたりまえな状況(だと思うので)
クレーマーとはまた別の話かもしれないが。
いや、だって、スープけっこうこぼれたのに、そのまま置いて
いったからね(笑)
あと、結局、そのバイトが注意されないと成長しない、ってのも
あると思うんだが、ま、そういう諸々含めてめんどくさいんだよ。
だから笑って流したわけだが、でも、最後の方でそのバイトが
よかったら書いてください、ってアンケート用紙持ってきたからさ、
「バイトがスープこぼしましたって書いとけばいいですか?」
って、いじってみたけど、「あ、いえ・・あの・・」とかって
気のきいた反応なし。
そのバイトにとってはオレはクレーマーだったのだろうか(笑)
そういうオレも、先日、もしかしたらクレーマーになってしまったかも、
って出来事があって。
しかもモンスター級かもしれない(笑)
いつも使っているスタジオでの出来事だ。歌をレコーディング
するために行ったんだ。
意外にもアルバムを作りはちゃんとやっている(笑)
そのスタジオはいわゆるリハーサルスタジオと呼ばれるもので
だから「練習用」のスタジオなんだ。
どういうことかっつったら、レコーディングスタジオみたいに
しっかり防音されていないということだ。
隣のスタジオの音が、まあ、「かなり」聴こえてくる状態だ。
こっちも練習で音出してれば、それはまったく問題ないレベルなんだけど
でも、そこで「レコーディング」するのは、ちょっとどうかな、
って話だ。やっぱりマイクでその音拾っちゃうからね。
それでも、オレは気にせずにレコーディングする。
結局、他の音とミックスしてしまえば気にならない程度に
なるからだ。
多少聴こえても、まぁ、そう言う時にレコーディングしたなぁって
思えれば、それもまた思い出レコーディング。
なんだそれ。
とにかく、オレレベルのレコーディングでは、ま、ギリオッケーな
環境なんだ。ってことにしてる。お隣さんの音漏れくらいは。
なんだけど、この前入ったスタジオがさ、換気扇が
カタカタカタカタって音するわけ。
オレレベルでも気になる音だ。だってカタカタカタカタって
してるんだもん。
これは確実にマイクでカタカタカタカタって拾っちゃうレベル。
いくらなんでもアレだな、ってことで換気扇のスイッチを探す。
ない。
どこにもない。スタジオの中にはスイッチがない。
出てって、受付にいるスタジオのおばさんに言う。
「換気扇がカタカタカタカタ音してるんで、止めたいんですけど」
すでに、ここでクレーマーだ。
だって、ここはリハーサルスタジオだ。
レコーディングするのがそもそも間違いだ。
いや、やってもいいが文句を言える立場にはない。
でも、言った。
したら、受付前のロビーの「照明」とオレの使っているスタジオの
「換気扇」のスイッチが同じだっつーんだ。トイレ方式だ。
えっ、と思ったがそうなんだからしょうがない。
スタジオもどってどうすっかなーて考えてたら、
スっ、と換気扇が止まったんだ。
アレ、別スイッチだったのかな、って思って出てったら
ロビー暗いの。
「いやいやいやいや、いーです、いーです」っつって。
おばさんも「やっぱりちょっと暗いもんね」って。
で、結局違うスタジオに替えてくれて。
ここにモンスタークレーマー誕生です(笑)
移ったとこも同じ理由で換気扇止めることはできないんだけど
とりあえずカタカタカタカタって音はしないから。
軽くブーンって鳴ってるけど(笑)
結局、オレの準備不足とノドの調子がいまいち(いい時あんのかよ)って
ことで、満足いくレコーディングにならなっかんだけど
帰りに「上手くいきました?」って聞かれたから
「あ、ええ、はい、まぁ」って笑顔で答えておいたよ!
いや、にこやかに、穏やかに事はすすめたよ!
でも、おばさんは思っていただろうな。
カタカタカタカタうっせーな、こいつ、って(笑)
つっても、普通レベル以上のレコーディングしている人たちから
みたら、かなりノイジーな環境でレコーディングしてるだろうな、オレ。
ま、作り上げる音が、アレだからね(笑)
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