あいとせいしゅんのひび
2013年04月分

                  
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 2013/04/28(日)                              『世界初』
 

昨日、とあるライブに行ってきたんだ。
いつものようなライブハウスでのバンドのライブではない。

とあるしっかりしたホールでのライブだ。ま、プロなのかな。
別に知人が出演したわけではない。
そのホール関係者より「こんなのあるよ」って情報により
行ってみたんだ。

確か札幌出身のベーシストのソロライブだ。
ソロライブといっても、後半に管楽合奏団とのコラボもあると
いうことで、なんかおもしろそうだな、と思って。

Jazz Rock × Classic とか銘打ってさ。

結論を申しますと、半分寝てた(笑)

なんかさ、期待しすぎちゃったかな。
いや、なんでも世界で活躍するすごいベーシストらしんだよ。
プロフィール読むとさ。
ま、通常、誇大広告されることが多いとは思うけど。

パソコン使って、打ち込みっつうか、詳しくわからないんだけど
本人の説明によれば、ベースの音色、和音、ビートなんかを
コンピューターが感知して、んで、自動演奏してきて
それに対してベースをかぶせていって、なんか、
そういうやつらしいいんだけど。

ソロで演奏するミュージシャンで同じような奏法はよく
見るよね?自分で演奏した音をその場で録音して
ループさせてどんどん音を重ねていって、ってやつ。

聴いた感じは、それと同じような感じで。いや、同じだな(笑)
まぁ、コンピューターがアドリブ的に何かを変えていってるのかも
しれないけど、ま、よくわからんな、半分寝てたから(笑)

コンピューター、コンピューターうるせーな、とは
思ったけど本人曰く「50年後の、未来のベーシスト」を
イメージして演奏しているそうです。

そういうスタイルでプロとして、世界中でライブをしていると
いうことなんだが、まぁ、ホールの音響のせいも
あるのかな、なんか音がショボい感じで。

いや、オレの耳が悪いことにしておきますね。
でも、これよりすごいベースプレーヤーを瞬時に
10人は挙げられる気はするけど、それも気のせいにしときますね。

で、いったん、そのベーシストが舞台を去って
管楽合奏団とやらが、ま、吹奏楽だよね、それがでてきて。
20人くらいだったかな。それが普通なのか小規模なのか
オレにはよくわからないけど。

オレの素人感想としては、音に厚みが足りなかったような。
あ、いや、よかったんだよ。オレ、クラシック的な
コンサートってほとんど経験ないから、おもしろかったよ。
もっと、すごいものを期待してたんで、かってな
思い込みから(笑)そう思っただけで。
クラシックの有名どころを2曲ほどやってさ。

で、最後にそこに、世界で活躍する未来思考のベーシストが       
加わって。その人がこのために書き下ろした
ベーシストのためのコンチェルトだかを演奏したんだ。

なんつーか、ま、いい曲だったけどベースの人
いらなかったな(笑)
ところどころで歪んだトリッキーな音入れてくるんだけど
なんか、うるせーんだ(笑)

で、MCで「世界初の試みです」みたいなこと
何回も言うんだけど、ロックとクラシックの融合なんて
別に珍しくもないし、なにが、どう世界初なのか
わかりませんでした。

そんなこんなで、いろいろアレでトータルすると、面白かったです(笑)

 

 2013/04/23(火)                                『計測』
 

これを脳筋というのだろうか。
脳筋とは、体育会系なやつが体を鍛えるあまり脳ミソまで
筋肉になってんじゃねーか?つって、いわゆる筋肉バカに
なっている様を表現する言葉、だと思う。

足のサイズを測ったんだ。

某スポーツ店に行った時、たまたま計測会みたいなのをやっていて。
ま、ランニングシューズ販促の一環だ。

この「足の計測会」的なのは最近よく目にするんだけど
アシックスだったりミズノだったり各メーカーが主導で
やるやつで、その種類もいろいろだ。

足全体にビカーって光が当たって立体的にスキャンするやつとか。
足の裏にだけビカーって光が当たって平面的にだけスキャンする
簡易的なやつとか。
オレがやったのは足の裏だけの簡易的なやつだ。

その時、順番待ちしている人は10人もいなかった。
オレは6番の番号札を持っていたんだ。ま、5人待ちだよね。

計測の流れとしては

簡単なアンケートに答える→イスに座って順番を待つ→
「6番の札の方〜」とかって呼ばれる→裸足になってスキャナーの
ガラスの上に立つ→光がビカーってなってスキャンされる→
イスに座って結果を待つ(2、3分だったかな)→
「6番の方〜」とかってスタッフがオレを探す→
「はいはいオレです」と手を上げる→
スタッフがオレの足の裏といくつかの数値がプリントされた紙を
持って来ていろいろアドバイスをくれる→終了

いたって簡単な流れだ。

結果が出て「6番の方〜」って呼ばれたときに、「え?」と思ったんだ。
オレの前の5番の人が、中学生くらいの子供だったんだが、
まだ呼ばれていなかったんだ。

結果により順番が前後する、といった類の複雑な計測ではない、はず。
明らかに何か手違いがあるんじゃないか、そう思った。思ったつうか、
絶対そういうことだ。

オレを担当したやつは見た目大学生くらいの男性の若者
だったんだけど。
あいつはスポーツメーカーの社員ではないだろうな。
どっかの大学の陸上部員がバイトで来てたんじゃないだろうか。

「えーと、渋谷さんはですね」スタッフがプリントアウトされた紙をを
オレに見せながら言う。
紙にはサーモグラフのような赤とか青の色のついた足の裏の写真と
(足のどこに力がかかっているかわかる)足のサイズ、
足の幅(Eとか2Eとか)がプリントされていた。

「えーと、実際の足のサイズが23.3センチになりますので・・・」

おいおいおいおい、ないだろ、ぜったいにないだろ。
オレをぱっと見たらわかるだろ。バイトかなにか知らないが
一応指導もされているだろうし素人じゃないだろ。
オレの足が23センチなわけないだろ。

脳筋やろうだ。こいつはバカだ。そう思った(笑)

オレは「え?に、23センチ?え?それオレじゃないでしょ」
即座にそう言った。

脳筋やろうは、紙を見ながら「え?あ、でも、これ(渡された紙だし)」
パソコンのところには女性スタッフがいて、そいつがプリントアウトした
紙をスタッフに「これ何番の方ね」とかいって渡している。

そこで間違いが起きたらしい。
その女性も脳筋やろうなのか。しっかしよ、たったこれだけの
人数さばけないってどんだけ処理能力低いのよ?

で、いくらこれ6番の人ね、って渡されたからって、オレが
23センチなわけねーだろ。
ホントバカだな。

で、オレは繰り返す。「いや、それ、オレじゃないでしょ」
さらに教えてやる。「それ5番の子供のやつじゃないの?」って。

やっぱりそうだった。

「すんません、すんません、とかいってオレの紙を持ってくる」
で、いろいろアドバイスしてくれるんだけど。
曰く「左足の方が大きいので、靴を選ぶときは必ず左足で
決めてください。」とかって

しかし、プリントされている数値をみると、右足の方が大きいんだ。
「え?右足の方が大きいですよね?」
「あ?はい?あー、すんません、右ですね、右」

まぁ、見間違うこともあるか、と思ってやる。

で、次に足の幅についてだ。
最近の靴には(ま、最近の話でもないけど)いろいろ幅設定があって
標準が「E」で幅広の「4E」くらいまでがある。

「渋谷さんの足の幅は標準なので「E」になりますね、幅も若干
左が広いので左で決めてください」
って言われたんだけど、やっぱりどう見ても右の方が広いんだ(笑)
こいつ右も左もわからないバカだ。正真正銘の脳筋だ。
めんどくせーから、訂正しなかった。「あーそうですか」って。

あと、オレ、「E」だとけっこう親指とか痛くなるから普段「2E」とか
履くんですよね、そう言ったんだ。「ホント、オレの足標準の幅なんですかね?」とか言って。

したら、「まぁ、買うときは実際に履いてみないとわからないですからね」
って。

いや、コラ脳筋、バカ、じゃ、この計測会なんなんだよ(笑)

時間のムダだったわ。
ちなみにメーカーはミ○ノでした。

いや、ミズ○のランニングシューズはいいんだよ。
前履いてたんだ。次のシューズもたぶんミズノにするな。
計測はもうしないけどね。

 

 2013/04/18(木)                                『裏』
 

昨日は久しぶりにエロチカメンバー間で激論が交わされたんだ。
新曲についてだ。だいたいこんな感じで。

「そこズチャーチャ、ズチャーチャ?」
「いや、チャズーズ、チャズーズだろ」

的な(笑)

牧野メンバーと松岡メンバーがよく口にする
ムカつく言葉の代表的なものに

「ずいぶん難しい曲だな」
「難しくてできねーわ」

ってのがある。
オレが新曲を作って聴かせたときに発する言葉だ。
大方、わかっていると思うが、オレは難しい曲はつくらない。
いや、つくれない(笑)

だから、だいたいの曲はライブハウスの照明スタッフが
初めて聴く曲にもかかわらず、バンバン展開を予測して合わせられる
曲ばかりだ。「はい、ここでバーン」「そこでドーン」みたいな(笑)

それでも、まぁ、たまにちょこっと変わったことすると
上の言葉だ。「難しいな」だ。
憶えるのがめんどくせーだけなんだろうけど。

で、昨日も久し振りの新曲をブラッシュアップしているときに
って、まだ、そこまで仕上がってないけど、
つうか、ブラッシュアップ言ってみたいだけだろ、
とにかく、いろいろ決めながらつくってたら

「そこズチャーチャ、ズチャーチャ?」
「いや、チャズーズ、チャズーズだろ」

みたいな。
どうも、リズムチームがあるところで半拍くってんのが
気に入らないらしい。
「半拍くう」ってのは、なんだ、言葉で説明するのは難しいんだが
普通、1拍めから入る音を前の小節の4拍めの裏から入るって
表現でいいのかな?違うかな、よくわからないけど(笑)

音楽ど素人のおめーらには、高度すぎて何言ってんのか
わからないかもしれないが
正直、オレもよくわからないんだ。

とにかく、どっかで「ズチャ」が入るんだ。

その「ズチャ」の入る場所がおかしいって言うんだ。
要は「なんかやりづれー」ってことなんだけど(笑)
なにかが多いのか少ないのかしてるんだろうな。

「普通、そうなんねーべや」って言われたから
「普通じゃねーほうがいいだろ」って反撃したわ(笑)

わざわざ書くまでもないが、オレは曲をつくるとき譜面なんて書かない。
最近ではコード譜すら書かない。
だってさ、リフ中心の曲つくると、そのリフの部分のコードが
よくわからないんだ(笑)

とにかく、感覚しかない。理論はいらない。
いや、理論なんてわからない。オレが曲をつくるとき
こだわるところといえば、そうだな、できれば3分以内におさめたい、
ってことくらいだ(笑)

この曲のエンディング、あきらかに2回まわしでしょ、って感じでも
けっこう無理やり1回で終わらす。
なぜかといえば、3分で収めたいから。ただそれだけ。

で、今回の新曲、確かにオレ自身、デモつくってるときに、
あ、デモはリズムマシーンの決まったパターンをループさせて
つくることが多いんだけど、なんかおかしいな、とは思ってたんだ(笑)  

その、「くう」ところでなんかおかしいな、とは思ってたんだ。
でも、やってるうちに普通になって。ま、いいかな、って。

ここまで読んでもらってアレだけど、どうでもいい話っすね(笑)

っていったら、いつもどうでもいい話しだけどね。
 

 2013/04/15(月)                                『鳩』
 

全貌はまだ明らかになっていないが、とりあえず報告したい。
家の近くにある、たぶん商店らしき場所についてだ。

いや、たぶん、「店」であることは間違いなさそうなんだ。
店の外に「新鮮野菜」(たしか)とか「お惣菜」的な
貼り紙があるから。なんか、ノボリもあったかな。

早い時間に店じまいしているのか、オレが帰る時間には
基本、その店(たぶん)は開いていない。
ぱっと見、廃屋だ(笑)

ま、廃屋は言いすぎかもしれないが、すっげー古くて
もちろん木造で、なんつーの全面ガラス戸みてーな感じの
造りあるじゃない?いなかの商店みたいな。とにかくボロい建物で。

で、冬は一回も営業しているところを見た記憶がないのだが、
最近、週末の昼くらいの時間にどうやら営業しているっぽいのを
見かけるんだ。

なんかさ、中が暗くて外からよく見えないから
怖くて入れないんだ(笑)
全面ガラスっぽいのに中がよく見えないんだぜ?怖いだろ。

近くに行って覗くのもなんか怖くてできない。
つっても、すぐ目の前から中を見ても見えないんだ。中が暗くて。
両手を水中メガネみたいにしてガラスにぴたーって
くっつけて覗くわけにはいかないだろ?(笑)

ぼんやり見える感じでは、イメージ、車2台分位の車庫スペースの
ほんの一部分で野菜とお惣菜を売っている感じなんだ。
市場みたいな雑な感じで。

たぶん販売してるよなー、アレ。
規模的に業務用みたいな感じではないから、まぁ、
一般客相手なんだろうけど。
まだ、そこに客が入ってるとこ一回も見たことないんだ。
つうか、営業してるっぽいのを見たのが、まだ、ほんの数回だからな。

で、その店(たぶん)には入口が2箇所あって。
一箇所は木造サッシの全面ガラス的な、ま、正面入り口なのかな。
で、横っちょにもう一箇所入口があるんだけど。
そこは、タイプは古いが自動ドアなんだ。
で、そこには貼り紙がしてあって。もちろん手書き文字。
その内容を読んだら、さらに怖くなってその店に入れなくなったんだが。

こう書いてあったんだ。

「頭のいいハトさんが勝手に自動ドアを開けて入ってくるので
自動ドアを切ってあります。手で開けて入ってください。」

「ハトさん」とはもちろん鳥の鳩のことだろう。

まさか、ハトという名前のおばあさんではないはずだ。
ハトという、もしかして痴呆がかったおばあさんの入店を
名ざしで阻止しいているとしたら、それはそれで怖ろしいことだが、
いや、しかし、そんなことがあるのだろうか。

鳩が自動ドアを開けて店に入ってくるなんてことが。

たとえばオレはコンビニに鳩が入ってくるのを目撃したことがない。

コンビニはそこらじゅうにあるし、鳩だってそこらじゅうにいる。
その店(たぶん)に鳩が入ってくるなら
コンビニにだって鳩が入ってくるだろう。

本屋にだって入ってくるだろうし、もしかして喫茶店にも
入ってくるかもしれない。
いや、鳩が。

いったい、本屋に何をするために鳩が入ってくるのかはわからないが
(オレは鳩ではないので)(って、書く必要もないけど)
鳩は自動ドアを開けて入ってくるらしい。

いや、鳩が本屋に入ってきた話は聞いたことないが。
もちろん、喫茶店にだって。でも、喫茶店には一応「豆」があるから
本屋よりは鳩が入ってくる可能性はあるかもしれない。

ねーよ。

しかし、その、店みたいなところには本当に鳩が自動ドアを開けて
入ってきてたのだろうか。
いや、やっぱり、おばあさんだろうか。
でも、おばあさんなら手で開けて入ってくるよな。
いやでも、おばあさんなら自動ドアが開かない時点で
あきらめて帰るかな。

知らねーわ。

いつの日か、中にはいって詳細を報告したい。

 


 2013/04/12(金)                           『とりあえず買う』
 

村上春樹の新作が本日発売になったということで、朝から、いや、
昨日の深夜から店の前に行列ができてうんたらかんたら。

すごいな、いろいろ。

そう思うんだ。
まず、電子書籍の時代だ、とか言われるようになって何年経つか
知らないが(笑)、結局、書店の前に夜中から人が並んでいるという。
まぁ、まだしばらくはこんな感じなんだろう。
日本では電子書籍「でも」発売してますよ、って感じで、
まだまだ主流って感じじゃないからね。

つっても、書店に並んでまでも
いち早く読みたい!って客が押し寄せるのは村上春樹以外
いないんじゃないか?
前作の1Q84も発売当初はエラいことになってたよね。

それこそ猫も杓子もとりあえず買っとけ状態。
もうちろん、村上春樹ファンが大半だろうけど、なんだか知らんが
すんげー話題作だからおもしれーに決まってるだろ、つって
ふだん小説なんか読まない人たちも列をなして買っていたとか。

結局、最後まで読まなかった人たくさんいたんだろうな(笑)
ヘタしたら、半分くらいそうなんじゃね?なんとなく。

で、オレはといえば、まず村上春樹はものすごく好きな作家ではない。
「けっこう好き」レベルだ。

だから、今までは発表された小説の半分も読んでないだろうな。
それでも、いくつか読んだ小説の中にはおもしろすぎて
(おもしろい、という表現とはちょっと違う感じなんだけど)
次から読んだ小説がどれもこれもクソみたいに感じる
ちょっとした村上春樹ショック的な(大袈裟すぎだけど)状態に
なったこともあったりなかったり。

そんなんで前作の1Q84は読んでいない。でもそのうち読みたいとは
思っている。そして、今回のなんたらかんたらっていう新作も
いつか読んでみたいと思うが急いで買うつもりもない。

しっかし、たかが(言葉のあやとしてね)小説を並んでまで買うという
心境がオレにはわからない。ましてや、小説あんま興味ないけど
みんな並んでるからオレも!とかってなってる人の
気持ちもわからない。

でも、そういう「流行り」にノッかる人たちをバカだとは思わない。
いや、バカだとは思うが(笑)オレもそんなバカになりたいと思っている。

例えば、遠い昔、Windows95が発売された時、村上春樹の1Q84が
発売されたときと同じような現象が起きていた。

なんだかわからないけど、話題になっているから、とりあえず
買ってみよう、つって、実際に買ってしまうバカどもが
多発したというんだ。

家にパソコンもないのにOSを買って帰ってくるお父さん。
「おい、これでいろんなことができるらしいぞ」なんつって
誇らしげに家族にパッケージを見せるお父さん。

バカすぎだろ(笑)

でも、オレはそんなバカになりたい(笑)
なんだかわからないけど「買ってみる」人になってみたい。
今の世の中、ちょっと気になったものがあればインターネッツで
簡単に調べられる。レビューなんかで世間の評判もある程度
把握できる。

それじゃ、おもしろくねーだろ。冒険しなきゃ、冒険。
大人だからこそ冒険だよ。

たぶん、Windows95のOSを買ってしまった後に
「なんだ、パソコンいるのか」つって後からパソコン買った人もいると
思うんだよね。電気屋行って「なんとか95っつうの買ったんだけど
パソコンいるっていうからさ、どれ買えばいいの?」なんつって。

バカすぎだろ(笑)

って、書いてみたけど、小説を夜中並んで買うのはやっぱり
どうかと思っている。

でも、あれだよね、みんなでイェーイとかっつて盛り上がるのが
楽しいんだろうな、きっと。
アップルストアでなんか発売するときによく見る光景だ。
小説っていえば、オレはまったく読まないがハリーポッターとかも
そういう盛り上がりがあったよね。

ま、どっちにしろ、楽しんだもん勝ちなんだけどさ。
なに、あいつらバカみてー、とか言ってるやつに限って
ラーメン屋に並んだりしてんだろうな(笑)

オレはラーメン屋に並ぶことができません。
なんか食べるために並ぶってのがはずかしくて。
いや、いいんだよ、そういうのが好きな人は好きなんだろうから。
人それぞれ。

だから、村上春樹の小説が好きって人を
なに、あいつカッチョつけてんね、たいした内容理解できてねーくせに、
バカじゃね、とか言ったらダメだよ!

 

 2013/04/08(月)                                『時間』
 

なんでだろう。なんでそうなるかな。とても不思議だ。

某スタジオでの出来事だ。
先日、バンドの練習でスタジオに行ったんだ。
いつも利用しているスタジオだ。

いつものように夜の9時から11時の2時間を予約していたんだけど。
いつものように9時ギリギリに到着だ。
受付にはいつものように知った顔の男がいる。

駐車場の感じと中の音の感じから、その日のスタジオ利用者は
いつもより少なかっただろう。
待合室?的な受付の前にある空間にいるのはオレら3人だけだ。
その受付にいる男は、間違いなくオレたちをエロチカの3人だと
認識している。お互い知った顔なんだ。
それは後のやりとりからして間違いない。

時計の針が9時を過ぎた。

男は何も言ってこない。
同じスタジオの前の利用者が時間オーバーすることはままある。
だから、その時もまだスタジオ空いてないのかな、一瞬そう思った。

でも、それにしたって、その旨をオレ達に伝えなきゃダメだろ。
だってオレたちは「時間」にお金を払っているんだ。
まぁ、お金がかかっていないにしても、オレは時間にうるさい男だ(笑)
それに、今日は全部のスタジオが埋まっている雰囲気ではない。
受付の男に言ってみる。

「あの、アレ、時間、9時過ぎてるけどまだ入れないですかね?」

そしたら、その男は、ちなみにオレよりも年上だと思うその男が
「えっ?」とかって素っ頓狂な声を出してガサガサ受付票
みたいな紙を確認しはじめたんだ。
そして、こう言ったんだ。

「あれ、エロチカさん、あれ、あ、え、9時半から11時半ですよね?あれ」

そう言いながら受付票をオレに突き出して見せてきたんだ。
時間が書いてある部分を指さしながら
「9時半から11時半ってなってますよね!」男は興奮気味に言う。
「電話で予約受ける時は、私、必ず最後に確認するようにしてますから」
やはり興奮気味に言う。突き出された受付票を見ると
確かに9時半から11時半とえんぴつで書かれている。
つっても、書いたのこの男さからなー(笑)

オレは今回もいつものように3日前くらいに電話で予約を入れたんだ。
電話に出たのは、この男だ。
オレはなにか特別な都合が無い限り、だからスタジオがその時間しか
空いていないとか、仕事がどうしても間に合わないとか、
そんなときにしか30分単位で予約することはない。

そして今回、そんな都合はなかった。
だから100%、9時から11時で予約している。オレは時間に関して
ミスをする男ではない(笑)

いや、でも、ま、100%間違えてないってことはないか(笑)
もしかして言い間違えたのかもしれない。もしくは相手の聞き
間違えかもしれない。
結果として受付票に9時半から11時半と書かれているんだから
なにか原因があったのだろう。

しかし、そんなことはどうでもいいことだ。

いろいろなことが不思議なんだ。
まず、オレはまったく怒っていないし、なにか咎めるような態度を
とってもいない。
ただ「まだですかね」と普通のトーンで聞いただけだ。
なのに、男は興奮気味だ。
「俺のせいじゃない、お前が間違えているんじゃないか」と
強く訴えたいようだ。

まぁ、こういう人はよくいるからオレは「あー、じゃあ、うまく
伝わらなかったんですね」
とできるだけやさしく(笑)言ったんだ。

だって、どうだっていいもん、そんなこと(笑)
聞けば、スタジオは空いているという。だったら今すぐ入らせてもらえば
いいだけの話だ。

これが、何かの間違えですぐにスタジオに入れないとなれば
多少の責任の追及も必要かもしれないが、入れるんだ。まったく
問題ないんだ。

なのに男は繰り返し言う。
「いやー、必ず最後に確認するようにしてるんだけどなー」

いや、だから、いいって(笑)
何も問題起きてないだろ、って。
「あ、間違えてましたね、どうぞスタジオ入ってください」で終わりだろ。
なのに、そうならない。自分が間違えていないことを主張してくる。

いや、ホントいいって。話してる時間の方がムダだろ(笑)

で、不思議なのはさ、9時ギリギリでやってきたオレらを見て
どうして確認してこなかったのか、ということなんだ。
オレらがいつも時間ギリギリにやってきて、そして早めに帰ることは
わかっていることだろう。たぶん。

オレら以外にそこに誰もいなかったし。
9時すぎたあたりから、オレがチラチラ時計見てたのも
知っているだろう。
なにより、場の空気が「あれ、まだかな」になっていたはずだ。
一言聞けばいいじゃない。
「あれ、エロチカさん、今日9時半からじゃなかった?」って。

なぜ、そういうふうにならないのかな。
で、犯人は俺じゃないアピール。
いいって。そういうの勘弁してください(笑)

で、問題が解決したのは9時5分くらいだったんだけど。
したら「じゃあ、時間すぎちゃったから11時10分まで使っていいよ、
次、予約入ってないから」って男が言うんだ。

いいってば(笑)そんな2時間ビッチビチやるバンドじゃないから。
くたびれたバンドなんだから。
で、もちろん、11時前に終わりましたよ。

で、帰りに次回のスタジオ予約したんだけど、すげー確認されたよ、
時間。

いいーって(笑)

 

 2013/04/04(木)                                『祈り』
 

気掛かりなことがある。

アルゼンチンで豪雨災害が起きて50人以上が死んだという。
昨日の話だ。もちろんヤフートピックスで見たニュースだ。

日本はちゃんと支援しているのだろうか。

今回の災害に限らず、3.11以降世界各地で様々な災害で
人が死んでいる。詳しくは憶えていないが、けっこうな人数が
死んだ災害も知っているだけで、一つ二つあったように思う。

日本はちゃんと支援しているのだろうか。気掛かりだ。

3.11の時は様々な国がいろいろと支援してくれたはずだ。
お金や物資の支援はもちろんのこと「気持ち」の支援も
多くあったように思う。

オレが印象深く憶えているのは、どこかの国で、
言い方は悪いがとても貧乏な国だったと思うが、
イメージとしてアフリカの難民的な、いや、難民ではないと思うが
イメージね、イメージ。

どこか遠いその国の痩せて目がギョロっとしている子供たちが
日本にむけて讃美歌のような歌を、いや、違うかもしれないけど
イメージね、イメージ。

とにかく、異国の子供たちが心をこめて歌を歌っていたのを
憶えている。涙を流している子供もいたように記憶している。
とても澄んだ声でそれはまさに「祈り」だった。

例えば、今回のアルゼンチンの災害に対して
日本の子供たちが「祈り」の歌を歌ったりしているだろうか。
アホみたいにテレビを見ながらAKBとかを
歌っているのではないだろうか。
新学期の準備でそれどころではない子供も多いだろう。

マズいな。

もしかして、たった50人しか死んでないし、なんて思ってないだろうか。
だけどそう思ったとしても仕方がないと思う。オレも思ったから。
3.11では何人くらい死んだんだっけな。たしか数千人規模だよな。
それに比べたら50人は確かに少ない。

でも、雨で50人死ぬって、けっこうアレだよな。

だけど、大きな災害を経験してしまうと悲しみのインフレは止まらない。
オレ的には、そうだな、最低100人は死んでほしいな。
あ、いや、表現を間違えた。そうじゃない。死んでほしいわけじゃない。
100人以上死なないと、「うわー」と思わなくなっているかもしれない。

いや、それは事件の質にもよるよ。
一家皆殺し、的な事件なら4人死んでも「うわー」っとなるさ。
でも、どこかの知らない国でエイズで4人死んだ、となっても
「ふ〜ん」としか思わないだろうな。

マズいな。

話はもどるが、アルゼンチンの豪雨災害に対して
日本国は何か支援しているだろうか。ま、「国」としては
なんかやると思うけど「国民」レベルでなにか支援運動は
起きるだろうか。ドラえもん募金とかなんとか。
そもそもニュースで大きく取り上げるだろうか。

世界で災害が起きると、その辺がいつも気掛かりなんだ。
3.11の恩返しはできているのかって。

オレはもちろん、なんもやってないよ。1円も募金していない。
今後もしないだろうな。アルゼンチンに向けた募金箱も
どこにもないし。たぶんだけど。
でも、オレ以外の人たちはなんかやった方がいいんじゃないかな、
と思うんだ。

そういえば、先日からマラソン大会に向けてランニングを始めたよ。
なんとかギリギリ歩道の雪も解けたから。まぁ、まだ残ってるけど。   
今シーズンのはじまりだ。
オレの走りでアルゼンチンの人たちに元気を与えられるよう、
がんばるよ。

んなわけないけど。

 

 2013/04/01(月)                              『新年度』
 

日本において4月は始まりの月だ。
いろいろなことが変化して新しくなる。

受動的に特に変化のない人も、何か新しいことを始めたい、
そう思う人も多いだろう。
その98%は思うだけで実行せずに終わってしまうのだろうが(笑)

お気楽に始められるスポーツの一つとして
マラソンっつうかランニングがあげられるが、
一応、市民ランナーの端くれのオレだが
「絶対いいから走ってみ!」とはオレは言えない。

だって、あまりいいことはないように思うからだ(笑)

確かに適度な運動は体を健康にするかもしれない。
ダイエットにもいいかもしれない。
多くの人はそう思うだろう。

でも、継続して走るのってけっこう大変だよ。
この前書いたけど、走るのをやめる理由は大型トラックいっぱい分
すぐに思いつくからね。

やれ天気が悪い。やれ明日仕事が大変だ。やれ足が痛い。
やれ夜道は危険だ。やれ宅急便の荷物が届く。
やれ面白いテレビが入る。やれ風邪気味だ。
やれ一日くらいさぼっても関係ない。やれ走る意味がわからない。

などなど。

ダイエットっつっても経験上そうでもないよ。
まぁ、無駄なぜい肉は落ちるかもしれないけど、
5キロも10キロも痩せるってことはまずないと思うな。

走ったら腹へってご飯いっぱい食べちゃうからね。
夏はやっぱ走ったあとはビールだよね!ってなるし(笑)
それをがまんできれば、痩せるかもれないけど。

そんなことより、オレのちょっとした失敗談を聞いてくれるかい?

この春からクリーニング屋を新しいところにしたんだ。
まぁ、春は関係ないが。

で、初めて使うその店はよくあるチェーン店ではないところで。
で、スーツを出してみたんだが、料金体系が3つにわかれていて。
防水加工がどっとらこったらとか、アイロンがけがどったらこったらとか。

で、一番安いコースにすると「裸」で渡すことになりますって
言われて。あのシャラシャラしたビニールが付いてなかったり
デカイレジ袋みてーな袋もくれねーんだろうな、て思ったわけ。

デカイレジ袋みてーな袋は、他のチェーン店でも有料に
なっているところが多いから別になんとも思わなかったし、
シャラシャラしたビニールもはがして捨てるの
なんか静電気がアレでめんどくさいから逆にうれしいし。
とか思って。

で、次の日スーツを取りに行ったんだけど。
ま、いっかな、と思って今まで使ってた他のチェーン店の
ロゴが入ったデカイレジ袋みてーな袋を持って行ったんだ。
だって、「裸」で渡すっていうから、なんか袋いるだろ。
したらさ、驚いたね。

そこで働く受付の女性が裸だったんだ。

なんだ、そういうことか、なんてことはなく、エイプリルフール風味を
ちょっとだけサービスして、で、本当の話はこうだ。

引き渡し証みてーなのを渡したら、言った通り
シャラシャラのビニールが付いていない、裸の状態で
スーツを持ってきたんだ。

オレはポケットから持ってきた少し使い古された袋を、
だから前のクリーニング屋で何度か繰り返し使っていた
他店のロゴ入りのシワだらけのデカイレジ袋みてーな袋を出して
「ちょっと、違う店のでアレなんですけど、これに入れてください」
つったら、次の瞬間、衝撃の一言が。

「その袋は差し上げますよ」

そう、裸とはいってもシャラシャラがないだけで
外側のデカイレジ袋みてーな袋はもらえたんだ。そのお店の
ロゴいりのやつ。
なんで、オレは他店のロゴの入ったシワくちゃの袋を            
そこで出しているのか(笑)

あまりにも自分がバカすぎてその場で大笑い。

春です。いろんなことが新しくなって
めんどくせー季節ですね。