あいとせいしゅんのひび
2013年02月分

         
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 2013/02/28(木)                             『どこまでも』
 

昔さ、中学んときかな、校内の合唱コンクールとかで
「気球に乗ってどこまでも」とかって歌ったよね。
♪時にはなぜか 大空に 旅してみたく なーるーものさー
なんつって。

で、この歌詞、気球がどこまでも行っちゃうんだよな。
雲はもちろん飛び越えるし、星も越えて宇宙をはるか
星座の世界まで行っちゃって。

最近、もっと遠くに行った人たちいるよね。

いや、なんでもない。

調べてみたら1974年にできた曲みたいで。
当然、知っていただろうな。
もしかして口ずさんでたりしてな。
♪気球に乗って どーこーまで行こう、なんつって。
だって海外旅行だし、多少はしゃぐでしょ。
ホントにどこまでも行っちゃった、みたいな。

どうやって死ぬのが幸せか?難しいが大切な問題だ。
よく言われることだが「生き方」とは、すなわち「死に方」だ。
そして、やっぱり、人間いつ死ぬかわからない、ということを
改めて認識する必要があるのではないか。
加えて、人間誰でもいつか必ず死ぬ、ということも。
「悲惨な死」のニュースを見る度に思うところではある。

明日には自分も死ぬかもしれない、最近のなんやかんやを見れば
そう思わずにはいられないだろう。

しかし、そう考えながらも、
「つっても、自分が明日死ぬことはないだろう」って
日常に思考がもどっていくことも、また至極あたりまえのことだ。

だって、きっと、今回気球に乗ってどこまでも行った人たちだってさ、
例えば先日グアムで起きた無差別殺傷事件のニュース見て
「あら、海外まで行ってかわいそうに」とか
超他人事で考えていたと思うんだ。

もしかしたら「私たちは気球に乗って旅するから、自動車が
突っ込んできたりしないで安心ね」
なんてことも思ったかもしれない。

ところが、だ。

気球は燃えながら急上昇し、約300メートルの高さから一気に
墜落したという。

怖いわ。怖すぎだろ。
300メートルっつったら、東京タワーのてっぺんから
垂直落下ってことだぞ?しかも炎に包まれて。

どんな死に方だよ。嫌だよ。

いろんな死に方があると思うけどさ。けっこう嫌な部類だよね。
飛行機の墜落とかも。

いや、でも死んじまえば、みな同じさ、なんて言う人もいるかもしれない。

そうかな?

確かに天涯孤独の身であれば、そうかもしれないが
愛する家族がいる中で、たとえば江戸城で死んでも
そんなこと言えるかな?

そう、アレは何年前くらいになるのか。
「人の死」を考えた時、必ず脳裏をよぎるあの事件。
ススキノのソープランド「江戸城」での火災によって
何人か死んだ事件だ。

江戸城にて死す。

戦国武将的な死に方だ。
孫の代くらいになると「おじいちゃんは江戸城で死んだのよ」ってなって
その孫は時間軸的にパニックになるのではないだろうか。

ならないし、わざわざ教えないだろうな(笑)

まぁ、でも怖いのはインターネッツだ。
もしかしてその死んだ人の名前を検索すれば
あるいは「江戸城」というキーワードにたどり着くことも
あるかもしれない。

死に方は大切だ。
とりあえず痛くない死に方がいいな。
でも、あまり長生きはしたくない。

ちょうどいいところで普通に死にたい(笑)

ところで、「気球に乗ってどこまでも」のエンディングって
どんな感じだったか憶えてる?

手拍子しながら
♪ランラーラララララ ラララランっ

の繰り返しだよ。

オレもそうやって最期を迎えたいな。

手拍子しながら
♪ランラーラララララ ラララランっ

って(笑)

明日から3月。
信じるか信じないかは、アナタ次第。

 

 2013/02/25(月)                             『オロオロ』
 

おかしい店員が多いんだよ。オロオロして。

いや、お前がおかしい店ばかり行ってんじゃねーの?
って話かもしれないが、ま、確かに高級店には
おかしい店員ってのはいないと思う。

でもさ、ホームセンターとか居酒屋とかレコード屋とかの
話しなんだ。普通の接客でいいと思うんだが、
それができないやつが多くないか?
別に言葉使いとかそんなのは普通でいいんだ。
オレは普通を求めている。
だから、特に社員教育されていなくても、こういう状況だったら
「人」としてこういう行動するだろ?って普通のことができないんだ。

某ホームセンターにて。
とある商品を購入しようと思って、展示品のところに店員を呼んで
「これの在庫はありますか?」って聞いたんだ。
年齢は50代くらいかな、おばさんだ。

「はいっっ」とかっつってなんかオロオロしてんだ。
で、その辺に積んである在庫見て(オレも見て無かったから、
ま、そこにはないんだが)「えーと」「えーと」みてーにオロオロして。

で、なんかの端末使ってピッって調べたら在庫はあるみたいで。
「在庫はありますね〜」とかっつって。

で、だまってどっか行っちゃったんだ。

いやいやいやいや(笑)
わかるよ、たぶん倉庫かどっかに在庫調べに行ったんでしょ?
でもさ、なんつーかなー、なんか言えやって(笑)
「倉庫の在庫確認してきますので、店内見ててください」とかさ。

「人」として自然にそういう言葉出てくるだろが。
なんで黙ってどっか行っちゃうんだよ(笑)
しっかし最近なら、若い人より年配の方が常識ねーよな、まったく。

某居酒屋にて。
これは正月に帰省した函館の居酒屋でも体験した事例なんだが。

元気のいい店員で。笑顔で「いらっしゃいませーっ!」
って、なかなか気持ちのいい対応で。
で、カウンター席に案内されて。
したらさ、コート脱いでる最中に、だから、まだコートの片方の袖に
腕が入ってる状態で

「まず、お飲み物先にお伺いしてよろしいでしょうか?」って。

いやいやいやいや(笑)オレ、まだコート脱いでる最中でしょうが。
席にも座らず立ってるでしょうが。
子供がまだ食ってる途中でしょうが!の世界だ(笑)

オレは即座に正月の函館のシーンを思い出し笑ってしまい、
でも、いつもとりあえずはビールなんで、立ったまま
「あ、生ビールで」って言ったら、もちろん笑いながらだけど、
したら、函館のバカ店員よりは少しまともだったのが
オレの笑いにそいつは、気付いたんだよね。

「あっ、少し待てってことですね(笑)」

って言ってきたから。
ま、こいつはこいつで一生懸命働いてんだろうね。
でも、だったら、いっそ店に入るやいなや
「ご注文お決まりですか?」くらい聞いてもらいたいね(笑)

某レコード屋で。
胸に「研修生」ってプレートあったから、まだ緊張してるんだろうけど
でも、それにしてもオロオロしてる女の子で。

オレは彼女の一言に「おまえナメんなよ」って思ったんだ。

なんかさ、インストアライブの準備してたんだ。
で、CD買う時レジでその店員さんに「そこでなんつーバンドが
やるんですか?」って聞いたんだ。

したら、オロオロしながら、「あっ、えーと」つってこう言ったんだ。

「ノロノロズです」

おまえ、オレをナメてんのか?そう思ったよね(笑)
いや、わかってる。彼女はまったく悪くない。
オレが知らないだけで、人気のあるバンドかもしれない。

しかし、今問題なのはノロノロズがどういうバンドなのかって
ことじゃない。彼女の口から「ノロノロ」という「音」が
発せられたのが問題だ。

文章でうまく説明できないのが残念だが、あのオロオロしたしゃべり方で
「ノロノロズです」と言われたオレの気持ちがわかるか?
なんかバカにされたような、そんな気持ち(笑)

しっかし、久し振りにCD衝動買いしたわ。
あ、ノロノロズは買ってないよ(笑)

でも、バンド名も考えものだよな。
どうする?バンド名が「カムチャツカ半島」とかだったら。
彼女の口から「カムチャツカ」とか発せられたら
オレは殴りかかるかもしれないな(笑)

ま、エロチカもアレだけどね。

 

 2013/02/24(日)                             『10段階』
 

昨日「TOYOTA BIG AIR 2013」なるものに行ってきた。
スノーボードストレートジャンプどったらこったらってやつ。
けっこうな頻度でテレビCMとかやってるから、
知ってる人も多いだろう。

            けっこう賑わっていました。

でも、なかなか行かないよな。こういうやつって。
この土日で開催して、土曜日は予選で決勝は日曜日だ。
だから、「本番」は日曜日なんだろうけど。
で、オレは本番じゃないほうに行ってきたんだが。

なんで行ったかっつうと、ま、いろいろ細かい(笑)理由が
重なってなんとなく行ったんだ。

まず、まぁ、スノーボードのなんちゃらには興味はないけど
見てみたらおもしろいのかもしれないな、って思って。

あと、スノーボードのなんちゃらが終わったあと
ライブがあって、土曜日は狼のかぶりものしたあのバンドと
なんちゃらラスベガスっていう、若者に絶大な人気を誇るらしい(笑)
2つのバンドで。まぁ、両方ともそんなに好きではないけど
嫌いでもないので。

で、その日は「予選」ってことでチケットも1000円っつう
クソ安さだったし、オレはめったに札幌ドームに行かないので
たまには行てみっかな、って。

っつうことで行ってみたんだ。

まあまあ、おもしろかったよ。

で、スノーボードのなんちゃらが終わってライブが始まる前、
DJ風な人が前に出てきて、これからライブが始まるけど
盛り上がっていこうぜ!みたいにアオりの入った
アナウンンスを始めたんだけど。

バンド紹介ではお決まりの、全国ツアーではチケット発売
3分でソールドアウトうんたらかんたら、とかって。

で、その辺の説明もノリノリで「札幌盛り上がってるか!」的に
やってたのに、後半になって

「なお、カメラ、携帯電話での撮影、通路に出ての鑑賞、
タワーに登るなのどの行為(タワーってなにを指すのか
わからなかった・笑)は全て禁止されております。
そのような行為があった場合、ライブを中止する場合も
ございますので・・・」

とかって急に普通のアナウンスになっちゃって。
「急に普通かい!」って突っ込んだものです。

で、このイベント、トヨタをはじめ、各スポンサーが
ブースを出してて。

まぁ、これといっておもしろそうなやつはなかったんだけど。
ひとつ長蛇の列になってたのは日清のブースで。

なんか100円払っておもちゃの鉄砲みたいの撃つと
先っちょに吸盤ついた矢が飛んでいって、
もちろんその先には「的」があるんだけど
真ん中に当たったらカップヌードル2個もらえるとか
そんなのだったかな。

で、近くにはポットのお湯も用意されていて。
そんなやつに長蛇の列。

ここで、改めて証明されるとこは

「お祭りは人をバカにする」

とうことだろう。

大の大人が吸盤の鉄砲を撃ってカップヌードルをゲットする。
恐ろしいな、お祭りは(笑)

で、あとはWindowsのブースがあって。
今、大プッシュの(笑)「Windows 8」の宣伝だ。

この手のイベントお得意の、 「Windows 8」に触って
アンケートに答えたらなんかがもらえるってやつで。

やってみた(笑)

まず、やっぱりクソ無意味なアンケートなんだよね(笑)
どうせやるなら、もっと意味のあるアンケートやれば
いいと思うんだけど、まぁ、担当者もてきとーでいいよ、
こんなの、つって作るんだろうな。

今日実際に「Windows 8」触ってみて買いたいと思いましたか?
みたいな。知るかボケってな感じの設問ばかりで。

で、ふつう、「買いたくない」「どちらでもない」「とても買いたい」
の3段階とか、せいぜい5段階くらいの分け方だろ。

ところが昨日のは、驚いたことに「買いたくない」から
「とても買いたい」まで10段階に分かれていたんだ。
1が「買いたくない」で10が「とても買いたい」になってたんだけど。

オレは聞きたい。例えば「7」と「8」の違いを。

で、そのアンケートに答えるともれなくもらえるのが
ステッカーなんだけど。


いらなすぎるだろ!(笑)
誰がどこに貼るんだよ。

いや、しっかりしたステッカーなんだよ。
紙じゃなくてビニールっぽいしっかりしたステッカーあるでしょ?    
それなんだけど、いや、「Windows 8」のロゴ入ってもいいけど
なんかもうちょっとデザインあるだろが(笑)

で、最後にガラガラで抽選するんだ。
意外にもオレは赤い玉を出して「あたり」だったんだ。
なん等かは知らないよ。

で、もらったのは「使い捨てカイロ」1個。

それを受け取るとき、とてもはずかしい思いをしたよ(笑)
本当に「お祭りは人をバカにする」
気をつけたいものだ。

ところで、昨日は何人くらいお客さんがいたのか、
まったくもって見当つかないわけだが
まぁ、1万人はいないけど何千人かはいたのかな、ってくらいで。   

ま、でも人いっぱいで、ドームだから入り口とか席とか
いっぱいあるなかで、なぜか友人に会ったからね(笑)
かなりピンポイントな感じなんだけど、なんだろうね、あの偶然。    

ま、そういうもんだよね。
 

 2013/02/21(木)                           『子供の夢』
 

「子供の夢」を人質に「復活」をアピールするのはやめた方がいい。

女子レスリング日本代表の吉田なにがしの記者会見。
ダメだな。あんなのじゃ世界は動かない。

しかし、よく言われることだが、世の中なにが起こるか
わからないものだな。
2年前の地震もそうだし、先日のグアムでの殺人事件だって
「まさか」の出来事だ。

まぁ、当事者にとってはよくある交通事故だって「まさか」の
できごとだろうし、まさに世の中「まさか」の連続なのかも
しれない。そんなまさかの事件に巻き込まれないだけ自分は幸せだ、
と思ってもいいのかもしれない。

そして、レスリングのオリンピック種目からの除外。
当事者にとって「まさか」の出来事だったろう。
しかし、このレスリング除外に関しては、
地震やグアムの事件と違い、「どうでもいっしょ」って思ってる人も
少なくないだろう。

だって、実際、どうでもいい話だからだ(笑)
どこかの誰かの交通事故と同じレベルで。

憤慨(表面上)している人たちもいることにはいる。
もちろん関係者がそうだろうし、あとはスポーツに詳しい(職業上)と
される、もしくはスポーツを愛している(表面上・職業上)人たちだ。

曰く、「古代オリンピックからレスリングはうんたらかんたら」
曰く、「商業主義のオリンピックはなんやらかんやら」
そして、吉田なにがし曰く「子供たちの夢のために」

ところで今、日本で、将来はレスリングでオリンピックに
出場すること、もしくはメダルを獲ることを「夢」にしている
子供は、特に女子は何人いるだろう。

あくまで「子供の夢」としてね。「親の夢」として
やらせてるのは入らないぞ。

オレの予想では、仮に「子供」を小学生以下とした場合
全国で10人いるかいないか、ってところじゃないかと思うが
どうだろう。少なすぎるか。でも100人はいないだろう。

どうしたって「女子レスリング」は特殊なスポーツと
言わざるを得ないからだ。
どこの親が自分の娘にレスリングをやらせたいと思う?
体ごっつくなるしケガするし、なんか変なコスチュームだし
金メダリストだっつーのにアルソック体操させられるし(笑)

親・親戚が元レスリング選手だとか、たまたま家の近くに
レスリングクラブがあった、とかいった特殊な環境下でなければ
なかなか女の子はレスリングを始めないのではないか。

世界的に見たってそうだろう。結局はマイナースポーツなんだ。
そもそも4年に1回の大会で、同じ競技、もしくは同じ階級で
3連覇するのはおかしいんだ。おかしいっていうか
つまんねーだろ。

4年に1回の大会で3連覇ってことは、少なくとも8年間、
まぁ、その前後考えれば10年以上はトップに君臨していることになる。

「筋力」がものいう競技において、それはおかしい。
「テクニック」でカバーできる部分もあると思うが
10年間トップでいられる「筋力」はあり得ない。
いや、オレの勝手な考えだけどね、なんの根拠もない(笑)

やっぱり競技人口が少ないから勝てる、ということに
結論づけられるのではないか。

将棋とかならわかるよ。アレは「脳」の勝負であって
きっと「経験」や「持って生まれたもの」なんかが
勝敗のカギになるんだろうから。
将棋の駒さえ持つ筋力があれば(笑)戦い続けられるだろう。
脳がダメになるまでは。

しかし、競技人口が少ないことを理由にするならば
当然、こんなことを言う人も現れるだろう。

ハンマー投げはどうなんだ?
室伏のメダルに価値はないのか?

とかって言う人だ。

確かに、世界でハンマー投げを専門に競技しているアスリートは
かなり少ないだろう。
まぁ、少なくとも男子100m走のメダルよりは価値はないだろうな。

いや、でもさ、仮にハンマー投げがオリンピック競技から
除外されたとしても、室伏ってすごいやつに変わりなくね?
あいつはすげー人間だよ(笑)

ところがさ、なんかここんところの吉田なにがし見てると
こいつって一体何がすごいんだ?って思えてきちゃって。
オリンピックから除外された途端(まだ決定ではないけど)
女子レスリング?知らんわ、ってなりそうで。
いや、実際、オリンピック以外でレスリング見ること
なんかないけどさ。

特に「子供の夢なんたらかんたら」言ってんの見たら
結局、そんな理由しかないのかい、って。
だったらいらねーわ、レスリングなんて、ってさ。

いや、まだ、「どうしてもオリンピックで4連覇したいんです」
「子供とか誰がどうとか知らないけど、自分が出たいんです。
私からオリンピックとったら何も残らないんです」
くらい言ってくれれば、ま、そうだな、がんばれよ、と思うんだが。

「子供の夢のために」

なんつったってさ、「ウソこけ」って思うわけ。
お前が目立ちたいんだろう?って。
いや、いいんだよ、目立ちたいってのは。
子供をダシに使うんじゃないっての。

レスリングの世界選手権はあるんだから
それで連覇続ければいいんじゃないかな。少ない人数の中で。
オリンピックに出ることだけがレスリング選手の夢なのかい?って。

いや、この前のオリンピックの時は、もちろん応援してたよ。
女子レスリング。イチョウの方が圧倒的だったけどね。
でも、やっぱりルールがよくわかんないわ。
なんだよ、判定に不満あったらコーチだか監督だかが
なんか箱みてーの投げて、で、カラーボール抽選して
その色によって認められたり認められなかったり。

なにがどうなってんだよ(笑)

でも、やっぱり「子供の夢のために」ってのは
勘違いしてると思うし、古い考え方っつーか時代が見えてないな。   

まぁ、今までだって除外されてきた競技はあるわけだし
しょうがないんじゃないかな。
でも陸上100mはきっと未来永劫なくならないだろ?
そういうことじゃないかな。

そんなことより、WBC、全然盛り上がらないね(笑)

 

 2013/02/19(火)                          『どれ走るかな』
 

ここにきて、札幌市民マラソン界隈がにわかに動き出した。

先日も書いたが、すでにエントリーを開始した5月頭の
豊平川マラソンに加え、去年、オレが初フルマラソンを走った
記念すべき大会、千歳JAL国際マラソンのエントリーも始まったようだ。
6月2日だっけかな。

地下鉄の中吊り広告では、7月に(確か)札幌ドームで行われる
歴史は浅いがなかなか人気があるという、リレーマラソンの
宣伝があちらこちらに。

そして、北海道で一番大きな大会といえば、そう、8月開催の
北海道マラソンだ。去年牧野がそのマラソンのせいで
どこまでも右折できなかったと激怒していた(笑)アレだ。
その詳細も発表になった。

で、その北海道マラソンが思いっきり市民マラソンに
シフトしてきたんだ。

今までは、制限時間も超きびしいトップランナーが走るための
大会で市民ランナーとは無縁の大会だったのだが、去年、
制限時間がゆるくなって市民ランナーも気軽に参加できる
大会にシフトしたんだ。フルマラソンのみだけど。

で、今年は11キロくらいのレースもあるみたいで
さらに思いっきり市民マラソンへと変貌を遂げるようだ。

だったら、ってことでオレもまだギリ体力あるうちに
北海道マラソン走ってみたいな、と思うんだけど、
もちろんフルマラソね。牧野の右折も阻みたいし(笑)

でもさ、参加料金が1万円なんだよね。
苦しむために1万円か(笑)高ぇーよな。

9月は石狩サーモンマラソンだし、10月は札幌ハーフマラソンだし。
忙しいな、おい。で、正月くるってか(笑)

札幌はまだまだ雪解けそうにないよね。真冬だよ、真冬。         
もう2月も終わるってのによ。
早く走り始めねーと、って思ってんだけど
3月いっぱい雪あんじゃねーのか?これ。

まずは、千歳でフル走るのかどうか決めないとな。
めんどくせーな(笑)

なんかしらねーけど、やることだらけだな。

めんどくせーな、おい(笑)

 

 2013/02/16(土)                      『その音はいるの?』
 

もしかしてキミは、アレ?オリンピックからレスリングなくなったって
どうだっていいよ。なんて思ってるクチ?あらあら。

今日は雪降る中、1人ライジングサンしてきた(笑)
友人バンドやその他見たいバンドのライブが重なり
あっちゃこっちゃのライブハウスを行ったりきたり状態だ。

いろいろあったんだ。どれを書こうかな。

音楽ってなんだろう?そう思った瞬間があって。
いや、そんなに大きな話じゃないかな。
バンドサウンドってなんだろう?くらいの話かな。

二人組みのバンド?がいて。
詳しくは知らないんだけど、とある人気バンドが活動休止だか
解散だかして、で、新しく作ったバンド?なのかな。
それともソロ活動の一環なのかな?
その辺のアマチュアバンドの人じゃないよ。

ま、詳しく知らないけど、とにかく二人組みでのライブだ。
ギターボーカルとドラムだ。

シンプルに歌とギターとドラムだけの曲もあったんだけど
いろいろな曲があって。
たとえば、ギターで弾いたフレーズをその場でループさせて
で、その音に、またギターを重ねて、っていう手法の曲とか。

これは1人で弾き語りやる人がよく使う手法なんだけど
曲を「おもしろく」させる効果としてのそれと、
もちろん音を「厚く」させる効果をねらったもので。

やっぱりベースがいない分、何かで音の厚みを、
ってことだと思うんだけど。

さらに、違う曲ではドラムがいきなりドラムを叩きながら
たて笛を吹いたんだ。
いや、もちろんドラム叩きながら笛を持てるわけないから
正確にはバスドラ踏みながら(足でドンドンするやつね)
たて笛吹いてたんだけど。

くれぐれも言っとくけど、バカにしてるわけじゃないからね。
演奏はかっこよかったよ。

でも、思うんだ、たて笛吹く必要あるの?って。
いや、何かのこだわりがあるんだろうけど、オレは知らないから。

なんちゃらモンチーとかって人気バンドも1人脱退して
二人組みバンドになったら、なんかいろいろやってるもんね。
ドラム叩きながらキーボード弾いたり。
いや、もちろんドラム叩きながら(ry

オレは昔思ったんだ。そうだな、自分で曲を作り始めた頃に。

どうしてバンドサウンドはギターとベースとドラムなんだろうって。
もちろん「基本的には」ってことで。

ドラムはリズムでベースはなんか音を厚くして
ギターは、そうだな、よくわからないけど、まぁ、なんつーか
高い音も必要だろ(笑)くらいの認識しかなくて。
(今も同じようなレベルだけど)

でも、実際はそんな単純なことでもなくて。
だから自分で作った曲の、デモレベルながらベースライン決めるときに
なにをどうすればいいんだ?って悩んだものだよ。
いや、そもそも「曲」ってどうやってつくればいいのよって(笑)

そのてきとーに作ったベースラインをやめれっつってんのに
牧野はそのまま弾こうとするから(笑)なおさら。

昔、昔って、じゃ、今おまえ、なんかそれについてわかったのか?
って聞かれれば、自信を持ってこう答えるよ。

まったくわかってません、って(笑)

でも音楽ってなんだろう、って悩んだりはしないよ。
今は、まぁ、なんか、いい感じになればいいんじゃないかな、
って思ってる(笑)

難しいところなんだ。
もちろんライブでは、あ、ロック的なライブね、
それでは音が厚いに越したことないと思うし。
だから少人数バンドなら、1人が複数の楽器をプレイするのは
アリだし、コンピューティングで機械に演奏させるのもアリだろう。    

かといって、どんどんエスカレートして
札幌でもよく見かけた背中にバスドラ背負った
大道芸人みたいに1人でものすげー数の楽器を演奏して
1人完結しても困るだろう。困るっつうかバンドでやる意味
ないだろうし、なによりかっこ悪いだろ。

だって背中にバスドラ背負ってるんだぜ?
そんなメンバー即刻クビだろ(笑)

別に音楽に決まりはないと思うんだ。
思うんだけど、なんかアレじゃないかなって。

いや、やっぱりなんでもないわ。

みんなライブがんばってた。おもしろかった。

 

 2013/02/13(水)                            『タブレット』
 

オレの親は携帯やパソコンでインターネットを見ることはしない。
「しない」というより「できない」と言った方がいいのかもしれない。
そもそもその必要がないのだろうけど、人はそれを「時代遅れ」と
称することもあるだろう。

どの世代であれ、歳を重ねるごとに「時代」に付いていけなくなることは
あたりまえのことかもしれない。
そう思いながらも、でもやっぱり時代遅れな人間にはなりたくない、
そう思う人も多いのではないだろうか。

オレもそう思う。
でも残念ながら、オレはすでに時代遅れの人間みたいだ。
例えば携帯電話中心の生活がわからないし
(スマホがでてくる前からだ)SNSで多くの人とコミュニケーションを
とることに喜びを感じることがわからないし、iPad的な
タブレット端末の便利さがイマイチわからない。

タブレットに関しては電子書籍が絡んでくるので
一応本好きのオレとしては興味を持つところだが
でもやっぱり、わざわざタブレットで本を読む意味がわからない。

旅行に何冊も本を持っていける、とか言うが
何冊も持って行く意味がわからない。

外でネットに接続できる、とか言うが
外でネットに接続してまで情報を得るシチュエーションが
思い浮かばない。
じゃあ、家でネットを見るのに便利なのか?といえば
パソコンがあればそれで事足りるだろう。

いや、仕事では使えるのかもね。資料をうんたらかんたらで。
クラウドがどうしたこうしたで。
オレは、ま、関係ないけど。
でもやっぱり日常ではどうなんだっつー。

それはオレの親がインターネットを見ることが必要ないように
タブレット端末なんてオレに必要ない、と言ってしまえば
それまでだが、しかし、それは時代遅れな人間のただの言い訳に
過ぎないのではないか。

キンドルを買ってみた(笑)

アマゾンが販売してるタブレット端末だ。
知っていると思うが簡単に説明すると、そのラインナップは
大きくは2種類に分かれる。

「Kindle Fire」っていうネットも見れるやつ、いわゆるタブレット端末だな。
それと「Kindle Paperwhite」っていう電子書籍に特化したやつがある。

オレは「Kindle Fire」を買ったわけだが。

オレがこれを手にするまでのタブレットに対するイメージは
こんな感じだった。

■ネットなんかパソコンで見ればいいだろ
■スマホよりはアレだけど結局画面小さいよね
■本なんて「本」読めばいいだろ
■タッチパネル操作しづらそう(スマホ持ってないもんでごめんね)
■ゲームなんてDSとか従来の携帯ゲームのほうがおもしれーだろ
■アプリっつったって、今PCに入ってるソフト以上にほしいものないだろ

ってな感じでマイナスなイメージしかなかったわけだけど。
実際使ってみるとさ、

その通りだったわ(笑)

何一つ覆らなかったね(笑)
まったくもって必要ねーわ、タブレット。

一番期待していた電子書籍については、「Kindle Fire」を買ったのが
まずかった。重いんだ。多くの人が散々レビューに書いていたのだが
「いや、重いっつったって、アレだろ」とか思ったのが甘かった。

本当に重い。400gくらいなんだが、重い。片手で持ってると
重くて嫌になる。これを携帯して外で本を読むとかありえない。
「Kindle Paperwhite」の方は重さがその半分くらいなので
そのへんは大丈夫かもしれないが、でも、いらねーな。

電子書籍の値段も普通の本とほとんど変わらないのがダメだ。
今の段階で普通の本より電子書籍が優れている点がみつからない。

得意の旅行に何冊も本持って行けるべや、に加えて
部屋に置く本が少なくなってすっきりする、みたいな意見も
よく見るが、図書館で借りればその問題もない。
図書館で借りればお金もかかんないし(笑)

あと、アレか。欲しいと思ったときに24時間いつでも
ダウンロードして手に入れられる、とかってやつ。

今までの人生で、そんなことあった?
夜中の2時くらいに突然「うわー、どしてもこの本読みたい、
読みたい読みたい読みたい!どうしても明日まで待てない。
ネットで買うなんて届くまで待てない。どうしても今すぐ読みたくて
死にそうだ!」
なんてことあった?この先あると思う?

そんな本あったら教えてほしいわ(笑)

ゲームもたくさんあるけど、なにあれ。クソみたいなゲームばっかりで。
ま、本格的なゲームってのより「暇つぶし」的なのが多い気がするけど
その「暇」がないんだよ(笑)なにが悲しくて外でパズルゲームしなきゃ
なんねーのよ。あと、あれかい、画面の中で玉転がしたりして。

玉転がし。

何がおもしろいのか訳がわからないよ(笑)
ただ、ゲームに関しては、オレがただ単に「好き嫌い」の問題で
あまり好きじゃないってだけで、ゲーム好きには
おもしろいのかもしれない。どうなんだろ。

で、こういったことを、みんなもっと画面の小さいスマホで
やってるわけだよね?つぶやいたり、いいね!だったりの方が
頻度高いのかな。知らないけど。

なんかみんなダマされてない?(笑)
いや、それが今の時代なんだね、きっと。

オレはすっかり時代遅れの人間のようです。
(皮肉・嫌みは含まれていません)

ま、そのうち、なんかタブレットでいい点がみつかったら報告するわ。  
つっても、日に日に触る時間短くなっていってるからアレだけど。

まず、地下鉄でタブレット使って本読んでみるか。
いや、やっぱりそれは嫌だな。

だって、今も、ま、たまーに地下鉄でタブレット持って
なんか読んでるやつ見かけるけど
「時代の最先端」、ってよりは「時代に踊らされてるバカ」に
見えるんだもん(笑)

 

 2013/02/10(日)                  『ガンってやったらガコンって』
 

いやいやいや、それはねーだろ。
そう思ったのは先日、テレビで映画を見ていたときだ。

ところで、ここ数年、というか、まぁ、いつの頃から言われていたのか
はっきりとはしないが、人々の「テレビ離れ」はいよいよ加速
してきているようだ。

その理由としては、最近おもしろい番組がない、だとか、
娯楽が多種多様になってきた、なんてことが挙げられるが
どうなんだろう。

果たして、「多種多様の娯楽」とはなにか?
昔なくて今あるもの、といえばやはりインターネッツを
中心とした、なんかスマホとかそんなやつになるだろうか。

たぶんそうなんだろうと思うけど、だけど娯楽としての
インターネッツ、もしくはスマホとは具体的にどんな
行為のことを指しているのだろう。

カカオトークだろうか?

冗談はさておき、いやまぁ、つぶやいたり、いいね!、だったりの
SNSだったりで誰かとのコミュニケーションに忙しいのだろうか。
はたまたオンラインゲームでどこの誰だかしらない人たちと
協力してモンスターを倒す旅に出ているのだろうか?

バカにしているわけではないよ(笑)

確かに、テレビはくだらないモノだとは思うが
じゃあ、そのインターネッツだとかそれらは
そんなに有意義なことなのだろうか。

こんなこともよく聞かないか?
「新聞よりネットのほうが情報が早い」

そうかもしれない。いや、確かにそうなんだろう。
だけどさ、情報が早いからなんだっていうんだ。
とも思うんだ。その「早い情報」をゲットして
おまえは何をしているんだ?と。

たとえば、最近の身近なニュースとして
「灯油の値上がり」がある。その情報を誰よりも早く
(ネットで見ている時点で誰よりも、ってことはないが)
ゲットしたとして、どう活用するんだ?

防御される前に誰かの家のホームタンクから灯油をいち早く盗む、
とかか?そのくらいしか思いつかないな(笑)

もうちょっと大きなニュースを考えてみようか。
例えば尖閣諸島の問題だ。仮に中国が攻めてきたとしよう。
その情報を新聞を読んでいる人より早く知ったとして
なんだっていうんだ?なにができるんだ?

なにもできないだろう。たぶんいつもと同じように
朝になればネクタイしめて地下鉄乗って会社行くんだろ?

人はそんなに多くの情報なんていらないんだよ。
せいぜい「広報さっぽろ」でも見とけばいいんだよ(笑)

で、テレビの話だ。
オレは、まぁ、テレビってのは今も昔もそれほど
変わっていないように思うんだが、だから今も昔も
テレビはくだらないモノだと思っている。

だから見るんじゃないか。くだらないからおもしろいんじゃないか(笑)
とはいえ、やっぱりオレも昔にくらべれば積極的にテレビを
見ることはしなくなったかもしれないな。

それは、単純に歳をとって仕事だなんだと忙しくなったってのも
あるし、ここ数年は「テレビなんて見てるヒマあったらアルバム
作らなきゃな」っていう強迫観念にいつも襲われるし(笑)

ってのはウソだけど、ここ最近も信じられないくらい
仕事が忙しくて、まさに寝るヒマもないほどだったりすると
やっぱりテレビなんて見ないもんね。テレビのスイッチ入れないわ。

で、多少時間ができてもその流れでテレビのスイッチ
入れなくなるもんだね。

と言いつつ、先日、テレビで映画を見たんだ。
2時間くらい、ほぼフルで見た(笑)

テレビで映画を見ると、大抵はトムクルーズかマッドデイモンの
見たことある映画しかやっていないのだが(どんな決め付けだ)
めずらしく見たことない映画をやっていたんだ。

得意の元CIA的なところで働いていて、で今はひっそり暮らしているが
じつはめちゃくちゃ強ぇーやつ、みてーな感じで。
娘が誘拐されて、その強ぇーお父さんが助けに行くって感じの
ストーリーだったんだけど。

敵を倒しながら順調に娘がいるところに近づいていって。
最後、敵のアジトみてーなビルにたどりついたんだけど
とうとうドアのかげに隠れていたやつにガンって頭やられて。

お父さんの意識がもどると、ビルの、なんつーかな、パイプから蒸気が 
シューシューいってるような、そんな地下室的なところに、
まさにその鉄パイプっつーか配管に両手を手錠で
繋がれた状態だったんだ。

お父さん、絶体絶命。
敵のボスは部下に「殺してしまえ」といって立ち去っていく。
さぁ、どうなるんだお父さん!って。

どうなったと思う?

お父さんが手をガッてやったらコンクリートに取り付けてある
配管がガコンってとれて、で、開放されたお父さんは
敵を倒して、いろいろあってハッピーエンドだ。

テレビなんて時間の無駄だから見ないほうがいいよ。

ま、これは映画が悪いのかな(笑)
つっても、けっこうおもしろい映画だったんだけどね。

 

 2013/02/06(水)                       『パンパンパンパン』
 

演者と客のコミュニケーション手法、もしくはツールと
位置付けてもいいだろう。

手拍子、だ。

主に弾き語り主体のライブで活躍する手法だが
だから「僕、私はあなたの演奏をノリノリで聴いていますよ」
という意思表示となり得る行為だ。

もちろんそれは打楽器然とした「ビート」として
音楽の一部として機能することも多い。
それゆえ、演者側が客に手拍子を求める時、一種の「賭け」に
出る勇気を必要とする場面もめずらしいことではないだろう。

客のトンチンカンなリズムによって演奏が台無しになる可能性を
はらんでいるからだ。
「盛り上がり」と「台無し」は背中合わせということだ。
諸刃の剣、というところか。

なぜオレは今日、「演者」という言葉を使っているのだろうか。
よくわからない(笑)
まぁ、いい。

とにかく、「手拍子」は案外に高度なテクニックを要する
と、認識する必要があるだろう。
それは演者にも客にも両方に言えることだ。

昨日、ライブに行ってきた。なんかのアレで無料ライブだ。
弾き語り主体のライブで4組の出演だったかな。
確か、そのうち3組がプロだったのではないだろうか。
それほどメジャーな人たちではないが、それでもオレの好きな
ミュージシャンがいて無料ってんだから、なかなかのお得ライブだ。

あるミュージシャンが手拍子を求めてきた。
そのミュージシャンは弾き語りライブの経験が豊富なため
わかっていたのだろう。今日は普段あまりライブを見ることのない
客が多いのではないか、ということを。

それを予想するキーワードとして「無料」がある。
なんだかわからないけど無料だから見てみるか、という客は
多かったはずだ。オレの目から見てもそれは明らかだった。

およそ音楽とは無縁な人生を送ってきたであろう風貌の
お年寄りもけっこういたし。通りがかりで入ってきた人たちだ。
会場はけっこう街中で雪まつりを見に来たついでにちょっと、
とかって人もいただろうな。

だから、ってこともないかもしれないが、そのミュージシャンは
曲を始める前にきちっと「こういうのをください」的に
手拍子を実践して見せてくれた。
自分の手拍子に客がノッてきたころで曲を始める、
というみんなが安心して楽しめるスタイルで歌ってくれたんだ。

そして次の曲。
ここで気をつけなければならないのは、そのままの流れで
だから、惰性でてきとーに手拍子をしてはいけない、ということだ。

何の気なしにてきとーに手拍子していると、稀に
「この曲は手拍子なしでじっくり聴いてほしいんだ」
なんて演者に言われることがある。

また演者きたよ。

そんなとき、人一倍はりきって手拍子をしていると
とても恥ずかしい思いをすることになる。
空気を読めってことだ。

しかし、本来、そこはミュージシャンが、って今度は
ミュージシャンかよ。ま、どっちでもいいんだけど
歌う側が「これは手拍子のいる曲」「これはいらない曲」と
はっきりわかる演奏(雰囲気作り)をするのもまた、
その人の実力になると思うのだが。

実力者にすんごいバラードとか歌われると
手拍子どころか会場が息もできないくらいシーンとなることって
あるだろ?
そういうことだ。本意ではない手拍子をされるというのは、
ま、結局、歌に説得力がない、そういうことなんじゃないかな。

知らんけど。

問題は次のミュージシャンの演奏のときに起こったんだ。
ある曲を始める前に「さっきのようにオレも手拍子もらえたらうれしいな」
なんつって演奏を始めたんだ。
模範演技はなしだ。

そしたらだ、会場のうしろの方にいた客がイの一番に手拍子を
始めたのだが思いっきり「裏」から始めてしまったんだ。

「裏」というのは、たとえば
パン■パン■パン■パン■が正しい拍子だとすれば
■パン■パン■パン■パンと手拍子を始めてしまったんだ。

それにつられて会場の後方の人たちの多くが「裏」手拍子に
なってしまったんだ。
それだけなら、まだなんとかなったかもしれない。
しかし、事はそう単純ではなかったんだ。

会場前方の人たちは正しい拍で手拍子を始めてしまったんだ。

だから結局、会場の前と後ろが連続して

パン  パン  パン  パン  パン
  パン  パン  パン  パン

って。

手拍子がパンパンパンパンパンパンパンパンって。

不気味に連続したものになってしまったんだ(笑)
やりづらかっただろうなー、あの人。

まぁ、なにが起こるかわからないのもライブの醍醐味っていえば
そうなんだろうけど。
オレも、前にウンチイーティングナウ弾き語ってるときに
自然発生的に(誰かがふざけて)手拍子始めやがって
したらみんな手拍子しやがって、そんときは
皆殺しにしてやろうと思ったよね。

とにかく、手拍子は意外に難しい、ということだ。

以前に書いたことがあるが、とあるライブでの出来事だ。
若者バンドだ。確か音楽専門学校の学生が結成した
バンドじゃなかったかな。
だから、一般人よりは音楽に詳しいのは当たり前だ。
そして若い。ノリノリだ。

そんなバンドがある曲で客に手拍子を求めてきたんだ。
ボーカルが客をあおって手拍子を始める。
コーラスとかキーボードとか他のメンバーも
何人か手拍子を始める。
客もノリノリで手拍子を始める。

次の瞬間、オレは自分の目を疑ったよ。
ボーカルのみが裏拍子なんだ。
オレは心の中で叫んだよ。「やめてくれ」と。
「はやく気付いてくれ」と。

しかし、ずーっとノリノリで裏拍子だ。一人だけ裏拍子だ。
結構長身ですらっとしたイケメンなボーカルだっただけに
その哀愁っぷりったらハンパない。

ボーカルと他のメンバー&客が
パンパンパンパンパンパンパンパン、だ。

その小気味いいズレっぷりは、
なにか新しいリズムゲームでも始まったのか、
と思うほどだった。
マ■ジ■カ■ル■バ■ナ■ナっ、みたいな。                 

知らんけど。
 

 2013/02/04(月)                             『クーポン』
 

そんなもんに魅力感じる人いるのかな?と
常々思っているのはクーポン件の類についてだ。

やれドリンク一杯無料だの、やれ10%オフだの。

そんなのに魅力を感じない上に、それを利用するにあたり
クーポン券をフリーペーパー的なものから切り取ったり、
はたまたウエブサイトからプリントアウトしたり。
あとはあれかい、携帯電話で会員登録したりなんだり。

苦い思い出がある。

オレの携帯はもちろんスマホじゃないし、さらに、ま、よくわからないが
PC的なものからメール受信できない設定になている。と思う。
繰り返すが、よくわからないのだが(笑)
迷惑メールがほとんどこないことから、そういうふうに設定してるんじゃ
ないかと思う。ま、自分で設定したのだろうが、よくわからない。

で、いつだったか、なんかの店で何かを購入した際、お店の人が
携帯で会員登録すれば割引になりますよ、的な説明をしてきて。
空メールを送ってどったらこったらすればすぐできますよ、って。

めんどくさいから「いや、いいです」って断わったんだけど
なぜか店員がなかなか引き下がらないんだ。
「いや、でもすぐできますから」って。

安くすることが一番のサービスだって勘違いしてるんだろうね。
ま、その話は置いといて。
で、オレも、まぁ、別に急いでるわけでもなかったからやってみることに。

したら、なんかうまくいかないの。たぶんオレのメール設定が
ダメなんだろうね。
空メール送っても返ってこない、みたいな。よくわからないけど。

店員は「あれ、おかしーなー」とかってあたふた。
とにかくめんどくさいから「あ、すんませんけどやっぱりいいですよ、
めんどくさいから」って結局断わって。
したら、会員登録できなかったのに申し訳ないとかいって
割引してくれて。

いや、全然うれしくないんだ。時間を無駄にして嫌な思いしただけだ(笑)

そして、まぁ、それらのめんどくさい、繰り返せばクーポン券を
切り取ったりなんだりして得られるサービスがドリンク一杯無料、とかだ。
ぜってーいらねー。そんなやついらねー。

そして、オレがもっと恐怖するのは、仮にドリンク一杯無料的な
クーポン券出したときに
「すみません、もうそれ使えないんです」なんて言われた日には
自殺もんです、ってことだ。
「今日さ、期限切れのドリンク一杯無料クーポン握りしめてやってきた
乞食みてーな客いてさ」
なんてツイートされたら大変だろ?(笑)

そのスーパーはとても混雑していたんだ。

5、6箇所あるレジ全てに列ができてる。
後から来る客は、できるだけ早く清算したいと考え、
並ぶ客のカゴの商品の多さを見てどのレジがいいのか
判断することはよく知られた光景だ。

支払いの際にモタつく客には今にも舌打ちが飛んできそうな
殺伐とした光景もめずらしいことではない。
逆にほのぼのしていると言っていい。いや、してない。

あるおばさんが支払いの時、財布からなにやらクーポン券の
ようなものを出して「これ使える?」って。しわくちゃのクーポン券だ。
レジのスタッフは新人って感じでもなかったのだが、
それが使えるのかどうかわからないらしい。
すぐさま隣のレジにいた、もちろんその人もフル稼働で
レジ打ちしていたのだが、その人に助けをもとめる。
手をとめて確認する。

わからないようだ。

その時点でレジが2列ストップしていることになる。
まわりの客はみな険しい顔になっている(笑)
たった、その一瞬で違う列に移動する客もいる。
どんだけ我慢できないんだ、お前は(笑)

内線みたいなので誰かスタッフを呼んだ。
ベテランらしき人がくる。内藤さん(56歳)って感じだろうか。
驚いたことに内藤さんも首を傾げる。
そして、内藤さんはしわくちゃのクーポン券をもってどこかに
走っていった。

オレはもう、その先を見ているのが怖ろしくなってその場を離れた(笑)

だから嫌なんだ、クーポン券。
そして、そのしわくちゃなクーポン券はどんな内容だったのだろう。

「とうふ1個無料」

とかだったら嫌だな。
ちなみに、そのスーパーはその日、とうふは1個27円で販売してました。

ところで昨日は恵方巻食ったか?
オレは食うはずないだろ。

 

 2013/02/03(日)                              『お一人様』
 

あんまり行かないから間違えた認識かもしれないけど、
だけどまぁ、オレのイメージとしては「若者が多くてウルせー場所」
ってことになってたんだ。

「ガスト」ってあるでしょ、ファミレスってくくりでいいのかな。

いまだに、そのイントネーションはわからないんだけど。
ガ↑スト、なのかガ→ストなのか。
もちろん、そんなのどうーでもいいんだけどさ(笑)

でね、過去に、たぶんそうだな、2、3回しか行ったこと
なかったんだけど、そのいずれも若者がギャーギャー
うるせかったもんだから、上に書いたようなイメージ持ってて。

ところがさ、最近、家のそばにあるガストに何回か行ってんだけど、
理由はただ家の近くってだけで。
そこで、ん?と思った出来事があって。
最初に行ったのは確か日曜日の午前中だったと思うんだけど。

客が老人だらけだったんだ。しかも多くは「お一人様」で。
オレの中でそこは「若者がよく利用する」イメージだったもんだから
けっこうな違和感があったんだ。

でも、まぁ、そういうこともあるかな、って程度で。
で、また違うときに行ったら、同じような感じで。

アレ、なんか高齢者サービスみたいの展開してんのかね?
店内にはそういった告知めいたものは何もないんだけど。
でも、やっぱりそれにしてはお一人様の高齢者が多いよ絶対に。    

行く度にこの状況は一体なんだろうな、と思うものの、
わざわざ店員に聞くほどのことでもないじゃない?
そもそもなんて聞けばいいっていうんだ。

「すみません、この店ってなんか高齢者サービスみたいの
やってるんですか?」

って聞いて、仮に「そうなんです」とかって言って
詳しく説明されたからといって、オレになんの利益が
あるっていうんだ?(笑)

だから聞けないんだけど、絶対なんかアレは、アレだよ。

どっかでクーポン券的なもの配ってるのかな。
だって、なんかなかったら老人が一人でガスト入らないよな?

って、だからそれ知ってどうすんだ、って話なんだけどね(笑)

ところで老人たちはガストで何食ってんだろうね。

だから、どうでもいいだろ、って話でね。