あいとせいしゅんのひび
2011年06月分

                   
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 2011/06/28(火)                              『ほまれ』 
 

昨日テレビを見ていて驚いたのは、今、女子サッカーのワールドカップが
ドイツで開催されているということを知ったからだ。
例のあれだ、なでしこだ、なでしこ。なでしこジャポンだ。
いや、まったく知らなかった。

そんで、昨日だか今日だか知らないけど、初戦のニュージーランド戦を
勝利で飾ったというじゃないか。

でさ、よく知らないんだけどワールドカップ出場をかけた予選とかは
あったわけ?
で、出場決めた―!、とかってニュースでやってたっけ?
なんか全然知らなかったんだけど。
で、ちょっと調べたら出場国16チームでやってるみたいなんだけどさ。

で、まぁ、サッカー強豪国はだいたい出場してるような感じなんだけど
その中に、ん?って国があるんだ。

「赤道ギニア」って国なんだけど、知ってる?

いわゆるギニアなのかと思って調べたら違うんだ。
で、よくわからないんだけど「赤道」って付いてるのに
赤道上には領土はないんだ。

一体なんなんだよ。

で、とにかくさ、昨日さ、なんかニュース見てたらさ、あと10分後に
なでしこジャパン、ワールドカップ初戦のキックオフです、
とか言われてびっくりしたもんだからさ。
どうだろう、メディアはもうちょっと盛り上げてもいいんじゃないだろうか。
扱いが小さい気がするが。

で、なでしこジャポンで10番つけてんのがご存知、
いろんな意味でご存知、澤穂希なんだけど一応写真貼っておくよ。
深い意味はないよ。

   なでしこジャポン澤穂希です。

で、アナウンサーが澤穂希を紹介したときこんなことを言ったんだ。
あと1ゴール決めれば日本代表として、国際Aマッチ試合における
最多得点選手になります、とかって。

今現在、トップは釜本邦茂と澤穂希が同数の75ゴールだ。
ちなみにキングカズは55ゴールだ。
だからあと1ゴール決めれば釜本を抜いて澤が日本代表ゴール数
単独歴代トップになるというんだ。

同レベルで比べていいわけ?

ま、でも、これ認めないと、ホームラン数世界一の王さんの記録も
所詮、日本の野球の話だろ?メジャーじゃねーだろ?って
話しにもなっちゃうしね。

ちょっと違うけど。

でも、なんか、女子サッカーってもっさりしてるよね。
いや、昔に比べたらかなりレベルアップしてると思うけど。
って、昔のこと知らねーけど。てきとーに言ってみた。

とにかく、なんかあんまりおもしろくねーんだよな。

あと、オレ的には澤はいらないと思うんだ。いろんな意味で。

ま、でも、優勝とかしたらおもしれーんだけどな。
ドイツが桁はずれに強いらしいんだよな。よく知らないけど。

ま、とにかく、なんか、よくわかってねーってことだよ、オレは。     

 

 2011/06/26(日)                              『リベンジ』 
 

レディーガガのあれやこれやについては、いずれ書くとして。

「オレはもうダメだ」そう思わせるには十分すぎる
結末だった。

先月、5月5日の「男・渋谷健二やりました」から始まる
日記から一転、市民ランナーの敵クソバカ札幌陸協に
翻弄された、哀れな男の物語をご存知の方も多いと思うが
簡単に経緯を振り返りながらお伝えしたい。

オレがいわゆる「マラソン」的なことを始めたのは
じつは10年くらい前にさかのぼる。

え?そんなとこから振り返るわけ?

そう驚いたかもしれない。まぁ、簡単にさ、簡単に。

きっかけはライジングサンロックフェスティバルだったと思う。
まだ、多少若かったその頃は(笑)ライジングに行けば
ステージ前方に行きワッサワッサ動いて盛り上がって
いたわけだが、もう、全然体力がついていかないわけだ。

これはまずい、と思って体力づくりのために走り始めたような
気がする。元高校球児のプライドがあったのかもしれない(笑)

どんだけライジングにかけてんね(笑)そう思わなくもないが
ライジングが始まって十数年、何があっても皆勤しているのだから
もう、正月みてーもんだ。行くとか行かねーとかじゃなくて
今年もその日がまたきたか、それだけだ(笑)

で、まったく「マラソン大会に出たい」とかそんなのは
なかったわけで、あくまで体力づくりのランニングだ。
心のどこかでいつかフルマラソン走ってみたいな、
ってのはあったけどね。42.195キロ先に何かステキなものが
落ちてるという話だから。

で、なんだろう、何がきっかけだったのか。
え?あいつが?って知人が大会に出てるって知ったのが
きっかっけだったろうか。ま、よく憶えていないが、とにかく
2年前に初めて豊平マラソンの10キロレースに出たのが
始まりだ。

初めてのレースは多少の緊張もあったり
初めてのコースってのもあって、まぁ、よくわからないうちに
終ったって感じだったろうか。タイムは47分43秒だった。
このタイムがいいのか悪いのかよくわからないが
トップはだいたい33分台だと思う。そんな感じのタイムだ。

そして2年目はやっぱり前の年の記録を越えたいわけじゃない。
去年のオレに負けたくないわけじゃない。
もう若くないので、体力の衰えは、はっきりと
「老人」に近づくということじゃない。
だからがんばった。前年の記録を8秒縮めた(笑)

なんだよ、8秒って、そう思った。

そして今年3回目。なんとなく集大成って感じじゃない?
レースのなんたるかもわかってきたつもりだ。
体調も万全。一緒にマラソン大会に出てる仲間も
いいタイムをだしている。

オレはがんばった。かなりがんばれたと思えた。
結果はなんと前年を4分近く縮める好タイムだった。
43分38秒。なかなかだと思った。オレ、すげーと思った。

そして「男・渋谷健二やりました」の日記だ。

そして、すんません9キロしかありませんでした、だ。

そして、それ公認記録にはできねーから、もう一回やるわ、だ。

そして昨日だ。

リベンジだ。

しかし、「オレはもうダメだ」そう思ったレースだった。
全然ダメだった。体調は悪くなかったのだが、なんだろう
後半全然体が動かなくなった。

オッサンや女子に全然ついていけない。
スポーツマン的な女子じゃないんだぜ、その辺のOLです
って感じの、なんかもっさりした女子にもついていけない(笑)

結果49分32秒だった。

終った。オレのマラソン人生は終った。

あとは落ちていく一方なのか。もうダメなのか、オレ(笑)
走ってる最中「もう嫌だ、疲れた、歩きてー、いやバカ10キロ
レースで歩いてどうすんだバカ」
その思いの繰り返しだ(笑)

ま、それゆえ、ゴールしたときの喜びは、絶大なものが
あるんだけどね。

あ、で、セコいな、オイ。
と思ったのが、普通のマラソン大会ではゴールしたら
スポーツドリンク一本くれてお疲れさん、ってなるのだが
昨日さ、いや、いくら本大会ではないといったって
スポンサーがついていないといったって、それ、
おめーらのミスだろって話しだと思うんだけどさ。

ゴールしたら、小っさい紙コップにちょろっといれた
スポーツドリンク配って終わりなの。
こんな小っさい紙コップ売ってんの?ってくらい小っさい
紙コップ。検尿のとき使うみてーな小っさい紙コップ。

札幌陸協はほんとクソだな(笑)

だって、昨日は300人くらいしか走ってないんだぜ?
ジュース代3万円くらいどうにかなんねーか?(笑)
ダッセーな、おい。

でも、ほんと苦しかったな。マラソン大会から引退しようかな(笑)  
ランニングは、まぁ、タラタラ続けていくとは思うけど
大会は疲れるなー。

10キロって距離は、ま、普段も走ってるから、たいした距離では
ないんだけど、なんか今日、猛烈に全身痛いんだけど。
なんだろう。やっぱ、限界か。
今日の夜、ライブなんだけど(笑)

なんか、最近イベントが多すぎだな。楽しいけど疲れる(笑)

 

 2011/06/23(木)                             『スーパー』 
 

「スーパークールビズ」

とにかく、今、「スーパークールビズ」らしい。
このネーミングをみたとき、パンツ一丁で裸にネクタイ、そして皮靴。
そんなスタイルを想像したのはオレだけではあるまい。

それほどにこのネーミングには破壊力がある。
なんせ「スーパー」だ。オレの中ではスーパーサイヤ人以来の
「スーパー」だ。

スーパークールなビズをしなければならないらしい。
裸にネクタイくらいしないと、スーパーとは呼べないだろう。

なんでも3.11のあれやこれやで節電対策ってことでのスーパーだ。
ま、北海道はそれほど節電に神経質にならなくても
いいのだろうが、それでも全国的にスーパーなクールを
推奨する流れになっている。みたい。

このクールビズとやらは札幌でもだいぶ定着してきていて
夏になるとノーネクタイな人は大勢いる。

オレも仕事中はスーツを着ているのだがネクタイは外さない。
理由としては、まぁ、ファッションとしてスーツには
ネクタイだろ、と思っているからだ(笑)
あと、別にネクタイを外したところで、ちっとも涼しく
ならないからだ。

とはいえ、別にクールビズを否定しているわけではない。
っつうか、どうでもいいんだけどさ(笑)
でも、どうせクールビズをするなら、ぜひ「スーパー」な方を
実践してもらいたいものだ。

環境省が推奨するスーパークールビズを調べてみた。
ま、ニュースなんかで知ってる人も多いと思うが。

アロハシャツ。

一番目につくのはやっぱりこれじゃないだろうか。
ジーパンもいいらしい。しっかしジーパンって呼び方が泣けてくるね。
どうだろう、昨日までスーツ姿で通勤していたお父さんが
ある日突然、アロハシャツとジーパンで出勤するんだ。

家族に頭がおかしくなったと思われるのではないか?

そもそも買いに行く時点で頭がおかしくなったと
思われるかもしれない。

「お父さんちょっとアロハシャツ買ってくるわ」

そう言って出かけるんだ。「アロハ」と発音する時点でおかしいだろ。
しかし、やっぱり行くお店は洋服の青山だ。

なぜアロハシャツを推奨するんだ?半袖のワイシャツで
いいんじゃないのか?
ちなみに、オレは半袖のワイシャツも着ない。
ワイシャツっつったら長袖だろ、と思っているからだ。

とにかく中途半端なんだよ。ショートパンツはダメだっつーし。
おかしいだろ、スーパーなクールつったら半ズボンだろが。
TシャツはギリギリOKでランニングはダメなんだってさ。
その違いはなんだ?ワキ毛か?

ワキ毛か?って言われても困ると思うけどさ(笑)

ま、でも、仮に大の大人がランニングと半ズボン着て
仕事してたら、かなりおかしなことになってるけどな。
でも「スーパー」と名のるからにはそれプラス、
肩から虫カゴさげて虫とり網持って麦わら帽子かぶるくらいの
気概が必要だよね。

それが社長だったら倒産間違いないね。

その前に病院送りだけどね。

 

 2011/06/21(火)                              『4Days』 
 

いや、昨日さ、またさ、ライブ行ってきたんだわ。スピリチュアル。
金土日月って4日連続で。

なにしてんだ、オレ(笑)

ま、楽しいからね、しょうがないもんね。
金土日に引き続き、元ピールアウトの近藤さんがソロバンドで
ライブやるっつーんで。

スピリチュアルおなじみの超押しタイムテーブルで。
終わった時には日付変わってたんじゃないかな(笑)
昨日は3つくらいバンド見たんだけど、ほんとバンド好きは
バカだから(いい意味で)おもしろくってさ。

それは知らないバンドの演奏中に起きたんだけどね。
いや、オレが知らないだけで名の知れたバンドかもしれないよ。
ま、とにかく、なんだ、筋金入りのバカ(いい意味で)みたいな
「ロックンロールがどったらこったら」って叫んでるバンド
だったんだけど。

ボーカルがステージから客側フロアに降りてきてコール&レスポンスを
おっぱじめたんだ。

ボーカル「ら〜ら〜ら ら〜ら カモン!」
客   「ら〜ら〜ら ら〜ら」

みてーなやつね。

それをてきとーな客を捕まえて1対1でマイクでやるって寸法だ。
怖いって。オレそういうの苦手だから(笑)いつでも逃げられる
体勢で見てたんだけど、まず、前にいた男が捕まったんだ。

ま、特にロックバカって感じでもない、「普通の人」って感じの男が
捕まったんだ。
そこから、とてもバカバカしい(いい意味で)コール&レスポンスが
幕を開けたんだ。

しかし、その模様を文字で表現するのはなかなか難しいんだ。
できる限り表現してみるが伝わるかどうか・・。
かなり笑わせてもらったことは間違いない。その「普通の人」に。

まず、ボーカルのコールが始まる。
驚いたことに、とても小さな声で震える声でのコールだったんだ。
あえて文字にするとすれば

「ふぇ〜ふぇ〜ふぇ ふぇ〜ふぇ」

ってのをか細くささやくように、そして鼻にかかった感じで
コールしたんだ。

うわっ、やめてくれー、だ。
ど、どうする、どうするんだ「普通の人」!

「ふぇ〜ふぇ〜ふぇ ふぇ〜ふぇ」

完璧に、いやそれ以上のクオリティーでレスポンスしたんだ。
すごいぞ「普通の人」!

けっこう恥ずかしいだろうに、すばらしいレスポンスだ。
爆笑させてもらったよ。
その後も、おそろしい(笑)コールが何回か続いたわけだが
「普通の人」は完璧にレスポンスしていく。

次に捕まったのは女性だ。やっぱりどちらかといえば「普通の人」だ。
コールが始まる。さっきのコールよりは難易度は低いが
少なくともオレにはできないレベルだ(笑)

その「普通の女性」もなんとかレスポンスを返していく。
みんな、よくやるよ(笑)音楽バカ(いい意味で)はステキな
やつらばかりだ。

そして最後のコールで「普通の女性」に最大の難関が訪れたんだ。

「なんとかこんとかマンコいぇーい!」

でたーマンコ。マンココール。「マンコいぇーい!」
どうする?どうするんだ「普通の女性」!

「なんとかこんとかマンコいぇーい!」

はいっ、マンコレスポンスいただきましたっ!
やるな「普通の女性」!

もう、バカばっかりで(いい意味で)おもしろすぎるぞ。

で、最後、すんごい押して始まった近藤さんのライブ。
近藤さんのライブはなんか、あたたかい雰囲気で
今日で終わりか―って思うと、さみしい感じもしたよね。
なんせ4日間見てたからね(笑)

いやー、しっかし楽しい4日間だったよ。
で、ライブ見ながらずっと思ってたのは、今週末、
自分のライブだなーって。
大丈夫かなーって。他人事のように(笑)

いいライブ見ると、いやんなっちゃうよね。
オレらクソだな、とか改めて思って。ちなみに、この4日間
まったくギターさわってねーから、オレ。
練習すれや、オレ(笑)

いや、だって、なんかデカい音聴き過ぎて、耳の奥キーンって
鳴ってて。ギターなんか弾きたくなくて(笑)

でも、思ったね、ライブ見てるとき。バンド活動引退して
リスナーに専念できたら、とても楽しいんじゃないかって。
ただ、バカみたいに(いい意味で)音楽聴いてたら
楽しいだろうなって。

だって、どう批評したところで「じゃおまえのバンドは?」
ってのがあるからね。
ま、そこから逃げる気はないけど。
っつうか、その話は棚に上げっぱなしで今後下ろす予定は
ないけど(笑)

でもさー、どうしても、なんか、いろいろ吸収(パクリともいう)
してやろうっていう視点も常に持ってるとアレでしょ。
ま、それはそれで違う角度で楽しめる場合も
あるんだけどさ。

ま、とにかく、今週末26日(日)のライブはがんばりますんで
見に来てください。7月8月はエロチカ夏休みなんで(笑)
その前に。
 


 2011/06/20(月)                              『3Days』 
 

金土日とライブライブライブっだったんだけど。
楽しかったけど疲れたよね(笑)

オレの一番好きなミュージシャンが札幌で3日連続でライブだったんだ。
プレイグスの深沼さんだ。プレイグスとは別プロジェクトのGHEEEと
いうバンドの3枚目のアルバム発売ツアーだ。
ツインボーカルのバンドなんだけど、もう一人のボーカルは
元ピールアウトの近藤さんだ。

金曜日は、苗穂にあるご存じオサレな雰囲気のレストラン「のや」での
弾き語りライブだ。
けっこう狭いスペースに椅子を並べての会場だったんだけど。
お客さんは30人くらいだったのかな、それで満員状態。

深沼さんと近藤さんがそれぞれソロの曲をやって、後半は二人
GHEEEを弾き語ったライブだ。
ライブ自体は二人のトークも面白すぎて、とても満足な
ものだったのだが、いろいろなことがあって、
いろいろアレだったんだ(笑)

まず、平日の金曜の割と早い時間からのスタートだったので
オレは仕事の関係でギリギリでの到着だったんだけど。

ど真ん中の一番前しか席が空いてなかったんだ。
やられた、と思ったよ(笑)
後ろで立って見ようと思ったんだけど、座らなきゃダメってことに
なってて。

そんな音楽じゃないと思うんだけど、客はほとんど女性だ。
そして、どちらかといえばアダルトな女性が多い。
ワーキャー言うような若い女の子の客はほとんど
いなかったんじゃないかな。
なんか、こう、全体的に控え目な感じのお客さんなんだ。

それに加えて、その一番前の席がものすごくミュージシャンに近いんだ。
恋人同士でも、そこまで近くで弾き語らねーだろ、って距離だ。
ステージがあるわけじゃないから、同じ高さで向かい合う。
知らない人同士がその距離で向かい合って座っていたら、
明らかにおかしい距離だ(笑)

だから、その席がポッカリ空いている。まぁ、あそこに座る
度胸あるやつはアダルトチームにはないわな(笑)オレだって嫌だよ(笑)
仕方なく(って言い方もアレだけど)その席に座ったんだけど。

そこで衝撃の事実に気付く。

まずさ、席に着くまでの流れをおさらいしておくと
受付でチケット渡してお決まりのワンドリンク500円払ったよね。
で、ドリンク券もらって。で、ドリンクはライブ会場とは別の
場所、っていってもそんなに離れているわけじゃないけど
レストランのカウンターで、ってことだったのでそこに行って
ドリンクをもらったんだ。缶ビール。冷えっひえの黒ラベルだ。

チェック事項として、オレはこの時点で、まだ、ライブ会場内を
よく見ていない、という点だ。ど真ん中まん前の席しか
空いていないこともまだ知らない。

で、缶ビール片手に会場に着くと、ど真ん中まん前に座ってください、
という流れになる。
やれやれと思いながら席についたら、すぐに
オープニングアクトみたいのが始まったんだ。
地元のミュージシャンの弾き語りだ。

さて、ビールでも飲んで本番までゆっくりしてるか、と思ったときに
衝撃の事実に気付いたんだ。

誰もドリンクを飲んでいないんだ。

どうしてなのか分からないが、誰も飲んでない。しっとりと
オープニングアクトを見ている。
そんな雰囲気の中、しかもど真ん中まん前で缶ビールを
プシューっとあけていいものだろうか?オレは戸惑う(笑)
プシューっだけならまだしも、泡がドボドボあふれてきたりしたら
大惨事になるのではないか?

考えてみてくれ。狭めの会場。目の前では地元ミュージシャンが
弾き語っている。お客さんはシーンとしている。
そこで、プシューっドボドボうわー、とかなったら
とても迷惑じゃないか?

とはいえ、それならなおさら本番前にやっつけてしまわないと
本番は今以上に飲み辛い雰囲気なのは間違いない。
大好きなプロミュージシャンが目の前で弾き語りをしている最中に
ビールぐびぐびはないだろう、しかもオレだけ(笑)

いや、でも、レストランだし全然飲みながら見る雰囲気なんだよ、
みんなが飲めば。

とにかく、今の内にビールをやっつけてしまおうと思い、ゆっくりと
プルタブを開ける。ぷす〜〜〜〜とゆっくりと開けたら、なんとか
泡があふれ出す惨事は免れることができた。

そして隙を見てチビチビ、時にはグビグビグビーと飲む。
はやくビールをやっつけなければ。
いや、ライブ終わってから飲めや、そう思う人もいるかもしれない。

ぬるくなるだろ、ボケが。

オレが皮きりになったのかどうかは知らないが、チラホラ
ドリンクを飲み始める人が増えてきて(笑)
みんなも、ドリンク交換したはいいが、「誰も飲んでねー」
っつうことで飲んでなかったんだろうね。

で、本番が始まって。プレイグスの曲も聴けて大満足で。

でもさ、オレがあんまり動くと目障りだと思ったから
なるべく同じ体勢のまま見るように心がけてたんだけど、
そのせいでケツしびれたよ(笑)

あと、超久し振りの人に会ったりなんだりいろいろあって。

で、次の日はスピリチュアルラウンジでバンドのライブ。
ジェイクとのツーマン。
もう、超まん。すごいマンコじゃないよ!超満員。汗ダラダラ。
盛り上がったライブでした。

で、最後日曜日はmoleでライブ。対バン10個くらいのやつ。
新保さんと岡部のFLUKEも出たから、もう見るのいっぱいで(笑)
最後FLUKEに近藤さん飛び入りしてルースターズやって。

過去にも一緒にやってたのは聞いてたんだけど初めて見たから
岡部と近藤さんが一緒に歌ってんの見て、なんかすげーおもしろくて
一人で盛り上がってたわ、オレ(笑)

で、3日間通して、何度か深沼さんとか近藤さんがその辺に
いるもんだから、せっかくだし、とか思って話しかけてみたんだけど、
いや、とても気さくに話ししてくれるんだけど、いざ話してみると
話すこと思いつかなくて(笑)

むこうだって、オレみてーな若くねー男に「ファンです」って言われても
うぜーだろうし(笑)
「ライブよかったです」「ありがとう」みてーな会話しかできねーもんだね。

ま、だまってライブ見てればいいってことだね。
 

 2011/06/16(木)                             『破壊』 
 

モノってそう簡単に壊れないと思うんだ。

特にMADE IN JAPANのモノは優れていると思う。
戦後「モノづくり日本」ってことで発展してきただけのことはある。
「戦後」ってくくりは、ま、てきとーだけど(笑)

オレが函館から札幌に移り住んでから、もう20年くらい経つが
その時に買った電化製品でまだ現役のものがいくつかある。
考えてみたら怖ろしいことだ。20年も使ってるって(笑)
まぁ、オレは物を大切にするので物持ちのいい方だとは
思うんだけどさ。

しかし残念なことに、超デフレの現代日本おいて「いいモノ」より
「安いモノ」に重きを置かれている風潮のなかでは、当たり前のように
MADE IN CHAINAに代表される「安かろう悪かろう」モノが
蔓延っていることは、誰しも知るところであろう。

それにしたって、最近のモノはそう簡単に壊れない。
どこの国で作ってるのかわからない100円ショップのものだって
十分実用性・耐久性のあるものがほとんどだろう。
なにかモノを買ってすぐ壊れた、って経験はあまりないように思う。

先日、恒例の豊平川焼肉大会をやったんだ。
その日、ある人が遊び道具を持って来ていて。
たぶん、誰でも一回は見たことがあると思うんだけど
ほら、子供用のキャッチボールのおもちゃって言えばいいかな。

グローブの代わりにマジックテープが全面についた
プラスチック製の丸い板状のものを手にはめて、
で、それにくっつくボールでキャッチボールするやつあるでしょ?

オレは初めてそれをやったんだが、なんか知らないが
意外に面白いんだ(笑)想像以上にボールがガッチリ
マジックテープにくっついて、普通にキャッチボール
できるんだ。

で、10回くらいボールをキャッチしたら、マジックテープの
端っこが板からはがれてきたんだ。
まぁ、けっこうな吸着力だったからボール引き離すときに
ベリベリっっってものすごい力がかかってはいたんだけどさ。
いや、新品だったんだよ、それ。

あれ、もう壊れてきた

とか思ったけど、ま、おもしれーから続けてたんだよね。
なかなか楽しいってことで、いろんな人がとっかえひっかえ
それで遊んでたんだけどさ。

どんどん壊れてくるんだ。

いや、別にそんなハードに遊んでないよ(笑)
むしろ、壊れかけてたからやさしく扱っていたくらいなんだけど。

どんどん壊れてくるんだ。

丸い板を手に付けるためのベルトが取り付いている
プラスチック部分は折れるわ、ボールはモッサモサに
なってくるわで。

そのうち丸い板からマジックテープ部分が9割方はがれ落ち
なかに入ってた厚紙みてーなのもはがれ落ちて。
なんか内臓が飛び出た魚みてーになってんだ。

それでも、もう、意地になってそれで遊んでいたのだが
たぶん、その経緯を知らない人がみたらこう思ったことだろう。

こいつら、なにゴミ拾って遊んでんだ?って。

そう、すでにそれはゴミと化していたんだ。
ほんの短い時間でゴミになったんだ。
たとえば、その場にそれを置いてきたとしたら
見つけた人は「忘れ物ですよー」とは決して言わないだろう。
こう言うはずだ。

「ゴミは持ち帰ってくださいね」

そのくらいゴミみてーに壊れてしまったんだ。
そんなゴミみてーな、っつーか、ゴミで遊んでいるのも
はずかしかったのだが(笑)後からきた親子がすぐ横で
同じおもちゃで遊びだしたんだ。まだ、ピカピカなそれでだ。

とにかく、もうバキバキに壊れているんだ。
故意に壊そうと思ってもここまで壊れねーんじゃねーか?
っつーくらいバキバキに壊れているんだ。

いい加減にしろよ、と思ったよ。

ところで、その焼肉大会でオレは右手の中指に火傷して
しまったんだ。そんな大したことねーだろ、と思ってたんだけど
水ぶくれになってベロンチョって皮むけちゃてさ。
そんな大きな範囲じゃないんだけど。

で、絆創膏貼ったんだよ。
絆創膏貼るなんて何年ぶりだろ。オレ、基本、絆創膏貼らないことに
してるからさ。理由はなんか嫌だから(笑)
早く傷口乾いた方が治り早いっしょ?

だけど、今回はちょっとベロンチョし過ぎたので
絆創膏貼ったんだ。

ま、それだけの話しだけどね。

 

 2011/06/14(火)                        『街角インタビュー』 
 

この前テレビで見た物語をここに書いてみる。

出来るだけオレの感情を交えずにそのままを報告したいと思う。
というのも、人としてそこに意見してはいけなような気がするからだ。
というより、そこを利用した物語だったとは思うのだが。

物語といってもドラマではない。ある祭りの中継だ。
集団で乱舞するやつ。
その中継に一つの出来事を織り交ぜて「物語」に
仕立て上げていたのだが・・・

それは地元のテレビ局が中継してる番組だったんだけど、
って地元のテレビ局しか取り上げるわけないな(笑)あんなの。

とても田舎クサいつくりの番組だったんだ。

北海道の祭りを地元のテレビ局が中継しているのだから
田舎クサくなるのは当たり前なのだが、いや、時としてそれは
「いい味」になることもあるはずだが、そうではなかったんだ。

例えてみれば、インタビューされている人の後ろで
大勢のガキがカメラにむかって両手でVサインを出して
「ピースピース」ってやっている、あの田舎クサさだ。

一人の女性がアナウンサーにインタビューされている。
年齢は30才前後といったところだろうか。
「踊り終えてどうですか?」

今さっき踊り終えたのだろう、女性の頬は上気して赤くなっている。
いや、踊り子の彼女は一歩間違えればバカ殿みたいな
必要以上に濃いメイクをしているから、実際の頬の色なんて
わからないが、雰囲気の話しだ。

「みんなのおかげで、仲間のおかげで最後まで踊りきることが
できました!」

女性の周りには、その「仲間」たちが同じ衣装をまとって何人かいて、
マイクを向けられると「○○ちゃんならがんばれると思ってました!」
とか言っている。
が、あまり○○ちゃんには興味ないようにも見えなくもない。
カメラばかり気にしているような感じだ。

アナウンサーは次にこう言った。
「なんと○○ちゃんのお母さんがいらしてます。こちらへどうぞ」

カメラがお母さんをとらえる。泣いている。ハンカチで目をおさえている。
「お母さん、こちらへっ」と言われても下を見いたまま
「いや、いいです」みたいな感じでなかなかこちらに来ない。

一体、どんな打ち合わせになっているのか知らないが
お母さんがインタビューに答えようとしない。
仕方なしに、もう一度主人公の女性にマイクがむけられる。

グダグダだ。

「辛いこともありましたけど、みんながいてくれたおかげで」とか
「また踊りたいって気持ちでがんばることができました」とか
セリフくさい言葉を連発する。
周りの仲間も照れながら、「イェーイ」とかつって盛り上げようとする。

寒々とした雰囲気で中継は続く。

どうやら、この女性はなにか病気を克服して乱舞したようだ。
そういう物語みたいだ。
仲間は、この踊りフェスティバルは、なんてすばらしいのだろう。
一人の女性が病気を克服したのだから。
そういう物語だ。物語仕立てだ。

その克服した病名を聞いてオレは驚いた。

その女性がとても健康そうに見えたので、オレはてっきり
骨折とかなんかそういったもので入院してたのかな、
そう思っていたんだ。

白血病だというんだ。

白血病がこの踊りフェスティバルのおかげで治ったというんだ。
いや、そこまでは言っていないと思うが、テレビ局が間違いなく
そういった物語に仕立てようとしているのはあきらかだった。

オレは白血病のことを詳しく知らない。
ただ、とても怖ろしい病気だとは思っている。
程度にもよるだろうが、死に直結してしまう怖ろしい病気だと
思っている。

それが踊り祭りのおかげで治ったというんだから驚く。
黄色い財布を持ったら億万長者になりましたレベルで驚いた。

もちろん、それは「がんばる気持ち」の問題であって
医学的にどうのこうのといった話ではないことはわかっている。
しかし、この祭り中継に「白血病」というワードを用いたことに
オレは驚きを隠せない。
田舎クサい街角からの中継にそんな重いワードは必要だろうか。
「大きな病」とかの表現でいいのではないか。

しかし、だからといって、この女性が悪いわけではもちろんない。
テレビ局だってなにか感動の物語を織り交ぜたかっただけだろう。   
だから、オレもこれがなんだってことでもない。

こういうテレビを見て驚きました、という話しでした。

 

 2011/06/10(金)                             『ワンマン』 
 

先日、とあるプロミュージシャンのライブを見に行ってきたんだ。
場所は久し振りのペニーレーン24だ。

ホールへ向かう階段を降りていくと独特のニオイっつうか空気が
オレの胸をキュンとさせる(笑)ある種のトラウマだろう。
エロチカの歴史をある程度ご存じの方にはよく知られたことだが
ペニーレーン24はエロチカ発祥の地だ(笑)
エロチカの歴史はここから始まった。
他のメンバーはライブ経験があったものの、
オレのライブハウスデビューはここだ。ふざけてるだろ?

何もわからなかった。セッティングからリハからなにもわからなかった。
だからリハでPAの人に「真剣に歌ってもらえる?」とか
「ギターの音、そんなんでいいの?」などなど真剣に怒られた(笑)
ま、今まで何度も語っているエピソードだが。

もう、20年も前の話だ(笑)

少なくともあの当時、ペニーレーン24はど素人が演奏する場所では
なかったのだろう。ま、今だってアマチュアバンドが気軽にライブをやる
場所ではないはずだ。立地も含めて(笑)

そんなこんなで、ペニーレーンはオレの中で「怖い場所」として
インプットされてしまっているたのだ。
だから今だにあの空気を感じると胸がキュンとする。
しかし、時と共に記憶が肥大化されているのか、今行くと
「あれ、こんな小さいホールだったっけ?」とも思ったり。

ま、とにかく、そこでライブを見てきたんだ。
ちょっとマイナスなことも書くのであえてそのアーティストの名は
伏せておくが、男性ソロミュージシャンだ。
去年のライジングサンで初めて見てから好きになったんだ。
ちょうどその頃発売されたセカンドアルバムがものすごくよくて。

で、今回はちょっと前に発売されたサードアルバムのツアー
だったわけなんだけども。
そのサードアルバムが全然ダメでさ(笑)
いや、ダメっつーか結局好き嫌いの問題なんだけどさ。

セカンドアルバムはなんか「僕一人いなくても世界は変わらない」的な
世の中をナナメから見てるっつーか俯瞰的に見てるっつーかさ。
その世界観が好きだったんだけど、サードアルバムはそれとは一転
「おじいいちゃんお母さんありがとう」的な(笑)

どんな心境の変化があったのか知らないが、愛のあふれる
とてもハッピーな感じの世界観になってて。
オレにそんな世界は必要ないから(笑)

曲調もセカンドは多少ロック色もありながらのポップスって
感じだったのに対してサードは童謡までいかないけど
かなりやさしい雰囲気の「歌」ものになってて。
子どもと一緒に歌ってたり。

いや、こういうの好きな人もいるだろうから、ダメになったとは
言えないけど、でも、ま、オレ的にはなんだかなーって感じがして。
セカンドほんとによかったんだよなー。

どんなアーティストもサードアルバムが一番いい作品になることが多い
とはよく言われていることだが、今回はちょっとアレだったな。
オレの中ではセカンドで死んだって感じか(笑)
とかっつっても、一応4枚目も聴くとは思うけど。

で、ライブがさ、もちろんサードアルバム中心の構成だったから
ほのぼのした感じでちょっと物足りなさはあったかな。
いや、久し振りのプロのワンマンライブで楽しかったことは
楽しかったんだけど。

最近、めっきりプロのワンマンライブって行くことなくなったからね。
前回行ったのが誰だったのか思いだせないくらい。
好きなアーティストがあまり札幌でライブやらないってのもあるし
なんかライジングとかフェスで満足しちゃってて。ダメだね。
あと、けっこう友人バンドのライブとかでライブハウス行ってるから
それで満足してるってのもあるのかな。

で、ライブの話しにもどるけど、お客さんもみんなすげーおとなしくて。
いや、お客さんはたくさんいたんだよ。でもさ、その95%が女子って
感じで。いや、大袈裟じゃなく。
そんなアイドル的なミュージシャンじゃないと思うんだけど。

昔から札幌って女性ファンの方が積極的にライブに足運ぶっつーか
男がしょぼくれてるっつーのはよく言われてたことなんだけど、
それにしてもアレはないな。
ま、でも、アレか。サードアルバム聴いてファンになる男は
少ないよな、きっと。だからかな。

そんな、体を揺らすやつも少ないほのぼのライブなのに
しまいには、すぐ近くにいた女性が貧血かなんかしらないけど
倒れて運ばれちゃたり。どんだけ栄養失調なのよって(笑)

で、そのアーティストってギター弾きながら歌ったり鍵盤弾きながら
歌ったりって人なんだけど、その頻度は半々くらいって感じかな。
でも今回のライブは鍵盤弾きながらってのは1曲もなかったんだ。
鍵盤弾くイメージも強かったから、アレレと思ってたんだけどさ。

もちろん(笑)お決まりのアンコールがあったわけなんだけど。
しっかし、あの予定調和のアンコールはどうにかなんないものかね。
で、アンコールで出てくる前、ステージ上でセッティング変更があって
その日始めてステージセンターにキーボードが設置されたんだ。

お、やっと鍵盤弾きながら歌うのかと思ったらさ。
ま、アンコールを求める拍手のなかメンバーが出てきて。
曲が始まったんだけど。

鍵盤弾かねーの。突っ立って歌ってんの。そのまま終わってんの。
なんか急遽変更したのかね?あの鍵盤設置はなんだったのか。
謎の残るライブでした(笑)

でも、アレだね。やっぱりプロのワンマンライブもたまに見るべきだね。
やっぱりフェスとは違うなにかがあるよ。時間の問題だけじゃなく。
それがなんなのかは、やっぱりわからないけど。

 

 2011/06/07(火)                               『6月』 
 

なんか料理を紹介する番組でさ、リポーターが女子アナでもタレントでも
ま、とにかく女性が食べながら紹介するときあるでしょ。

そんときさ、ちょっと大きめの肉とか、あと寿司とかもそうかな。
一口でパクっていっちゃうのは女性としてどうかなって
くらいの大きさのものを半分くらいで噛み切ろうとするんだけど
なかなか噛み切れなくて、で、結局強引に一口で食べちゃうシーンって
なんか切ないよね。

ところで6月といえばアレだよ、アレ。
集団ダンスじゃないよ。エロチカ結成の月だよ(笑)
結成っつーか「エロチカ」って名前で初めてライブハウスで
ライブした月だ。それをエロチカのスタートにしてる。

19年前の6月の話だ。

19年前とかって一体なんの話しだよ(笑)
とにかく丸19年経ったんだ。ついに20年目へ突入だ。
一応、来年をエロチカ20周年と位置付けて、少し特別なライブを
やりたいな、とは思っているけど出来るかどうかあやしいものだ(笑)

ここまでやってこれたのは、みんなのおかげです、
って言いたいところだけど、最近は誰も相手してくれてないからな(笑)

それでも数少ない音楽仲間ががんばっている姿見れば
「オレも、もう少しがんばるか」ってなるし、なにより
いくつかのライブハウスがライブブッキングで声かけてくれるのが
本当にありがたい。

いや、おめーらバンドはライブハウスの客なんだから
あたりめーだよ、逆にいいカモなんだぜ、という声も
あることは知っているし、確かにそういう面もあるだろう。

でも、いいんだ。でも、やるんだよ。

どう考えても20年もやってこれたのはライブハウスが
懲りずに(笑)こんなクソバンドをブッキングしてくれるおかげだ。

ま、別にライブしなくてもバンドっつうか音楽活動はできるのだが
それはそれで、これはこれなのでライブしなくなったときが
エロチカ終わりの時だと思っている。

そもそもはライブ関係なしに音源(当時はカセットテープ!)つくる
だけの活動だったんだけどね(笑)
変われば変わるものだ。

いや、なんか、そう言うと「オレたちはライブバンドだから」的な
アツい感じがして嫌なんだけど、だって違うから(笑)
でも、ま、ライブが迫って追い込まれない限り
牧野も松岡くんも音楽のために行動するとは思えないしね(笑)

オレが予想するに、たぶん、ちゃんと「解散ライブ」的なこと
やらないで、なんとなくそういえば終わってたねって感じで
グダグダな終わりをむかえるような気がするし、また、
それでいいと思っている。

とりあえず20周年ライブまではがんばるわ。たぶん。
それにむけて、なんかこのHP上でも今までの活動を振り返り企画でも
しようと思うんだけど、いや、できないかな、どうだろ。
やろうとは思っているよ。なかなかアレでね。

その前にアルバムなんだよ(笑)
さすがに20周年前に完成させたいので、最近けっこうがんばっているよ。

これから自分たちで録音始めようとしてるバンドキッズたちに
忠告しておくけど、ドラムに立てるマイクは4本で十分だからね!
間違っても7本とか8本立てるなよ。ロクなことねーよ(笑)
音決めるとき絶対苦労すっから。
マイク増やすのはある程度慣れてからにしなさい。
ここ力説しときますよ!テストには出ません。

ほんとロクなことないから(笑)

あと今月も26日にライブあるから、ま、見にきてよ。日曜の夜だけどさ。
エロチカの月なんだから。
20年目に突入したとは思えないグダグダなライブを。

 

 2011/06/06(月)                              『騒音』 
 

わからないんだ。そうなってしまうことが心底わからないんだ。
「そこにいる全員がバカだから」そう結論付けてしまうのは
簡単なことだが、しかし、例えばその情熱は一体なにを
源としているのか?を探ってみることで
「現代社会の闇」のようなものが浮かび上がってくるのではないか?

昨日はそこそこ天気もよかったので豊平川河川敷では多くの人が
バーベキューを楽しんでいたんだ。
そこへ近付いていくと、なにやらドゥンドゥンドゥンドゥンと
地獄の底から鳴り響いてんじゃないか、ってくらいの低音を
感じたんだ。

まぁ、バカな若者がラジカセ的なもので音楽を鳴らしているのは
よくある光景だし、そこはまぁ、ある程度大目に見るべきだと
思う。

だが、昨日のは違った。レベルが違った。

オレは最初なにかイベントでもやってんじゃないか、そう思ったんだ。
デカめのスピーカー2本おっ立てて中央にはしっかりとしたDJブースが
設置されている。スピーカーからはとても大きな音が鳴っている。

その周辺にちゃらちゃらした若者が10人くらい集まって、ビール片手に
騒いでいた。変な葉っぱを吸っていてもおかしくないだろう。
みんな日焼けして真っ黒くろすけだ。
土人のダンスだ(差別用語失礼)
もちろんタトゥーよろしくだ。

それはどう見ても、許可を取ってやっているイベントなんかじゃなくて
個人で勝手に騒いでいる集団だ。乱痴気騒ぎだ。DJブースだ。
いや、若者が集団で騒ぎたいのはよくわかる。

オレがわからないのは「なぜ河川敷に勝手にDJブースを設置するのか」
という素朴な疑問だ。

「今日天気いいから川でバーベキューやろうぜ!」
って話はわかるんだが、そのあとの会話はきっとこういう流れだろ?
「なんか音楽流したいね」
ま、それはわかる。次だ次。誰かがこう言ったんだろ?

「だったらDJブース設置しようぜ!」

わからない。その発想がわからない。
バーベキューからDJブースへの流れがわからない。
いや、なにか若者が大勢集まるイベントでの話ならわかるが
どうみても仲間内の乱痴気騒ぎだ。

めんどくさくないのだろうか?機材運んだりして。

しかも、ここに?ってくらい公園のど真ん中だ。

そこは家族連れも集まる整備されたちょっとした公園なのだが、
ちょっと場所を移動すれば音は多少アレでも、他の人にあまり
迷惑にならないであろう場所はたくさんある。
なのになぜ、あえてここにDJブースを設置してしまうのか?
という疑問だ。

「俺ががチョイスしたイカしたミュージックを聴いてくれ!」
ということなのだろうか。
「みんなも一緒に踊ろうぜ!」ということなのだろうか。
その意図はまったくわからないが、オレが悲しく思うのは
誰か一人でも

「ここ、まずくない?」

と提言したものはいなかったのか?ということだ。
もしくは「音、デカすぎない?」でもいいよ。
こいつらには、そもそも「迷惑」という概念がないのだろうか?
乱痴気騒ぎするのはいいが、場所を間違えているのではないか?
なぜ豊平川河川敷でドゥンドゥンしているのだろう。

で、オレは別にバーベキューしていたわけではなく
ランニングしていたので、その残念な光景を見ながら
通り過ぎただけなのでアレだが、小さな子供連れの家族とかは
嫌だろうな。

注意したところでDJプレイをやめるわけもないし(笑)、そもそも
日本語が通じるかも不安だ。なんせ相手は人の迷惑顧みない
土人かもしれないんだ。
そんなやつらに関わったところで百害あって一利なしだ。
ナイフで刺されるかもしれないし(笑)

しばらく走ると、またドゥンドゥン聴こえてきたんだ。
今度はアレだ。この時期といえばアレだ。集団で乱舞するアレだ。
毎年、この時期になると河川敷で練習している集団は
めずらしくないのだが、昨日みた集団はやけに音がデカいんだ。
ドゥンドゥンドゥンガドゥンガ鳴っている。

いやね、もうさ、そのイベント自体はさ、勝手にやってくれよって
感じなんだけどさ。ここは祭り会場じゃないんだよね。
見たら自家発電機使って、スピーカー4本くらいおっ立てて
ドゥンガドゥンガカッチャカッチャ乱舞してるわけ。

本番さながらでっかい旗振り上げてさ。
で、なんか知らないけど河川敷の道路にまたがって乱舞してるわけ。
なんでここ?って場所で。もっと広いとこあるだろうに。
とても邪魔なんです、通行の邪魔なんです。

いや、しっかし音デカいでしょ。
オレは悲しくなるんだ。大の大人が何人も集まっていて誰も
言わなかったのか?って。

「ここ邪魔じゃね?」とか。
「音、デカ過ぎね?」とか。

スピーカーで騒音撒き散らして乱痴気騒ぎ。
なんだろう、さっきのDJ土人たちとの共通点の多さ(笑)

なんか下品なんだ。祭り本番はいいとしても、こういう
日常に騒音をまき散らすのはどうかと思うよ。
珍走団のそれとどう違うというのか?

人に迷惑かけるのはよくないことですね!

 

 2011/06/02(木)                             『初体験』
 

ヤマハ大人の音楽教室、みてーなやつのチラシが
ポスティングされていたんだ。
なんか手書きのきったねー感じのやつだったんだけど。
無料体験してみませんか?とかって。

すげー興味あってさ(笑)
オレは常々このヤマハに代表される大人の音楽教室みてーな
ところで何か習ってみたいと思っているんだ。
どんな楽器でもいい。もちろん、一応、素人よりは
弾けてるんじゃないかな、って思うギターを習って
テクニックを向上させてもいいだろう。

でも、やっぱり演奏したことない楽器がいいかな。
バイオリンだったりサックスだったり、なんか
「できねー」って感覚を味わいたいんだ(笑)

この歳になるとさ、なんか新しいことにチャレンジすることって
あまりないじゃない?
スポーツ系だとサーフィンとゴルフがやってみたい筆頭かな。

いや、試してみたい、一度はやってみたい、ってだけなんだけどね。
だって、オレ、サーフィンとか似合わなすぎでしょ(笑)
でも、スポーツとして一度はやってみたいんだ。

なんか、オレ、何やってもできる気がするんだ。
気がするだけなんだけど。
つうか、結局、できるまでしつこくやるだけなんだけど(笑)

あ、でも、アレはできない気がする。ダンス。いろんなダンス。
かっこいいダンスから嫌われ者の集団ダンスまで、どれも
できねー気がする。きっとダンスのセンスねーなオレ。
いや、今まで真剣にダンスに取り組んだことないんだけど
たぶんダンスはできねーわ。

まぁ、ダンスはできないと思うし、負け惜しみっぽいけど
あまりやりたいとも思わないんだけど、それ以外で
とにかく「できねー」を感じたいんだ。

だからやったことない楽器やってみたいなって。
ま、きれいなお姉さんにピアノ習いたいってのもあるけど(笑)
ピアノ以外のことまで教えてもらったりして。

中学生か。

そのヤマハのチラシ見たら、なんかグループで習うっぽいんだよな。
で、そのチラシ一押しなのが「オカリナ」なんだ。
グループでオカリナか。ちょっとつらいな(笑)
きっとオレ、集団でオカリナ演奏したら笑っちゃうもんな。
かといってフルート習ってもしょうがないしな。

でも、どの楽器でも全然できねー状態から演奏できるようになったら  
すげー楽しそうだな。

オレ、ギターの時どうだったっけなー。
中学のとき長渕剛の影響でフォークギターから始めたんだけど
とにかく最初、指先っちょ痛かったのは憶えてんだけどさ。
どのくらいである程度弾けるようになったっけなー。

今も弾けてねーって?うるせーわボケ。

やっぱり、アレだな。あれ習った方がいいかな。

歌(笑)

6月だってよ。
なんか寒みーんだけど。