| 『勝負』 |
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民衆(人)が集まるところに戦(いくさ)は始まる。
と、誰が言ったか知らないが、そうだと思う。
とはいえ、べつにここで戦国時代の話をするわけではない。
たとえば、電車の中での戦いについてである。
それは、毎日どこかで起きている。はずだ。と思う。
プライドのぶつかり合いと言えるかもしれないし、
もしかしたら平和ボケ日本に対する
アンチテーゼとしての戦いかもしれない。
んなわきゃない(タモリ)さむっ
で、電車内での「読書」の戦いである。
気になるよね、「あいつ何読んでるんだろう?」って。
音楽はだいたい想像つくんだよ。ファッションなんかで。
あのスマートな感じのOLさんは「ミーシャ」だな、とか。
あのダボダボな服の少年は「ヒップホップ系」だな、とか。
あのギターしょってる、いかにもバンドマンですって感じの少年は
「アジカン」聴いてて、オレンジレンジはクソって思ってるとか。
その横の脳j味噌が耳から流れでてるような女子高生は
「オレンジレンジ」聴いてるとか。(いいすぎ)
流行っているとはいえ、そのスーツにその大きめヘッドフォンは
どうだろう?って音楽好きを大アピールのサラリーマンは
「サンボマスター」だな、とか。んなわきゃない(タモリ2回目)
で、本だよ。本はわからないんだよ何読んでるか、なかなか。
も、ブックカバーかけてるやつはダメね。もうおまえ負けね。
わかってる、わかってる「オレ勝負してねーもん。」って気持ち。
でも、おまえ負けね。
オレも地下鉄乗るときとか悩むよ。何で勝負するか。
「町田 康」でいくか、意外性ねらって
「瀬尾まいこ」でいってみるか、とか。
でも、この勝負はなかな難しいんだよ。
だいいち、何が勝ちで何が負けかわからないんだから。
難しいラインがあるんだよ。
一見この勝負、なんだか小難しい本読んでるやつの勝ちに
見えるけど、そうもいかないわけさ。
たとえば、なんかの哲学的な本よんでたら
逆に「バカ」のレッテル貼られるわけ。
なぜ、地下鉄で「哲学書」?ってことで。
かと言って大の大人が「赤川次郎」は読めないわけさ。
(赤川次郎はおもしろいと思います。ただ、人前では読めません。)
勝敗の基準ははっきりわからないのに、
でも、勝敗は、はっきりとつくからおそろしい勝負だよ。
この「何読んでるか勝負」は。
じゃ、どうやって勝敗がはっきりするかというと
誰かが「伊坂幸太郎」を読んでたとする。
で、オレが「ナンシー関」を読んでたとする。
そこには、はっきりとオレの負けが存在するわけだよ。
なぜ、オレの負けかというと、
もう、うっかり「ナンシー関」を読んでしまいました。オレはバカです。
としか言えないんだよ。おそろしい勝負だ。気が抜けない。
って思ってるのオレだけだろーなー。
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| 2005/2/27(日) |
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