あいとせいしゅんのひび
2017年02月分


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      2017/02/28(火)                      『記憶』
    
最近、記憶がマジやばい。

バカみたいな書き出しをしてしまったが
本当にひどい。

有名人の個人名なんか、もう、全然出てこない。
オレの年齢でこれくらいは普通なのだろうか。
そう願うのだが。

あと、漢字とか全然書けない。
これはまぁ、文明の利器による弊害、とも言えるが
だからPCやその他デジタル機器の普及により
手で書く機会が極端に減っていることに
起因するのだろうけど、それにしても小学校レベルの
漢字を書けない時もある。

書けないっていうか、「あれ、これでいいんだっけ?」
みたいな。「こんな漢字この世に存在してたっけ?」
みたいな。

一部、ゲシュタルト崩壊もからむ話かもしれないが
(てきとー)かなりはずかしいレベルになっている。

ところで、今読んでる小説がさ、なんか読んだことある
気がするんだ。
ついこの間買ったばかりなんだが。

もらったとかではなく買ったわけだから
当然、今まで読んだことがない確信あってのことだ。
買う前にパラパラ読んでみたし。

読み始めていきなりアレ、って思って。
なんとなく知ってるぞ、これ。って。

でも、じゃあこのあとどうなる?って心の中で
自問するが答えは出てこない。
ページをめくる。

あれ、やっぱ憶えあるな。って。

記憶の境界線、だから憶えてる憶えてないの
境界線はどこにあるのか。

昔のことを思いだそうとする。
あの時あいつとあんなことをやったな、とか。

でも、じゃあ、その時他に誰がいたか、を
考えると思いだせない。
誰かがいたことは確かなんだけど
誰なのかはまったく思い出せない。

でも、その出来事はかなり鮮明に憶えている。
どういうことなんだろう。この記憶の仕組み。

記憶といえば、「味」って記憶してると思う?
してるよね?
たまにテレビでそういう類のあるじゃない。
おふくろの味を憶えてるか、みたいな。

レストランの厨房にお母さん隠れてて。
で、昔むすこが好きだった料理をつくって。
で、それを隠して食べさせて気付くか、みたいな。

結果、気付いたかどうかはよく憶えてないけど(笑)

で、ラーメンの味って憶えてると思う?
いやね、昔よく行ってたラーメン屋が突然閉店したことが
あって。

突然っていうか、行ったって月に1回とか2ヶ月に1回
レベルだから、アナウンスはあったかもしれないけど
オレにしてみれば突然なくなったんだ。

残念でね。

で、このインターネッツ時代でしょ?
何回か検索したことあるんだけど、特に移転とかではなく
やめちゃったみたいで。
北海道じゃないところには同じ名前の店はあったんだけど
写真とかもないし、まぁ、違うかな、って。昔の話ね。

で、時は経って、食べログ的なサイトが増えてきて
写真も豊富になった時に、もしかして、と思ったんだ。
(何年追いかけてんだよ)

写真を見ると、なんか雰囲気似てるんだ。
ラーメンのどんぶりとか盛り付けとか。
そこまでありきたりの名前でもないから、もしかして
関連あるのかな、とか思ってて。
昔そこで修行してた人が札幌でやってたとかなんとか。

ちょっと遠いところなんだけどさ。飛行機レベル。

今回、訳あって、つうか遊びにそっちの方行くことになって。
そのラーメン屋行ってみるわ。

なんの話だよ。勝手に行けよ。

いや、味が同じだとして、憶えてるかな、って。
来週あたり報告できると思います。

 

      2017/02/27(月)                    『空想の世界』
    
高梨の沙羅ちゃんが世界選手権で金メダルを
獲れなかったことは置いといて。

宇宙の話だ。

どうせ大したことないんだろうな、と思いながらも
もしかして、とちょっと期待してしまったのは
先週、米国航空宇宙局が、だからNASAが
なんか発表するよ、ってニュースがあったからだ。

オレ、宇宙に興味あってさ。

なんていうと、なんか変な宗教でもはじめたのか?
最近話題だし、なんて思われたら困るが、
いや、別に困らないがそうじゃない。

科学としての宇宙だ。もしくは物理としての。

とか言いながら、期待しているのは
やっぱり宇宙人だ(笑

完全にオカルトだ。

まぁでも、その発表もどうせ決定的なことではないんだろ?
いつものように。
って、思ってたらやっぱりそうだった。

太陽系外のどっかに地球に似た惑星が7つあるようだ、
って。

また、はじまったよ、って。
いっつもてきとーなことを言う。
言ったもん勝ちだろ、そんなの。
誰も確かめようがないんだから。
39光年先だっけか?光の速度で進んで39年かかるって。

いつもの話よりは近い感じもするけど、でも遠い。
しっかしさ、どうやって調査してるんだろうね、
そんな遠くのもの。

今回も、一応、その7つの惑星の写真っつうかCGっつうか
そんなのがあったけど、なんなのアレ、想像図?
なんちゃら望遠鏡ってのも調査に使っているらしいけど
まさか39光年先のものが見えてるわけじゃないよね?

見えてなかったら、でも、じゃあ、
その惑星の写真だかCGだかはなんなの、って。

で、それらの惑星には水があるかもしれない、
とか生物がいるかもしれない、って話なんだけど
「地球に環境が似ている」って言っときながら
水がある「かも」しれないって。

大気を構成している物質も私物誕生に必要な
なんとかとなんとかが存在する「かも」しれない、て。

「かも」ばっかりで、じゃ一体どこで判断してるんだよ。
なにもかも不確定だろ(笑)

絶対てきとーだよな。
NASAだかどっかの研究者がハナクソほじりながら
「なんか地球っぽい可能性もなくはねーんじゃね?
知らないけど。まぁ、どうせ誰もわからなし。」
ってやってるよ。

だって、権威のある研究者に
なにがどうしてこうしたから地球に似ている
可能性がなくもない、って言われたら
「そうだね。なくもないかもしれないね」って
言うしかないだろ。

すべて不確定っていうより、もはや空想の世界だな(笑)

オレはよく誰それ構わず宇宙人がいるかいないか
議論するんだけど、いや、議論ってほど立派な
ものじゃないけど(笑)結論はいつも同じだ。

この広い宇宙の中で地球にしか生命がないってのも
考えにくいけど、だけど、じゃあ宇宙人がいるか
っつったら、なんかいないような気がするんだよな、って。
まったく矛盾してるんだけど。

高梨の沙羅ちゃんについては、また今度。

 

      2017/02/23(木)                    『意味不明』
    
最初は、なにかの聞き間違えだと思ったんだ。
言ってる意味がわからなかったから。
でも、確認すると確かにそうなんだ。
だけど、やっぱり意味がわからない。

サツドラで起きた出来事だ。

クーポンにまつわる話だ。

まず、オレはクーポンを使わない。
貧乏くさいからだ。
オレが事実貧乏かどうかは、この際置いといてくれ(笑)

貧乏くさいのが嫌なんだ。
誰でもそうだろう。

フリーペーパー的な雑誌から紙きれのクーポンを
切り離して、で、得られるものは
ビール一杯無料。

全てが貧乏くさい(笑)

絶対にやりたくない。

スマホの画面で提示するタイプなら、まだ
かっこうはつくかもしれないが、オレはそれもしない。
オレの場合、それは物理的に無理なんだが(笑)

でも、スマホで画面提示するやり方も
どうかと思うよ。
「スマホのクーポンあるんですけど」
「見せていただけますか」
「はい」
「はい」(確かに、みたいな)

なんだ、この儀式めいたやりとり。

なんかバーコードをピッとかやるならまだしも
見るだけ、って。
だったら「スマホのクーポンあるんですけど」の時点で
にっこり笑顔で「かしこまりました」でいいだろ。

って、誰かがやり取りしているのを見て
ますます、オレはクーポンなんか使わねーぞ、
って思うんだ。

サツドラのクーポンには嫌な思い出がある。

もう死ぬまでクーポンなんか使わねー
そう思った出来事だ。

サツドラのレジにてお金を払おうと思って
財布を開けたとき、そこにクーポンを見つけたんだ。
何日か前にサツドラで買い物した時に、
レシートと一緒に出てきたものだ。

「100円割引券」

だったと思う。
「あ、これ」つって店員さんに渡すと
「申し訳ありません」ってなって。

なんでも、このクーポンは2000円以上の
買い物をした時に使えるものだという。
確かに、よく見ればそのクーポンにそう印字されていた。

その時のオレの買い物は900円くらいだったと思う。
900円ごときの買い物に使えない「100円割引券」を
出す男。

この世にこれ以上ダサい男がいるだろうか。

そんなサツドラで先日、レジにてまたクーポンが
発行されたんだ。
そのとき店員の言った言葉をオレは理解することが
できなかった。
細かい文言は忘れたがこんなことを言ったんだ。

「クーポンでましたので。ただ、このクーポンは
サツドラではお使いになれませんので
お気をつけください」

なにを言っているんだろう、そう思った。

サツドラで発行したクーポンがサツドラでは使えない。

トンチかなにかだろうか。
まぁ、いずれクーポンなんてオレは使わないからいいや、
って、そのまま受け取ったのだが。

見ると、そこにはペットショップの店名が印字されていて。 
「ペットハウス テン・テン」のみで使用可、とある。
お得意の100円割引券だ。

謎は深まるばかりだ。

なぜにドラッグストアでペットショップのクーポンが
発行されるのか。

たぶん、毎回よくわからないけど出している
ポイントカードが関連しているのだろう。
それの提携店みたいな。

それにしてもだ。

なぜにペットショップオンリーでしか使えない
クーポンなのか。
過去のオレの買い物ビッグデータより
はじき出したのだろうか。

しかし、オレはサツドラでペット関連のものを
買ったことはない。
なぜならペットを飼っていないからだ。

あ、ウーパールーパー飼ってたな。
飼ってるっていうのか、アレ。

いずれにしても、サツドラでウーパールーパー関連の
ものも買ったことはない。そもそも売ってないし。
ウーパールーパー関連。

なんの意味があるんだろう。こんなクーポン。
しかも、どうせなんか条件あるんだろ。
犬一匹購入してやっと100円割引とか。

まず、「クーポン」ってネーミングが嫌だよね。
人をバカにしたようなそのネーミング。

 

      2017/02/22(水)                       『日常』
    
例えば日本で、もっと限定して北海道で、いや札幌で
戦争が起きたとしても、案外、今ある日常は
そのまま続くんじゃねーか、そう思ったのは
スポーツニュースを見ていた時だ。

メダルラッシュらしい。

冬季アジアなんとかこんとかって大会が
札幌を中心に、あと帯広かどっかの会場も含めて
開催されているとのことだ。

昨日はスピードスケートで高木の美帆ちゃんが
金メダルを獲ったらしいし、高木の姉ちゃんもなんか
獲ったのかな。あと、いろいろとメダルラッシュらしい。

まぁ、スピードスケートは確か帯広会場だから
関係ないけど、札幌のどっかでもなんかの競技を
やっていると思うんだけど

街にまったくその気配がないんだ。

いや、だって、どっかの山でやってんじゃねーの
って話だが、でも、それにしても、あまりにも
気配がなさすぎる。

案外、戦争が起きても、こんな感じなんじゃねーか、
そう思ったんだ。
「なんか戦争やってるらしいよ」って。

バカかおまえ、戦争なんて起きたら
平穏な日常が続くわけねーだろ、そういきり立つ人も
いるかもしれないが、でも、考えてみてくれ。

例えば、ここ数年で何度か起きた自然大災害のときに、  
札幌はどうだっただろう。

普通に日常があったのではないか。

まぁ、札幌は被害ななかったから
あたりまえかもしれない。距離あったし。

でも、物事の影響力は案外に限定的なんじゃないか
そう思うんだ。

仮に最近話題のあの国からミサイルが飛んできて
札幌のどっかに落ちたとしよう。

「なんか昨日、ミサイル落ちたらしいよ」
「へー、怖いね」

レベルの会話で終わってしまうのではないか。
そこにあるのはやっぱり日常で。
「いや、そんなことより、仕事の締め切りやべーんだわ」
そっちのほうが切実で。

だって、今回、その冬季なんちゃらの開会式に
皇太子殿下きたんだぜ?オレ達のHIRONOMIYAが。
まぁ、ニュースでちらっとやってたけど、それにしても
扱い小さくね?

街はまったくの日常なんだよ。

外人来てんのか、外人。いつもと同じくらいしか
見かけないけど。
なんかアレだな、やっぱり日本人ばっかメダル獲っても
高梨の沙羅ちゃん状態だな。

いまいち、うれしくねー。

仕舞には、一つの競技で同国同地域の選手が
金銀銅独占しちゃダメとかってってルールで(たぶん)
3位なのにメダルもらえなかった日本人選手がいるとか。

なに、この大会。

アジアで冬季競技マジにやってんの日本人だけ
なんじゃね?とか思うよね。

これ、オレでもメダル獲れるんじゃね?冬季競技。
やっぱり、スキージャンプあたりで。

坂降りてってビョーンって飛べばいいんだろ?
高梨の沙羅ちゃんみたいに。
あの坂のてっぺん(坂言うな)に登る度胸さえあれば。

ま、ないけど。

せっかくだから、なんかの競技見てみたい気もするけど
でも、特に見たいのないし、だから調べるのも
めんどくさいので行かないです。

 

      2017/02/21(火)                      『注釈2』
    
え?と思って。
いや、昨日の続きで恐縮なんだけど。注釈の話ね。

いきなり下の欄に「※2」ってのが出てきてさ。
え?って。

だって、まだそのページの本文に「※2」って出てきて
ないんだよ。見逃したかな、って思って
何度も確かめたけど、やっぱりないんだ。「※2」が。

ウソだろ、と思ってページをめくってみたら、あったんだ。
「※2」が。次のページに。

いやいやいや、って話だろ。

その構成をみれば、理由はわかるよ。
「※2」の注釈文が長くて、そのページだけでは
収まりきらないから、前のページから始めたんだろ?

前のページの「※1」の注釈は短かかったし、
「※2」のあとにすぐ「※3」がでてきて、それも
長い文章だから、そうなったんだろう。

おかしくね?

まだ本文に「※2」でてきてないのに注釈が
先に始まるって。

だから、結局、あれ「※2」ねーぞ、と思って
ページめくって、次のページの本文に「※2」を見つけて
そのあたりまで本文読んでからページもどって
「※2」の注釈読んで、で、「※2」の注釈が次のページに
かかってるからページめくって「※2」の注釈読み切って、 
で、やっと本文にもどるっていう。

めんどくせーよ。

どんだけ注釈なげーんだよ。もっと短い説明にしろよ。
本末転倒だろ(もういい)

エッセイなんて、しかもおもしろくねーと思ってんなら
サラサラ流し読みしろよ、って感じだが
だから、それができねー性格だっていってんだろうが。

オレに残された選択肢は「読むのやめる」ってことだ。
だって、
読むと隅から隅まで全部読まなきゃ気が済まないから。

でも、びらびらびらびらページ何回ももどってさ。
辞書じゃねーんだから。

もしくは、何回読んでも登場人物が頭に入らないで
あれ、これ、だれだっけ?って何回もページもどる
頭悪い人みたいでしょ。
まぁ、実際、そういうことあるけどさ(笑)

いや、でもそれって作家の力量って部分も
あると思うんだ。登場人物が頭に入る入らないって。

人気作家(※1)とか、一発で登場人物
頭に入るもんね。その情景も。文章がわかりやすい。
だから人気作家なんだろうけど。

逆に、誰がなにがどうなってんだよこれ、って
何回も1ページ目から読み返しちゃうやつもあるじゃない。
(※2)
下手したら、いきなり最初の1、2行目から
何回も読み返しちゃうような難解なやつとか。

で、そういうのは、たいてい最後までわけわかんねーまま
終わるんだけど、たまーに、ひと山越えて
おもしろくなるやつもあるから厄介だよね。

だから、オレ、めったに途中で読むのやめること
ないんだけど、思い出せるところで、途中でやめたやつ
って言ったら、ハリーポッターかな。

ファンタジー、苦手です。


※1・・・東野圭吾 など
※2・・・ドグラマグラ(夢野久作 著) など

 

      2017/02/20(月)                      『注釈』
    
今さら治そうとも思わないし、たぶん治すのは無理だと
思うんだけど、とてもめんどくさい自分の性格の一つに
「隅から隅まで全部読まなきゃ気が済まない」
ってのがある。

どういうことかっつったら、まぁ、読んで字のごとく
なんだけど、例えばそうだな、こんなことだ。

ちゃんと製本されたものにはないんだけど、
割と雑な製本の週刊のマンガ雑誌とかでさ、
って、最近はそんなもん、まったく読んでないから
今はどうなのか知らないけど、昔の話ね。

製本のつなぎ目っていうか、綴じてる部分っていうか。
要するに開いた時の真ん中ね。

厚い雑誌とかで起こりやすいんだけど
例えばマンガのセリフとかが綴じてる部分にあると
見えづらい時あるでしょ。
ガッツリ開かなきゃ見えないっつうか。

たった一言のセリフで、そんなもん、前後の流れで
予想できるし、見なくても大したことないんだけど、
そこをガッツリ開いて読まなきゃ気がすまない、
ってこと(笑)

そういう自分の性格がめんどくさいな、って。

そんなことを改めて思ったのは、今読んでる本がすんごく
めんどくさいことになってるからだ。

ある作家のエッセイなんだけどね。文庫本。
そのエッセイは、その作家が過去にいろんな
雑誌やらなんやらで書いてきたエッセイをまとめたもので。

要するに「昔」書いたもの」なんだ。

それを本にまとめるに当たって、その作家が
「今」の視点での説明を加筆しているんだ。

例えば「この時の話が実は小説○○の原案に
なっているんですよ」みたいな。

その加筆は「注釈」という形をとっていて。

よくあるでしょ、本文中に「※1」なんて書いてあって
欄外にその説明があるやつ。

ページの下の方に注釈の欄があるんだけど。
小さな字で縦書きで。
「隅から隅まで全部読まなきゃ気が済まない」オレは
当然それらも全部読むわけなんだ。

オレの読むスタイルとして、「※1」なんかが
本文にでてくると、その都度、注釈を読むわけ。
時にその注釈が長くてさ。

次のページまでかかってることが多々あるんだ。

どういうこかわかる?

そのページの本文がまだ終わっていないのに
注釈を読むために、ページをめくらなきゃないわけ。

で、当然、その注釈が終われば、
本文に戻るために、ページを戻すわけ。

とてもめんどくさいんだ。

いや、それ、おまえのさじ加減だろ、って話かも
しれない。

だから、ページをめくるのがめんどくさかったら
注釈が途中でも、一旦それを読むのをやめて、
とりあえず、まずはそのページの本文を全部読んでから、
ページをめくればいいじゃない、って。

それは嫌だな。

だって、わかりづらいだろ。
注釈がまだ途中なのに、本文にもどって
で、ページめくって、さっき途中になってた
注釈にもどったりしてたら、訳わかんなく
なるだろ?すでに次の注釈が出てきてるかもしれないし。

けっこう多いんだよ、注釈。

そして、なによりやっかいなのが、このエッセイ集が
ちっともおもしろくないんだ(笑)

いや、その作家の書く小説はおもしろいんだよ。
かなり読んでる。

で、このエッセイはまだ売れる前に書いてるやつも
けっこうあって、それがつまんねーんだけど
でも、すっかり売れっ子になった「今」の視点からの
説明を読めばおもしろいかもしれない、と思って
注釈も隅から隅まで読んでるんだけど

一向におもしろくならないんだ。

もう、読むのやめようかな。
ページをあっちゃこっちゃめくるの、めんどくさいし(笑)

 

      2017/02/17(金)                     『雪像』
    
そういえば報告するの忘れてたけど、
って、いや、報告するってほど大したことじゃないんだけど
先週、雪まつり行ってきたわ。

ほんとに、大したことじゃないな。

でも、割とガッチリ見てきたよ。
ガッチリっつっても、それほどじゃないけど。
でも、一応全会場に足を運んだかな。
全会場っつっても、大通公園だけだよ。

こんなガッチリ見たの何年ぶりだろう。
いや、ガッチリっつっても、それほどじゃないけどね。

しばらく、そう、ここ10年も20年も地元民あるある的に
「雪まつりなんて1秒も行ってねーわ」って
感じだったんだけど、去年、ちょろっと行ってみたら
なんか飲食店ブースとかたくさんあって、フェス的雰囲気
だったから、あれ、なんかおもしろそうだな、来年は
ちゃんと行ってみっかな、って思ってて。

で、行ってみたわけ。

結果、猫も杓子もプロジェクションマッピングだな、おい。
って感想。

去年始めたんだっけ?雪まつり会場で
プロジェクションマッピング。でっかい雪像になんか映して。
人が会場に入りきれないくらい好評だったニュースを
見た気がする。

だからって、どこもかしこもプロジェクションマッピングって
ホント芸がないよね。すぐこれだ。

たぶん「丁目ごと」にスポンサーとか企画してる
会社が違うと思うんだけど、だからそれぞれに
テーマがあって。ここはスターウォーズ、
あそこはなんかの歴史的建物、みたいな。

でも、結局、プロジェクションマッピングなんだよ。

どの会場も。猫も杓子も。

こんなの、すぐ飽きられるよ。
っつーか、オレ、2会場目で飽きてたからね(笑)

思ったより、大したことねーし。

あんなもん、わざわざ寒い中見るもんじゃねーわ。
で、確かに昔より飲食ブースが増えて
楽しい雰囲気ではあるんだけど、
当然、その分雪像は少なくなってて。

本末転倒だろ(でたー)

なんか、デカイ雪像がボン、ボン、ってあって
あとは市民雪像だけ、みたいな感じだったよ。
まぁ、子供が喜ぶ滑り台的なやつは別会場に
あるんだろうけど。

市民雪像もピコ太郎とゴジラとピカチュウだらけで
なんだかなー、だったし。

いや、文句ばっか言って、じゃあ、おまえだったら
何作るのよ、雪像。
なんて聞かれたら、答えはこうだ。

雪像なんて絶対つくんねー。

いや、だってこんなこと言ったら身も蓋もないけど(でたー)
よくよく考えてみたら、雪で像を作ったからって、
なんなの、っていう。

雪像なんて、中学1年以来作ってねーわ。
って、なんで、そんな具体的に憶えてんのよ、
っていえば印象深いことがあったからだ。

前も書いたことあるかもしれないけど。

中学1年のとき、なんかの時間に
校庭にみんなで雪像つくったんだ。
何人かの班に分かれてさ。

中1っていえば、まだ小学生に毛が生えたようなもんでしょ。
だから、みんなダせ―アノラック着てスノトレとか長靴履いて
田舎くせー小学生みたいなかっこうでワイワイ
やってたんだ。
そんな中、一人、オレの目に止まったやつがいて。

先っちょ、すんげー尖った革のブーツ履いてるやつがいて。
まぁ、マセたオサレ番長だよな。
そいつが一生懸命つくってたのが

ドラえもんの雪像

っていう。
そのギャップが印象深くて(笑)

まぁ、そいつとは今だにちょくちょく会ってるわけなんだけど 
思えばそれが、オレが人生で初めてそいつを認識した
瞬間だったな(笑)

30年以上前の話だけどね。

 

      2017/02/15(水)                    『本末転倒』
    
「本末転倒だろ!」
って、笑ったのは昨日テレビを見ていた時だ。
北海道のローカルニュースだ。

あれ、でもこれ「本末転倒」の用例として
正しいのかな、と少し疑問に思う。

なんかさ「本末転倒」って、よく知られた言葉だと
思うんだけど、その使い方がイマイチわからないんだよ。 
いや、別に無理に使わなくてもいいんだけど、なんか
わかっているようでわからないというか。

いや、わかってるよ。
わかってるんだけど、わからないっつうか。

なんか、アレだろ、本来の目的と違うところで
がんばっちゃうみたいな感じだろ?

たとえば、お金に困らないで豊かで幸せな生活を
送るために仕事してるのに、その仕事が辛すぎて
自殺しちゃうみたいな。

話が重いな。

だったら、ほら、オレの好きなギャグ的なやつ。
「健康のためなら死んでもいい」とか。

そういうことだろ?「本末転倒」
違うかな。

インターネッツで一応調べてみると
「重要なことと重要でないことをとり違えること」ってあるな。
あれ、やっぱりなんか微妙にオレが思ってる意味と違うか?

だとすると、昨日見たニュースも「本末転倒」は
ちょっと違うかな。どうだろ。

同じように、よく知られた言葉でイマイチ意味とか使い方が
わからないのが「身も蓋もない」だ。

いや、そんなこといいから、その昨日見たニュースだかの
内容を早く教えろよ、なんてことをキミは言うかもしれない。

身も蓋もないこと言うんじゃないよ。

ところで、昨日見たニュース。
雪国ならではのおもしろニュースだ。
いや、おもしろなんて言ったら不謹慎だけど。

でも、めずらしいニュースだから気になった人も
多いんじゃないかな。

屋根の雪下ろしをしていた68歳男性。

屋根から落ちたんだって。
たぶん滑ったんだろうね。
でも大丈夫。命綱を付けているから。

と思ったのも束の間。

いや、束の間の時間すらなかっただろう。
その命綱が首にからまって首つり状態で
発見されたという。で、死んでたと。

命綱が原因で死ぬ。

本末転倒だろ!
とか思ったんだけど、違うかな「本末転倒」の使い方。

で、このニュースの嫌なところが、
この男性、自分の家の屋根じゃなくて
頼まれた人の家の屋根から落ちてアレしたんだって。

これ、頼んだ人、たまんないね。

どういう感情を持てばいいんだろう。
自分のせいで死んだ、って思うのかな。
思うよな。

たぶん、その落ちた人の命綱の設置の仕方が
悪かったと思うんだけど、でも、死んじゃったらさ。
やっぱりね。

オーレ知らねーオレ知らねー

とはならないよな。
困ったもんだね。

 

      2017/02/13(月)                       『タブー』
    
飲み会の席で政治と宗教とプロ野球と
ヨサコイ(北海道限定)の話はしない方がいい、
という教訓はよく知られているが、
それは一昔前の話だろう。

プロ野球とかヨサコイとか、もう誰も興味ねーもんな、
って話しではなく。

今の時代「話してはいけない話」はどんどん増えている  
ってことだ。増える一方だ。
なぜなら、なんとかハラスメントが幅を利かせる時代
だからだ。
雨後の筍よろしく、次々に新しいハラスメントが
発明される(笑)

いつ訴えられるかわからないから
親しくない人と話す時は要注意だ。

「彼氏彼女いるの?」なんてのもダメみたいだし
結婚している女性に「子供は?」なんてのも
御法度らしい。

いや、相手によるんだろうけどさ。

はたまた、最近ベーコンレタストマトサンドみたいな
アルファベット4文字で表記される同性愛みたいな
人たちのことも(詳しいことはよくわかりませんが)
一般人はフツーに受け入れなければならないみたいで

「おまえホモか」

なんてことを(フザけてでも)言おうものなら
差別主義者のレッテルを貼られないとも限らない。らしい。

とにかくめんどくさい世の中になっている。ようだ。
だから、オレはめんどくさそうな人と話す時は
天気の話しかしないようにしている(笑)

いやいや、そんなことを書きたいんじゃないんだ。
宗教の話だ。

女優清水なにがしの出家騒動だが。

「へー」と思った。
こんな売れっこ女優さんでも、いろいろあるんだなーって。

僕たち私たち普通の日本人は、宗教に関して
あまり良いイメージを持っていないと思う。

いや、事あるごとに神様仏様に祈るし、神社とか寺とか
いっぱいあるし、それを完全に否定しているわけでは
ないはずだ。むしろ大切にしているといえる。

だけど面と向かって「○○教の信者です」と
言われれば身構えてしまう人も多いのではないか。
なぜだろう。

どうしてもオ○ム真理教みたいなやつだろ?
って思ってしまうのか。

いや、新興宗教に限らず、とにかく「信者」という言葉に
抵抗を感じてしまうのかもね。
これが世界3大宗教であっても同じで。
多少薄まるにしても(笑)

だってたとえば誰かが、どう見ても日本人顔のやつが
「実は俺、イスラム教徒なんだよね」って言った時
オレは「ふーん」で終わらせることはできるのか、って話。

オレはそういうのをそこまで気にする方じゃないと思うけど、
って、別にアレだよ、オレって寛容な心を
持ってるだろ?かっこいいだろ?ってことじゃないぞ(笑)

どちらかと言えば、他人のことはどうでもいいと
思っているだけだ。
オレに危害を加えないのであれば(笑)

でもアレでしょ、なんとかの肉を食べられない、
とか毎日どっかの方向向いて祈るとか?
いろいろあるんだろ?(浅っい知識)

その辺はやっぱりちょっと気になるよね。
気になるって言うか興味深い。

でも、聞けないんだけど。
なんか聞いちゃダメなのかな、って。

知人にもいないわけじゃないからね。信者。
みんなのまわりにもいるでしょ。
あの与党の一角を担う政党の母体になってる
宗教の信者とか。けっこう多いから。

まぁ、別に普通の人たちだよね。
選挙とかあると、まぁ、アレだけど(笑)

ところで、今回の騒動に出てくる宗教。
あそこはどんなアレなんだろうね。
さすがに、あそこの信者には会ったことないな。
たぶん。表面的には。

やっぱり「洗脳」というワードが頭をよぎってしまうけど
どうなんだろね。

まぁ、いずれにしても、オレも過去、長渕教に
洗脳されて信者だったから他人のことを
とやかく言えないんだけど(笑)

 

      2017/02/08(水)                       『良心』
    
ポジション的にどう考えてもオレなんだよ。

オレなのか?オレだよな、オレが行かなきゃダメだよな。
そう頭の中で自問自答して、3秒後に走りだしたのは
とあるショッピングセンター内での出来事だ。

週末のそこは大勢の人々で賑わっていた。
その中でなぜにオレなのか。
それほど自分は善人だとは思っていないが、
しかしオレの中の小さな良心は
それを見過ごすことはできなかったんだ。

目の前で誰かがモノを落としたんだ。

その若い男性は急いでいたらしく、早歩きで、
いや、小走りレベルの速さで
オレの前を通り過ぎていったんだ。

その時、何かがバサっ落ちた。

周りに大勢の人はいたが、どう見てもオレが
一番近い。
一瞬その場を立ち去ろうとしたが、
やっぱオレだよな、そう思ってそれを拾い上げる。

社員証みたいなプラスチック製のカードと
何枚かの紙のカードの束だった。
まぁまぁ重要なものだろう。少なくともゴミではない。

落とし主を確認すると、もう、だいぶ遠いところに
行ってしまっている。
「落としましたよ」の声はどう考えても届かないし、
そんな場所で大声を出すのも憚られる。

オレは走りだす。

すごくめんどくさかった。
「なんで、オレがこんなことを」そう疑問に思いながら
走る。人ごみをかき分けて走る。
犯人を追う刑事のように。

状況がわからない人は、なに走ってんだあのバカ、
そう思ったことだろう。
そういうのが嫌だから、こういうことしたくないんだよ。

でも、オレは走り出してしまった。

なかなか追いつかない。人ごみが邪魔で。
それでもなんとか見失うことがないように追いかける。

次の瞬間、クイっとその男はあるお店に入る。
いろんなおもしろグッズが所狭しと並ぶあの店だ。
おもしろポップで有名な。
どうやらそこのスタッフらしい。

オレも続く。男は店の奥へと進む。
スタッフの控室でもあるのだろうか。
そこに入る前に捕まえなければ。

追いついた。肩をちょんちょんってやる。

知らない人の肩をちょんちょんするのなんて
何年振りだろう(笑)

男は振り向く。
「コレ落としましたよ」
「あ、ありがとうございます」と一言言って
なにもなかったように奥の方へ消えていった。

もう少し感謝してくれてもいいんじゃないかな(笑)

ま、でも、オレが追いかけてきたことなんて
知らないだろう。今そこで落としたと思ったのかも
しれない。しょうがないか。

でも、なんか釈然としない。
おもしろグッズがたくさん並ぶその場所で
オレは立ちつくす。

なんとなく、すぐ横の棚に置いてあった
「ウンコカレー」というパッケージを手に取る。
レトルトカレーのようだ。
便器の形のカレー皿も売っていた。

その皿にはウンコの置物っていうか、
ゴムっぽいなにかでできたウンコが
のっかっていて。

それを手に取ると、ムギュっとしてすごくウンコっぽい  
感触だった。

いや、今までモノホンのウンコをムギュっとしたことは
ないんだが(笑)たぶんこうなんだろうな、って
感触だった。

感触が感触だけに、まさか、と思って
指のニオイをかいでみる。

よかった、ウンコ臭くなかった。

オレなにしてるんだろう、そう思って
店を後にしました。

以上です。

 

      2017/02/07(火)                       『SF』
    
最近の映画で、やたらめったらに乱発されているのが
あり得ないシチュエーションの学生カップルの物語だ。
邦画の話ね。

まぁ、映画なんだから基本はフィクションであり、
だから、あり得ない話があたりまえで、っていうか
それは言い方が逆か、あり得ない話だから
映画になるんだろうけど。

だって、その辺にあるつまらない日常を
スクリーンで見るモノ好きはいないわけで。
ましてや、お金を払ってまで。

たとえば、さえない男子が朝起きて飯食ってうんこして
チャリ乗って学校行って授業受けて部活やって
家帰って飯食ってしょんべんしてテレビ見て
その感想をツイートして同じようなさえない友人と
LINEしてスマホゲームしていつのまにか寝ていて
朝起きて(以降無限ループ)みたいな物語を、
って、それ、もう物語でもなんでもないけど
そんな日常が映画化されても誰も見ないだろ。

映画化されるわけないけど。

やっぱり男女の中身が入れ替わったり
LINEのやり取りで謎を探って「お前は誰だ!」
とかやんなきゃ(見てないからてきとー)
映画としておもしろくないのだろう。

「あり得ないシチュエーション」といっても
2種類あると思うんだ。
「あり得そうだけどあり得ない」ものと
「絶対にあり得ない」ものと。

最近多いのは後者の方だ。
「絶対にあり得ない」やつ。

言ってみればSFだ。

上にも書いたが、「男女の中身が入れ替る」やつとか。
ま、この類は昔からあったよね。
あと「タイムマシン(リープ)」もの。
これも古くは筒井康隆原作の「時をかける少女」が    
有名かな。

なんだよ、昔からそんなのばっかじゃねーかよ
って、気がしないでもないが(笑)でも
そうじゃないものも、いっぱいあった。はず。
たとえば?って聞かれると一つも挙げられないが
(一つくらい挙げろよ)

最近の邦画は、全部それ。
例外なくそんなのばっか。
全部なわけないだろ、そう思うかもしれないが
いや、全部それだ。少なくともテレビで宣伝してるのは
全部それだ。

SF恋愛もの。

誰も「SF」と思ってないだろうが、完全にSF。
なんか若者に人気のあるナヨっとしたイケメン俳優と
アイドルみたいなのが主役でやってるよね。

誰一人名前わからないけど(笑)

こういうときつくづく感じるよね。あー年とったな、って。
若い俳優さんが誰が誰だかわからない。
みんな同じように見える。

とにかくあり得ない物語で感動をつくろうとする。
彼女の記憶が1週間しかもたない、とか。
彼女の死を防ぐために彼氏がタイムリープを
繰り返すとか。
昨日のきみとほにゃららとかって
映画もなんかそういうやつだろ?
内容まったく知らないけど(笑)

ホントそういうのばっかり。

そういう特別な、どちらかといえばマイナスな
環境に置かれた二人じゃないとわかりやすい
感動をつくれないんだろうな。

っつーか、そういうものでしか今の若者は
感動できないのかもしれないね。
だからそういう映画なかりになる、と。
マンガ原作が多いのかな。

もっと、こう、どこにでもある日常の中に
感動はつくれないものか。

いや、さっき、日常なんか映画にならないとか
書いただろ、って、いや、それは飯食ってうんこ
してるだけの日常じゃだめだけど、違う、もっとこう、
なんだろう、人間の奥深い感情の動きを
日常の中に表してどーのこーのするやつがあるだろう。

よくわからないけど。

でも、そういう映画つくるのは難しいよね。
だから、表面っつらで感動できる、わかりやすい      
あり得ない不幸の中に感動をつくろうとする
学生カップルものが乱発されるのだろう。

これからも、いろいろ出てくるだろうな。
あり得ないシチュエーション。

って、言っても、オレ、そういうの何一つ見たことないから
言ってること全部間違えてるかもしれないけど。

でも、テレビCMで予告的なもの見ると
「また、こういうのかい!」ってなってさ。

でも、あんまり小難しい映画も眠くなるよね。

やっぱり映画はターミネーターだな(てきとー)

 

      2017/02/06(月)                      『一緒くた』
    
その時はすぐそこだ。

スキージャンプ女子の高梨の沙羅ちゃんが
W杯勝利数1位になる時だ。
男女合わせての1位だ。

あと1勝でトップに並び、きっと今シーズン中に       
もう1勝して単独トップに躍り出ることだろう。

現在のトップはオーストリアのグレゴアなんちゃらって
選手だそうだ。現役選手だ。男子だ。
その選手を抜いて高梨の沙羅ちゃんが
トップになるというんだ。

なぜだろう、あまりすごいと思えない。

そう思うのはオレだけだろうか。
同じようなことを高梨の沙羅ちゃんが単独2位に
浮上した時にも書いたと思う。
なんせニッカネンを抜いての2位だったからだ。

あのニッカネンだぜ?

「あの」っていうほど詳しくもないし「だぜ?」っていうほど
共感を得たいわけでもないが(笑)
でもスキージャンプっていえばニッカネンだろ。

棒高跳びと言えばブブカだし、100メートルといえば
カールルイスだし(今はボルトかな)、水泳といえば
イアンソープだ(自信なし)

もっとひねり出してみれば、野球と言えば王・長島だし
サッカーといえばキングカズだし卓球といえば
愛ちゃんか。

まだあるな。横綱と言ったら千代の富士だし
プロレスと言ったらアントニオ猪木だし、
たけしと言ったらビートたけしだ。

なんか例えが全部古いな(笑)

そして、スキージャンプといえばニッカネンに決まってる。

そのニッカネンの記録を日本の女子選手が抜くのは
おかしい。
と思うんだが。

いや、だって、実際に抜くんだからしょうがないだろ、
って言うかもしれないが、そうかな。
男女一緒くたにカウントするのはおかしいんじゃないかな。

だって別々に競技してるわけだし。

まぁ、たぶん、こんな報道しているのは日本だけ
なんだろうけど。
ニッカネンの母国オーストリアで報道するだろうか。
ニッカネンがサラ・タカナシに抜かれました、と。

ないだろ。

あるかもしれないけど、ないだろ。たぶん。
ないよな?ないだろ絶対。たぶん。

だけどおかしいな。
オレ、あたりまえに日本人びいきだから
世界大会で日本人が活躍するのうれしいんだけど。

競技人口少なそうだから?女子だから?
そうじゃない気はする。
だって、この前のオリンピックで、女子レスリングの
イチョウさんが4連覇した時はうれしかったから。

じゃあ、高梨の沙羅ちゃんが個人的に
嫌いなのか、っていったら、そんなことはないんだ。
そんなに好きでもないけど(笑)

なんだろう、オレでも出来そうだからかな。
スキージャンプ。

だって斜面を同じ姿勢で滑り降りていって
踏切?でジャンプして同じ姿勢で飛んでいけば
いいだけだろ?
ちょんってジャンプしたら
ビューンって飛んでいけるんじゃね?

冗談はさておき、来週くらいから札幌で始まる
冬季アジアなんとかこんとかっていう
ウィンタースポーツ系の大会で
スキージャンプはあるのかな?

高梨の沙羅ちゃんはもちろん金メダルかな(やめなさい)
とか思って調べたら、男子しかないみたい。

やっぱ、アレなのか、女子のスキージャンプ
やってるやつ少ないのかな。
特にアジアに限ったら本気でやってるの
日本くらいなんじゃねーの?これ。

いや、でも、すごいよね。なんだかんだ。
どうあれ、世界大会で何回も優勝してるんだから。
アジアで大会出来ないほど競技人口少ないのかも
しれないけどすごいわ。

 

      2017/02/03(金)                      『捏造』
    
今年は北北西だそうだ。
アレをガブリとやるときの方角。

そう、節分といえば恵方巻。

そんなわけねーだろ。
節分っていったら豆まきだろ。

そう毎年思っていたが、いい加減どうでもよくなっている。

仕掛けたやつの思うつぼだな。

そんな風習?は、少なくとも北海道ではなかったはずだが
ここ何年かで、そういうことになっている。

なっている、っていうかコンビニ・スーパーが
強引にそうしてしまった、といったところか。

なんか知らないけど、そういうことらしいから
そうしておくか、っていう人が大多数だろう。

オレだって、恵方巻なんて知らねーよ、
と思っていても、だからと言って、真剣に
誰それ構わずそれを訴えて、恵方巻廃止のために
活動するかって言ったら、するわけねーだろ(笑)

もう、アレだよ、ダマされたフリして
恵方巻食べるしかないよね。
高いものでもないし。ただの海苔巻きだし。

オレは絶対に恵方巻を食わない、とか意地はったって
気持ち悪いでしょ(笑)

って、そこまで織り込み済みのブーム捏造
なのかもしれないけど。
どうせみんな流されるっつって。
仕掛けたやつは笑い止まらないだろうな。

みんなバカみたに太巻きガブリしてるよ、って。
北北西向いてるよ、って。

この恵方巻をガブリとやる風習の由来は
定かではないらしいけど、どうやら大阪の
寿司屋が始まりらしい。

結局、寿司を売りたかっただけだ。

で、後に全国展開仕掛けたのはセブンイレブンらしいね。

モノを売るための文化(ブーム)捏造だ。

まぁ、でも、世の中そういうことだらけだよね。
ハロウィンなんてその代表格だし
バレンタインデーとかもそうだろう。

日本的なクリスマスだって、だから
恋人がサンタクロース的な(書いててサムい)様式も
どうやら本場(アメリカ?)とは様子が違うようだ。

ケンタッキー食べないみたいだし(笑)

あと、アレね、土用の丑の日にウナギ食べるって
やつも、ウナギの売れない季節に
どうやって売ろうかって考えて編み出された
やつみたいだからね。

もう、消費の文化、なんだろうね。
それにいちいち突っかかっていくのも疲れるし(笑)     
流されるしかねーよね。

でも、気になるのが、節分に恵方巻はいいとして
豆まきをやらない家庭が増えてるとか。

だから、今の子供たちが大人になる頃には
「節分といえば恵方巻」ってのが当たり前になって
「豆まき」の文化がなくなってしまうかもね。

どうでもいいか(笑)

でもさ、「豆まき」とか昔から全国的に
やられてる風習って、どうやって広まったんだろうね。
インターネッツはもちろん、テレビもラジオも
ない時代に。

どうでもいいか(笑)

 

      2017/02/01(水)                     『健康』
    
はい、2月。

今日から5月開催の豊平川マラソンのエントリーが     
始まった。

早えーよ。

外はこんな雪だし、全然マラソン気分じゃないけど
まぁ、それは毎年のことだ。さっさとエントリーすっか。
とりあえず10キロレース。

マラソンっていえば、最近おもしろいニュースが
あったんだけど見たかな。
先週末のレースに関するニュースだったと思う。

どこで開催されたレースだったかは忘れたけど
こんなおもしろニュースだ。

主人公は33歳男性だ。
10キロレースに出場して完走したという。

大会が終わって、係員が休憩所になっていた
体育館だかどこだかを見回っていたら
誰もいなくなったその場所に男は寝ていたという。      

死んでいたんだ。

寝ていると思ったら、死んでいたんだ。
いや、誰か気付けよ、と思うが、いや、絶対に
気付かないだろう。
だって、マラソン大会のあとは寝ているやつなんて
珍しくないからね。

いや、がっつり熟睡しているやつはそうそういないと
思うけど(笑)疲れ果てて横になっているやつは
大勢いる。

そして、誰かが寝ていたとして、たとえ
まわりがみんな帰ってしまって、そいつ一人で
寝ていたとしたって、知らない人を起こす、
なんてことは誰もできないだろう。

あと、あれなんだよ、みんなさ、余韻を楽しむことなく
さっさと帰っちゃうんだよ。

これはオレが初めてマラソン大会に出た時に
驚いたことで、ま、いまだに不思議に思うんだけど、
とにかくみんな走り終わったら、さっさと
帰っちゃうんだ。さみしいもんだよ(笑)

だってさ、なんか一種の祭りみたいもんじゃない。
出店とかもいろいろ出てるし。
もっとお互いの健闘を称え合って
ワイワイやってもいいと思うんだけど。

いることはいるよ、ビール飲んで軽い打ち上げ的な
ことやってるグループ。主にオッサングループ。

でも、ほとんどはすぐ帰る。
オレ、いっつも帰るの最後の方だもん。
「あれ?今日ここでマラソン大会ありましたよね?」状態。
すぐに誰もいなくなる。

ある意味、みんな元気だよね。
こんなところでダラダラしてられない、ってことだもんね。
10キロも20キロも走ったあとなのに。

さすがに、北海道マラソンとかフルマラソンの
デカい大会だと、まぁまぁみんな残って
お祭り気分味わってるけど。旅行で来ている人も
多いからかな。

ま、とにかく、レース後のあの場所に
一人二人死人いたからって、誰も気づかないわな。
口からアワ吹いてたりしたら、気付くかもしれないけど
それはそれで、オレなら怖くて逃げるな(笑)

しっかし、どういう人生だったんだろうな、その33歳の男。
そこが人生のゴールでした、ってバカやろう。

やっぱ、アレなんだな。
よく言われるけどマラソンは体に良くないって。
まぁ、タラタラジョギング程度ならいいかもしれないけど
大会出たりは無理しちゃうもんね。

オレの好きなフレーズがあってさ。
昭和の漫才師のネタみたいやつなんだけど。

「健康のためなら死んでもいい」

ってやつ(笑)
今回、そういうことだよね。

どっちかっていったら、悲しまれるより
笑われてんじゃないかな。今回の死にかた。         

オレも笑われながら死にたいな(笑)