2015/02/27(金) 『変化』 |
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僕たちわたし達が求めていたものはオサレカフェなんかじゃない。
そば屋だったんだ。もしくはうどん屋。
ご存知、地下鉄大通り駅に店を構えるオサレカフェ
cafe de MAXの話だ。
この店については今まで何度かレポートしてきた。
ここまで長期に渡ってこの店に注目しているやつも、
それ程いないだろう。
ちなみに、利用したことは一度もない(笑)
いろいろ言ってみたものの、今となっては
いたって普通なカフェスタンドだ。
が、ある出来事で、いや、ある変化と言った方がいいか。
ある変化によって、その存在は再び輝き始めた。
「そば・うどん」を始めたんだ。
そのことは以前、詳しくレポートした。
それは店が「ダメになる」例として取り上げたものだったのだが
どうやらそれは間違いだったようだ。
ダメになっていないんだ。
むしろ上向きだ。
明らかに客は増えている。「そば・うどん」の登場により
今まで、そのオサレ具合に近ずくことすら許されなかった
汚いオッサンも気軽に利用できるようになったようだ。
「カフェじゃなくソバ(ウドン)なんだ!」
少し遠回りしたが、それに気付いたのだろう。
初めは店の脇に、申し訳程度に掲げられた
「そば・うどん」の暖簾が、今では
カウンターのど真ん中に、堂々と鎮座しているのだ。
もう、あそこはカフェじゃない。そば屋だ。
ただのそば屋じゃないぞ。立ち食いそば屋だ。
cafe de MAXの文字が消えるのも
時間の問題なんじゃないかとオレは読んでいる。
しっかし店の前を通ると、いい香りがするんだ。
ダシの香りだ。あれは本格的にダシを取っているに
ちがいない(てきとー)
その辺の立ち食いそば屋とは明らかに香りが違う(たぶん)
ほんと食べたくなるんだよ。
でも、食べないな。
今さらどの面下げてcafe de MAXでソバを食えというんだ。
いや、おまえの行動なんか誰も気にしてねーよ、
そう言うかもしれない。
でも、オレはカフェでそばを食いたくないんだ。
何が悲しくてカフェでそばを食わなきゃならないんだ。
ミスドで飲茶を食べるのだって抵抗あるってのに
カフェでソバはないだろ。
しかし、その常識を覆したのがcafe de MAXなのかもしれない。
そのうち、ファッション雑誌にこんなコピーが躍るのかもしれない。
「カフェでソバ」
腹減った時は「大盛り」なんて言わないんだぞ。
「グランデ」だ。
夏はもちろん「ソバフラペチーノ」が人気だ。
もういい?
ところで、最近、そのスタバ的なコーヒーを
だから紙コップにフタついたやつ持って
地下鉄に乗って来る若者が増えてきたんだが
どうしてだろう。
おにぎりとかパンとか食ってるやつも増えてきた気がするんだけど
どうしてだろう。
単純に「どうしてだろう」そう思うんだ。
そんなにがまんできないのかね。
まさか、そんなアメリカン(てきとー)な私
かっこいい、とか思ってないよね。札幌くんだりの地下鉄で。
ってことは、単純に腹減って腹減って、
もしくはノド乾いてノド乾いてがまんできないって
ことなのかな。
気持ち悪いね!
それから、ちょっと気になるのは
そば・うどんが本格的になってから、前いたオサレ女子店員が
いなくなって、もっさりした人しかみかけないんだけど
やっぱり、オサレ女子は汚いオッサンにそばつくるの
いやだったのかな。
まぁ、オサレカフェで働けると思ったのに
汚いオッサンに「おねえちゃん、ソバひとつけれ」とか言われてもね。
悲しいよね。
今後もcafe de MAXに注目したい。
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