あいとせいしゅんのひび
2014年11月分

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 2014/11/28(金)                           『疲れるわー』
 

「え、また?」

あきれたような、もしくは多少非難めいた響きをもって
その言葉を発したのは、いつも行っているバンドの練習スタジオの
受付にいる岡本だ。

本名は岡本ではない。
わりと長い付き合いなのだが
(付き合いがある、と呼べるかわからないが)
本名を知ったのは、たしか去年くらいだ。
たまたま、大学時代の友人も同じスタジオを利用していて
そいつに聞いて判明したんだ。

あれ、この人なんつー名前なんだろ、って思ったときには
すでに長い付き合いになっていて
(付き合いがある、と呼べるかわからないが)

「ところで、おまえ、なんつー名前なの?」

なんて聞ける時期はとっくの昔に過ぎ去っていたんだ。
よくあることだろ?オレはよくある。

だから便宜上、オレらバンド内ではその人を「岡本」と呼んでいたんだ。
って、ほど呼んでいないけど。ほとんど「あいつ」もしくは「男の方」で
済ませている。失礼な話だ。

って話しは、前にもここに書いたと思う。
が、また書いてしまった。

とにかく、岡本が、いや、お世話になっているから「さん」を
付けるべきだろうが、オレの中ではどうしても「岡本」だ。
いや、そもそも岡本じゃないんだが。
その岡本が言ったんだ。

「え、また?」って。

なぜなら、スタジオを2時間予約していたのに
1時間半で出てきたからだ。
「あれ、終わり?」
「もう、疲れたんで(笑)」

「え、また?」

って流れだ。
そう言うのも無理はない。
ちょくちょくそういうことをしてるからだ。

他のバンドはどうだろう。
もう、1分1秒でもスタジオに長く居座って
次のバンドへの迷惑なんのその、熱心に練習しているよ。(嫌味)

時間ギリギリに汗かいてヒーこらいって
スタジオから飛び出してくるその姿を見ると
オレらの時間を譲ってあげたくなるのだが
そうはしない。

なぜなら、お金を払って借りている時間だからだ。
時間オーバーするやつらは自分が時間泥棒だということを
認識し改めてほしい。

時間オーバーしてスタジオから飛び出してくるおまえの姿は
他人の家の窓から唐草模様の風呂敷を背負って
出てくる姿となんら変わりないということだ。
もちろん口のまわりにヒゲが生えている。
そして頭にはハンチング帽だ。

そこまでステレオタイプな泥棒像も今どきどうかと思うが。
もっとマナーを守ってスマートにいきたいものだよね!

しっかし、昨日は疲れていた。
前の日、飲んだからだ。
それほど、バカみたいに飲んだわけではないんだが
仕事終わって22時からのスタジオはちょっとキツい。

音デッカいし(笑)

歳をとったということなんだろう。すぐ疲れる。
本当にオレはこの夏、フルマラソンを走ったのだろうか(笑)

昔はアレだったんだけどなー、スタジオでも
ビールとか酎ハイ飲みながら練習してたからな。
今思うと、それ、バカすぎだな(笑)
なんで酒飲みながら練習してんだよ、っていう。               

12月21日(日)ライブだからね。
ベッシーホール。

1ヵ月も先の話しだけど、みんな、ほら
年末だからってすぐ忙しいフリするでしょ。フリ。

なんか人気者でいろんな忘年会からひっぱりだこ的な。
年末の土日なんか予定あいてねーよ、なんつって。
実際は家でDVDとか見てるにしても。

だから、先に言っとくね。予定空けておいてね。
もう、この後、そんなに多くのライブやらないと思うんだ。エロチカ。
バンドの終わりは近い、気がする。
気がするだけかもしれない。

だって疲れるから(笑)

あと、ライブ10本もやれない気がする。
いや、やるかもしれないけど。

とにかく、たまには見に来いよな!
そん時はアレじゃないかな。アルバムできてるんじゃないかな。

それは、ないな。

 

 2014/11/27(木)                      『少々お待ちください』
 

ここのバイトは全員仕事ができない。瞬時にそう思った。

昨日、古い友人が横須賀よりやってきたってんで
飲んだんだ。エロチカの初代ドラマーだ。
牧野と3人で。

よくある居酒屋だ。
オレは仕事で遅れて行ったんだ。
オレが席に着いた時、そこに店員がいて。
女の子バイトだ。ちょうど注文取り終わったところで。
普通、着いたばかりのオレから飲み物の注文をとるだろう。

ところがなにも聞かないで、さっさとあっちに行こうとしたんだ。
逃げて行くみたいに。

「あ、ビールひとつ追加いいですか」
急いで言ったよ。「あ、はい」だって。

その女の子バイトが主にオレらの席まわりを担当していたんだが
とにかく逃げようとするんだ。

近くの席になんか持ってきた時に、ついでに注文するときがあるだろう。
「あの、すみません」つって。
もう、こっちの目も見ないで「少々お待ちください」っつって
逃げるんだ。
それを客に届ける前に別の人の注文を受けたら
殺されてしまうんじゃないかってくらいの勢いで。
「わーわーわー聞えない聞えない」みたいな感じで。

なにも持っていない状態で近くを通りかかったとき
「すみません」って話しかけても
「少々お待ちください」って。
逃げるんだ。

ちゃんとボタン押して呼んで注文するときも
「あのー。ビールひとつと・・」

「少々お待ちください」

つってポケットから、なんか注文の端末みたいなやつを
取り出す。

いや、何言っても「少々お待ちください」って。
おまえは「少々お待ちください」星人かってくらい。

いいからまず聞け。オレの話をまず聞け。
聞いたうえで、すぐ処理できないなら、
そこで初めて「少々お待ちください」だろ。
聞く前からビビって「少々お待ちください」って逃げるなよ。

通り過ぎたときに話しかけられたときも、一回聞け。まず聞け。
そこで処理できないと思ったら、初めて
「すみません、すぐ行きますので少々お待ちください」とかだろ。
まず聞け。いいからオレの話を聞け。

だって、「トイレどこですか」ってだけかもしれないんだぜ?
そんなんだったら、何かを運びながらでも説明できるだろ。
逃げるな逃げるな。

つっても、まぁ、彼女なりにがんばっているんだろう。
きっと、しっかり準備しないと怖くてなにもできないタイプだ。
やりながら修正、とかできないタイプだ。

そこに違うバイトがやってきた。男子だ。
見た瞬間、「デキないやつ」そう思った。
名前はモリマサル、あたりだろうか。
何がどうだってわけでもない。だけどわかった。
こいつはデキないやつだ、って。

案の定、こんな話を聞いた。
オレは遅れて行ったから、店が決まったあとで
どこそこだよ、ってメールをもらって行ったんだけど。

その際に店の住所をマサルに聞いたらしい。
住所はわかったらしいんだが「ここ何ビル?」って聞いたら

「わからない」って。

自分がバイトしているビル名がわからない。

頭が少しイカれた人なのだろうか。
デキるわけがない。仕事どころかなにもデキないやつだろう。
きっと人をイラつかせる名人に違いない。
その頻度は5秒に1度レベルだ。

そして、こんなこともあった。
マサルに無料サービスしているスープを3つたのんだんだ。
こういう答えがかえってきた。

首をナナメうしろに伸ばして何かを確認したあと、
「あ、今、スープ用の湯のみ全部洗いに出ててダメです」

まぁ、そういうこともあるかもしれない(いや、ないだろ)
もしかしたらマサルの責任でもないかもしれない。
でも、どうだろう、マサルに提案なんだが
それこそ、そこで「少々お待ちください」だよ。

そして洗い場の人に急いで、その湯のみだかなんだかを
とりあえず3つだけ洗ってもらうってのはどうだろう。
もしくはおまえが洗ってもいいと思うんだ。

いや、それ自体が品切れとかならわかるんだけど
飲食店で湯のみがないって言われてもさ。
じゃあ、代わりにオレらが洗おうか?って
言いそうになったよ。(牧野は言った)

あの店は、きっとどいつもこいつもダメなんだろうなー。

一方、そのあと少しだけ違う店で飲んだんだけど。
某ジャズバーだ。

そこのバイトの女の子。

デキるやつだった。
どうしてこうも差があるのか、そう思った。
なにか特別なことをしているわけではないんだ。
その動作は常時スムーズで。すんごくかわいいわけじゃないけど
すてきな笑顔で。
うるさくならない絶妙な間合いでの
「なにかお飲み物お持ちしますか?」攻撃。
遠くにいても、ちょっと手をあげるだけで、気付いてくれる洞察力。    

マサルに見せてやりたいなー。

そういうオレは学生時代、つぼ八でバイトしていたんだが
客につくねをもっていって、テーブルにトンっておいたら
何かの勢いでつくねが一本皿を飛び出してテーブルに
落ちたことがあったんだ。

だけど、そこはバカ学生の大人数な飲み会で、近くにいたやつは
その模様を見てたんだけど、そいつの目を見ながら
そっとつくねを皿にもどしたら、そいつはニッコリ許してくれました。
「誰にも見つからないうちに早く行け!」
その目はそう語っていたのでした。

 

 2014/11/25(火)                               『本物』
 

本物の証、と聞いて何を思い浮かべるだろう。

やくざにおける刺青だろうか。
ピッチャーにおける指先のマメだろうか。
トランペッターにおける上唇のマウスピースの跡だろうか(てきとー)

例えに挙げたものは、いずれも見た目に限ったものになってしまったが
だから、もしかしたら中身は嘘物かもしれない。
しかし見た目も重要なことは多くの人が知るところだろう。
それは太ったバレリーナがいないように。

「見た目から入る」ことは決して意味のないことではなく、
むしろ「本物」になる過程において近道になることも少なくない。

キャンプの話だ。

この週末キャンプに行ってきた。恒例の「秋キャンプ」だ。

キャンプの経験があまりない、だからインドア派、っつーか
ゲームおたくで部屋の窓っていう窓に暗幕かけて前の通りを
歩くうら若い女性を望遠鏡でストーキングよろしく隠し見ているような
やつは(そこまで限定する必要はないが)

「こんなクソ寒い時期にキャンプ?バカじゃね?」

そう思うかもしれないが、バカはおまえなんだ。

本格的キャンプの季節は秋なんだよ。だから今時期。
つっても北海道は寒いけどね。
だけど、その寒さを凌ぐのもまたキャンプの楽しみの一つなんだ。
今回は風もなく最高のキャンプ日和だったと言えるだろう。

本格的キャンプの季節だから、そこには「本物」たちが集うことになる。
今回は札幌から高速道路使って1時間程度のところにある
ご立派なオートキャンプ場だ。行くのは2回目かな。

全て揃っている。

バンガローにはストーブあるわ水道あるわ水洗トイレあるわ。
敷地内には温泉施設も。
もう、どっか温泉ホテルにでも行った方がいいんじゃね?
っつーくらい。うん、まぁ、いずれこの「秋キャンプ」は
ただの温泉旅行へと様変わりすることだろう。

しかし、まだ、オレたちはキャンパーだ。

ところで「本物」のキャンパーの証とはなんだと思う?
それは例えば「キャンピングカー」だ。
そして「愛犬」だ。
さらに今回それを見て驚いたのだが「ストーブ」だ。
マイストーブ。

いや、しっかし、今回そのオートキャンプ場は
本物だらけだった。だからキャンピングカーだらけで
犬も何匹いただろう。もちろん、こ汚い犬なんていないぞ。
そしてオレらの向かい側ではソロキャンパーが(たぶん)
持参したと思われる薪ストーブが煙をあげている。
ストーブは外に設置してんだぞ?

キャンプをやらない人は何を言っているのかわからないかも
しれないが、とにかくそのキャンパーは優雅に薪ストーブで
暖をとっていたんだ。外で。

いや、そんな寒いなら家に入っとけ、ってのはなしだぞ。
自然に身を任せるのがキャンプというものだ(超てきとー)

超満員なんだ。キャンプ場。この寒い中。
つっても、全然問題なく、いいキャンプができたよ。
まぁ、バンガローにストーブがあるって前提でね。

つっても、本物たちはテントに寝てる人もいたようだよ。
なんか、すんげーあったかい寝袋とか本物の装備を
準備しているのだろう。

言っておくが、素人はキャンプといえばパブロフの犬よろしく
コールマンでキャンプ用品を買ってしまいがちだが
本物たちは、まんずコールマンは使わないぞ!
メインで、って意味で。

オレの知っているところではスノーピークとか
その辺だったと思うが、見たことねーテントとかその他諸々が
自慢げにおったってたぞ。

オレたちのタープはもちろんコールマンだ。
だって、それで十分だからだ。
ストーブついたバンガローで寝るだけだし(笑)

ところで、今回、オレたちは一線を越えてしまったんだ。
キャンプでやってはいけないことをやってしまったんだ。
いや、本物に言わせればストーブつきのバンガローで
寝るのもいかがなものか、ってことかもしれないが
知るかよ。寒いの嫌だもん。

そんなことじゃなくて。
それをやっちゃあ、今後歯止めがきかないだろ、ていう。
便利さを求める上で。

牧野が炊飯ジャー持って来てご飯を炊いたんだ。

それはなしだろ(笑)
いくらバンガローにコンセントあるからって。

いつもは飯ごうで炊いてたんだよ。
だって

キャンプ=飯ごう

って言っても過言じゃないほどの
言ってみれば象徴じゃないか。
別の言い方をすれば

キャンプ=火

だ。
不便を楽しむのがキャンプなんじゃないのか?
しかし、一線を超えてしまった。
誰かが電子レンジを持ってくるのも時間の問題だろう。

オレたちは何をやりたいんだ?
が、そんなに深く考えることでもないよね。
遊びなんだから楽しけりゃ、それでいい。

次回からは、いかに場違いなものを持参するかに
力を注いでいくか。
本物のキャンパー?犬のクソでも拾ってろって(いい過ぎ)         

ちなみに、マイストーブのおじさんは
朝飯にカップラーメン食ってました。
たぶんマルちゃんの「でかまる」の「もやしミソ味」
だったんじゃないかな。

もっと、なんか、本格的なもの食えよ(笑)
あいつは本物じゃない。

 

 2014/11/23(日)                              『修繕』
 

「接着剤はくっつかない」

なにも、とんち話を始めようというのではない。
こういう言い方もできるかもしれない。

「接着剤は着けたいものは着かないが
その代わり着けたくないものがくっついてしまう」

もちろん誰かの名言でもなければ哲学的な意味を持つ
言葉でもない。そんなの見ればわかるだろう。
書いたそのままの意味だ。
だいいち、「くっつく」という言葉を使う哲学があるもんか!
意味不明の「!」の登場に驚いたかもしれない。

オレは昔から接着剤というものを信用していない。
なぜなら、まともにその役割を果たすところを見たことがないからだ。

特に信用の置けない接着剤が「瞬間接着剤」とかいうやつだ。
一般的にそれがどんなメーカーのものであれ
アロンアルファと表現することが多いかもしれない。

誰しも経験があるだろう。
着けたいものは思い通り着かないのに、指がくっついてしまう現象。
過大な塗布量による、なんか知らんが白くなる現象。

まったく役立たずなやつだ。
それは過剰な期待を裏切られる反動からくるがっかり感だろうか。
だって、例えば前輪を高々と浮かせた
ウィリー状態のバイクがそのまま壁にぶつかった途端
ピタリと動かなくなるテレビCMを流すそっちが悪いんじゃないか。

もしくは、なにやら金具にほんの二滴ほど接着剤を塗布するだけで
車一台がクレーンで持ち上がるとか。

こちとらマグカップの取っ手ひとつまともにくっつけられないというのに。 
役立たずは瞬間接着剤だけではもちろんない。
なんだよ、あのセメダインとかいう透明なやつ。
クソすぎだろう。
あれでなにかが、まともにくっついたところを見たことがない。

しかし疑問に思うのは、接着剤売り場に行くと
「用途別」に分類されて売られているわけだが
その分類は多岐にわたる。
本当にあそこまで、たとえば成分的なものを用途別に
開発しているのだろうか。

「バカな客にたくさん買わせるため」の戦略ではないのか?
たとえば、「おにぎり用の海苔」みたいに。
自分で切れっつうの。

そう思えてならないんだ。
なぜなら、どれを買っても満足にくっつくことがないからだ。
パッケージが違うだけで、中身同じなんじゃね?
そう思うこともしばしばだ。

しかし、その認識は間違えていたようだ。
科学立国日本の科学者たちをナメていたようだ。

先日、革製のソファーを修繕したんだ。
これは札幌に出てくるときに実家から持ってきたものだ。

1人がけ×2+3人がけセットのうちの1人がけを
一つだけ持ってきたわけだが、今思えばとんでもな暴挙だったかも
しれない(笑)残されたセットはバランスを保てず、もう使われていない。
いや、バランス関係ないけど。古いからだけど。たぶん。

そう、だから札幌に出てきてからかれこれ20年以上経っているし
そのもってくる時点でたぶん買ってから10年以上経ってたんじゃ
ないだろうか。
でも、なかなかの高級品の部類だったと思うから
それは「オンボロ」にならずになんとか「クラシック」の
部類にとどまっていると思われる。

そんなソファーが、いくら革製とはいえ、やぶれてしまって。
で、ま、修理に出すとバカみてーに金かかるから
自分で革を買って来て修繕しようと。センスよくね(笑)
あえて違う色の革使ったりして。

いや、捨てようかな、とも思ってたから失敗してもいいや、って。
そんで、革は買った。次は接着剤だ。
革用ってあるかな、そう思ってホームセンターにいくと
もちろん、ありました。革用。しかもクソ安い(笑)
今回の修繕面積に対して十分な容量と思われるもので
150円くらいだった。

安すぎるだろ。これは、もう、まったく期待できない。
なぜなら、接着剤はくっつかないからだ。

どうせ、アレだろ?ヌルヌルなまんまくっつかないで
乾いたと思ったらパリって取れるパターンだろ?
そう思って使用したところ・・

とんでもない接着力だった(笑)

どうせヌルヌルだろ?って思いから油断して
まず大雑把な場所に貼って(置いて)から
思う場所にヌルって移動させて場所をキメようと思ったら
なんか瞬間接着剤なみに(って、それは信用してないけど)
がっつりくっついたんだ。

ちなみにオレは普段「がっつり」という言葉は使わない。
なぜなら、なんか嫌いだからだ。
でも、この場合「がっつり」という表現がピッタリな
くっつきぶりだったんだ。

あぶなかった。頓珍漢な場所に革をくっつけてしまうところだった。
通常、なんだろ、こういった家具的な修繕ってうまくいかないこと
多いじゃない?なんかにペンキ塗ったりもそうだと思うけど。
所詮、素人ってことで。

ところが、今回、いやー、うまくいった(笑)

結論。
革用接着剤はくっつきます。

 

 2014/11/18(火)                             『引き際』
 

スポーツ選手の引退には2種類ある。

一つは、体がボロボロになって自分に限界を感じたとき、
どこのチームからも誰からも必要とされなくなったとき、
そんな誰の目から見ても「終り」が見えた時に引退する選手。
無様な姿クソくらえ、最後まで足掻く、それがオレだ、みたいな。

もう一つは、他人から見ればまだまだやれそうだが、
自分自身でピークを過ぎたと感じて引退する選手。
無様な姿は見せたくないと。

一流の選手は後者が多いと思う。
あるホームランバッターはホームランを打った時に
引退を決めたという。
「完璧に打ったつもりが、いつもの角度でボールが飛んで行かなかった」
とかなんとかで。

どっちがかっこいい、ってのはそう簡単には決められない。
オレ的にはボロボロになっても挑み続ける選手に感動を覚えることが
多い気もするが、でも、一流選手のサラリとした引き際もかっこいい。

店はどうだろう。例えば飲食店。

きゅ、急になんの話だよ、キミはそう思ったに違いない。
引き際の話だ。
このご時世(てきとー)思うように売り上げを出すことができずに
つぶれていく店も多いはずだ。

店の経営が思わしくない時、その改善方法で結果は大きく変わる。
ライバル店より安くするか?
それをやればきっと負のスパイラルに陥ることだろう。
宣伝に力を入れるとか?
SNSなんかを有効に使えば、道は開けるかもしれないね。

メニューを増やす。

一番やってはいけないことだ。
ダメになる。店がダメになること間違いない。

例えば本格コーヒーが飲める喫茶店で焼きうどんを始めてしまう。
本来、香り高いコーヒーの香りを楽しむべき場所に
ソースのニオイが漂う。ダメだろう。台無しだ。

せめてケーキとかなんとかコーヒーにあうもので
改善を図ってもらいたいところだ。

いや、でも、喫茶店で焼きうどん、とかって
あくまでもたとえ話であって、せいぜいランチ始めました、
とかその程度だろ、デカデカと「焼きうどん」とかって
貼り出すわけねーだろ?なんて思うかもしれない。

確かにそうだ。別にオレもそんな店を見たことが
あるわけじゃない。いや、あるかもしれないが
「焼きうどん」だったかどうかは憶えていない。

ところで、以前ここに書いたとあるカフェの話を
憶えているだろうか。
名前は「cafe de MAX」
  ホームページより

地下鉄大通駅構内、っつーかすぐそこがホームってとこに
できたから、当時驚いてここに書いたものだ。
え、こんな場所に?って。

まぁ、アレだ。よくあるスタバ的なオサレカフェだ。
オサレカップでテイクアウトするアレだ。
狭いスペースだから、あくまでテイクアウトだ。
カフェスタンドっていうのかな。

けっこうキレイどこのお姉さんがスタッフのオサレカフェだ。
しっかし、こんな場所でオサレカフェ買う人いるのかねー、
とか思ってたんだ。すぐ潰れると思ったけどまだ続いている。

売れてんのかなーとか思ってたら、去年の夏くらいかな、
デッカイのぼりっていうの?縦長のハタみてーなやつ。
それが出現してさ。そこにはデッカく

「ソフトクリーム」

ってなってて。
それ見た時、アレ?って思ったんだ。
あんまオサレじゃないぞ、って。
やっぱり売上厳しいのかなぁ、とか思ってたんだ。

そしたら、この前、とんでもないメニューが登場していたんだ。
そこはオサレカフェスタンドの「cafe de MAX」だぜ?
オサレお姉さんがスタッフの。

まずは写真を見てくれ。


  Cafe de soba(え?)

どうだ!
オサレカフェスタンドが駅の立食いソバ屋に変身だ。

ダメだろ。ダメになりすぎだろ。
オレをあんまり悲しませるなよ(笑)
いくらなんでアレだろ。ダメすぎだろ。

オレは心配だ。
そこで働くオサレお姉さんが。
たぶん名前はエリカだろう。22歳だ。

エリカの夢は将来自分の店を持つことだ。
小さな店でいい。でも居心地のいいカフェにしたいな、って。
手作りの焼き菓子なんかもコーヒーに付けて。
輸入雑貨なんかも販売したらおもしろいかも!
なんて。

高校卒業後、友人の多くは大学に進学したなか、エリカは思い切って
カフェで働くことに。将来のためにがんばらなくっちゃ、つって。
そうは言ってもフリーターだ。不安がないって言ったらウソになる。
一番の親友のモエも大学のサークルでコンパだなんだで楽しそう。

エリカは夢のためにがんばる。
なになに、コーヒーを入れるお湯の温度は85度から92度がいいのか、
奥が深いなー、なんつって。

モエは大学卒業後、地元の中小企業へ就職。
仕事は楽といえば楽なんだけどお茶くみに毛の生えたような仕事。
やりがいがない。毎日退屈だ。なんのために大学出たんだろ。
それに比べてエリカはがんばってるなー、うらやましいよ。
いつかステキなカフェをオープンさせるんだろうなー。

そういえば、今、エリカは「cafe de MAX」ってお店で働いてるとか
言ってたな。地下鉄の構内にある小さなカフェスタンド。
「小さいけどオシャレなお店だよー」とか言ってたな。
エリカはかわいいから通学中の男子高校生から告白されてたりして。
遊びにいってみよ!

「cafe de MAX」には汚ったない作業着をきたオッサンがいる。
「グヘヘ、お姉ちゃんがソバつくるのかい、いやーオシャレなソバだね、
グヘヘ」
「か、かけソバ一つでよろしいですか?」
「うん、いいよ、お姉ちゃん。かけソバブラックで。なんちゃってグヘヘ」

「か、かけソバ一丁入りました!」

と言いつつ、つくるのもエリカの仕事だ。
ズシャっズシャっと、なんか網目のアレで湯切りをする。
カフェスタンドの中は香ばしいかつおだしのニオイが充満している。

「へい、おまち!」
エリカの威勢のいい声が柱の陰から見守るモエの耳に届く。
モエの視界が涙でぼやける。

ソバをすするオッサンの姿が見えなくなったことを確認して
モエはエリカのもとへ。

「エ・・リカ」
「あ、モエ・・ちゃん」
「いいお店だね」
「あ、うん」
「なんかいろいろやってるんだね」
「うん、コーヒーだけだと売上厳しくて・・」
「そ、そうだよね。でもいいじゃん、エプロン姿かわいいよ」         
「ありがと。あ、モエ、なんか飲んでいきなよ!おごるから
カフェオレでいい?」
「え、いいよ、悪いよ。お金払うよ」
「わかった、じゃ、カフェオレつくるね」
「カフェオレじゃないほうがいいな」
「え、じゃ、なに飲む?」

「そ・・ば」
「え?」
「かけソバちょうだい、お姉ちゃん!」
「へ、へい!かけそば一丁入りました〜!」

 


 2014/11/17(月)                           『日曜ライブ』
 

昨日は2箇所でライブ見てきたんだけど。

松岡くんがカホン叩いてる弾き語りのやつと岡部のFLUKE。
どっちもそれ自体もよかったし、他の出演者もよくて
おもしろかったわ。

日曜日の夜っつーと、なかなか出掛けるのめんどくさいもんだけど
行けば行ったでやっぱりおもしろい。
きっと、ちょっと行ってみようかな、でも明日仕事だし寒いし
出掛けるのめんどくせ、とかっつって家に引きこもりがちな人も
多いと思う。特にもう若くない人たち(笑)

でも、思い切って出掛けてみたらどうかな。
きっと楽しいと思うよ。いや、後悔することもないわけではないが。
行こうと思ってても、どうしてもその時になると挫けていけなくなってしまう
人たちにこの言葉を贈るよ。
オレがランニングに行きたくない時、思い出す言葉だ。

「いいからまず靴履いてドアあけろ」

弾き語りの方はとある飲み屋さんでのライブだったんだけど
いつもライブやっているようなお店。
で、毎週そこでピアノ弾き語りしてる人が出てきたんだけど。
そこの店員でもある男性で、何歳かな、30代だろうか。

超上手いんだ。超安定感あって。そして超おもしれー。
もうアレ素人じゃないよ。他の店でも歌ってるっていってたけど。
客のアオりもうま過ぎ。
上手い人は数々見てきたけど、なんだろう、あの見ている時の安心感。
こいつは間違いないっていう。
そしておもしろい。大爆笑したわ。

松岡くんもエロチカでは絶対にやらないコーラスなんかしちゃって
楽しそうにやってたわ(笑)

で、FLUKEはmoleで。相変わらずの勢いで。
これの後、しばらくライブ活動休止するってことでお客さんも
盛り上がってたな。
FLUKE見に行くと、いっつも前の方にいる人いて、
まったく面識ない人なんだけど
やっぱり昨日もいて、いつにも増して力強くコブシ振り上げてたな。
FLUKEのファンなんだろうな。

いつも思うんだけど、いいライブ見ると、アレだよね。
自分のがクソに思えてやめたくなるよね(笑)

ライブ楽しかったのはいいんだけど、昨日は酒もけっこう
飲んじゃったからかなり疲れたわ。
こういうところが歳とったってことなんだろうな。
まぁ、同じ日に2箇所もライブ見に行くからだ、っつー話だが
しょうがねーだろ、そういう予定なんだから。
でも、疲れた。

いや、例えば、マラソンなんかはまだギリ、タイムよくなってるから
そういうところでの体力はなんとかこんとかアレなんだろうけど
夜遊び(ってほど夜ではないけど)ってのは、アレだ。疲れる。
22時過ぎたら、もう寝る時間だ、とか思うもんね(笑)

楽しいイベントがあることはうれしいんだけど
なんもない週末にあこがれるこの頃です。
朝から晩までDVDで映画とかドラマとか見てダラダラ過ごしてみたい。 
とか思ってても、実際そうなれば時間もったいね、とか
思っちゃうんだろうな、オレは。

あと酒はアレだね。1杯か2杯飲めばいいね(笑)
 


 2014/11/13(木)                           『スムージー』
 

UMA(ウーマ)という言葉を知っているだろうか。
馬じゃないぞ。
Unidentified Mysterious Animalsを略したものらしいが
日本語で言うと「未確認動物」みたいな感じだ。

まぁ、UFO(見確認飛行物体)の生き物版って感じか。
だから宇宙人はUMAなんじゃないかな。

あと有名なところでは雪男とか。
ネス湖のネッシーとかもそうかな。
日本だとツチノコとかカッパとか。

天狗は違うはず。
なんでも想像上の、例えば妖怪みたいなのはUMAとは
言わないらしい。

いやいや、カッパは想像上の生き物じゃねーのかよ、
なんて声が聞えてきそうだが

知らねーわ!

その可能性はゼロに限りなく近いとしても
「いるかもしれない」ってのが前提になるのかな。
いくらなんでも天狗はいないだろ。

って、だから、カッパはいるのかって話だが。

そんなこと言ったら、ホントに恐竜なんていたのか?
なんて思わなくもないんだが。
あんなデッカい生物いたのか?って。

いや、恐竜は化石とか発見されてんだろうが、
ってなれば、カッパだってどこだかの寺だか神社に
ミイラなかったか?

あれ、つくりもんだべや、ってなれば
恐竜の化石だってそうかもよ、
とは、まぁ思わないけど、天狗よりはいそうじゃない?カッパ。

ところで、最近、ホントにいるのかよ、と思うのは
朝からグリーンスムージーなる物を飲む女だ。

グリーンスムージーを飲む女

ブームは今に始まったわけではない。よね?
ここ1、2年?もっと前?青汁とは違うわけ?

そのレシピはよくわからないが、なんでも野菜ジュースとは違うらしい。
水分だけ飲むんじゃなくて、野菜本体も食べるっていうか、
ま、飲むんだろうけど。ゲロみたいにドロっとしたやつ。
まぁ、言ってみれば緑のゲロだ。

同じようにその存在をイマイチ信じられないのが
朝食はフルーツグラノーラです、ってやつだが
まぁ、フルーツグラノーラはまだギリ許せるよ。
ケロッグの延長ってことで。

でも、グリーンスムージー言われたらちょっとね。アレでしょ。       
いや、そんな人がホントにいるのかわからないけど、
いるとしたら、カッパがいてもおかしくないんじゃないかって
レベルで懐疑的なんだ。

仮にさ、いたとしたらさ、いや、カッパじゃないよ
朝からグリーンスムージーを飲む女がさ。
そんなに朝から栄養とりたかったら
朝カレーの方がいいんじゃないかな。

なんて思うんだ。
ウソだけど。
 

 2014/11/11(火)                              『アニメ』
 

人が「ものすごく」おもしろいと言ったものは
自分の趣味に合わなくても、最悪「まぁまぁ」おもしろい
ってレベルには達するものだ。映画とか小説とかの話。

なんだけど、世間の評価が高くても、それこそ世界的に
高いみたいだけど、どうしても、そのおもしろさがわからないのが
アニメだ。
ジブリみてーなやつ。この前もオスカーのなんとか賞もっらっただか
なんだかってニュースになってたけど。

あと、誰でも知るところではなんとかゲリオンみてーなやつとか
もちろんディズニーもそうだ。

「ありのーままのー」

とかでみなが熱狂してるの見るとクソくらえと思うんだけど、
って、まぁ、そこまでは思わないけど(笑)っつうか逆にうらやましいんだ。
オレもおもしろく感じてー、って。
あ、もちろん、「ありのーままのー」のやつは見てないよ。

で、決まってこう言うんだ。
「見たら絶対おもしろいから、まず見てみ」とかって。
「大人でも十分楽しめるから」とかって。

って、わけで今まで何度か見たよ。ジブリのなんか。
ナウシカみてーなやつとかトトロみてーなやつとか。
なかでも、きっと世界的評価の高いなんとかの神隠しみてーな
やつとか。

さっぱりだ。

さっぱりおもしろくない。全部見ることができない。途中でやめる。
それにはこういう理由もあると思う。

ちゃんと見ていない。

たとえば映画館とかレンタルDVDとかでちゃんと見たことはない。
全部テレビのなんちゃらロードショーみてーなやつで見ただけだ。
だからCMは入るわなんやらで真剣に見てない。

いや、いいだろ、真剣にみなくても。
逆に怖いわ。トトロ真剣に見てたら。

おもしろい映画は別に真剣に見てなくてもおもしろいじゃない。
でも、アニメはおもしろいと思ったことないんだ。
そりゃ子供の頃は好きで見てたよ。ガンダムとか。
でも、今見る気しないな。

いや、こういう話に関しては、アニメ好きな人に
どこがおもしろいの?って聞いたところで説明できないだろうし
オレだっておもしろくない理由を聞かれたってうまく説明できない。

結局は「好き嫌い」の問題だとは思うんだけど。

だけど、最初にも書いた通り、誰かが「すんげー」おもしろい
と思う作品って誰が見ても大抵おもしろいものなんだけどな。
ジブリアニメとかってすんげーおもしろいんでしょ?
わからないんだよ。わかりたいんだけど。
そのおもしろさ。

オレにとってそれはウニのおいしさが分からないように。
コンサドーレを熱狂的に応援するサポーターの気持ちが
わからないように。

しっかし、アニメはあれだけど、映画も小説も
おもしろそうなのだらけで、時間いくらあっても足りないね。
今年中にアルバム作らなきゃならないし。
今年もあと1ヵ月半か〜

ダメだろね(笑)
いや、がんばります。

 

 2014/11/07(金)                              『精神』
 

仮にそれを「山田精神」として説明した話を憶えているだろうか。
本当は「山田」ではないんだが、本名出すのもアレなんで
仮に「山田」とした話しだ。

それは、オレがよくライブを見に行く
あるプロミュージシャンの話だ。名前は山田ではない。

だからそこは佐藤でもいいし斉藤でも加藤でもいい。
なぜなら仮の話だからだ。

しかし、仮とはいえ「望月」とかはだめじゃないか。
いや、望月っていう知り合いはいないのだが
望月はあまり一般的ではないだろう。

「望月精神」とやれば、なにか実際に存在している人の話のような
感じがして、在らぬ先入観を持ってしまうのではないか。
とても「仮の話」と受け止められないのではないだろうか。

いや、間違えた。

「仮の話」ではないんだ。話自体は本当の話だ。
名前が仮だというだけだった。

とにかく、こういう話だ。

いつでも一生懸命、本気でライブをやる、そういう精神を
オレは見習いたい。
そういう話だ。

プロなんだから、そんなの当たり前だろ、そう思う人もいるかもしれない。
確かにそうだ。だけど、ホント、小さなライブハウスっていうか
飲食店っていうか、そんな場所でお客さんも、まぁ、なんつーか、
すごく少ない時でもいつでも全力だ。楽しそうだ。

って、アレだろな。ホントに楽しいんだろうな。
「そう見せてる」わけじゃなくて。だからプロなんだろう。

オレもライブやる時はそういう精神で、だから一生懸命に
本気で楽しくやりたい、そう考えているんだ。
多くの人に、ふざけていると思われているだろうが(笑)

もう一つ大切な山田精神があった。
いや、この際べつに山田を付ける必要はない。
見習いたい精神がある。

他の出演者のライブも出来るだけ見ることだ。
ホント、ちゃんと見てるんだよな。で、ブログとかに
「よかった」って書ける精神。見習いたいところだ。

いや、それだって、ホントに好きで見ているだけなんだろうけど。
「見なきゃ」なんて義務感はないはずだ。
とある店で他の出演者の演奏がアレでアレな態度で
締めだされた経験のあるオレはその辺を反省しなくてはならない。

でも、オレを笑わせるやつの方が悪いと思うんだがな(笑)
自ら人前に出たからには笑われようがバカにされようが
そこは受け入れなきゃダメだと思うが、どうだろう。
最低限のマナーはあるにしても。

で、今週末土曜日に、って明日なんだけどライブなんだ。
弾き語りチックなやつ。今回はカホンで松岡くんも参加する。

で、昨日スタジオで練習してきたんだ。
そしたら「ギターの音がしょぼい」と松岡くんに指摘されたんだ(笑)
低音が出たないとか、なんか音がペラいって。

なんでも、今、松岡くんはエロチカじゃない他のバンドっつーか
二人組ユニットでも活動しているのだが、その練習のときは
もっとギターはいい音が鳴っていた、というんだ。

確かに、オレは昨日、ロクに音作りもしないで
練習を始めてしまった。
昨日っつうか、アコースティックギターを使う弾き語りの時、
最近オレはちゃんと音作りしていない。

てきとーにやっているわけではないが
ギターの音は極力少なくていいんじゃないか、って考えから
なんか鳴ってればいいだろ、そんな考えになっていた。
ギターはあくまで歌のおまけだよ、的な。

いや、弾き語りっていろいろ難しくてさ。
試行錯誤の結果が今のところそんな感じになっているんだ。

でも、そうだとしても、最近の音作らないっぷりは
山田精神に反してるよな。
いや、なんかやっぱり山田精神はおかしいな。仮の名だとしても(笑)  

「ギターはあくまで歌のおまけだよ」ってのは
オレの中で、ただ言い訳しているだけじゃないのか。
最低限の音作りは必要なんじゃないか、って。

思えば弾き語りを始めたころ、ギターのプリアンプ
持っていってたもんな。
プリアンプってのは、まぁ、ちゃんと音つくるやつだ。
オレのギターはそれがなくてもいいやつなんだけど、
でもこだわって持っていってたもんな。

それを持っていかなくなった理由はどう考えても
「めんどくせー」だもん(笑)
ダメだ、ダメだ、もっと本気でやらないと。

でも、明日はアレだ、とりあえず、それは持っていかない(笑)
いや、もちろん、演奏は本気でがんばりますよ。望月精神で。

望月って誰だよ。

じゃ、明日ライブ来てね!

 

 2014/11/04(火)                             『10周年』
 

ちょうど10年前の今日、11月4日。
この「エロチカオフィシャルウェブサイト」が始まった。
11月4日はHP開設記念日だ。

とりあえず、いつものコレ。

やっぱり何もできなかった。
何か10周年の記念的なことをここでやろうと思ってたんだけど
あっという間に今日になった(笑)

連休もあったっていうのに、オレは何をやっていたんだ。
すっかり忘れていた。
いや、金曜日までは「よーし、なんかやるぞ」って思ってたんだけど
何一つアレだった。

まぁ、いいよ、誰も期待していないだろうから(笑)

10年。

一昔だ。
こういうのを振り返れば、大抵は「長いようであっという間だった」
というような感想を多く見るが、果たしてその通りだった。

長いようであっという間だった。

何か意味があっただろうか、この10年間。
バンド活動23年目(長げーよ)の今、そのほぼ半分を
このHPと過ごしたことになる。
いや、別に過ごしたってこともないけど。

いまどき、こんなクオリティーの低いアマチュアバンドの
個人的なホームページなんて存在しているのだろうか。
少なくともオレは知らない(笑)

当時は、だから10年前はまだブログも一般的にはなってなくて
インターネッツで情報公開といえばHP以外になかった時代だ。
それこそ雨後の筍よろしく猫も杓子もホームページ開設の
時代だった。

「エロチカサイバースペースの軌跡」にもあるように
ある日、オレと牧野は焼鳥屋で(その店はもうない)
HP開設を決意する。

今後バンド活動を続けるうえで、HPはライブにお客さんを
集めるための重要なツールになるのではないか、と。

まったく意味なかったわ。

今は猫も杓子もSNSだ。
ライブのMCで「ホームページあるのでうんたらかんたら」
なんつったら笑われるぞ(笑)

許せて「ブログ」だよな。
もう、このページがスマホでどんなふうに見えてるとか
知らないもん。いや、知ってるけど気を使っていないって意味で。
いや、気を使えよ。
でも、わかんねーもん、そったらこと。

なぜ、オレはホームページにこだわるのか。

知ってると思うけど、全然こだわってはいないんだ。
なんかこうなってるんだ。いや、こうなってしまったんだ(笑)
ブログとかツイッターの方がどれだけ更新が楽になることか。
そして閲覧人数も少しは多くなるだろう。
興味持ってもらえるかどうかは別にして。

でも、ここに文章を書き続ける。
たぶん、この後もずっと、ではないかもしれないけど
まだ続けられそうだ。

一体、ここの文章はなんだ。
日記のようなもの。いや、全然日記じゃねー。
なんかデタラメな文章。

一応、オレの中でルールはあるんだ。
「出来れば二日に1回は更新したいな」とか。

ホントは毎日更新したいんだけど、まぁ、それは無理だな。
10年間で1回だけ、どっかの1ヶ月間だけ毎日更新したことは
あるんだ。知ってる?どっかの5月だった気がするけど
オレも、まぁ、忘れた。

いや、なんでもいいんだったら、たとえばニュース見て
なんか書くなら毎日でも書けなくもないけど
出来るだけ「テレビ(ニュース)見ての感想は書かない」ってのも
ルールなんだ。出来るだけ、ね。
いや、けっこう書いてるだろ(笑)「テレビ見ての感想」

まぁ、でも、がんばってるだろ?オレ(笑)
がんばってるっつーか、好きでやってるんだけどさ。
あと、見てくれてる人いるから。

ところで、おまえら一体誰なんだよ!
これ見てるおまえだよ!

誰が見てくれてるんだろう。
何人かは予想できるんだけど、残り全然わかんね。

いや、なんかすごい人数が見てくれてるようなこと書いてるけど      
もちろん、そんなことはない。

はっきりしたことはわからないけど、アクセス状況から
20人くらいの人がいつも見てくれてるんじゃないかな。

バカでしょ(笑)

いや、ありがとう。

さすがに、見てくれる人ゼロになったらやめるよ。たぶん。
意味無さ過ぎだろ。
って、まぁ、バンド活動自体が無意味っていえば無意味なんだけど。

最近、何度か書いてるけど、バンド活動も終わりに近いと思う。
なんとなく。
やめたい訳じゃないけどさ、続けられたらいいなー、くらい。
だから、このHPも終わりが近いのかも。
いや、案外、バンド活動終わってもここだけは続くのかも
しれない。

すんごく無意味だけど。

今年も残り2ヶ月切ったね。
アルバム出来るかな(笑)

とりあえず、10年間ありがとう。
特に、最近見てくれてる人たちありがとう。
まぁ、これからも、週3回くらいは見てね。
無理して毎日見なくていいからね。
こっちも毎日更新するのは大変だから(笑)

今週の土曜日はとまと畑で弾き語りライブだよ。
今回は松岡くんと二人かな。

ま、これ見てるおまえは来ないと思うけど(笑)
ホント、誰も来てくれないんだ、ここ見てる人。