あいとせいしゅんのひび
2014年04月分

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 2014/04/29(火)                              『メッカ』
 

先日ついにやってしまったのは、「走るために」そこへ「車」で行く、
という行為だ。

いや、走って行けよ。

そういう話だ。
ま、そうなんだけど、いや、いつもはそうなんだよ。

札幌でランニングのメッカといえば真駒内公園ということに
なるのだが(てきとー)って、違うかもしれない。
勝手にオレがそう思ってるだけかも。

でも、いろんなマラソン大会のスタート&ゴール会場として
よく使われているから、そうなんじゃないかなって。

「よく使われている」といってみたものの
オレの頭の中にすぐ思い浮かぶものは2つしかない(笑)

でも、ま、もっとあるはず。たぶん。

オレの家から真駒内公園は7キロほどしか離れていないので
たまに走って行って、で、公園内をぐるっと走って
帰ってくる、ってことはやるんだけど。

真駒内公園は札幌のランナーの聖地ということで(てきとー)
なかなか本格的な走りの人も多い。
だから、その人についていったり、ってことは
あんまりしないけど、見ているだけで結構刺激になる。

あー、オレの走りクソだな、って(笑)

あと、1周3キロのコースになるんだけど、1キロごとに
マークしてあって、その辺もトレーニングしやすい環境だ。

だけど、家から走って行くと、着くころには疲れていて(笑)
いまいちがんばれないから、一回、公園内だけで走って
みたいな、って。

で、車で行ったんだ。

そういうランナーは多い。
なんかいたよー、休日に集まって
わいわい楽しそうに走ってるグループが。
はいはい、って。やってろ、やってろ、って。

ひがみです。

ばかやろう、マラソンは己との孤独な戦いなんだよ!
ウソです。

いや、別にウソじゃないけど。
それほど自分を追い込んだこともなければ、今後もないです。

そんなオレも、なんか、「オレ、気合いはいりすぎじゃね?」とかって
思わなくもないんだが(笑)
ま、やっぱり走りやすかったよ。
ランナーの聖地だけあって(てきとー)

10キロバシっと走ってみたんだけど、50分切れなかったわ。
いや、前の日ライブやって飲んだりなんだりしてたんで
それでも上出来だとは思うんだけど(笑)

でも5月5日の豊平川マラソン本番では、なんとか
自己ベスト更新したいと思っているから、
ちなみに47分台なんだけど、ちょっと、無理くせーかな(笑)

いや、毎年、体力は落ちていってるはずだからさ、この歳になると。
なっかなか去年の自分に勝つのも大変で。

だけど、毎年なんとなく、去年より今年の方が
「強く」なってる気がするんだよな。
ほとんどが気のせいだけど。

10キロレースはさ、距離的にはなんてことないところまでは
きてるんだよ、オレだって(笑)
だから、脚がどったらこったらなることはない。

要は気力だ。
「やめたい」「いや、もう少しがんばるか」
ってことばっかり考えて走ることになる。

後重要なのは、レース本番で「いいライバル」をみつけることだ。     
オレの場合、いつも書いているが、オレより少し早い
「きれいなお姉さん」タイプがターゲットだ。

「ちくしょう、おめーなんかに負けるかよ!」
って、どっちかっていうと「負のパワー」で戦うことになる(笑)
ま、負けるんだけどね。

とりあえず、今日も走るかな。走りたくないけど。
って、毎日思って走ってます。

でも、なんか、「走るために車で行く」って
「食べる前に飲むっ」みたいだよね。
全然違うけど。

 

 2014/04/24(木)                             『メソッド』
 

メソッド。

なんだろう、この語感。
万能感あふれる魔法のような語感。

さらに、あえて「魔法」という言葉を付け加えればその効果は倍増する。

魔法のメソッド

魔法の二乗だ。
このあとにどんな言葉が続いても、それが可能であるように思える。

「魔法のメソッド これをやれば3日で20キロ痩せられる。」

実際には無理だろう。でもなんだかできる気がする。
そんな魔法の言葉「メソッド」

「魔法のメソッド キミも空を飛べる」
なんだかわからないが飛べる気がする。

似た言葉に「ハウツー」や「マニュアル」がある。
でも、弱い。そこに「魔法」はない。どこか実際的だ。
役人がつくりそうだ。

町役場に
「ゴミ分別マニュアル」はありそうだが
「魔法のメソッド ゴミを分別しながら体幹を鍛える」
はないだろう。

そもそも「ゴミを分別しながら体幹を鍛える」ってのが
あるわけないのだが。

オレは超市民ランナーなわけだが、それでも「去年の自分を超える」
ことを目標に、わりとがんばっている。
走りに関する書籍も何冊かは読んでいる。

本なんかためになる?と聞かれれば、まぁ、けっこうアレだよ、
ためになるよ。
トレーニング方法なんかは、「いや、それは無理でしょ」って
やつは見て見ないフリで、取り入れ可能なものだけチョイスする(笑)
主にランニングフォームとか。靴の選び方とか。

だから記録伸びねーんだよ、オレ。

あと、アレだ、これレースでけっこう役にたってんだけど
金メダリスト高橋のQちゃん直伝、
給水時の紙コップの持ち方、だ(笑)

そして、今読んいる本が、そうメソッドだ。
マラソンメソッドだ。

「魔法」と言う言葉は付かないが、もっと魅力的な
言葉がついている。

「非常識」だ。

「非常識マラソンメソッド」だ。
どうだ?なんか誰でもとんでもない記録が「簡単」に
出せる方法が載ってそうじゃないか。

さらに副題的に次の言葉が続く。
「ヘビースモーカーの元キャバ嬢がたった9ヵ月で 3時間13分!」

言うわずもがな、だ。

そんに最近出た本ではない。
でも、市民ランナーの中ではわりと有名な本だろう。
中身は、残念ながら(いい意味で)「非常識」ではない。
至極まっとうな内容に思える。

「非常識」と銘打つからにはこんなのを期待していた。

「素人は裸足で走れ」とか
「あえて後ろ向きでフルマラソンを走る」とか
「走る前にカツ丼」とか

いや、それは非常識にも程があるだろ〜って
笑わせてほしかったが、一切ない。(あたりまえだ)

とてもためになる1冊だ。
今、メソッドにしたがったランニングフォーム改良中です。

札幌もここ2、3日でやっと暖かくなって
街にはランナーがあふれています。
ほんと、一気に増えた。

狭い道で前に自分のペースより、ほんのちょっと、
ほんのちょっとだけ遅い、もしくは同等のランナーがいると         
「追い越そうかなー、このままキープかなー」
で疲れる季節です(笑)

明日(4月26日(土)はライブだよ
来てね!

 

 2014/04/24(木)                            『思いこみ』
 

最初に思ったのは「チンド」ってなんだよ、そこが気になった。
「珍島」と書く。

チンド。

似た言葉に「チンドン屋」がある。
関係ないけど。なくもないかな。
たぶん「チン」の部分がマズいと思う。
漢字の「珍」もマズい。

不謹慎とかそういうのは置いといて、
「いや、チンド、って」って、まず最初にそう思った。
思ったんだからしかたがない。
チンドの近くで死ぬのは嫌だな〜って。

韓国のフェリー沈没事故だ。
もう1週間以上経ったみたいだ。生存者は難しいだろう。
知らないけど。

いや、どうでもいい、って話じゃないよ。
ほんとに知らないからだ。
沈没した船の中で人は何日生き延びられるか、なんてことを。

エアポケットがあるかもしれない、とかニュースでやっているが
仮にどこかに空気が溜まっていたとして、酸素は?とか考えると、
どんなもんなのか全然わからない。

あとちょっと気になるのは、なんかさ、
「日本が援助すればもっと助けられた」とかいう風潮。

まぁ、その専門家はともかく、一般人が
海上自衛隊や海上保安庁の何を知っているというのだ。

ただの思いこみじゃないのか?
なんか原発の技術も世界的にうんたらかんたら言ってたのに
福島のね、アレ、まだ全然アレだっていうしね。
実は日本の科学技術、たいしたことないってことないのか?

たしかに、日本の「海」に関するそれらは
世界的に優れていると聞くが、それはあくまで
「日本人」の専門家なりが自ら言ってるのであって
それを鵜呑みにしていたら、北朝鮮の将軍様万歳と
なんら変わらないのではないか。洗脳もしくは思いこみってことで。

まさか、映画「海猿」を見てそう思いこんでるわけじゃないよな(笑)
いや、ある。あるなその可能性。
フィクションとノンフィクションがごっちゃになってるやつは
絶対にいる。

もう、バカでしょ(笑)

っていうオレも、なんか知らんけど日本の「海」に関する人達は
優れていると思っている。
少なくとも、今回のような大型船が沈没して救助した実績は
ないと思うんだけど、それでも、「海猿」ならなんとかしてくれる、      
そう思ってしまう。

うわ、海猿言っちゃった(笑)
映画も見たことないのに。

いや、でも、苦しいだろうな、こういう死に方って。
苦しくない死に方があるのかは知らないけど。

だけどさ、こんなにあらゆる分野で技術が進んだ現代において
こんな事故って起きるんだね。怖いね。

 

 2014/04/22(火)                            『天国と地獄』
 

意外なことにアルバム作成は進んでいる。
いつになく進んでいる。

もう何年になるだろう、「ニューアルバム作成中」と言いだしてから。
ホームページの過去の文章をさかのぼってみると
2005年当時にその発言があることから
少なくとも9年は経っているらしい(笑)

もちろん9年間毎日アルバム作成をしていたわけではない。
あたりまえだろう、そんなことしていたら100曲入りくらいの
アルバムになってしまう。オレだってそれほど暇じゃないんだ(笑)
つうか、100曲もいらねーから早く仕上げれや、って話だ。

それでも、きっと、みんなが思う以上にはちょろちょろ
作業していると思う。一年中アルバムのことが頭から離れない。

っていうのは言い過ぎました。

とにかく、おまえ、何にそんなに時間かかってんだよ、って
ことになると思うが、それを説明したところで普通の人は
「曲(音源)をつくる」ということが、だから、録音してから
「はい、これ、曲」ってなるまでの過程を知らないだろう。

いや、知らなくていいんだよ、そんなこと。
何の足しにもならないから(笑)クソの役にもたたないわ!

で、まぁ、いろいろな作業があるんだけど、
その作業は今はほとんどPCでの作業だ。
もうね、すんげー進化したよ、曲作りに関する技術。

オレがそういったことを始めてからかれこれ20年以上経つ(笑)
つうか、このバンドの始まりは「曲作り」だからね。
決して「ライブ」がやりたくて結成したわけじゃないんだ。

いろいろあって、当時にしてはなかなか高度な録音機材を
一式手に入れたところから始まるんだ。
信じられないかもしれないけど、カセットテープでの録音だ。

その時に比べれば今は天国だ。
しかし同時に地獄なんだ。

いろいろな作業は楽になったよ。
あっちの音こっちに持ってきて、で、この部分は録りなおしだな、
とかやりたい放題だ。
デジタルだから、もちろん作業による音の劣化はない。
天国だ。

だけど、それ故、完璧を求めて妥協ができなくなるんだ。
地獄だ。

昔は、例えばカセットテープ時代はさ、何回も録音したり
あれやこれややってると、テープがへろへろになってきて
音が悪くなるんだ。

だから、昔はいかに少ない手順で完成させるかが大きなテーマで
演奏に少しくらいのミスがあっても、「うん、ま、オッケー」って
妥協できたんだ。
「まぁ、もっと上手く弾けるけど録音を繰り返せばどんどん
音が悪くなるからね!もう、やめた!」
って、無理やり納得できたんだ(笑)

今は違う。なんでもできる。何回もできる。

だから時間がかかるんだよ。
新しいソフトも次々に出てきてさ。それを入手するたびに
いろいろやりなおしてしまうんだ。

キリがない。

先日も、ちょっとしたソフトとか音源を買ってしまって。
それを設定したりイジったりしているだけで時間が過ぎていく。      

もう、いらないよ、録音に関する機材とかソフトとか。
オレのレベルには十分すぎる。この環境であと
20年は戦える(笑)いや一生これでいい。
つうか、こんなこと何歳までやるんだよ、オレ(笑)

そんなこんなで9年間アルバム作り。

でも、そろそろ完成するよ。

ホントに。

たぶん。

ってことを、ここ何年かで何回書いたことだろう。
もう、わかったから、早く完成させろ、オレ。

 

 2014/04/17(木)                              『トラップ』
 

今日も、文章けっこう長いです。お暇な時に。

どうしていいか分からなくなって、ただただその場に立ち尽くす、
そんな経験はあるだろうか。意外に少ないと思う。

立ち尽くす、といったある意味絶望的な状況ではないにしても
あたふたする、または周りの状況からヒントを得るために
キョロキョロする、なんて経験くらいは誰しもあるはずだ。

それは突然訪れる。

例えばスーパーのレジ方式だ。
日本ではまだ数は少ないと思うが「セルフ」な部分の多いシステムだ。

なんの準備もなくレジに並んでみると、なにやらベルトコンベア的な
レーンに自らショッピングカート内の商品を入れていくシステムに気付く。
「え?うわー、こういうのやったことねーよ」って。
そして、最後に「ここまでです」にみたいなプレートを置く。たぶん。

なんとなくアメリカンなスーパーマーケットにあるシステムとして
その存在は知っているが、突然それが目の前に現れる。
「いや、ぼく、あの、日本人ですから」
そんな言い訳は通用しない。
アメリカンにワイルドに事を済ませなければならない。

前の人のやり方を見ていれば、なんとなくそのシステムは
わかるのだが、しかしどこか自信がない。
ベルトコンベアに商品を並べている時に、ふと「これでいいのだろうか」
そう不安になる。

「あー、お客さん、勝手に並べないでください」
なんてお店の人に言われたら、オレは一目散に
逃げ出してしまうことだろう。

前の人がいたらまだいい。
参考になる人がいなかったら・・考えるだけで逃げ出したい。
店員に聞くしかないよね。

「すみません、どうしたらいいですか?」

小学生のようだ。ただの阿呆だ。
スーパーに来てレジで「どうしたらいいですか?」って。
いや、早く清算しろよ、って。金払えよって。見たらわかるだろって。

だけど説明が足りないと思うんだ。

世の中便利になったようで、案外に説明が足りない。気がする。

ところでスーパーの話はどうでもいいんだ。
プールの話だ。
先日プールに行ったんだ。そうだ、水があって泳ぐプールだ。
マラソンのための体つくりの一環で、みたいな感じで。試しに。

水泳はとても効果のある全身運動になることはよく知られたことだ。
ただ、ランニングのように、やろうと思ったその日に誰でも気軽に
始められるものでもないだろう。

ある種、思い切りが必要だ。道具などの準備も必要になる。
だから行こう行こうと思いつつ、なかなか、ね?って人は多いはず。
一歩踏み出したオレを褒めてやりたい(笑)

オレが行ったのはオサレなスポーツクラブなんかじゃないぞ。
いわゆる市民プールだ(笑)

豊平公園のとこにあるやつだ。1年半くらいに前に今の家に
引越してきて、そのプールが近くにあったから利用してみたいな、
と思っていたのも理由の一つだ。

そこは古くて小さなプールだった。25mプールと幼児用のプールのみ。
25mプールのコースは、どんくらいあったかな、8コースくらい
あったのかな。6コースくらいだったかな。よく憶えていないし
なんせホームページにも情報が少ない。
ま、この手の公共施設はどこもそうなんだけど。

説明が足りないと思うんだ。

事前に情報を仕入ようにも料金と営業時間くらいしかわからない。
って、それ以上なにを知りたいんだよ、って話だが
いや、なんか、ウエルカムな言葉ほしいでしょ(笑)
初めての方もお気軽にお越しください、的な。

って、市民プール利用すんのに初めてもクソもあるかよ、
そう思うだろ?確かにそうだ。

だけど考えてみたら、市民プールなるものに行くのは
小学生以来じゃないかってことに気付き、やっぱり少し
ドキドキするじゃないか(笑)

大人になってから温泉とプールが一緒になったような施設で
遊んだことはあるけど(それも遠い昔だが)25mを真剣に泳ぐのなんて
中学校の体育授業以来、実に20年以上ぶりだ!

泳げんのか?オレ。そんな状態だ。(昔は確かに50mは泳いでいた)
(が、100mを泳いだ記憶はない)

だから、事前になにかしら安心する情報が欲しかったんだ。
初心者歓迎的な。
そのホームページにそんな言葉は微塵も見つけることはできなかった。
あたりまえだ。ただの市民プールだ。

でも、まぁ、いっても、たかが市民プールだ。
温泉みてーなもんだろ。

お金払って水着になって、って男が「水着」ってなんかおかしいな。
ビキニ着ちゃうみたいだろ(笑)なんて言えばいいのかな。
そんなこともわからないわ。オレの中では「海パン」なんだけど
海じゃねーからな。水泳パンツ?ま、なんでもいいけど
金払ってパンツ一丁になってプール入るだけだろ、そう思っていたんだ。

罠があったんだ。トラップだ。

まず、受付横の券売機で入場券を買う。
特に「プール利用案内」みたいな説明はなかったが
(どっかにあったかもしれないが、ぱっと見わからなかった)
ま、まずは券を買うしかないだろ。

当日利用券、大人580円なり。
意外に高くね?いや、だって、週に何回か通うってなれば
どっかのスポーツクラブの会員の方が安くね?
ま、多少割安な回数券とかもあるけどさ
詳しくは知らないけど。

で、受付で券を出す。

やっぱり何の説明もない。
まぁ、そうだろうな。しょうがなく初めて利用する旨を伝える。
すると、「2階に更衣室あるので、そこで着替えてプールは1階です」
との説明を受ける。

受付のすぐ横の階段で2階に上がると、そこはロビーになっていて
プール教室に来た子供たちのお母さんがわんさかいた。
なかなかの賑わいだ。
プール側の壁がガラス張りになっていて、そこから1階のプールにいる
わが子を見ながら世間話に花を咲かせている状態だ。

オレみたいな個人的に来ている一般客はそう多くないような雰囲気だ。
(結果、10人くらいしかいなかったと思う。男女は半々くらい。)
(カップルと親子とばばぁとその他みたいな感じ)
そのロビーから男女の更衣室に入って着替えるのだが。

「ん?」と思った。
ロビーにわんさかいるお母さんたちは当然服を着ている。
そこに海パン一丁に着替えて出てくるわけ?ちょっと違和感を感じる。

でも、更衣室の入口(出口)はその一つだけだ。
まぁ、そういうものかな、と思うも、なんかひっかかる。
いや、それで間違いなかったのだが、オレが「着替え」に対して
慎重になるのには訳がある。

こんなことがあったんだ。遠い昔の話だ。

友人たちと温泉とプールが一緒になった施設へ遊びに行った時の話だ。
そこは基本、海パン一丁で温泉もプールも行ったり来たりできるように
なっていたと思う。で、温泉のみ使う人は、もちろん裸でよくて。

オレらはプールで遊んだ後、ま、あと風呂入って終わりだな、って
感じになったので海パン脱いで裸で行こうぜ、ってことになって。
更衣室で海パンを脱いで裸になったんだ。

で、ポコチンにタオルをあてるおなじみのポーズで風呂を目指すことに。
露天風呂に行こうと思ったのかな。そのへんはよく憶えてないけど。

なんか「こっちから行けそうだぞ」とかっていう誰かの言葉にしたがって
屋外に出たんだ。ポコチンにタオルあてるスタイルのまま。
全部で4人くらいだったかな。みんなそのスタイルだ。

なんか「ここ歩いていいのかな」って雰囲気は確かに
あったかもしれない。
でも、ま、別に柵を超えたわけじゃないし、立ち入り禁止の
看板もみていない。
スムーズに歩いていたんだ。

しばらく歩くと(しばらく歩くところがもうおかしい)少し離れたところに
(離れているといってもはっきりと認識できる距離)人がいたんだ。
服を着ている普通のひとだ。だからこの施設とは関係のない一般の人が
歩いている。
どうみても、あっちからもオレ達が見えるだろう。

どういうことか?

オレ達はポコチンにタオルをあてたスタイルで
普通に外を歩いていたんだ(笑)
どこに迷い込んだのかよくわからないが、とにかく
いつの間にか裸で外にいたんだ(笑)

それ以来、オレは着替えに慎重だ。
ちょっとした温泉に行っても、更衣室のロッカーの前で
「本当にここで裸になっていいんだな」と
まわりに裸の人がいるのを確認してから着替えるように
心がけている。

で、プールも話だ。

まぁ、しょうがないから海パン一丁でお母さんたちがたくさんいる
ロビーに出ていく。それしか道はない。
そして来た時とは違う階段で1階のプールへ向かう。

ここで、再び「ん?」と思う。
更衣室からロビーを抜けて階段おりてプールまでって
ちょっとした距離なんだ。

行く時はいいさ。問題はプール入った後だ。
びっちゃびちゃに濡れたまま歩く距離ではない。
距離ではないっつうか、廊下とかお母さん達がいるロビーを
びっちゃびちゃのまま歩くのはなんかおかしい、そう思ったんだ。

つうことは、バスタオル的なものをプールに持っていくのか。
プールにタオル置くところあるんだろうか?
窓からプールを覗いたところ、タオルかけのようなものはない。

ベンチに置いている人はいるものの、数が少ないような気がする。
正解はどうなんだ?どうするんだ?タオル。

あたりを見回してもタオルどうのこうのの説明はない。
例えば「タオルは持ち込まないでください」とかもない。

でも、どう考えてもタオルを持ってくるしかないだろ、この状況。
びっちゃびちゃのまま階段のぼって更衣室に行くのはおかしい。

ま、とりあえず誰かみたいに中のベンチにタオルを置いとけばいいか、
そう思って一旦、更衣室にもどってタオルを持ってくる。

そして入口のドアを開けてプールに入ろうとすると・・・

トラップ発動だ!!

天井からシャワーがドパーって。水がドパーって。
左右の天井から斜めに、だから水が「X」状にドパーって出てきて。

そこは3mほどのシャワーのトンネルだ。
体の汚れをここで落としてからプールに行くのだろう。

しかし、なぜにこの古い施設において、センサーで動き出すシャワー。
「え?」と思って一旦、入口のドアを閉める。
シャワーは止まる。

もう一度ドアを開ける。

ドパーっと水がでてくる。

どうすんんだよ、手に持ってるバスタオル。濡れちゃうだろ。
やっぱ、持って入れないのか?

オレは茫然と立ち尽くす。どうすればいいんだ。
どこかにプール利用案内がないかキョロキョロあたりを見回す。
なにも書いていない。

「どうかしましたか?」

掃除のおばちゃんが声をかけてくれた(笑)
オレはすぐさま状況を説明する。

「これ、あの、シャワー出てくるんですけど、タオルって
持ち込んだらダメなんですかね?」
小学生の質問だ。ただの阿呆だ。

「いえいえ、大丈夫ですよ。シャワーのすき間から入ってください」

すき間から入る。

おばちゃん、それ、ふざけてないよね?(笑)
オレは「あ、そうなんですかー、いや、シャワーがアレなもんで」
と言いながらタオルを胸にかかえて濡れないようにして
「X」のすき間から、なにかこう、忍者のようにプールに
向かったのでした(笑)

で、泳げたのか?
とりあえず25mはヒラもクロールも泳げたよ。

つっても、最初は全然慣れなくて、だからものすっげー疲れて
25mなんかぜってー無理だろ、これ、って感じだったんだ。

慣れてくると無駄な力も抜けて泳げるようになったけど。
それでも、もんのすげー疲れるぞ、水泳。

よくさ、事故に遭うなら(って遭いたくねーけど)飛行機事故と
船の事故どっちいい?とかってやるでしょ。
多くの人は、飛行機墜落したらほぼ助かる見込みねーから、
どっちかっつたら船かな、ってなるでしょ。

無理だわ。
プールであんだけ疲れるんだ。波のある海に投げ出されたら
ぜってー死ぬって。救助来なくても近くの無人島に泳いで行く?
無理無理。ぜってー無理。
(某国で船の事故があったタイミングでちょっと不謹慎な話ですが)

そう、思えたプールでした。
ほんと、全身疲れるわ。いい運動になるね、ホント。
今後通うかどうかはわからないけど。
行くとしても、上に書いたようにどっかのスポーツクラブに
行った方が結果安くなるかもしれないし。
他のマシンとかも使えるしね。

っつっても、スポーツクラブなんかには行かないけどね。
なんか、スポーツクラブいってるやつって
「いやージムで汗かいてます」とかって調子こいてるでしょ?(ひがみ)

そんなやつらをマラソン大会でぶち抜いて勝つのが
オレの雑草魂。

おとなしく豊平川走ってます。

 

 2014/04/14(月)                                『相棒』
 

今日の文章長いよ。マラソンに興味ない方は
読むと時間の無駄になります。っていつも無駄か!

靴を買った。ランニングシューズだ。
そこで事件は起きた。
信じられない事件だ。なぜ、そんなことが起こるのだろう。
オレは公衆の面前で辱められたんだ。

5月から始まるレースシーズンに対応するためには
そろそろ買って脚に馴染ませないと、ってことで某スポーツ店で
買い求めたわけだが。
いや、「レース」ってほどなんかアレな走りするわけじゃないけど(笑)

今シーズン、もしくは来シーズンまでの相棒となる靴だ。

オレレベルの走り込みでも1シーズンが終わるころには
主にかかとのゴムがすり減って靴がダメになる。

つっても、だいたい2シーズンは履く。履くのかい!
なぜかといえば、別に使えるからだ。ま、だけど
2シーズン目終わりのころには、ちょっとマズくねーかな、これ、的な
感じは強くなる。着地のバランスが悪くなるんだ。

バ、バランス?なに言ってんのおめー、靴ってそんなに
走りに影響あんの?
そう思うかもしれない。

まぁ、10キロ以下の距離だったらいわゆる「運動靴」で問題ないだろう。
必ずしもランニング専用の靴が必要なわけじゃない。
もちろん、それに越したことはないが、なんならズック(死語?)でも
走りきることはできるはずだ。オレは嫌だけど。脚痛ぇーもん。

問題はそれより長い距離だ。

だから、ま、ハーフとかフルマラソンになってくると、
靴はその走りに大きく影響する。
フルマラソンだと歩数にして3万から4万歩ってところだからね。

タイムがうんたらかんたらの話ではない。
もちろん上級者にとってはそうなるだろうが、オレら超市民ランナーに
とって靴は直、脚の故障へとつながる問題だ。
靴擦れだったりヒザを痛めたり。

靴擦れはまぁ、ご存知の通り基本的にサイズ選択の問題だ。
つっても、その選択は難しい。
同じサイズでもメーカーによってその形は様々だからだ。

オレも靴擦れに何回泣かされただろうか。
最近ではなんとか自分の足の形に合った靴を選ぶコツのようなものは
わかってきたので200回は成功しています。

そして、ランナー以外にはあまり知られていない
「オーバープロネーション」という問題がある。

なにかといえば、まぁ、「走り方」とでも言おうか。ランニングフォームだ。
足を着いて踏み出すとき足首が内側に折れる動きを
オーバープロネーションという。
かかとの外側がよりすり減っていく動きになる。
日本人の多くはこれらしい。

逆はアンダープロネーションといい、その中間が
ニュートラルプロネーションだ。
言うまでもなく、まっすぐ着地してまっすぐ踏み出す
ニュートラルプロネーションが理想のフォームだ。

オーバープロネーションは長い距離を走っているとどっかこっかに
ダメージを与える。可能性が高い。らしい。
オレの場合、ヒザにくる。

それを防ぐために「オーバープロネーション」用の靴ってのが
売っている。
靴のソールの構造で足の動きを矯正してニュートラルプロネーションに
近付ける。らしい。

その靴は別にめずらしいものではない。
その辺のスポーツ店であたりまえに売っている。
見た目も普通のランニングシューズだ。
ほとんどのメーカーから発売されている。

でも、主流はニュートラルプロネーション用だ。普通用ってことね。
オレも以前はそんなこと気にもとめないで靴を買っていたんだ。
初めてハーフマラソンを走った時、その靴は偶然にも
オーバープロネーション用でだから問題は起きなかったんだ。

いや、トレーニング不足と初めての長い距離ってことで
脚も筋肉が痙攣したりエラい目にはあったよ(笑)
でもそれは靴のせいではない。ただのトレーニング不足だ。

で、2回目のハーフマラソンを走った時だ。
そのとき履いていたのはニュートラルプロネーション用だったんだ。
大変なことになった。
レース後、歩くのが困難になるほど(笑)ヒザが痛くなったんだ。
いや、走っている最中から痛くなってたんだけど。
治るのに何日もかかったなー。

で、いろいろ調べて「オーバープロネーション用」にたどり着いたって
わけだ。

前置きが長くなってしまったが(笑)だから買った靴は
「オーバープロネーション用」だ。

上にも書いた通り、それほど種類は多くない。
オレにとっては選びやすいから一石二鳥だ。
なんせランニングブームの影響かランニングシューズのメーカー、
種類はハンパなく多い。
選ぶの大変。なんのこだわりもない人は特に。

オレは「オーバープロネーション用」って縛りと、今回、メーカーも
できれば「アシックス」って決めてたから、けっこう早めに決めることが
できたんだ。

初めての「アシックス」だ。

前からアシックスは欲しかったんだけど。
なんてったってランニングシューズと言えばアシックス。
アシックスと言えばランニングシューズ。
ってくらい世界的にもそのシェアは高い。

金メダリスト高橋のQちゃんも野口みずきもアシックスだ。
男子は知らないけど、まぁ、アシックスが多いんじゃないかな(てきとー)

だからといって市販されている一般ランナー用の靴が
他メーカーに比べて優れているかっつったら、それ程の差はないだろう。

一流選手がアシックスを選ぶのはそこに有能なスタッフや
職人的な人がいるからで市販品は関係ないだろ。
いや、関係ないってこともないだろうけど、それ程でも
ないよね、きっと。

だから気分の問題だ。「やっぱアシックスだよね!」っつう(笑)

じゃ今までなぜ買わなかったのか。

なんか色がダッセーのばっかりだからだアシックス。
最近、メタリック的な色ばかりで。ダッセー(笑)
女子用はけっこういい感じなんだけどな。

デザインがかっこいいのは、ってもちろんオレ個人的な感覚だけど
ナイキ、アディダス、ミズノあたりがかっこいい。
ニューバランスも最近、色がださい。こっちもメタリック系が多い。

ちなみにオレの歴代ランニングシューズメーカーは
初めて「ランニングシューズ」的な靴を買ったのは
もう、12、3年前だと思うが、それが「ロット」というメーカー。
イタリアのサッカーシューズで有名なメーカーらしい。

その時は確かABCマートでこんなもんでいいか、って
安さとデザインで買ったのを憶えている。なんでもよかったってこと。

で、こんな感じ。
ロット→ニューバランス→アディダス→ミズノ→ニューバランス→ナイキ
そして今回のアシックスだ。色はオレンジだ。しかも蛍光っぽい。
なかなか派手な色だ。

で、それを買う時、事件がおきたんだ。やっとその話だ。
そのスポーツ店は大型店なんだけど、在庫が客の手に届くところに
あって、だからサイズ合わせはそこから客が勝手に持って来て
やるようになっているんだ(たぶん・笑)
みんなそうやっているから。

で、二人掛けくらいのベンチがいくつか設置してあって、そこで
履いてみるのだが。

オレはその少々目立つオレンジ色のシューズのサイズを
2サイズを何度も履いて確認していたんだ。

普段の26.5cmとワンサイズ上の27.0cmとを。
経験上、ワンサイズ上のほうがいい感じのことが多いからさ。
何度も履き替えては歩いたり店内を軽く走ったり(笑)
ここで失敗するわけにはいかない。
フルマラソンの相棒を選ぶんだ。

で、ベンチに座って何度目かの履き替えをしていたら
となりに見知らぬ男がやってきたんだ。
その時点で、いやいやいや、おまえ、他のベンチも空いてるんだから
となりに座るなや、って思ったんだ。

それどころか、いや、なんだろうね、そいつは
オレと同じ靴を持って来て履いているんだ。
二人してベンチ座って目立つオレンジ色の靴を履いているんだ。
他のベンチが空いているにも関わらず。

いや、バカ、おまえ、恥ずかしいって、コラ。
なんだよ、オレらチームじゃねーんだぞ(笑)
気持ち悪ぃーって。いやいやいや、あっち行けや!
恥ずかしいだろ。

ただでさえ目立つオレンジ。それを二人並んで。
って、バカこら。
おまえ、オレが同じの履いてるのあきらかにわかってただろ。
なんで来るんだよ!

理由がわかりました。いや、それでもどうかしてると思うけどね。
どうやら、オレの持ってる27.0cmを狙ってるらしい。
それ、最後の1足だったから。27.0cmの。

で、オレ、26.5cmと迷ってたから、もし27.0cm買わなかったら
そっこーで手にしたかったんだろうね。他にもライバルいるし。
いや、ランニングシューズコーナー混んでるんだよ。
シーズンだね。

で、27.0cmを買いました。いじわるじゃないよ(笑)
今シーズンの相棒はアシックスのオレンジ色だ。

夏の苦しい時とか、もちろんフルマラソンの苦しい時は
「たのむぜ、オレの靴!」って感じで、まさに相棒って
感じなんだ。靴。

まだ、履いて走ってないけどね!
オレの足に合えばいいなー。

 

 2014/04/09(水)                          『トレーニング』
 

何日か前から地下鉄駅のエスカレーター付近で駅員さんが
なにやら看板を持って叫んでいる。

「エスカレーターは右も左も歩かないでくださーい」って。

そのルールは全国で各地で分かれるところだが
札幌は左側は停止組、右側が歩き組だ。
危ないからエスカレーターでは歩くな、ということだ。

近くで駅員さんが大声でアナウンスしているにも関わらず
先を急ぐ人々はいつも通りエスカレーターの右側を歩きながら
昇っていく。完全無視だ。

「うるせーよ」「忙しいんだよ」「ダラダラしてるヒマねーんだよ」
みんなこう思っているのだろう。
「俺は1分1秒をも無駄にできない何億もの金を動かすデキる
ビジネスマンなんだよ、会社の未来は俺の腕にかかってんだよ」
なんて思ってる輩もいるかもしれない。

しかし、常に余裕をもって行動できないやつに仕事のデキる
やつはいないことはよく知られたことだ。

そういう思いはともかく、エスカレーターを歩きながら昇る行為は
それほど危険な行為なのだろうか。オレはそうは思わないけどな。
それくらいいいんじゃねーかなって。

ただ、オレはエスカレーターは極力利用しない。階段を使う。
だからどうでもいい話しではある(笑)

けど、注意されているのに無視して歩いて昇っているのも大人として
どうだろう。かっこわるくないか。

その人達の中には普段、歩きスマホとかおまえらなんかの
病気かよ、ながらスマホやめろってポスター貼ってあんだろ?
なんて思っている人もいるのではないか。

同じことじゃないか?自分本位なその行動。そうなりたくないものだ。
だけど、歩きスマホを今回のエスカレーター歩くな、のように
注意しているのを見たことはないがそれはどうしてだろう。
けっこう危険な行為に思えるが。
危険つうか、邪魔だ邪魔。
下向きながらこっちに向かってくんじゃねーよ。

オレはエスカレーターは極力利用しないし、できるだ姿勢よく
早歩きすることを心掛けている。

なぜならそれはトレーニングの一環だからだ。
その階段を昇る1歩が、その正しい姿勢で歩く1歩が
フルマラソン35キロ過ぎ、死にそうになった時の次の1歩に
つながるんじゃないのか?
そう思いながらオレはいつも歩いている。

まぁ、そこまでは思ってないけど(笑)
でも、できるだけ「脚を使う」心掛けはあるつもりだ。

なぜならフルマラソンは過酷だからだ。

先日、8月末に開催される北海道マラソンのエントリーが
始まった。始まったといっても即日に定員1万3千人に達して終了した。
相変わらずの人気っぷりだ。

オレはどうしたのか。

悩んだよ。だって過酷でしかも参加料11,000円だよ。高くない?
もちろんそれなりに達成感はあるよ。
いや、それなりにっつうか、かなりの達成感だよ、完走したら。
でも、それまでのトレーニングとか考えたらさ。

どうすっかな、って。

夏の暑い日、おまえらがクーラーの効いた部屋でさらに
扇風機まわしてガリガリくん食ってるときに
オレはアスファルト道路の照り返しの熱を受けながら(推定50℃)
(それはウソ)走っているんだ。トレーニングだ。

42.195キロ4時間半を走り抜くために。

毎日、走らなきゃ、走らなきゃ、って。それ
考えると躊躇するよね(笑)

でも、結局エントリーしたよ。

今回でフルマラソン3回目だし、一区切りにはいいかな、って。
違う大会に出て、たらたらフルマラソン走ることは続けようと思うけど
北海道マラソンはなかなかいろいろ大変だから、一回区切りで。

って、思いでエントリー。

真夏の42.195キロ。あー、嫌だ(笑)
まずは5月5日豊平川マラソンからスタート。これは10キロ。
楽勝。ウソ。タイム狙うとこれはこれでキツい。
まぁ、いつものことだ。ここからスタート。

まずは靴買うわ。今年の相棒。
去年までのは2シーズン履いてヘタってるから。

マラソンって走るだけなのに意外に金かかるな、おい。
誰だよ、金のかかんないスポーツって言ったやつ。
でも、ハーフ以上は靴、これ、重要。

あと、体重落としたい。5キロ落としたい。
そしたらだいぶ違うだろうな。
今、米5キロ持って走ってると思ったらイメージしやすいでしょ?
その米なくなったら、ねぇ?

とりあえず、もうちょっとあったかくなれ。寒いんだよ、夜走ると。      
もう、走ってる人たくさんいるけどね。クソ寒い中。

ランニングバカばっかりです(笑)

 

 2014/04/07(月)                               『よそ者』
 

人気の店ってあるじゃない、行列のできるなんちゃらって。
ラーメン屋に多いイメージがあるかな。

日曜日の午前中、ランニングしてたらさ、ひっそりとした
住宅街に人ごみができてて。
なんだ?事件か?とか思って近く行ったらラーメン屋の行列。

すごいね人気店。
寒い日だったよ。しっかし日曜日の午前中から並ぶかね。
オレは食べ物屋に並ぶってこと絶対しないからさ。
だって、そこまでおいしいわけでもないでしょ?
おいしいのかな?

絶対しないっつっても、ま、並んだことはあるよ(笑)
その時はラーメン屋だったな。たぶん今でも人気ある店だと思うけど。

別においしくなくて。むしろマズくて。
期待しすぎた分、そう思ったのかもしれないけど。

店員の態度も絵に描いたように無愛想で。
早く食って出て行けって空気で。並んでる客からも
同じような空気がビシビシ出てて。

いや、人に誘われて行ったんだよ。
間違ってもオレ単独で並ぶことはないな。
ま、それは人それぞれの価値観だからアレだけど、
でも、確かに人気店は存在する。

で、本題。

家の近くに人気の居酒屋があるんだ。
いたって普通の。チェーン店じゃないひっそりと営業しているような。
個人経営なのかな。ま、詳しくは知らないんだけど。

外から覗くと、いっつも満席状態なんだ。
平日でも。
ま、店がせまいってのもあると思うよ。20人も入らないんじゃないかな。

見た目パっとしない店なんだよ。名前も変な名前で。
で、昔よくその店に行ってたって人に話し聞いたらさ。
メニューとかは超普通な居酒屋なんだけど
値段が安くて人気とか。

へー、じゃあ今度行ってみっかなって言ったら
予約してから行った方がいいよ、って。
その人も何回も満席で入れなかったことあるって。

いや、予約までして行く店じゃないだろ、ってことで
土曜日に時間調べて開店と同時に行ってみよう、ってことになって。
(いや、そこまでするなら予約しろって)

でも、そんなご近所の小さな居酒屋に開店と同時に
飛び込むのも照れるな(笑)ってことで、ほんの少し遅れて行ったんだ。
いや、ホントほんの少しだよ。17時オープンで
入口の前で確認した腕時計は17時06分だったのを憶えている。

ガラガラって入口開けて。
いや、自動ドアだったかな、忘れた(笑)

するとどうでしょう!すでに満席で入れなかったんだ。

どういうことだろう。6分間で満席になったとは考えにくい。
もっと早くから開いていたのだろうか。
いや、もしかして行列ができていたとか。
まさかな、あんな普通の居酒屋に行列ができるだろうか。

わからない。

単純に開店6分後(たぶん)に満席だったことに驚いたわけだが、
同時に店に入った瞬間にオレたちに向けられた席を埋め尽くす
客からの視線にも驚かされたんだ。

よそ者を見るそれだったんだ。

少し誇張して言えば敵意むき出しだ(笑)
「なに飛び込みで入ってきやがる、このよそ者が!」
みたいな。

店のおばさんも怪訝な顔して小さな声で「ご予約は・・」
(ちっ、飛び込みで入れるわけねーだろ)
みたいな。

どうやら地元(ご近所)のじじばばで埋め尽くされているようだ。
いや、若いのも数人いたかもしれないけど、そのほとんどがって意味で。
それにしてもあの繁盛っぷりは「安い」だけが理由ではないはずだ。
いつかそれを解明して報告したい。

最近あんまり飲みに行かないので
だいぶ先のことになりそうだけど(笑)

 

 2014/04/04(金)                              『ダンス』
 

ダンスについて考える。
オレにとってダンスは身近なものではない。

今は小中学校の体育でダンスが必修になっているくらいだから
かなり世の中に浸透していると思われるが
それもここ最近のことだと思う。
それまでは一般的なものではなかったはずだ。

一言にダンスといってもそれは多種多様だ。
ダンスは日本語で言えば「踊り」ということになると思うが
しかし、「踊り」から想像させるものは「ダンス」のそれとは
まったく別のものだ。

「踊り」は日本語だから当然日本的ななにかを想像させる。
たとえば「盆踊り」だ。「腹踊り」や「どじょうすくい」も
その類かもしれない。
あまりかっこいいものではない。

一方ダンスといえば、ヒップホップ的なものだったりブレイクダンスと
いった「ストリート」を感じさせるものが多いのではないだろうか。
その他、社交ダンスだったりフラダンスあたりが思いつくところか。
バレエなんかもそうかな。

オレはダンスをみるといつもすげーなー、と思う。
一般人参加のコンテストなんかを見てもそうだ。
どうやったらあんな複雑な振付を憶えられるのかわからない。
すげーなーと思う。

ただ、かなり一般化してきたとはいえ、それでも
ダンスをやっている人のイメージはあまりよくないのではなだろうか。

どこかチャラいイメージ。遊び人のイメージ。
鼻にピアスなイメージ。真っすぐなツバのキャップをちょっぴり
ナナメにかぶってるイメージ。
今にも「YO!」と言いそうなラッパーとかぶるイメージ。

たとえば、自分が大事に育てた娘が初めて連れてきた彼氏が
「ダンサー」だったらどうだろう。なんか嫌じゃないか(笑)

でも、やっぱりダンスはすごい。

先日、なんかテレビで、ま、よくある企画なんだが
卒業式に先生がサプライズで卒業生の前でダンスを踊る、
みたいなやつをやっていたんだ。

今までダンスのダの字も踊ったことないような国語の先生とか。
校長先生とかが。
一生懸命練習して。それはもう無様だ。
本番だってそれ程完成したわけじゃない。
だけどオレは感動したんだ。

なぜだろう。

無様だったからだ。

無様な姿をさらけ出してダンスする先生。
それを見て泣きながら笑う、もしくは笑いながら泣く生徒たち。
言葉がないのに動きだけで何かが伝わる瞬間だ。

そう、それがダンス。
動きだけで何かを伝えるもの。

古くはまだ言葉をもたない人類の祖先もダンスで
なにか伝えていたのではないだろうか。
獲物をつかまえてみんなで歓喜のダンスをしていたのでは        
ないだろうか。

それが腹踊りだったら嫌だな。

 

 2014/04/02(水)                              『時代』
 

オレは今まで何度かここに「タモリが死ぬ日」について
書いたことがある。

いつかその日が来る、と。当たり前のことだが。
それはタモリをある時代の象徴として、この場合「昭和」に
なるのだろうが「タモリが死ぬ日」に一つの時代が
終わるのではないか、と。

いや、「昭和」はとっくに終わっている。
「昭和を引きずっている時代」とした方がいいか。
とにかく、まぁ、一つの「時代」が終わるのではないか、と。

そんな大袈裟な話しではない。
タモリよりもっと古い時代に活躍した著名人が
例えば植木等が(この例えでいいのか?笑)亡くなったニュースを見ても
なんの感慨も湧かなかったが、タモリが死んだらけっこうアレな感じが
するんじゃないかな、って話。

それだって、同じようにもっと下の世代はタモリが死んだって
別になんの感慨も湧かないとは思うけど。

ところで、全盛期のその時代に与えたインパクトとして植木等と
タモリ、どっちが上かは想像もつかないんだけど、どうなんだろう。

まぁ、どっちでもいいっす(笑)

先日、「笑っていいとも」が終わったよね。
ある意味、「タモリが死んだ日」だったのではないだろうか。
もちろん、まだ「タモリ倶楽部」などの番組でタモリを
見ることはあるだろうが、だから、「ある意味」っつってんだろうが。

なにか時代が変わっただろうか。

否、だ。

なにも変わっていない。時代どころか
「何一つ」変わっていないと言ってもいいだろう。

なぜなら、オレは多くの社会人がそうであるように
「笑っていいとも」をまったく見ていなかったからだ。
週末の増刊号的なものもまったく見ていなかった。(やってたのかな?)
だから「笑っていいとも」が終わったからといって
なにも変わることはない。そういうことだ。

いや、けっこう毎日のように見ていた人だって
何も変わっていないのではないだろうか。
これはタモリが時代に与える影響力が小さくなった
という話ではない。いや、結果そういう話なのだが
それはタモリ「だけ」の話ではない。

1人のタレントや1つのテレビ番組が「時代」をつくりあげ
そしてその終焉と共に時代が変わる、そんな時代は
終わったということだ。

時代時代うるせーな。

いや、「何も変わっていない」というのは誤りかもしれない。
逆に今は「時代は常に変化をしている」そういう時代なのでは
ないだろうか。

だから時代時代うるせーって。

今の時代、インターネッツに代表されるデジタルテクノロジーの
進歩によって、日々便利な世の中になってゆく。
人々の価値観だって変わってゆく。

あらゆることがスピーディーにそして正確に処理されてゆく。

こう見ると、「便利」とは、だから人々が求めているのは
「時間の節約」ということなのだろうか。
多くのことをやるために時間が足りないということか。

はたまた、のんびりする時間を確保するために、世の中は
スピーディーになっていくのか。
なんかおかしい気もするが、まぁ、そういうものなのだろう。

なんてことを「笑っていいとも」最後の特大号みたいなやつを       
見ている時に考えたんだ。

ウソです。

そんなことを考えていたら、もう4月です。
今年も4分の1終わったね。怖いです。