あいとせいしゅんのひび
2014年01月分

   
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 2014/01/30(木)                                 『靴』
 

どこで見たのかは定かではないが、確かに見たことが
あるはずなんだけど。
たぶんどっかの「アイヌ資料館」的なところで。

アイヌは昔、って、「今」のアイヌがどうなっているのか
よく知らないけど、とにかく、アイヌは昔から「鮭」を
生きるためにとても大事なものとして扱っていたらしいんだ。

食料としてはもちろん、その皮で靴を作ったり、とにかく
捨てるところはないってくらい大事に活用していたようなんだ。

オレはそれを知った時「へー靴まで鮭で!」と別に
バカにするわけじゃないけど、なんかかってに「鮭そのもの」が
靴になってるシーンを勝手に想像して
だから、左右の足が鮭になってしまったような絵を想像してくれ、
そう思っておかしくなってしまったものだ。

その鮭の靴を履いて川に入ったら、鮭が泳ぎだして
スキーで滑るように、川の中をスイスイ!みたいな(笑)

実際の鮭の皮で作ったアイヌのそれは
もっとちゃんと「靴らしい」形をしているんだけど。

で、この前、ふとしたときに、こんなことを思ったんだ。

そういえば、オレらだって「牛の革」で作った靴履いてるよな、って。
そう考えたら、別に鮭の皮で靴つくるのも、そんなにおかしなことでも
ないなって。
まぁ、なんとなく、足がトバみてーなニオイになってしまうんじゃないかと危惧してしまうが(笑)

結局、動物のカワ使ってんだな―って。
いや、合皮とか新素材的なものもたくさんあるけどさ。
結局「本革」超えれないじゃない。かっこよさも耐久性も。

ところで靴といえば、前に書くつって、まだ書いてなかったんだけど
オレが今履いてる、いわゆるビジネスシューズの話だ。
まぁ、この話に「本革」は関係ない。「底」の話だ。

いわゆる「すべらない」底の靴を履いている。
靴を買う時、店員さんが「これは、もう、スタッドレスタイヤみたいに
すべらないですから!」的にプッシュしてきた靴だ。

確かにスタッドレスタイヤに似てなくもないミゾっつーかそんな感じに
見えなくもない形状をしている。
結論、「おー、すべらない!」って驚くほどアレでもないが
ま、及第点といったところか。

オレは通勤のとき、基本イヤホンをして音楽を聞いている。
爆音で聴いているわけではないが、割としっかり音が聴こえるレベルの
ボリュームにはしている。

ある時、とあるドラッグストアに寄ったんだ。
掃除の行きとどいたきれいな店舗だったのだが、だから床もピカピカだ。
音楽を聴きながら店の中を歩いていたんだけど、途中でイヤホンを
耳から外したんだ。

するとどうでしょう。

キュッっキュッっキュッっキュッって。

オレが一歩踏み出すたびにキュッって。
オレの一歩一歩からキュッっキュッっキュッっキュッって
ものすごい音が鳴っていたんだ。

その「すべらない靴底」の形態のせいなのか
ゴムのせいなのか知らないが
とにかく、ものすごくキュッっキュッっキュッってデカい音が。

いやいや、また大袈裟に言いやがって、そんなデカい音するわけ
ないじゃない、そう思うかもしれない。

だけど、本当に店の隅から隅まで音が響き渡っていたんだ。
夜遅い時間で他に客もいなくシーンとしていたせいかもしれない。    
いや、なんかBGMは静かに流れていたと思うけど、
とにかくオレの足からキュッっ!キュッっ!キュッっ!て。
ちょっと、こう、足を踏み出す?角度ちょっとかえてみたりしても
キュッっ!キュッっ!キュッっ!て。

たまたまイヤホン外したから気付いたんだけど、
もしかして、今まで、けっこういろんなとこでキュッっ!キュッっ
してたのかな、オレ。

嫌だな。

 

 2014/01/28(火)                           『冬季五輪』
 

もうすぐオリンピックが始まるね。冬のやつ。

ソチ?だっけ。ロシアだよね?
で、何日から始まるのよ?
日本時間で、だいたいどんくらいにメインの競技やるのよ?

よくわかっていない。

いつだったかは「オリンピックウォッチャー」と名乗っていたオレとしては、
少々おそまつなアレだが、よくわかっていない。

いや、もちろん、「オリンピックウォッチャー」いうほど
熱心に観ていた事実もないが、それでもけっこう観ている
ほうなんじゃないかな。
オリンピック。いや、そうでもないかな。
そんなことどうでもいいんだけどさ(笑)
とにかく、今回のやつはあまり調べていないので、よくわからない。

なんか、こう、やっぱり歳のせいかな(笑)いろんなことに興味が
なくなってきているのをひしひしと感じるんだ。
ニュースとか観てても「ふ〜ん」以上の感想を持てないことが多い。

どうなんだい、今回のソチ?オリンピックで金メダル獲れそうな人は
いるのかい?
オレが知っているのは女子のジャンプの人くらいなんだが。

あと、フィギュアはどうだろね、マオちゃん。
ま、オレはマオちゃんよりスズキを応援しているんだが、
どうなんだろね、キムヨナとかも。

あと、アレかい、モーグルの上村愛子だっけ?
ま、残念がらメダルは無理っぽいけど。

こんな程度しか、こんな誰でも知っている程度の情報しか
持ち合わせていないんだけど、楽しめるかな。

クールランニングみてーな競技とか日本人出るの?
あと、なんかちっちぇーソリに載って頭から
超高速で滑り落ちる?スケルトンとかってやつとかさ。
前、なんか「越」とかって人出てなかった?
スケルトン。

スケルトンでいいんだよね?
そういえばいつだったかスケルトンで人死ななかったっけ?

鉄柱かなんかにぶつかって「カンっっ」とかって音
聞いたような気がするな。
で、そのあと死にました、みたいな。
スケルトン、こえーな、おい、みたいな。
越は大丈夫か、みたいなオリンピックあったよね?知らない?

なんか気になったから、ソチオリンピックに
スケルトンに日本人出るか調べてみた。

出るわ。高橋って人。世界ランク10位だってよ。
「カンっっ」とかつって死ななきゃいいけどね。

ところで、このソリ乗っかってやる競技って
1000分の1秒を争う世界なんだけど、なんかそれって
人間のやる競技としてどうなの?って思わない?
機械じゃねーんだから1000分の1秒をどーのこーの
言われたってさ。
いや、ほかの競技のことは知らないけど。

やっぱ、オリンピックは陸上に限るね!

 

 2014/01/26(日)                          『風邪ひいたわ』
 

みんな風邪ひいてない?
いや、オレ、ひっさし振りにヒドい風邪ひいちゃってさ。
ここ何日か、ずーっと熱下がんなくて。

いや、まいったね。
熱出たのなんて何年ぶりだろう。
つっても、ずーっと体温計持ってなかったから
測ったことないってだけかもしれないけど。

こういうことを思ったんだ。
オレは体温計を手にしたことで、高熱が出てしまったのではないか、
って。

いつもどおり、「なんか寒気すんな」くらいで風邪薬飲んで
寝てればいつもどおり軽い症状で終わってたんじゃないか、
そう思ったんだ。

体温計のデジタル表示で「熱があること」を明確にされたことによって
重い症状になったのではないか、そう考えてみたんだ。

んなわけないけど。

病気に関しては違うけど、でも、なんかそういうことって
あるじゃない。なんか、そう思ったとたんに、そうなっちゃうやつ。

知らない?そういうやつ。
オレは知ってるはずなんだけど、なんか、全然良い例が
思いつかないわ。
じゃあ、知らないんだろ、そう思うかもしれないが
でも、なんか知ってる気がするんだ。

ほら、なんつったけな、言葉は具現化する、みたいな
なんかあるでしょ。知らない?
思想は具現化する、だったかな。

いや、なんか知ってる気がするんだけど、やっぱ
わからないわ。

結論、知らないってことにしておくわ。

だけど、実際、38度台の数字見たときに
「これはやばい」と思ってさらに体調悪くなった気がするんだよね(笑)

でも、逆のところで39度いってないから、まだなんとか
なるんじゃないか、って思いもあったりして。

いや、でも、寝すぎて疲れたわ。頭のうしろ、なんかしびれたもん(笑) 
早く冬終わんねーかな。毎日寒くて嫌になるわ。

ホント冬いらねーわ。

 


 2014/01/21(火)                               『偶然』
 

それはただ単に慣用的な言い回しなのだろうけど
ニュースなんかでそれを聞くと、
いつも「そりゃ、そうだろ」と思うのが
事件かなんかで死んだ人が自宅に運ばれてきたときに
必ず言われるフレーズ

「今、無言の帰宅です」

だ。
だから、まぁ、慣用的なアレなんだろうけど
わざわざ言う必要あるのかね、っていう。

もう一つ似たように「そりゃ、そうだろ」と思うのが
天気予報で聞く

「雨が降ったり止んだりします。」

だ。
そりゃ、そうだろ、雨なんだから降ったり止んだりするだろ、って。

まぁ、どうでもいい話しだよね。

先日、ライブに行ったんだ。
仕事終わって地下鉄待ってたら、そいつと偶然会って
「今日、これからライブなんすけど来ませんか」って言われて。

そいつは、一昨年の(もう、おととしの出来事かよ!)
エロチカ20周年ライブに出演してくれたやつだから
その恩もあるし、普通、こういう場面は社交辞令で
「行けたら行くわー」で終わるところだろうが、
オレは違うよ、オレの「行けたら行くわー」は本当の意味での
それだよ、ってことを知らしめるために(笑)行ってみたんだ。

その日はちょうど、牧野と飲むことにもなっていたから
牧野も連れて。ま、0次会的に。

あと、行った理由としては、そいつ、ま、仮に佐々木くんとしておくけど
佐々木くんのその周辺のバンドマン達は、オレがよくライブを観に行く
バンドマン達とはまた違うチャンネルの人たちだから、
たまに顔出してみっかな、って。

どう違うかと言えば、オサレサウンドでムカつく、といったところか(笑)

上手い人とかバンドはたくさんいて、それを観る度に
オレらってヘタだなーってつくづく思うこともしばしばなんだけど、
こちつらには、さらに「オサレ」が上乗せされる。

その日、2つのバンドを観たわけなんだけど
佐々木くんのバンドもそうだし、もう一個のfrom東京な
インストっぽいジャジーなバンドも、リハからいちいち
ムカつくオサレ具合で、ホントみんな死んでしまえばいいのに、
そう思ったものだよ(笑)

さらに、結婚式の二次会もできちゃうよ、的なパーティースペース的な
ライブバー的なそのお店のスタッフも、なんか佐々木くん一派の
知り合いということで、和気あいあいとやってて
ハイハイ、そうですか、そう思いました(笑)

その日はバンド演奏だったんだけど、アコースティックなライブも
たまにやるということで、今度やるときオレにも声かけるっていってたから
その時は、ウンチイーティングナウを立て続けに3回くらい
歌ってやろうと思います。

ウソです。

パーティースペースでウンチ歌う度胸ないわ(笑)

 

 2014/01/17(金)                              『常識』
 

世の中の、いわゆる「常識」を疑ってみることで
物事の本質が見えてくることがあるのではないか。

確かに、言われたまま、そこにある習慣めいたものを
なんの疑いもなく信じて(もしくは、考えることもしないで)
生きていくことは、ある意味で「楽」かもしれない。
しかし、そのメンタリティーは奴隷のそれとさほど変わらない
さもしいものではないか。

別に「幸福とはなにか」などという時に哲学じみた
大きな問題を取り上げる必要はない。
些細なことでいいんんだ。

例えば、人間は本当に朝昼晩の3回食事をする必要があるのか?
そんなくだらないことだ。

本当にくだらない話でびっくりしただろう(笑)

そんな「一日三食」といった、言ってみればどうでもいいことを
疑うことで、一体、何の「本質」が見えてくるというのだ。
自分で言っといてなんだが。

それは、わからない。

見えてくるかもしれないし、見えてこないかもしれない。
しかし、なにも考えないより「マシ」だろ、そんな程度の話しだ。

同じ「食」に関することで考えてみるならば、最近
野菜の値段が高騰しているという。
JAが操作している部分もあるとは思うが、基本的には
需要と供給がそうさせているのだろう。

多くの人が野菜を必要としている、といことだ。
それはなぜだろう?

単純においしいから、「いや、オレ、ニンジンに目がなくてさ〜」
ってな人が多いのだろうか?違うだろう。

「野菜は体にいいから食べないと」
そう思っている人がほとんどではないだろうか。

オレは思う。
人が生きていくうえで、本当に野菜の栄養は必要なのだろうか?と。

そもそも、「栄養」というのがどうもあやしい。
なんだよ、栄養って。
いや、そこに疑問を持つのは常識を疑い過ぎだが(笑)
人間は完全な肉食動物ではないが、まぁ、肉を食べるじゃない?

人間の他で肉を食べる動物、だからまぁ、いわゆる肉食動物でさ
野菜食べる動物っている?
いや、いるかもしれないけど、いや、いないか(笑)
いるとしても、栄養をとるためじゃなく、満腹になるためだろ?
あとせいぜい木の実みたいのは食べるかな。

とにかくさ、野菜食べなくたってたくましく生きてるじゃない?
なに食べても満腹になってりゃいいんじゃねーの?
腹減るってことが、そもそも体が栄養を欲してるサインなのかも
しれないけど、だからそれは肉の栄養だけでいいんじゃねーのかな?
って。

野菜の栄養ってホント必要なのかな?って常識を疑っている
オレがいるんだ(笑)

だってさ、生まれてからずっと野菜食べさせないで肉とか
魚とか、まぁ、米はいいとしてそれだけで育てて実験したことないでしょ?
人間を。

なのになんで野菜の栄養が必要ってなるのかね?
誰が決めたの?肉だけの方が元気に育つかもよ。

だから、野菜が高いんだったら無理して食べなきゃいいんじゃない?   
そう思った次第でした。

いや、だって、大根とかニンジンの皮も捨てないでキンピラにして
食べたりなんだりって、だから、そんなに野菜の栄養って
必要なのかよ、って思った次第でした。

いや、栄養のためってより節約のためかもしれないけど
なんかゴミ食ってるみたいじゃね?(笑)
「材料はこちらです」つって三角コーナーのゴミ箱から
大根とニンジンの皮取り出す、みたいな。

オレはちょっと遠慮します。
野菜の栄養もそこまでしていらないですし。

 

 2014/01/12(日)                                『死』
 

恥ずかしいことに気付いたんだ。

その話は置いといて、「死」とはなにか、という話しをしたい。

同じようなことは、何度かここに書いているのだが
先日、ある小説を読んでいたら、同じようなことが書かれていて。

あー、やっぱり、そんなことを考えている人いるんだなぁって。

「死」とはなんだろう。
「そりゃーおめー、脳ミソとか心臓が止まってしまうことだべな」
いつも能天気なキミは言うかもしれない。

確かにそうだ。肉体的に、あるいは生物学的に、あるいは物理学的に
そういうことになるだろう。
少なくとも自分自身の死の定義としては間違えていないはずだ。

ここで言う「死」は他人の「死」だ。
オレと他人の関係性における話しだ。

たとえば、盆や正月に久し振りに学生時代の同級生に会う。
中学時代でも高校時代でもなんでもいい。
こんな話を聞かないだろうか。

「○○くん、死んだらしいよ」

まぁ、いわゆる訃報というやつだ。
ある程度親しかったやつなら「マジで?」となるだろうし
そうでもないやつなら「ふ〜ん」となるだろう。

もうちょっと具体的な話しの時もある。
実際にオレが聞いたことある話しだ。

「Aくん、バラバラになって死んでたらしいよ」とか。
「Bさん、ビルの屋上から飛び降り自殺したんだって」とか


本当だろうか?(笑)
いや、笑っている場合じゃないのはわかるが、だが、本当だろうか?
誰が確かめたっていうんだ。

中学、高校生の自殺ならいざ知らず、いい大人の自殺の内容が
報道されることがあるだろうか?
山田太郎さん68歳が自宅で首つり自殺しました、とかって
報道されないような気がする。いや、気がするだけかもしれないけど。

バラバラになって死んでた、とかって誰が見たんだろう。
まぁ、警察は見たと思うが、もしくは親も。
それを他人に話すだろうか。

「いや〜、うちのムスコ、バラバラになって死んでてさ(笑)」
いや、最後の(笑)はないだろうが、しかし、誰かにそんなことを
話すだろうか。

ここまで書いてなんだが、死因とかはどうだっていいんだ。
とにかく、そいつらは本当に死んだのか?ってことだ。
少なくとも、オレにその情報を教えてくれたやつは
葬式に行ったわけではない。ただ、誰かに聞いた話を
オレにしているだけだ。

本当に死んだのか?

いや、この際、本当に死んだかどうかもどうでもいいんだ。
いわゆる生物学的に、という話しで。

例えば、バラバラになって死んでいたとされるAくんだが。
(どういう死に方だよ)
オレの中学の時の同級生なのだが、まぁ、それほど親しくも
なかったから中学卒業以来会ったことはないんだ。
たぶん、一生会うことはなかっただろう。

オレの中における「Aくんの死」とはなにか、という話しだ。

「バラバラになって死んでいた」
その話を聞くまでは、もちろんオレはAくんが死んだことを
知らなかったわけで。オレの中で死んでいない、ということだ。
「死んでいない=生きている」ということだ。

とはいえ、オレは中学卒業以来、Aくんの事を一瞬たりとも
思いだしたことがないので、果たしてそれが
「オレの中で生きている」といえるかどうかは疑問だが、
でも、やっぱり少なくとも死んでいないわけだ。

よく、大切な人が死んでも、心の中で生きている、とかいった
表現があるが、それは本当じゃないか、そう思うんだ。

毎日会いような人でなければ、結局みんな心のなかで
生きているだけなんじゃないか、そういうことだ。

だから、「実際に」死のうが生きようが
その訃報を目に耳にしなければ、オレの中で生き続けている、
とうことになるんじゃないか。

オレの両親は健在だが、今では盆と正月にちょろっと会うだけだ。
この先もちろん死んでしまうだろうが、じゃあ、今の状況と
それほど何かが変わるのか?そう考える時がある。

もちろん、死んだ時は悲しいだろう。
しかし、しばらくして、時が経てば「こころの中で生きている」
そんな思いで過ごすことができるようになるのではないか。
ちょっとかっこいいことを言ってみた(笑)

実際にあまり会うことのない、たとえば過去に出会った人で
この先一生会うことがないであろう人の「死」とはなんだろう。       
そんなことを考えたことはないかい?

ないよね(笑)

ところで、冒頭に書いた恥ずかしいできごと。
は、今度書くわ(笑)
オレの靴がキュっキュって鳴った話しなんだけど。

 

 2014/01/09(木)                               『増設』
 

やっぱり見た目ダメなやつはダメだな。
人は見た目が9割、とかってのはホントだわ。

オレは普段ウィンドウズPCを使っている。仕事でも家でもその他でも。
だから、まぁ、ウィンドウズPCに関しては素人よりはわかっている、
と思う。
とは言っても、自分でPCを組み立てるとかいったレベルにはない。

道具としてはある程度使いこなしてはいるが、その道具をつくる、もしくは
改良するまでの知識はないということだ。

一方、マックについてはどうだ、と言えばまったくのど素人だ。
最近のマックはそれ程ウィンドウズと変わらないだろ、
といった話も聞くが、オレのマックは最近のではない。古い。
パワーマックG4だ(笑)

だからPCとしては使いづらい(オレ的にね)
しかし、オレはそれでアルバム制作など音楽制作を行っている。

どうしてそうなったかは今となってはよくわからないが(笑)
そうなっている。当時はまだ音楽やるならマック!的な幻想のような
ものを持っていたのかもしれないし、実際、今とは違って
ウィンドウズ対応の音楽ソフトはそれ程評価されていない時期だった
かもしれない。

でも、まぁ、どうであれPCとして使っているというよりは、
「音楽制作専用機」として使っているので、オレレベルの
音楽制作においてG4の能力で困ることはない。

と、いうより、当時としてはまぁまぁアレなシステムを揃えたので、
その性能を持て余していると言った方がいいだろう(笑)
オレが思いつく「音」に関して出来ないことはない、とも言える。

しかし、長く使い続けていると、保存データがたまってきたり、
いろいろなアレがどうにかなって作業によってはPC的性能が
もっさりすることがなくもない。

それらを解消しようとしても知識が乏しいし
なんせ古い機種なので、ネットで検索してもなかなか思った解決策を
みつけることができない。

とりあえず、今さらだが(笑)手っ取り早いところで、
まずはメモリを増設しようと思ったんだ。
ネットでいろいろ調べてみるが、メモリは「相性」みたいなものも
絡んでくるからどれを買ったらいいのかいまいち自信が
持てなかったんだ。
値段もピンキリだし。

で、「パソコン屋」に行ってみよう、そう思ったんだ。
家電屋じゃないぞ、パソコン屋だ。
なんかパーツとかいろいろ売っている店だ。
イメージとしては、なんかマニア的なオタク的なそんな客が多いような。

まずは、九十九電気だかデポツクモだか、そんなところに
行ってみたんだ。
客よりも店員がオタクっぽい感じがしないでもない。

とにかく、近くにいた店員に話しかけてみることにした。
なかでも一番オタクっぽくて、もしくは二ートっぽくて、
小太りで色白で、たぶん、女子に「キモイ」と言われているであろう、
見るからに「ダメなやつ」そんなやつに話しかけてみたんだ。

まぁ、でも、そういうやつの方がいろいろ詳しいかもしれないし、って。

「G4の増設メモリありますか?」
「G・・・4・・・ですか・・。ちょっと待ってください。」

反応が鈍い。「アレだ」ってピンとくるものはないようだ。
PCをつかってカチャカチャ調べている。

「えー、っと、G4に合うやつはあるんですけど、G4って
なんか2種類あって、それで合う合わないあるみたいなんですけど
型番わかりますか?」
そうきたんだ。

型番なんかわかるわけねー。オレにとって「G4」が型番だ(笑)
今から家に帰って確認するのもめんどくせーし。
「なんか、見分ける方法ないっすかね?」そう食い下がった。

「型番わからないと無理ですね〜」

そう言うんだ。でも、その「無理」ってやつはきっと
おまえが無理なだけだろ?知識の乏しいおまえには。
コミュニケーション能力がおっそろしく低いおまえにはよ!

そう思ったんだ。なぜなら見た目がダメだから(笑)
それ以上こいつと話しても時間のムダだと思い
まずはその店を後にする。
しかし、オレはあきらめない。あんなダメなやつの「無理」を
鵜呑みにするほどオレはバカではない。

今度は中古も扱うドームとかって店に言ったんだ。
今度対応してくれた人も、多少おたくっぽいが、とても親切な感じだ。
そして同じ質問をする。G4のメモリうんたらかんたら、って。

「G4でしたら〜」

ピンときているらしい。これですね、とかって。
まずは新品。そして「もしかして中古もあるかもしれないんで
ちょっと待っててください」って。

すばらしいね。これだよね。
親切にアレコレ教えてくれる。そして当然G4には型が何種類かあって、
って話になる。

そして、そこからもさっきの小太り白ブタと決定的に違う。
ネットなんかを使って写真を見せてくれてどのタイプですかねー、
とか一生懸命考えてくれる。どうやら3タイプに分かれているらしい。

一番古い機種だと1スロットに入れるメモリが512MB以上になると
認識できないかもしれないですよ、とか、そういった話なんだ。
めんどくさいもんだね(笑)
しっかし、親切にいろいろ教えてくれて提案してくれる。
ありがたい。勉強になる。
もちろん、買った。そして後日も違うものを買いに行った。

猫も杓子もアマゾンアマゾン、ネットショッピングさいこー、
とかって世界でこういうところがリアル店舗の強みだと思うんだけどな。

なんだよ、最初の店のダメ店員。
おまえなんかパソコン屋やめちまえ。
自分の部屋で朝から晩までエロ動画でも見てシコってろや!

言い過ぎだな(笑)

まぁ、古い話持ち出したのも悪かったけどさ。

やっぱり見た目がダメなやつは中身もダメだわ。
つーか、中身がダメだから見た目がダメになるんだろうけど。       
っつーか、それが「人は見た目が9割」って話なんだけど。

アルバム作り、いつになくがんばってます。
なんせ、メモリ増設しちゃうくらいだから(笑)

 

 2014/01/05(日)                           『右にならえ』
 

正月はやっぱり函館に帰ったんだけども。
JRで、だ。いつものことだ。

もう、冬の、雪道の札幌〜函館間を自動車で走るのは
オレの選択肢にはない。心身ともにとても疲れるからだ。
雪がなくたって嫌な距離だ。遠い。

ホント、そんくらいの距離を、雪道をも苦にしない人は尊敬するわ。
少しだけだけど。

で、JRがさ。
不快なんだ。行きはすんげー寒かったんだ。
周り人もコートをフトンみてーにかぶってたりしてたから
オレの体調の問題ではなかったと思う。

で、帰りはすんげー暑かったんだ。
周りの人もパンツ一丁になってたから、オレの体調の問題では
なかったと思う。

いや、オレはパンツ一丁になってないよ。
誰もなってないけど。
でも、なんとかならないのか、あの車内温度のコントロール。

で、やっぱり、今はもう、みんなスマホだ。
一昔前は音楽プレーヤーだったり本を読んだり
みかん食ったりビール飲んだりしりとりしたりダンスを踊ったり
みんないろいろな過ごし方をしていたものだが、
今はみんなスマホだ。

確かに、旅にはスマホは便利かもね。
普段は、いまいちその便利さがわからないオレでも
そう思う。

でも、ま、オレは本を読んで過ごしたけどね。
その本が、もう、正月早々クソおもしろくねー本でさ(笑)
今年一冊目から途中で読むのやめたわ。

ところで、スマホ。なんでもスマホ。
こんなニュースを見たんだ。
将来、スマホで自動車を運転できる技術をうんたらかんたら。

そういうことやるのは、やっぱりパナなんとかって会社なんだけど。
あそこはいつもやってるな。家電をスマホで操作する、
みたいなこと。

それ、ホント必要か?って。
ま、その自動車のアレは自動車メーカーも新しいこと
考えられなくなってるんだろうね。

どっかがなんとかブレーキシステム開発すれば、
ほら、あの障害物の前で自動的に停止するとかってシステム、
みんな一斉にそれになっちゃうでしょ。一斉に右にならえ、だ。
アレもいるのか?って。

でも、なんかで話題つくらなきゃアレなんだろうな。
オレはやっぱりデザインだと思うんだけどな。
もちろん、かっこいいデザインも大切だけど
オレみたいに、車は移動の手段でそれだけだ、と思ってる人には
ただの四角い箱みてーな車でいいと思うんだけど(笑)

多少ぶつかっても気になんねーようなさ。
ただの四角い物体。
で、「シェア」的な試みで、どっかの都市でもやってるけど
そこらじゅうに、その四角い物体が置いてあって、誰でも勝手に
乗る、いや、「移動する」みたいなシステムがいいと思うんだけどな。

そんなことより、このシステムをどうにかしてほしい。

とても小さな話しなんだけど。

肉マンの話しだ。

コンビニへ行ったんだ。
なんちゃら肉マンっていう、普通の肉マンよりちょっと
豪華な肉マンを、しかもあろうことか、オレはそのネーミングを
ちゃんと発音して店員さんに「なんちゃら肉マンください」って
言ってしまったんだ。

そしたら、こうだ。

「あ、それ、まだ、あの、ダメなんです」
調理中ということだ。もっとちゃんと説明しろよ、と思いながら
すかさず「じゃ、普通の肉マンでいいです」と言えば
「あの、それも、あの・・」

うわ、やばい。これはやばい。
今、オレはすごく肉マン食べたいけど食べれない哀れな人に
なりつつある。早くこの窮地を脱しなければ。

「あ、じゃ、あの今、大丈夫なのはどれですか?」
「あ、えー、あんマンだけです」

ここであんマンを買ったほうがいいだろうか?否か?
瞬時に考える。最初、肉マンくださいっつったのに
結局あんマン買っていったら、とにかく、なんでもいいから
「マンじゅう」を食べたかった人になるのではないか?
嫌だ。オレはそんな人ではない。
正月早々どうしてもマンじゅうを食べたい人ではない。

そもそもオレはなんでなんちゃら肉マンを買おうとしたのか。
そんなにマンじゅうを食べたかったのだろうか。
そうでもなかったはずだ。家にいるみんなの分も、
とか思って軽い気持ちで買おうとしただけだ。

それなのに、結局「あんマン」を買ってしまうのは
なにか違う気がした。
結局オレが選択したのは

「え、ああ、じゃ、いらないです。」だ。

ちゃんと「調理中」とかって札出してるとこもあるんだけどね。
ブレーキシステムよりそういうのを右にならえ、してもらいたいものだね。

小さな話なんだけど(笑)

 

 2014/01/03(金)                                『賀正』
 

おまえら今年もよろしくな。

年初めからぞんざいな物言いで驚いた?
なんの意図もないよ。

毎年同じだ、正月は。
モチ食って「モチって味しねーよな」とか思って
お笑い番組見て「また同じネタかよ、こいつら」とか思って
箱根駅伝見て「早く誰か倒れろよ」とか思って(今年は往路2区で
クロンボがやってくれた)
年賀状見て「また子供の写真かよ」(ウソ)とか思って。

で、年賀状見てたら、とてもさみしい一言を書いてきたやつが
いたんだ。

そいつとは高校からの付き合いだ。同じ野球部だったやつだ。
そして、知る人ぞ知る、オレの「地獄のヨーロッパ一人旅」の
きっかけを作った戦犯の一人でもある(笑)

「地獄の〜」を知らない人のために簡単に説明しておく。
それはよくある大学卒業時に行う「卒業旅行」とやらの時に
起こった出来事だ。

オレは大学時代の友人ではなく高校時代の友人二人と
三人でヨーロッパへ旅立ったんだ。
同じく高校時代の友人がイギリスに留学していたため
そいつんところに遊びに行こう、とかってノリで。

「驚かせてやろう」とかつって、日本を立つその空港から
「今から遊びに行くから」とかつって
電話をしたのがそもそもおかしかったんだが(笑)

オレ以外の二人がワイルドなバカだったんだ。

で、旅している最中にその二人が突然、ほんと突然だぞ?
「これから一人旅しね?」とか言い出しやがって。
で、異国の地でオレはひとりぼっちだ(笑)

なんの準備もしていなかったため、それはもう地獄の旅だった。
まぁ、今ではもう、いろいろすっかり忘れたけどね。

そんなワイルドなバカの一人、野球部だったやつは
社会人になってもずーっと野球をやっていたんだ。
いわゆる「草」ではないちゃんとした社会人野球だ。

そいつとは年賀状でしか連絡を取り合っていないため(笑)
それが唯一の報告の場だ。

毎年「まだ、野球やってます」、そう書いてきたものだ。
オレも「まだバンドやってます」、と(笑)
さらにここ数年は「フルマラソン走ってます」が追加されて。

お互い、まあ、年だけどバカなまま行こうぜ!
そう鼓舞し合っていたのかもしれない。

そいつの今年の年賀状にこんな一文があったんだ。

「もう野球やめます。年には勝てんわ」

なんだろう、このさみしい感じ(笑)
ついにオレ世代も「終り」が始まったか、2014年。
つーか、普通もっと早くいろんなこと終わってるっつーのな。

でも、おまえ、やめるなら、なんつーか、いつの間にかやめろよ。
いつの日か「で、おまえまだ野球やってんの?」
「あ?もうやってねーよ」つってさ。
オレはそうするよ。つーかそうなるな。

「バンド?ああ、そういえばやってねーな」つって(笑)
やめる宣言するなよな。
まぁ、病気とかじゃなきゃいいけどさ。

来年の年賀状で、「実は余命○年です」とかやめろよ。
でも、そうであっても、最後まで年賀状のみで
連絡とりあいたいな(笑)
年賀状こなかったら「ああ、あいつも死んだか」って。

ところで、エロチカは最低、今年はまだやってると思います(笑)
アルバム、まだできてないからね。
でも、今年は、アレだ。正月から作業してるよ。

でもさ、よせばいいのに年末に、ちょっとやすいキーボード
買っちゃてさ(笑)いや、いままであった、古いけど割りと
まともなキーボードがぶっ壊れたもんだからさ。

それきっかけに、ビルエバンスの練習に忙しくなっちゃってさ(笑)    
いや、ギター弾けっつうの。って自分つっこみの毎日で。

今年はアルバムできるよ。必ず。

今年もよろしくお願いしますね。