あいとせいしゅんのひび
2013年12月分

   
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 2013/12/31(火)                               『試飲』
 

なんだかんだでもう大晦日だ。
仕事は正月休みなんだけど、なんだかんだでアレだ。

やっぱり忙しい(笑)

これはもう、オレのなんか、アレだ、心構えが忙しくしてるんだろうな。
アレもやらなきゃこれもやらなきゃ、って。
もっと、アレだ、意識してのんびりしなきゃアレなんだろうな。
酒飲むのもすでに疲れたわ。これから正月だってのに(笑)

ところで、年末のスーパーっつうかショッピングモールみたいな
ところ行ったらさ、って、ま、年末っていうのは特に関係ない
話なんだけどさ、すごく賑わってて。

賑わってるっていっても、でも、年末にしては思ったより
賑わってなかったんだけど、それでも、まぁ、賑わってて。

賑わってるなーと思ってたら、なんか「うまいもの市」みたいなの
やってて、いや、「うまいもの市」ってネーミングが一般的なものか
知らないけど、まぁ、いわゆる「うまいもの市」ね。
そういうのやっててさ。

コーヒー豆売ってるところがあったんだ。
なんかうるせーくそジジィが販売してたんだけど。
店の名前もまったく覚えてないけど、ま、聞いたことねー
店だったとは思うけど。

すごく売り込みが激しかったんだ。
「ん?」ってちょっと近寄っちゃたら、もう、なんか
すげー説明してくるんだ。この豆はどこだかのアレで
なんとかがアレだって。

ひっと言も頭に入ってこなかったけどね(笑)

したら、次にポットから試飲用のコーヒー紙コップに入れて
くれたんだけど。
それがさ、

くっそマズいの(笑)

いや、オレ的にはさ、やっぱり試食とか試飲とかしたら
なんか買わないとダメだよな、ってのがあるんだけど
さすがに買えなかったな、そこのコーヒー豆。

くっそマズくて。

なにがマズいって、まずヌルかったんだ。
で、味が薄い。

あんなんだったら試飲させないほうが売れるのに。

ま、どうでもいいけどさ。

って、年末になにクソつまんないエピソード書いてんだろ(笑)      
今年を振り返って、とか書こうと思ってたのに、ま、いいか。
割と良い年だったよ(笑)

来年は、アルバム完成させます。

 


 2013/12/25(水)                          『恒例の振返り』
 

メリークリスマス。

いや、ホント嫌だな、年末って。ガチガチに忙しいわ。
クリスマスくらいまったりと過ごせる人になりたいものだね。
ウソだけど。

年末ということで、今年を振り返ってみる。
しっかし、ものすごく1年が早かったな。
って、ここのところ毎年言っているわけだが、
そのなかでも、特に今年は早かったな。
って、毎年言っているわけだが。

って、毎年言ってるわけだが。

とりあえず、まずはバンドについて振り返ってみよう。

毎年恒例のアルバムはできなかった宣言だ。
そして来年はきっとできるよ宣言。

去年なんとか「結成20周年」的なことをやった反動で
21年目の今年はぼんやりした活動だったかな。
21年間ずっとぼんやりしているような気がしないでもないが(笑)

そんな中、今年一つの変化があったんだ。気持ちの?変化っつーか。

「あー、もうすぐバンド終わるかもなー」

そう感じることが何度かあったんだ。
このことについては、ここに何度か書いたんだけど
やめたくなった、とかじゃないんだ。できるだけ続けたいと思っている。

だけど、なんかそろそろなんじゃねーかなー、って気がしないでもない。
って話なんだ。

ところで、エロチカの終わり、とは何を指すのか。
ライブをやらなくなった時だろうか。
そんなにオレらは「ライブバンド」だったろうか。
違うよな(笑)

元々、宅録バンドだったじゃないか。
ただ曲作ってただ録音してただ何人かの友人に聴かせる、
そんな活動。それだけの活動。

そう考えると、「新曲をつくらなくなったとき」が
バンドの終わりになるだろうか。
今年はとりあえず1曲つくったから、まぁ、アレとしよう。
歌詞はまだ完全に出来てないけど。
でもライブで何度か演奏してるけど(笑)

ライブやりながら作り上げていくんだよ!
って言い訳の元に。

でも、やっぱりライブやらなくなった時なんだろうなー。
バンドの終わりって。

昔はさ、なんか意味もなく曲作ってたんだよ(笑)
「作ること」がおもしろくて。
なんかくだらねー内輪ウケみたいなネタで歌詞書いてさ。
でも、今は、やっぱり「ライブでやるため」に曲書いてるもんね。

絶対、誰も、なんにも思っちゃいないのに(笑)
「いつも同じ曲ばっかりでつまんねーんじゃねーか」
とか思って新曲書いてるもんね。
新曲できねー、新曲できねー、つって。

あと、アレかな、せっかくバンドっつーか曲作りやってるからさ、
たった1曲でいいんだけど「これ、オレがつくりました!」
って、自慢?ではないか、なんだろ、オレの中での到達点、的な
曲ができたらいいなって。

まぁまぁオレなりに「いい曲でしょ!」ってのは
何曲かあるんだけど(到達点、低っ・笑)もうちょっと、なんか
アレした曲ができるような気がしないでもないから、もちょっと
がんばろうかな、って。

21年間やってきて、代表曲が「うんち」と「つけもの」じゃちょっと
マズいでしょ(笑)しかも、どっちもオレ作った曲じゃないし。
しっかし、まさか、超初期に作った「うんち」と「つけもの」が
生き残るとはね。生き残るって、勝手に歌ってるだけだけど。

でも、アレだよね、「うんち」って何回聴いてもバカ過ぎて
笑えるよね(笑)

全然、今年を振り返ってないのだけど。
まぁ、けっこうがんばりました。ってことで。

あ、弾き語りの話とかもあったな。
まぁ、けっこうがんばりました。ってことで。

来年も、たぶん、けっこうがんばります。ってことで。

とりあえず、いつもここ見てくれてる人たち、ありがとう。          
でも、きっとバカでしょ?(笑)

ウソです。

 

 2013/12/19(木)                               『安売り』
 

もうここしばらく、いわゆる「バーゲン」だからって服を買いに行く、
ということをしていない。

オレは安物なんか着ないから、なんていう景気のいい話では
もちろんない。
理由はいろいろある。
普段から安くても割とまともな服が買える時代になったし
ブランドがどーのこーのって時代でもないし。

あと、だんだんいわゆる「私服」を着る機会が減ってきたってのもある。
別に全裸で過ごしているわけではないよ(笑)
仕事が忙しくなると、スーツでいる時間が多くて。
で、遅くに家に帰ってくると、着替えてどっかに行くって
パターンはめったにないし。

ま、オレはコンビニに部屋着のスエットのまま行くとかは
しないんだけど。キングカズみたいにコンビニいくのに
スーツに「着替える」ってのはどうかと思うけど(笑)

で、とにかく「私服」を着る時間が少ない。
やっぱり年とともにその辺、無頓着になってくるし。
だから、ポツらポツら買ってれば間に合ってますって感じで。
服なんて。

ま、いろいろあるんだけど、「バーゲン」ってやつがさ、
どうもアレじゃない?いいものなくない?

閉店セールとかもそうで、結局クソみたいなものしか
安くなってないじゃない。しかも、言うほど安くないし。

売れ残ったものを客だまして売っちゃえ、て魂胆が
見え隠れするもんね、バーゲンって。
まぁ、そうだよな。いいものを安く売る必要なんかねーもんな。
高くても売れるんだから、いいものは。

っつーことは、やっぱり安売りってやつは
いいもの売ってるわけないんだよ。
クソみたいな売れ残りをクソみたいなやつらに買ってもらう、と(笑)

だけど、やっぱりバーゲンとかセールとか聞くと
なんかいいもんあるんじゃねーかな、とか店のぞいちゃうもんね。
で、結局、なんもねーな、って。
なんだよこのワゴン、ごみしかねーじゃん、って。

アウトレットとかもそうだよね。
なんか別にたいして安くないし、結局安いものは
「何年前の服よこれ」みたいなダッサいのだったり。

ところがさ、今日さ、いいもの発見したんだ。
ほしかったものがバーゲンで、しかも
その名も「クリスマスセール」って、一番騙されそうな
ネーミングのバーゲンで安く売られていたんだ。

普段、アマゾン最高、最安、とか騒いでる人は気を付けたほうがいいよ。
他のネットショップにも目を向けるべき。
ヨドバシドットコムとか最近評判いいよ。今度見てみ。
確かに安いし送料無料が多い。で届くのも早いみたいだよ。

で、ある音楽関連のパソコンソフトがあってさ。
前からほしいなって思ってたやつ。

それ、アマゾンでは(結局アマゾンかい!)定価の2から3割引きくらいで
売られてるんだけど。それでも、まぁ、安いと思うよ。
どっかのリアル店舗で買うよりは。

そんで、結局アマゾンで買おうかなーって思って
見てたんだけど、ちょっと詳しく知りたかったから
そのソフトのメーカーサイトをのぞいてみたんだよ。

したらさ、そこにもメーカーでやってるオンラインストア的なのが
あってさ。「クリスマスセール」とかって銘打って
セールをやっているわけ。12月27日まで、とかいって。

どうせまたクソみたいなものしか安くないんだろ、
とか思って商品みてみたら、オレが買おうとしているソフトが
あって。クリスマスセール対象商品になている。

おっ、とか思ってさ。一体いくらくらいで売ってんのかなーって。
(どうせアマゾンよりは高いんだろ?とか思って)
メーカー自らそんな安く売らないだろ、とか思ってポチって
クリックしたらさ。

え!って思ったね。

特別価格「7割引」だってよ、おい。なんで?(笑)
何回も確かめたよ。これ、ほんとにオレがほしいやつだよな、って。   

間違いないんだ。バッタもんとかじゃないぞ。
だってそのメーカーのサイトなんだから。

そっこー買ったよね。マウスポチっとしたよね。

やっぱりアレだな、変な先入観はよろしくないな。
まちがった固定概念っつーか。
メーカーは高いだろ、とか。アマゾン敵なし、とか。

いろいろ調べてみるもんだね。
クリスマスセール最高(笑)

 

 2013/12/16(月)                             『終わり』
 

今年も完成しないわけだ。アルバム。
来年にはできるよ。
と言い続けて、かれこれ7、8年(笑)

だけど、まぁ、ここ最近はホントにがんばってはいるんだ。めずらしく。  

というのも、バンドの終わりが近いような気がするから。
って、ま、最近よく言っているのだけれども。
なんとかこのアルバムは完成させたいな、と。

終わりが近い、そう思う根拠はない。
なんとなくだ。ただなんとなく、そろそろ終わるんじゃねーかな、って。
やめたいと思っているわけではない。
いや、むしろずっと続けたいと思っている。

言うまでもないが、3人の音楽の方向性が合わなくなったとかは
もちろんない。
いやいや、そんなこと書くだけで恥ずかしい。
3人の音楽性って(笑)。ないない。

この歳になって、なんていう理由でもない。そんならとっくにやめてる。
この歳になって、なんて思い出してから優に10年は経っている(笑)

それぞれの仕事だったり生活環境の変化も影響なくはないが、
ま、今レベルの活動ならやってやれないことはないだろう。

繰り返すが、ただなんとなくそう思うだけだ。
なんか終りが近いんじゃないか、って。

物事には必ず「終り」がある。

究極でいえば、人は必ず死ぬ。とかそういうことだ。

ベルリンの壁は崩壊したしソビエト連も崩壊した。
そういうことだ。
ちなみにソ連が崩壊した翌年、エロチカが誕生した。
実際はその前に、だからソ連が崩壊したときにはエロチカは
すでに存在していたのだが、ま、いろいろアレで1992年結成、
ということになっている。

話が大きすぎるかもしれない。
だったら、こういうのはどうだ。以前にも書いた話だ。
ある飲み屋に行った時の話しだ。
まぁ、「カフェバー」とかいうジャンルの店だろうか。

初めて行ったその店は、まず、しばらくの間(実際はそれほどの
時間でもなかったと思うが、そんなことあまりないことだから、とても
長く感じた)誰も店員が声をかけてくれなかったんだ。

オレは入り口付近で呆然と立ち尽くす。

しばらくすると、「あっ」みてーな雰囲気で店員が近寄ってきて
オレにこう言ったんだ。

「サルサの方ですか?」

わけがわからない。何を言っているんだこいつは。
そう思うしかないだろう。

「え?」
「あ、違いました?」
「え?、あ、はい」

どうも、平日にその店を利用してサルサダンスの教室を
開いているようなんだ。

しかし、オレがサルサを踊るように見えるだろうか。
と、言ってみたものの、サルサを踊りそうな人はどんな人なのか
さっぱりわからない。

しっかしダメな店だったなー。コーヒーたのんだら
あきらかにインスタントコーヒーでぬるくて。
すべてにおいてダメな店で。

絶対つぶれる、そう思った、いや確信したね。

で、先日、その店の前を通ったんだ。
つぶれてた(笑)

終りはかならず来る、ということだ。

なんか、たとえがイマイチのような気がする。
じゃあ、これはどうだ。

家の近くに2、3ヶ月前くらいだったかな、ギョウザ専門店が
できたんだ。持ち帰り専門でそこで食べることはできない。
店構えはまぁまぁオサレだ。

なんでもギョウザの生地にいろいろな野菜を練りこんで
うんたらかんたら、とかって。

一度買ってみたんだが、箱とかパッケージもオサレで。
味はまぁ、なんか普通、もしくは普通以下で。
この店はつぶれるな、そう思った。

なぜなら、誰もギョウザに「オサレ」をもとめていないからだ。
1年以内に必ずつぶれると思う。
この話もイマイチだな。

物事には必ず「終り」がある。

なんの話だ。

バンドとかアルバムの話の続きは今度、今年を振り返るときに      
書こうかな。

 

 2013/12/11(水)                         『全員みんなで』
 

見れそうでなかなか見れないのは地下鉄のシート横1列
全員がスマホをシコシコやっているシーンだ。

地下鉄内でスマホをシコシコやっている率はかなり高い。
だから全員シコシコリーチはけっこうな割合である。
ところがロン!しない。

ロン!とか言ってるが、オレはマージャンはできない。
まぁ、いいんだけど。

今まで一度だけ横1列全員スマホシコシコシーンを見たことがある。
心の中で「おー!」と思ったもんね。うわうわうわうわって思ったもんね。

だって、想像以上に全員アホに見えたからだ(笑)
もう、なんつーか、何かに支配されてるっつうか、何かの奴隷だよ。
何かがなんなのかよくわからないが、「横1列」「全員」というのが
とにかくマヌケだった。

だけど、なかなか「全員」にはならないんだ。
まじめな学生が勉強とかして「全員」を食い止める。
最後の良心だな。がんばれ学生。

ところで、オレは昔から「全員」が嫌いだった。と思う。
「全員」で同じことをやる、例えばそれは団体行動と呼ばれるものかも
しれないが、それが嫌だった。

当時は別に嫌だった記憶もないが、でも、実のところは
嫌いだったんじゃないかな。
遠足とか修学旅行とか。いや、楽しかった記憶もなくもないから
嫌いじゃないけど、別になくてもいいレベルだったのかな。

人といるのが嫌いってわけではないと思うんだ。
1人でいるのもかなり好きなほうだが(笑)、友人知人と
語り合うのも嫌いじゃない。

なんつーのかな、「全員みんなで」ってところが嫌なのかな。
みんなと同じ行動するのが嫌いっていうか恥ずかしい。

例えば人気のラーメン屋に並ぶなんてできないし、だれかと
服装がかぶるのも嫌だしiPhoneを持つのも嫌だ。

iPhoneをはじめとするスマホを待たない人はけっこういる。
ガラケーな人たちだ。
いろいろな理由を聞く。ガラケーで十分だ。小っさい画面でネット
見る気になれない。タブレットでいい。パソコンあればで十分だ。
ゲームとかやらない。などなど。

オレもそんな考えに近い。まぁそうだよね、と思う。
オレの場合、もっと無気力な感じかな。
スマホ?ガラケー?「まぁ、どうでもいいわ」的な。
ツイッターやラインなんかの流れにもついていけない。
まったく時代遅れな人間だよ。
だけどそれはマズいよな(笑)時代遅れは。
つってもさ、なんかアレなんだよね。

今の時代、ホント若者じゃなくてよかったと思う。
もう、おっさんはラインしなくていっしょや(笑)
まぁ、若かったら順応するのかもしれないけど、でも、嫌だな。
詳しくは知らないけど、なんか嫌だ。
とてもめんどくさそー。

前も書いたけど、今関係している生身の人たちの相手するだけで
手いっぱいです。どいつもこいつもめんどくせーやつばっかりで(笑)
デジタル空間で知らない人たちの相手するのは無理です。

で、話しもどるけど、オレがiPhoneを持ちたくない一番の理由は
「みんなと同じのが嫌だ」ってことです。
なんかオレがiPhone持ってシコシコやってる姿を想像できない。
想像できないことはやらないに越したことないからね。

でも、iPhoneがとても便利なのはわかるよ。
だからいずれ持つかもしれない。ラインもやっているかもしれない。   
出来れば持ちたくないけど、別に絶対嫌だ、なんてことでもない。

だから、ま、どうでもいいことなんです(笑)

 


 2013/12/05(木)                         『いつでもどこでも』
 

見えないからこそ見たくなるのは、人間の性として至極当然のことだ。
インターネッツの発達に伴い、この日本国においても信じられない程
モロ見えなエロがそこら中に氾濫し、まさに見放題な状態だ。

「なんとかして見えないものか」

皆が(皆か?)血のにじむような努力をしていたのは遠い昔だ(笑)
この状況は今の若者に、ことまだセックスを経験しない
少年少女にどういう影響を与えるのだろうか。

昔よりも「より見たい」と思うだろうか。だから本物を。
見慣れているのだからそれ程興味を持たなくなるのだろうか。
いや、エロの話はどうでもいいんだ。
どうでもよくないけど、どうでもいいことにしておく。

見えないからこそ見たくなるのは、なにもエロに限ったことじゃない。

例えばテレビ番組はどうだろう。
昔は何がなんでもその時間にテレビの前で見るしかなかった。
そしてビデオが登場し、今はHDなんかにデジタルで劣化のないまま
保存し放題だ。

それに加えて「クラウド」的なもの。たとえばYouTubeなんかが
代表的なそれだが、この場合「シェア」する、と言ってもいいだろうか。
そんなサービスの登場で多くのテレビ番組も「自分で録画しなくても」
いつでもどこでも見られるようになってきた。

好きなバンドのライブ映像なんかもその変にゴロゴロ転がっている。
昔だったらあり得ないだろうマイナーなバンドのライブ映像だって
数多く見ることができる。

その結果どうなっただろう。

どうでもよくなった。

これは人によって違うだろう。
狂ったようにYouTubeで映像を見ている人もいるかもしれない。
いや、その前段階で、だから自分で録画して「所有」しないと
気が済まない人もいるかもしれない。

しかし、少なくともオレはどうでもよくなった。
「いつでも見れる」そうなった瞬間に結局「一度も見ない」
ものになってしまった。

「所有」する気なんてさらさらない。
なんかめんどくせーから(笑)

近代テクノロジーは私たちに利便性を提供してくれると共に
ある種の「欲求」を奪ってしまったのではないか。
「所有」する欲がそうだろうし、エロに関する「見たい」欲が
それだろう。

いや、果たしてエロに関してはそうだろうか。
「いつでも見れる」ようになったからといって
興味が薄れただろうか。そんなことはないはずだ。

たとえばエスカレーターでスカートの中を盗撮して
逮捕されるやつが後を絶たないのはなぜか。
そこには「いつでも見れる」とはまた別の欲求があるのだろう。
インターネッツで見る「モロ見え」とは違う
自分で撮影した「パンチラ」。
ここにこのような不等式が成り立つ。

モロ見え<パンチラ

別に不思議なことではない。これはフェチと呼ばれるものかもしれないし
近代テクノロジーへの挑戦、と捉えることもできるかもしれないし
できないかもしれない。うん、できない。

まぁ、よくわからないが「いつでも見れる」というある種
保険のようなものは「見る」ことから解放され、オレにとっては
喜ばしいことこの上ない。時間は有意義に使わなくちゃ。

さ、DVDでプリズンブレイクの続きでも見るかな。

 

 2013/12/02(月)                         『2013秋キャンプ』
 

今、北海道は「秋」なのか?そう問われれば答えは否、だ。
なぜなら冬だからだ。12月になったし。
北海道に限定しなくても全国的にそうだろう。
それじゃあ沖縄は?なんて聞かれてもそんなことは知らない。

だけど、秋キャンプに行ってきた。
いわゆる「秋キャンプ」だ。
この場合の「いわゆる」を理解できるのは長い間辛抱強く
ここを読み続けてくれている、いわゆるバカだけだ。

冗談です。

自分自身のおさらいのためにも、いわゆる「秋キャンプ」の
定義というか、ルールを改めて簡単にまとめてみる。

■冬にやる。
■本格的装備でやるものではない。
■テントは張らない。(凍死したら困るから車で寝る)
■なんのイベントもない。
■半年から2、3カ月前までに日程を決めて、その後当日現地で合うまで
  参加メンバーとそれに関する話しをしてはいけない。(互いを信じる力)
■初参加の人がいる場合、くれぐれも言っておくけど、と前置きし
  とにかく「なにも起きない」し「楽しくない」ことを明言し、納得の上で
  参加してもらう。
■できれば支笏湖のポロピナイでやる(何年も前にキャンプ場は
  閉鎖されている)
■これは修行である。

などなどであるが、今現在、上記ルールは一つも守られていない。

そういうことはやめたからだ。変化することを恐れていてはダメだ。
変化を恐れるものは必ず滅びる。そう、かつての恐竜のように。

なにを言っているんだ。

数年前こんな議論でそれは決まったんだ。
クマに襲われるという命の危険も少なからずあったし。
「もう、辛いからこういうのやめね?」
「うん、やめるべ」

それからというもの、今度はとにかく楽な方へ楽な方へ転がり出す。
絶対条件として「ストーブ付き」が挙げられる。
主にストーブ付きのバンガローで宿泊することになる。

もう、キャンプやめたら?そういう声も聞こえてこなくもないが
しかし、かろうじて炊事は外にタープを張ってやっている。
そこに一応「キャンプ」と呼べる名残はあるだろう。

今回は苫小牧にあるキャンプ場で開催されたのだが
敷地内に温泉施設があってキャンパーは600円で何回
はいってもいいよーっつう太っ腹で、もうこれ以上楽なキャンプは
ないよ、っていう至れり尽くせりのキャンプ場でした。

とはいえ、今回、初参加の家族がいたのだが「まさか外でやる
(飲み食い)とは思わなかった」
と言っていたし、その点では、いわゆる「秋キャンプ」のウリである
「無謀さ」は健在なのかもしれない。いや、そんな「ウリ」いらない。

おまえ、そんなことくらい事前に打ち合わせしとけよ、って話だが
確かにな。「いろいろどうすんの?」ってメールもらった際に
「ま、各自好きにやってくれ」そういう返答しかしなかった
オレに落ち度はあったかもしれない。

しかし、それが「秋キャンプ」だ。

でも、いいじゃないか。バンガローに入ればストーブで暖かい。
それ以上に、何が必要なんだ?
去年くらいから、次回は定山渓温泉のホテルだな、という声も出ている。
って、去年も書いたはず。

もう、それキャンプじゃないでしょ。

とにかく、「秋キャンプ」は楽な方へ向かっている。
キャンパーとしてどんどんダメになってきている。

今年はこんな「ダメなやつ」が登場した。

途中、炭がなくなりそうだったから(結果、誰かが持ってきたやつで
足りたけど)毎年参加してるベテラン秋キャンパーに
「おめーの炭出せや」つったら持って来てないとのたまう。

かつてこいつは、たのみもしないのに(そんな言い方もアレだが)
大量の薪を持ってきたりしてとてもがんばりやさんだったんだ。
そう、「秋キャンプ」ではなによ大切なのは寒さ対策だったから。

各自、炭は多めに持ってくるのが常だったし、食べ物だって
体が温まるように「辛いスープがいいんじゃないか」なんて言って
チゲ鍋をつくったりしたものだ。

ところが、今回、そいつは炭を持ってきていないという。
理由はこうだ。

「指示されなかったから」

指示待ち族の登場だ。
確かに指示はしていない。
だって「各自、炭は多めに持ってくるのが常だった」から。

それが突然の「指示されなかったから」だ。
どこまでやる気をなくすれば気が済むんだ。そんなに楽がしたいのか。

いや、それでいい。もう修行は終わったんだ。

オレも目指すはポケットに手突っ込んで「ちーっす」とかっつって
手ぶらで参加することだ。
「食いもん用意できてる?」とかっつって。

それがネオ秋キャンプ。

そういえば、今回のキャンプで、オレ、一枚も写真撮ってねーわ。    
バッグから携帯とかカメラ出すのめんどくさかったから(笑)
それがネオ秋キャンプ。