あいとせいしゅんのひび
2013年05月分


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 2013/05/29(水)                         『普通っぽいブログ』
 

なんか、普通のブログっぽいブログ書くね、たまに(笑)
特におもしれーことはないんだけどさ。

仕事で静岡来てて。
まぁまぁ長めで、4泊5日で。

静岡ってどんなイメージある?
オレは、なんつーか、なんのイメージも持ってなくて(笑)
最近だと、静岡おでんが有名ってくらい?

で、来てみてどうなんだ?っつーと、
とりあえず気候は、ま、梅雨に入っただかもうすぐだかで
基本的に雨っぽいんだけど、気温はそれほどでもいないわ。
ここ二日間は札幌と同じくらい。

ホテルは静岡駅の目の前なんだけど、ま、ここが中心部だろうね
たぶん。
なんつーか、程よいこじんまり感かな。

とりあえずネットで調べたら「登呂遺跡」ってのがあるっていうので
行ってみた。
弥生時代のなんかだ。オレは日本史なんてまったく興味ないから
よくわかんねーけど。

ま、なんかつまんねー感じだったんだけど(笑)

で、飲みに行ったとき、地元の人に登呂遺跡行ったっつったら
みんながみんな、鼻で笑って「いや、あそこは行かなくていいよ」
だって(笑)

札幌でいう時計台的なアレかな。つまんない場所のようです。
まぁ、つまんねかったけど。

で、夜、うわさの静岡おでん食いにおでん横丁みてーなところ行って。
        おでん屋のババァが撮ってくれた写真

ここはよかったよ。たまたま行った店がよかったのかもしれないけど。
楽しいババァがやってる店で。
店つっても、ちょうどラーメン横丁的なカウンターしかない
小っさい店っつうか、屋台に毛が生えたような。

そこのババァがちょっと前に北海道旅行してきたとかって。
で、寿司とか食べたけど、静岡の方が上だって。
安いしうまいし、って。

へー、と思って。静岡って海のものも山のものも
おいしいものたくさんあるんだって。
そういうイメージなかったけど、たしかに、魚系をオシてる
お店多いかも。

で、次の日、そのおでんや屋のババァが行けっつったすし屋に
行ってみた。

うん、たしかに安くてうまい。
つっても、札幌でちゃんとしたすし屋に行ったことないので(笑)
札幌とくらべて安いのかうまいのかさっぱりわかりません。

で、このお店が味噌汁おかわり自由とかってサービスやってたので
おかわりたのんだんだけど、全然出てこねーの。
ま、すんげー混んでたんだけどさ。

あ、なんつーの、駅にくっ付いてるビルに入ってる店なんだけど、
ほら、なんつーの、グルメ街みてーな(笑)
だから、一見、本格的じゃねーんだろ?って場所に
あるんだけど、知る人ぞ知るう安くてうまい店なんだろうね。
大人気のお店で。
おでん屋のババァに感謝だよね。
やっぱり、この辺は地元の人に聞かなきゃわかんねーところだわ。  
いや、ぐるナビにも出てるかも知れないけど(笑)

で、言いたくねーんだけど、全然味噌汁くる気配ねーから(笑)
たぶん忘れてるんだろーなーって思って、
男の店員に「あの、味噌汁まだっすかね」つったら

「あっ」っていう顔して(笑)、結局忘れてたんだけど
テヘペロな顔して「いまお持ちします」とかつって。
で、持ってきたときに「一番おいしいところお持ちしました」って
ボケてきたので許しました(笑)

でも、アレだ、少なくとも、オレは「静岡=すしがうまい」ってことは
知らなかったわけだから、おでん屋のババァに感謝。
いや、繰り返すけど、札幌(北海道)にくらべてうまいのか
どうかは、知らないよ。
そんなこと言ったら、東京のすし屋の方がうまいのかも
しれないし、よくわかんねーわ。

結論、どーでもいいわ(笑)

でも、ま、今のところ、静岡、いい街です。

普通っぽいブログ、終了します。

 


 2013/05/26(日)                              『誰?』
 

オレもそうありたい。そういう人になりたい。
そう思ったのは、先日出演した弾き語りライブの
打ち上げで、同じ出演者の女性と話をしたときだ。

普段は二人組みで活動しているらしいが、
その日は一人でギター弾き語りだ。
曲の合間のトークはどこかヌケた感じの(悪い意味ではない)
アレだが、歌と演奏はしっかりしている、そんな人だったんだけど。

オレは、いつも同じ日に出演する人とかバンドは
あらかじめネットで検索なりなんなりしてできるだけ
事前情報を入れてライブに臨むよいうにようにしている。
おもしろい人がいたらできるだけ見たいからだ。

つっても、名前入れてヤフー検索で1ページ目に
でてこなかったらそれ以上追求することはないが。

で、その女性弾き語りの人はいくつかヒットして
で、you tubeの動画もいくつかあったんだ。

で、その中の一つが、って一つしか見てないんだけど
なんか、ちゃんとしたPVだったんだ。

若い女性の日常を切り取った感じのPVで、
ベットで寝てたり歯みがいてたり。
まぁ、よくあるタイプのやつっていえばそうなんだけど
でも、ちゃんとしたつくりになってて。

あー、けっこうがんばって活動しているひとなんだな、と思って。
で、もちろん、その出演している女性が本人だと思って
見てたんだけど、最後クレジットが出たら、違う人だったんだ。
「本人じゃねーのかよ!」
って一人つっこみしたものです。
モデルかなにかなんだろうか。

で、その話を打ち上げのとき、本人にしたんだ。
「本人じゃねーのかよ!」って思いましたよ、って。

「ところで、あれは友達とか知り合いですか?」
って聞いたら、「違うんです。」とのこと。

「へー、じゃ、なんかモデルとかなんかそういう?」
「いや、違う、っていうかわからないんです?」

「ん?わからない?」
「はい、会ったことないんで、誰だかわからないんです」
とのこと。
誰かが勝手に(ってことはないと思うが)つくってくれたんです、
って。

オレもそういう人になりたい、そう思ったものです(笑)
いーんだよ、自分の曲のPVに誰が出てようと。
そんなこと、たいした問題じゃない。

なんか、誰かが、勝手に、なんかをなんかして、アレしたみたいです。

そういう人になりたい。

そういうわけで、って、全然関係ないんだけど
火曜日から5日間、仕事で静岡に出張してきます。

静岡ってどんな街なんだろうね。
全然わかんねーわ。なんのイメージも持ってねー。
なんだか忙しくて、なんも調べてねーわ。

ま、なんかおもしれーことあったら、現地からリポートします。      

 

 2013/05/21(火)                               『MUSIC』
 

やっと気候も春らしく、っつうか、もう夏に向かっていくのだろうけど
暖かくなってきていろんなイベントやなんかで楽しい季節に
なってきたね。

よくわかんないけど、なんとか祭りとかいろいろあるじゃない。
夏には音楽フェスあるし。今年の岩見沢のジョインアライブは
2週に渡って開催という暴挙にでたため
ま、いちおう全部行ってみるんだけど、考えただけで
疲れてます(笑)

この週末もあっちゃこっちゃのライブで楽しかった、
というより忙しくて疲れました。
もう、なにやっても疲れるね(笑)若き日にもどりたい、
と思うよりは早めに死にたい、と思う今日この頃。

まず土曜日は自分の弾き語りライブで。
これが余計だったよね(笑)やっぱり弾き語りといえども
自分のライブは疲れるよね。精神的にも。

で、日曜日はクラップスで清竜人のライブ見てその足で
うわさの全ギターが2万円、のギタータンクだかって店に行って
(その話はまた今度)で、モール行って岡部のフルークのライブだ。

オレのライブの話は、まぁ、置いといて
まずは清竜人だ。知ってる?
今まで何度かここに書いてるからアレだけど
プロのミュージシャンだ。男性ソロアーティスト。
「きよし りゅうじん」と読む。

清竜人は今まで5枚のアルバムを出している。
今回のライブは去年の12月に発売された5枚目のアルバム(全6曲)
の全国ツアーだ。
その5枚目のアルバムは簡単に入手することはできない。

このライブのチケットとセットでのみ、ウエブのみでの
発売だったからだ。
どんな意図でそうなったのかは詳しくはわからないが
本人とスタッフで話し合って決めた、と、どっかに書いてあった。
この形が今回のアルバムには一番適した表現方法だと。

この5枚目のアルバムの情報を、収録されている曲タイトルを      
初めて見た時は、ついに清竜人は壊れてしまったのか、
そう思ったものだ。

こんな曲たちだ。

 1. ぼくはロリータ・コンプレックス
 2. ぼくはバイセクシャル
 3. ぼくのリビドー
 4. ぼくとソープランド
 5. ぼくはアルツハイマー
 6. ぼくの家族

言っておくが、エロチカの曲じゃないぞ(笑)
しかし、清竜人のファンはこんなことでは驚かない。
4枚目のアルバムがあまりにも衝撃的だったからだ。

前にも紹介したが、もう一度おさらいしておこう。

ホント、天才なんだよ、きっと。音楽的にはもちろん、その表現力に
普通の人は太刀打ちできない。

普通の人がいくら「バカ」を演じたところで、それは単なる
「バカを演じる人」だ。
いや、「バカ」で飯を食っているプロだって、たとえば
数か月前、同じイベントに出演した(笑)ロマンポルシェでさえ
どこか「演じている」ように思える。
ライブ後、話ししたら礼儀正しい普通の人だったし。

でも、清竜人は違う。
何を言っているかわからないだろうから、これを見てくれ。


         1、2枚目のアルバム前後の雰囲気



で、3枚目のアルバムがちょっと変な方向にいったんだけど・・
なんか子供が一緒に歌ってる歌とかあって。


         ・・・・そして4枚目のアルバムで


こうなっちゃったんだ(笑)
バカを演じる、とかそんな生易しいものじゃない。
やりたいことを突き詰めたらこうなちゃった、って感じだ。
なんの恥じらいもなく、こうなちゃったんだ。

曲はなんか声優さんのセリフがはいったりなんだりの
ミュージカルみたいな感じで。

こんなんだから、つぎのアルバムが楽しみでしょうがなかった(笑)
で、5枚目だ。

曲タイトルからわかるとおり、歌詞はなかなか過激といいうか
いや、過激ってわけじゃないけど、普通のミュージシャンは
決して歌うことのないようなタブーな表現(でもないかな)
を多く含んだもので、ま、4枚目よりはまとも(笑)にもどったかな。

サウンド面は、基本ギターとかピアノでの弾き語りで。
で、今回のライブツアーもひとりでギターとか
ピアノで弾き語り。

こんな感じ

会場のクラップスホールは客席にイスを並べて
100人もいなかったんじゃないかな。

もう、ずーっと、シーンとしてて。
誰もしゃべらない。歌ってるとき以外は
拍手あって、で、あとはシーンって。
自分のツバを飲み込む「んぐ」って音が聞こえそうなくらいシーン。

清竜人も一言も話さない。歌うだけ。
最後に「ありがとうございました」的なことは言ったけど。
照明もほとんど真っ暗状態。ステージだけほんのり明るくて。

1枚目のアルバムから今回のアルバムまで
今までの軌跡をたどるような選曲で。
4枚目からはなかったかな(笑)

かなり、いいライブでした。
これぞ、お金払って見るライブ、プロのライブって感じ。

で、その後、モール行って。
爆音でノリノリなバンドをいくつか見て。

思うのは、やっぱり、オレ、うるせーライブの方が
楽しいのかな、って(笑)

いやいや、ホント清竜人はよかったんだよ。
みんなも聴いてみてね。4枚目の「MUSIC」ってアルバムは
最初に聴いたらダメだよ(笑)
 

 2013/05/17(金)                             『ストーカー』
 

なんだろう、この見ちゃいけないものを見ちゃった感。
あるいは、こういうことがきっかけでストーカーは誕生するのだろうか。

ほぼ毎朝出会う女性がいる。
出会うというかすれ違うというか目撃するというか。
通勤ルートが同じというだけだ。

いや、「同じ」という表現はちょっと違っていて
「違う」のに「出会う」んだ。

こういうことだ。

オレの通勤ルートは家を出て地下鉄の駅まで
いわゆる住宅街を通ることになるんだけど。
だから、けっこう道路が入り組んでいて、
大きく捉えれば道路が碁盤の目状っていうのかな。
そんなだから、どこを通っても目的地まで行けるというか。

どこを通ってもそれ程距離も変わらないので、オレも
フレキシブルに気分でルートを変えている。

そして、その毎朝出会う彼女も、いろいろな道を通っていると
思われ、だからいろんな場所で出会うんだ。
きっとそれは、彼女もオレ同様に家を出る時間が
毎朝きっちり同じと考えられ、そうれはもう分単位に違いない。

たとえば「30分くらい」、ではなくて「33分」に出発、とか
そういった感じでだ。
そうでなければ、これほど頻繁に会うことはないだろう。

毎朝、その時間の正確さにも驚くのだが、って、まぁ、
地下鉄で出会う人々も毎朝同じ顔ぶれなので、多くの人が
時間きっちり出勤なんだろうけど。
ザ・ジャパニーズサラリーマンだ。
バカにしているんじゃないぞ、かっこいいじゃないか。
時間は限られているのだから、まぁ、きっちりいこうじゃないか。

遅刻する奴は時間泥棒。

で、先日目撃してしまったんだよ。毎朝出会う彼女の秘密を。
そうだな、名前は順子かな、順子の秘密。

いや、別に秘密じゃないんだろうけど(笑)
いつものように、朝、住宅街を歩いていたら、とある一軒家の
玄関がガチャっと開いて順子が出てきたんだよ!

なんか見ちゃいけないものを見ちゃったっていうかさ、
ドキリ、としたね(笑)家知っちゃったよ、て。
でも、想像とちょっと違ったな。

オレの勝手な想像としては、小洒落た一人暮らし用のマンションに住む
28歳OLって感じだったんだけど、なんか古ぼけた一軒家に
住んでいたんだ。順子は。

いや、古ぼけたっていっても、立派な家だよ。今風ではないんだけど。
なんかイメージとは違ったよね。実家暮らしか・・・って。
家族構成は・・・両親は健在か・・・そしてパンティーの色は・・・

とかなんとかいろいろ考えると、ストーカーだろ!
やめとくわ!(笑)

で、なんか知らないけど、その家の前は通っちゃいけないような
気がして通らないようになりました(笑)

そんなこんなで、明日5月18日(土)は弾き語りライブ
出番は20時からだよ。
ふざけながら、でも、まじめに、やっぱりふざけてがんばります。


 

 2013/05/13(月)                               『フェス』
 

ここ何年かはその傾向について、関係者もファンも薄々感じながら、
でも認めたくないまま「いや、まだまだいける」と思って、
いや思いこんでいた節があるが、ここにきてはっきりと
各所で明言されてしまったことは、別に驚くことではないだろう。

夏フェスバブルは終わった、という事実。

いわゆる「夏フェス」と呼ばれる今の形態で開催される
野外ライブイベントの元祖は1998年に産声を上げ今も続く
「フジロックフェスティバル」だ。
そして、その翌年、我らが(笑)ライジングサンロックフェスティバルが
その後に続いた。

その頃は今と違って、まだ「音楽」が大きなビジネスになる
時代だったのだろう。
何万人も集まるそのイベントは企業にとってもおいしいなにかが
あったのか「フェスブーム」となって日本全国に広まっていく。

そうなれば、各フェスで出演者が発表されるたび、
やれ、こっちのフェスは誰それが出る、やれ、あそこのフェスは
クソみてーなやつしか出ねー、とかって、いがみ合うのもまた
夏の風物詩として(笑)だけどある種の「熱」として
盛り上がっていたものだ。

つっても、音楽、特にロックに興味ない人にとっては
今もってその存在も知らいない人も多いだろうから、
あくまでも、言ってみれば、割と限られた人々の間での
盛り上がりではあったのだが、でも確かに熱く盛り上がっていた
時代はあった。「時代」といっても数年前の話だ。

オレにとって、この「夏フェス」ってのは、この上なく楽しいイベントであり
いまだに毎年参加しているのだが、確かにここ何年かは
出演者の発表があっても、それ程気持ちがアガらなくなってきている。

いや、オレの場合、初期のころから
「行くだけで楽しい」という気持ちだったから
出演者は誰でもいいよ、というスタンスだったのだが
(誰が来ても楽しいという意味だよ)
それでも、確かに出演者の発表のときには
ワクワクして一喜一憂していたものだ。

それがここ数年、出演者が発表されても「ふーん」
「へー」くらいの反応になってしまっている(笑)
つっても、楽しみなバンドもいくつかあるし
今年もやっぱり行くの楽しみなんだけどさ。
「熱」というか「興奮」がなくなったっての?

そうなってしまったのにはいろいろな理由が考えられる。

まず、単純に歳をとってオレ自体に勢いがなくなってきている(笑)
ということがあげられるが、一番大きな原因は「贅沢病」とでもいおうか
「慣れ」にあるんじゃないか。インフレだ。インフレが起きている。
誰がきても驚かなくなっている。

もう慣れてしまったんだよ。オレの好きな、聴いてみたい
ほとんどのアーティストやバンドは、もう何度も出演してしまっている。
それに加えて、やっぱりここ数年、これと言った期待の新人(笑)
バンドがいない(知らないだけだろうが)ってのもあるのかな。

いつも同じ顔ぶれなんだ。

つっても、ここ北海道にいて毎年なかなか豪華な顔ぶれが
出演しているんだけどね。
だから、なんか今年の出演者ってアレだなー、とか言っても
じゃ、誰が来れば満足すんね?と聞かれれば、特にいないんだ(笑)
満足していることはしてるんだよね。

ライジングサンに加えて4年程前からは岩見沢でジョインアライブって
フェスも立ちあがって、その他ジャズなんちゃらだ、クラシック
なんちゃらだって、小さいのも入れれば、北海道の夏は
なかなかにして音楽フェスだらけだ(笑)
そういう状況に慣れてしまっている。

それでも、やっぱりオレは、そういうフェスに行ったことない人には
「絶対おもしれーから行った方がいいよ」と言う。
だっておもしろいから。

でも、行ったことあって、だけどもう行かない、って人には
「えー、おもしれーべや、また行くべや」とは言わない。
だって、おもしろくないんだろうから(笑)

人それぞれだ。

しかし、やっぱり盛り上がりのピークは過ぎているのは確かだ。
あと、何年かしたらなくなっちゃうのかね。どうなんだろ。
ま、その頃には、オレは今よりさらにオッサンに、いや
ジジィになっているだろうから(笑)
「ふーん、」くらいの感想しかもたないだろう。

そんじゃ、ま、とりあえず、今年も参加する人は
どこかで会ってビールを飲もうじゃないか。
暑い夏になればいいね。

 

 2013/05/10(金)                             『リスペクト』
 

いつもスゴいなー、と思うんだ。
ライブを見に行ったとき。プロのミュージシャンじゃない、
たとえば知人バンドだったり、ちょっと意味合いが違うが
普通の人たちのライブでの話だ。

なにがスゴいかって、他のバンドに対するリスペクトっぷりだ。

自分の出番の時、ステージ上で褒めるその行為だ。
その日、対バンとして一緒にライブするバンドの良さを
堂々と発言する。
先に出演したバンドがとても良かった、とか。
この後出演する○○ってバンドはかっこいいので最後まで
楽しんでいってください、とか。

もちろん、それは複数のバンドが出演する対バン形式の
ライブにおいての一つのフォーマットであり、だから
あいさつ代わりの言葉として発言している人も
いることはいる。

しかし、オレが見かけるほとんどの人は、たぶん、だけど
本心からリスペクトした上での発言がほとんどに見える。

すごいことだ。

なぜ、すごいのか?
他のバンドを褒めるためには、まず、ある程度、自分に自信が
なければ発言できないと思えるからだ

そんなことないだろ、と思うかい?
確かに基準がはっきりしているものは、誰にでも褒めることが
できるだろう。
「ボルトってすっげー足速いからレース見た方がいいよ」
この発言は誰でもできる。誰が見てもボルトは足が速いからだ。

でも、たとえば「お笑い」はどうだろう?
自分がすっげーおもしろいと思っている芸人がみんなにウケるか?
と、いったらそうでもないだろ?

音楽に関することでも「歌が上手い」とかだったら
まぁまぁ万人共通だとは思うが「いいバンド」「かっこいいバンド」
となれば事はそう単純じゃない。

歌が上手くたってツマんねーバンドもいるし、その逆も然り。
細かいことを抜きにしても結局「好き嫌い」でその判断は
大きく変わる。

そのうえで、「次に出てくるバンドはかっこいいので」と
ステージ上で堂々と言い切るには、やはり自分自身の耳に
センスに自信があってのことだろう。
かっこ書きでこう付け加えられるはずだ。

(オレは今までいろいろバンドをみてきたけど)
「次に出てくるバンドはかっこいいので」
(オレのセンスは間違いねーよ)と。

まぁ、実際、そこまで考えて発言していないとは思うが(笑)
オレはあまりステージ上では他のバンドを褒めることはない。
ことはない、っつうか、褒めることができない。褒めたいけど。

まず第一に、他のバンドのことを考えている余裕がない(笑)
自分たちの演奏でアップアップしている。
さらに、なんつーか、オレが褒めるとウソくささ満載な感じに
なってしまう、というのがある。

「いやー、今、演奏した○○って、バンドかっこよかったですね」

オレが言うとなんかバカにしているように聞こえないか?(笑)
だから、演奏が終わった後も、よく知ったやつらには
あまり声をかけないようにしている。

「今日、すげー、よかったわ」

なんかウソくさいだろ?
ホントはそんなことなくて、本心でそう思っていることが
ほとんどなんだけど、ま、違うときもあるよ(笑)
でも、ま、オレらのバンドがあんなだから、ほとんどのバンドは
上手に思えるけどね。

かっこいいかそうじゃないかは、また別の話だよ。
好き嫌いの話だから。
どちらかと言えば、オレは、まぁ、演奏が上手いバンドは
嫌いで(ただの嫉妬)
たとえば、ギターの速弾きみたいなのもダサい、と決めつけてます。  
自分ができないので(笑)

トータルすると、くそバカなバンドが好きです。

いや、でもさ、オレもまぁまぁ音楽好きなんだけどさ、
他のバンドマンたちの音楽愛っぷりったら、すごいよね。

この前のライブでも、ま、いろいろ経緯はあるんだろうけど
自分の好きなバンドみて泣いたとかっていってる人いてさ。
ま、女子だったんだけど、なんだい、その純粋な気持ち。

バンドに女子いると、演奏そっちのけで、まずかわいいか
そうじゃないかを判断するクソバカ男子とはまるで違うよね。
オレは違うよ。まったく違う。

でも、エロチカ3人の夢はバンド内恋愛です。
いや、ホモプレイしたいわけじゃないよ!

 

 2013/05/07(火)                              『一発目』
 

この連休中は毎年恒例のシーズン一発目のレースってことで
豊平川マラソンに参加してきたんだ。いつも通りの10キロレース。

天候に関してはレース中はなんとか雨も降らずに、
まぁ、クソ寒かったけど連休の中では良い方だったんじゃないかな。
クソ寒いつっても、走ってればちょうどいい気温で、
だからクソ暑いことが予想される夏の北海道マラソンのことを
考えたらなかなか怖ろしくなるのでした。フルマラソンだし。

で、結果はっつーと、アレだ、普通な感じでした(笑)

目標である50分切りは果たしたものの、自己ベストには
1分半ほど及ばず、とはいえ、まぁ、去年の自分に勝ったから
よし、とするか。

ちなみにタイムは49分04秒。
順位は男子40〜49歳カテゴリでは完走203人中62位。
10キロ全体では完走1051人中216位。

なんかアレでしょ。まぁ、悪くはないんだろうけど良くもなく、
つまんねー順位だよね(笑)

レース中はいつも通り、同じくらいのレベルの敵をみつけて
その勝負に勝つことを目的にひた走る作戦なのだが、
それには2パターンあって、どちらも女性を敵にする(笑)

スラリとしたきれいなお姉さんタイプを敵にして
「きれいなくせに走ることまでオレに勝つなんて許せねー」
って感情で戦う場合と、ずんぐりむっくりした、ま、なんだ、
きれいではない人を敵にして
「おめーがオレに勝つなんて許されるわけねーだろ、ぶっ殺す」
って感情で戦う場合があるんだけど、今回は後者でした。

なんかさ、オレの周りをうろちょろしてる、そうだなー、
年齢的には20代後半から30代ってとこだと思うけど
そんなずんぐりむっくりが、何回先に行っても
すぐに追い越してくるんだ。

ムカつくんだ。でも、速いんだ(笑)
とにかくさ、最後に勝てばいいんだ、最後に勝てば、
ってことで、そいつをペースメーカーにして
しばらく付いていって、最後にドカン、作戦だ。

勝負を仕掛けたのは、そうだな残り300メートルってところか(笑)
最後の下り坂で心の中で「おめーぶっ殺す」って叫んで一気に追い越して引き離す。
そして競技場に入って最後の直線100メートルくらいは
もう、おまえバカだろ、だったらもっと全体的にペース上げろよ、
ってくらい全速力で猛ダッシュだ。

勝った。勝ったよ!ずんぐりむっくりに。

と、まぁ、毎年同じようなレース展開なわけなんです。
でも、アレだよ、マジがんばってるわ、オレ(笑)

ところで、きっと、みんなも市民マラソン大会にでたら
驚くと思うんだけど、とにかくみんな帰るのが早いんだ。
走り終わった人からどんどん帰って行く。

オレなんかはもう少し余韻味わえよ、と思うのだが
会場からはサーっと人がいなくなる。
だから、最終ランナーがゴールするときなんて
もう寂しいもんだ(笑)

ま、それでもオレみたいにダラダラしているやつや
スタッフなんかが拍手で最終ランナーを迎え入れる
わけなんだけど。

そこで事件が起きたんだ。

ホント、この大会の関係者とスタッフはバカばっかりだ。
以前も紹介したが、3年前だったかな、この大会の10キロレースに
出場して、なかなかいいタイムを出して喜んでいたら
距離がが9キロしかなかったんだ(笑)
計測ミスだ。バカだ。

で、今回の事件。
競技場ではレースの模様をたまに場内アナウンスで教えてくれるんだ。
たとえば、今回、ハーフマラソンに公務員ランナー川内が
出ていたのだが
「川内選手、もうすぐゴールです!」とかってアナウンスがあるんだ。

で、最終ランナーがゴールするときもアナウンスがあったんだ。
「あと、少しで最終ランナーがゴールします。みなさまあたたかい拍手で
うんたらかんたら」って。

アナウンスがあってみんなゴール付近に集まってきたんだ。
「どんなやつが最終ランナーだ?」みんな固唾をのんで
競技場入り口を見つめる。

きたー、瀕死状態のジジィがきたー!
これぞラストランナー!もう、フラっふらだ。
ようし、応援のしがいがあるってもんだ。
みんな「がんばれー」とかいってあたたかい拍手でジジィを
迎える。そしてゴール。

いやー、いいラストランナーだったーって(笑)
会場を後にしようとしたとき、バカアナウンスが
こうのたまったんだ。

「みなさん、すみません、今のがラストランナーではありませんでした。
次にくるのがラストランナーです。」

おまえら、本気でバカだろ。どうやったら間違えるんだよ。
最後方に自転車乗ったスタッフがいるんだからわかるだろうが。
で、散りかけた観客が「なんだよ」とかって苦笑いしながら
再びゴール付近に集まる。

ホントのラストきた―、けど、ダメだ。ダメなやつがきた。
こいつはラストランナーにふさわしくない。
まず、なにがダメって二人組だったんだ。
なんかヘラヘラした感じの女性、いや、女、と言わせてくれ。

一人なんか、レスラーみてーな体格で金髪の女だからな。
どんなだよ、おめー。ヘラヘラタラタラ走ってんじゃねーよ。
ラストランナーっつうのはな、さっきのジジィみてーな
瀕死のフラフラ状態が正解なんだよ。
ホントわかってねーな。おめーはどっかでリタイアしてろっつーの。   

ってやつがラストランナーでした。

で、その夜は友人バンドのライブに出かけたのでした。
ここ数年、マラソンとライブ重なるんだよなー(笑)
疲れるけど、ま、ビールがうまいからいいか!

 

 2013/05/02(木)                              『初ライブ』
 

なんか5月だってのに寒くない?
毎年こんな感じだったかな。
って、なんか毎年、今年が特別みたいな会話してるような気がするけど
そうでもなかったりするもんだよね。

天気の話、やめるね(笑)

明日ライブなんだ。エロチカの今年初ライブ。
おまえら5月まで何やってたんだって話だが(笑)
いや、全然休んでた気しないんだよ。あっという間の5月だ。
最近もがんばってスタジオ入ってるし。
ライブあるから、あたりめーだけど。

ま、オレはチラホラ弾き語りライブやったり、新曲も作ったり。
そう、明日のライブは久し振りに新曲やります。
もちろん、歌詞はまだできてないよ(笑)
いつものように追い込まれてます。

いや、時間ねーんだよ。相変わらず毎日忙しくて。
なんなんだろうね、これ。

連休中にマラソン大会もあるから、走り込みもしなきゃってんで
いや、時間ねーな。
豊平川マラソンってやつに出るんだけど、ま、10キロだけど。
これは、5年前、オレが初めて出場したマラソン大会だから
なかなか大切な大会なんだ。
いや、別に大切じゃないけど(笑)なんか、シーズンの始まりって
感じで。

出るからには一応、自己ベスト記録を狙って走るわけだけど
10キロはもう、記録落ちる一方でさ(笑)
10キロは距離が短いんだけど、ずーっとスピード出して
走らなきゃなんないからものすげー疲れるんだ。
いや、たしたスピードじゃないけどね。

なんとか50分切りたいな。
50分切りつったってたいした記録じゃないんだけど
超市民ランナーとしては、まぁ、なんとかアレな記録だと
思うんだ。50分切ったのは5年前に初めて走ったときと
その次の年もなんとか切ったくらいかな。

それ以降はどうやっても50分切れなくて。
50分50分うるせーな、とか言うなよ。
オレだってがんばってるんだから(笑)

おまえね、単純計算で1キロ5分で走るわけなんだけど           
なかなか、これ、大変なんだよ。

今年はこの大会前の走り込み、毎年より
できてると思うんだ。クソ寒いけどなんとか
会社帰って来てから平日に走ったりもしてるしね。
そのせいで新曲の歌詞まだできてないんだけど(笑)
ま、走ってなくてもできてないと思うけど。

でさ、大会前にちょっと不安材料として右足のふくらはぎに        
違和感あって。この前、そこ、ツっちゃってさ。
走ってるときにじゃないぞ、寝てるときにだ(笑)

ま、普段の走り込みで足が疲れてるからだと思うけど
それ以来、少し違和感あって。
ま、昨日走った感じ、なんとかなりそうだけど
とりあえず、もう少し暖かくなってくれないかな。

今年って、なんかいつもより寒くないか?

っつーことで、明日のライブ来てね!