2013/03/29(金)
『継続』 |
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そうこうしているうちに時は経ち、もう4月になる。
自分の仕事上、年末から3月までは忙しくなるのは
毎年のことなんだけれど、それにしても、ダメ過ぎだな
なんだこの、ここ最近の音楽活動の体たらくっぷりは。
わかるわー、バンド活動から自然にフェードアウトしていく人の気持ち。
やってられないもんね、いろいろあって(笑)
あるレベル以上いっていない人たちは、ま、だからオレ達みたいな
ダラダラ活動してるやつらはさ、やり続ける意味がわかんないもんね。
若いうちは、バカだから、なんか知らないけど勢いでやってられるかも
しれないけど、歳とってくると、そうもいかないんだ。
「音楽が好き」って気持ちだけでは、なかなかアレなんだ。
じゃあ、どうしてオレらは続けてられるのかっていえば
(続けてるっていうには休みが多い気もするが)
もう、アレだろ。ここ数年は「惰性」だろ(笑)
去年までの数年間は「20周年」という目標が出来たため
なんかがんばれたんだ。でも、今年からはどうかな。
まぁ、次のライブも決まっているから、まだ続くっぽいけど
この先どうなるもんだか。
ここにきてよかったな、と思うのは2、3年前から始めた
弾き語りの活動だ。これは基本オレ一人だし、って、毎回メンバーも
誘うんだがやりたがらないから(笑)結果一人になるんだけど。
弾き語りってやつはフットワーク軽く活動できるから、オレ的には
ライブから離れる期間が少なくなって助かるんだ。
やっぱり小さいお店だろうがどこだろうが「人前で歌う」っていう
感覚は続けていないとすぐに忘れてしまうからね。
別に忘れてもいいんだが(笑)
たいしたアレじゃないし。
しっかし、バンド続けるってのはなかなかアレだよ。
いつも言っているけど誰に求められるわけでもなく。
高いレベルのことやって金儲けできるわけでもなく。
そんな中で新曲を作ってライブをやる。
このモチベーションはどこからきてるんだろうね(笑)
知らない人もいるかもしれないが、作家の村上春樹は
けっこうなランナーなんだ。
いきなりなんの話しだよ、ってな感じだが(笑)まぁ、気にすんな。
「けっこうな」なんて曖昧な表現なのは、オレもそこまで
詳しくは知らないからだ(笑)でも、けっこう走っているらしいのは確かだ。
あくまでも「市民ランナー」というワクの中だと思うけど。
そんで、走ることについて書いた本があるのだが、小説じゃなくて
エッセイね。その中でこんなことを書いている。
「走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのを
やめるための理由なら大型トラックいっぱい分はあるからだ。
僕らにできるのは、その「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に
磨き続けることだけだ。暇をみつけては、せっせとくまなく
磨き続けること。」
どうこれ?ドキっとするだろ(笑)
走ることに限らず、なんだってそうだ。
やめるための理由なら大型トラックいっぱい分はあるよな。
ま、でも、バンドを続けるための「ほんの少しの理由」ってのも
よくわかっていないのだが(笑)
なんだかんだもうすぐ春だね。
アルバム完成させなきゃね。
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