2012/04/27(金) 『どっち?』 |
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ちらほらとフェスの出演者が発表になってきて。
ライジングもジョインも。
フェスってやつは当日はもちろん、それまでの経過、だから
出演者発表なんかでも、そしてフェスが終わったあとだって、
アレがどーだったとかこーだったとか
ずいぶん長い間、ヘタしたら1年中(笑)楽しめるんだから
そんな時は、自分が音楽好きでホントよかったと思う。
音楽はビジネスにならない、と言われる時代になってしまったが
まぁ、CDが売れなかったりなんだりで。
ダウンロードしてるんだべや、とか思う人もいるかもしれないが
しかし、ダウンロード売り上げも年々落ちてきているそうだ。
だからといって、音楽好きが減ってきている、というわけではないと
思うんだ。いや、減ってきてはいるよ、たぶん。
どっちだよ。
いや、若者が減ってきているから実数としては減ってきていると
思うが、って別に音楽好きは若者限定ではない、はずだが。
単に「音楽を買う」時代からインターネッツのYouTubeなんかの
充実により「音楽はタダ」の時代に移り変わってしまったから
音楽の「売上」は悪くなっているのだろう。
なんてことは、そこかしこで言われていることで今さらアレなんだが
でも、「音楽を楽しむこと」自体は衰退していないと思う。思いたい。
ただ、一口に「音楽好き」といってもいろんな人がいるわけで。
オレは大きく2つに分けられるんじゃないかと思うんだ。
1つ目はすべての音楽を同じ土俵に上げて評価する音楽好きな人々だ。
韓流だろうがアイドルだろうがアニソンだろうがいいものはいい、
と評価する音楽好きな人々だ。
小難しい音楽にも詳しいが、というか、その土台があるからこその
「俺が言うんだから間違いないだろ?」っていう自信をみなぎらせた
リコメンドをされたことが誰しもあるのではないだろうか。
レコメンドをあえてリコメンドと書いたことに意味はない。
「パフュームは世界に通用するよ」とか「ももクロはただのアイドルじゃ
ねーよ」とかっていう発言を一度は聞いたことあるだろう。
しかし、そいつ本人はバンドで小難しい音楽をやってるって寸法だ。
ギャップから自分の懐の深さを顕示する作戦だ。
なんてことはなく(笑)きっと心から音楽が好きなんだろうね。
と思いたい。
2つ目は、もう先入観ゴリゴリの自分の認める音楽以外はクソだ、
とかいう音楽好きな人々だ。
アイドルがいいとか悪いとかない。そもそも聴かない。
最近の日本の音楽チャート、クソだな。とかって言う音楽好きな人々だ。
ちょっと歳くっていい大人になると「ロック?ガキじゃあるまいし」
とか言ってみたり、若者を見れば「西野カナでも聴いてろボケ」とか
言っちゃう音楽好きな人々だ。
いずれも音楽好きな人々に変わりはない。
オレは音楽好きな人々のことは基本的に好きなので
どちらもアリだと思う。
もちろん、前者の方が人間としてデキてるように思うが
しかし、オレがどちらのタイプになりたいか、といえば後者だ。
これを「音楽」ではなく「食」で言い換えてみよう。
なんでよ?
いいからいいから。
前者のなんでもアリ、な音楽好きな人々は言ってみれば
とにかく好奇心旺盛な人々と言ってもいいだろう。
だからアソこのアレがおいしいよ、って聞けば
行列に並んででも食べてみるし、猿の脳ミソって
珍味らしいよ、って聞けばなんとか入手して食べてみる。
そういう人々なのではないか。
食べる前から「そんなのマズいに決まってる」と決め付けない人々だ。
後者の先入観ゴリゴリタイプは「猿の脳ミソ?マズいに決まってんべ」
とかいって食べることもしないでマズいと決め付ける人々だ。
オレは猿の脳ミソを食べたくない。だから後者だ。
あなたは猿の脳ミソ食べる派?食べない派?
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