あいとせいしゅんのひび
2011年8月分


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 2011/08/30(火)                             『金メダル』
 

ハンマー投げ。

そう、2011世界陸上韓国テグ大会において
室伏広治が金メダルを獲った陸上競技種目だ。

ちなみに室伏広治のフルネームは室伏アレクサンダー広治という。
ちなみにルーマニア人とのハーフだ。
しっかし、アジア人で室伏広治以上に「アレクサンダー」が
似合う男がいるだろうか?いないだろうな。知らんけど。

いろいろなことが気になったんだ。ハンマー投げについて。

まず、投げてんのが「ハンマー」じゃないだろ、ってことだ。
なんか鎖ついた球だろ。
しかし、そのくらいは想像すればすぐわかる。きっと、その昔は
ハンマーを投げていたのだろう。たぶん。

逆に本当にハンマーを投げていたら、どこかのお祭りのイベント
みたいになってしまうんじゃないのか。
町一番の力持ちを決める、とかいったやつだ。
さくらんぼの種飛ばしと同レベルの競技になる恐れがある。

室伏がさくらんぼの種飛ばしをやるだろうか?

それよりも気になるところは、ハンマー投げの競技人口だ。
それに関する知識はまったく持ち合わせていないが
けっこう少ないのではないか。

いや、昨日の室伏の金メダルにはワクワクさせてもらったよ。
確かに楽しませてもらった。

しかし、どうしてもハンマー投げの競技人口が気になってしまう。
まぁ、日本選手権とかでも出場選手が室伏一人ってことはないから(笑)
日本でハンマー投げをやっているのは10人しかいません、とかって
ことではないんだろうけど、しかしハンマー投げを「専門」に
やっているのは、もしかしたら室伏一人ってこともありえるのでは
ないだろうか?

まぁ、たとえ日本でハンマー投げの競技人口が10万人を越えたとしても
室伏に勝てるやつは出てこないだろうが。

なんせ、「ムロフシ」だ。

なんだ、このどっしりした感じのパワー競技ならまかせておけ、
そんな力強さを感じさせる名前だ。

佐藤くんや鈴木くんじゃ勝てっこない。なんせ相手は「ムロフシ」だ。
「ムロフシ」に勝つためには最低「オニガワラ」的な苗字が
必要なのではないか。
もしくは「イッポンマツ」的な豪快な苗字の方がいいかもしれない。

しかし、忘れてはならないのは「ムロフシ」の次に「アレクサンダー」が
くるところだ。これはかなり強力だ。これに肩を並べるためには、そうだな
「ヘラクレス」あたりが必要になるか。

そして名前だ。「コウジ」。これは普通だ。じゃ、こっちもここは
普通にしておくか。「ダイスケ」あたりにしておこう。
「こっちも」の意味はわからないが。

早く出てこい。「一本松ヘラクレス大輔」

そんなやついねー。

ところで、昨日テレビの解説を聞いていて、もうひとつ驚いたのは
現在のハンマー投げ日本記録保持者はもちろんアレクサンダー広治
なのだが、その前はなんと父親の室伏重信だったというんだ。

ということは、長年にわたって室伏親子が、いやあえて一族と言おう、
もう、長い間、室伏一族が日本のハンマー投げ界のトップに
君臨しているということだ。

なにかニオうな。

実は一子相伝の古武術のようなものを応用した技術によって
室伏一族はハンマー投げ界のトップに君臨しているのではないか?

だから、たとえば遥かいにしえの時代から室伏一族に伝わる
必殺の技があるんだ。
想像するにプロレスのジャイアントスイングのような技だ。
敵の両足を脇に抱えてブンブン振り回し、最後は敵の頭を
岩にぶつけて殺す、とかいった技だ。

その技を「ムロフシ」という。

どうだろう、今後、日本ではハンマー投げのことを「ムロフシ」と
呼んでみてはどうだろうか。

「かあちゃん、オレ、大きくなったらムロフシの選手になって
ムロフシの記録を破るよ!」とかって。

なんだかよくわからない。
 

 2011/08/27(土)                          『スポーツ観戦』
 

今、スポーツに忙しい。
観戦の方だ。観戦っつってもテレビ見てるだけだけど。

世界柔道やら世界陸上やらでだ。

昨日も世界陸上の女子マラソンを見ていたのだが
とてもおもしろいレースだった。

ところで世界陸上を「世陸(セリク)」と略するのはやめないか?
なんか気持ち悪いだろ、セリクって。

で、マラソンだ。
まぁ、日本代表選手のタレント的には一時期よりも小粒感は
あるものの、ラスト10キロくらいの赤羽のがんばりは
応援のしがいがあった。

32キロ地点からのケニア勢の信じられないスピードでの
スパートに、日本選手のメダルは絶望的だったが
それでも、まだ、赤羽から前が見える距離でのレースだったので
おもしろく見ることができた。

ここまで読んで、マラソンなんて知らねーよ、
なんて人もいると思う。
「マラソン見てなにがおもしれーのよ?」って。
これは、たとえば正月の箱根駅伝でも、そういう人がいる。
「あんなのおもしれーの?」って。

でも、逆にこう聞きたいんだ。
「どこがおもしろくねーのよ?」って(笑)

いや、わかるよ。結局「やるかやらないか」の差だと思うんだ。

例えばオレは、まぁ、ちょろっとだけどマラソン的なことを
やってるから、その楽しさとか苦しさとかが
多少、ほんのちょぴっとわかるから、感情移入しやすいって
感じかな。見ていて走りたくもなるし。
単純にフォームの研究とかもするし(笑)

「やるかやらないか」の差はスポーツ観戦の楽しさにおいて
大きく影響すると思う。

幼き頃、日曜日の競馬中継を見たときの思いから
果たして大人になってからのそれを見る心境の変化は
多くの人が経験しているのではないだろうか。

誰もが「何がおもしれーのよ?」そう思ったに違いない。
しかし、大人になり馬券を購入するようになると
その購入額にもよるが、ドキドキ感はハンパなくなる。

つっても、これはギャンブルなので純粋なスポーツ観戦とは
話は違ってくるのかもしれない。

じゃあ、例えばゴルフ。
これも日曜日の午後のテレビ中継が多いと思うのだが
オレはゴルフをやらないので、楽しさがよくわからない。

まあ、たまに有名選手のプレーオフとかってなると
その緊張感は伝わってくるものの、
基本的にあっちこっちのチャンネルで男子ゴルフだ
女子ゴルフだやってると
「つっ、ゴルフしかやってねーのかよ」状態だ。

しかし、ゴルフをやっている人は楽しく見ているんだろう、きっと。
スイングフォームとかプレーの研究とかもしているんだろうし。

やはりスポーツ観戦において「やるかやらないか」は
重要なファクターになるのではないか。

じゃあ、相撲はどうなる。

って話しだ。
相撲に熱中しているジジィババァは相撲経験者だろうか?
否(いな)だ。そんなわけない。

いや、孫と茶の間で相撲取るレベルの話しじゃないぞ。
まわし締めて土俵に上がった経験があるか?って話しだ。

あるわけねーだろ。

さらにオレはサッカー経験はないが、意外にサッカーは好きだ。
野球経験は長かったものの、それほど熱狂的な野球ファンではない。
ま、好きな方だとは思うけど。

「やるかやらないか」はあまり関係ねーんじゃねーか?

そう思えてきた。

違う観点から考えてみれば、サッカーの日本代表戦は
好きだが、Jリーグにはこれっぽっちの興味もない。
とかって違いもある。

相撲の話しにもどれば、千代の富士の時代は
オレは確かに相撲が好きだったが、本格的にやりたいと思ったことは
一度もない。あたりまえだが。
一体、日本人の何パーセントが本格的に
まわしを締めたいと思うっていうんだ。

「できないからスゴイ」てのもあるのか。

水泳のシンクロとか。フィギュアスケートとか。ハンマー投げとか。
ボクシングとか。F1とか。スキージャンプとか。
カバディとか。30人31脚とか。

結局、やったことねースポーツだらけっていう。

 

 2011/08/23(火)                         『世の中いろいろ』
 

とりあえずさ、今週26日(金)161倉庫でライブだからさ。
出番は20時30分くらいからだからさ。

来てね。

ちょっと、全然練習できてないもんでグズグズかも
しれないけど、がんばりますんでよろしくです。

なんか161倉庫の16周年なんちゃらライブを金土日の3日間で
やるみたいで、そんなやつの初日に登場します。
なんか3日通し券とかってナメたチケットもあるみたいなんで(笑)
どうですか、来てみませんか。

なんかこのところいろいろ忙しくって、アレなんだけど
世の中いろんなことが起きてるね。
先日の24時間テレビの徳光の、あえて呼び捨てにするけど(笑)
徳光のマラソン。

茶番すぎて大笑いさせてもらったわ。

ま、毎年どことなくインチキなんだろうけど、とにかく今年の
徳光はナメすぎだよね。

スタート地点にシゲオナガシマが来たところはよかったのに
徳光がまさかのクラウチングスタート。なんだあれ(笑)
マラソンすんのにクラウチングスタートとかって
ふざけんなよ(笑)

で、もちろん今年も程よい時間で武道館にゴールしたわけなんだけど
疲れてなさすぎだろ。疲れてるフリしてたけど
オレにはわかる。死ぬ思い出ハーフ走ってるオレにはわかる(笑)

徳光はまったく疲れていなかった。疲れてるフリしてただけだ。

で、やっぱりツイッターだユーストリームだなんだで
追跡されてたんだけど(笑)
途中ホテルでぐっすり睡眠とってたらしいし
驚いたことに牛丼屋で牛丼食ってたらしいよ(笑)

いや、そりゃ、飯は食うだろうけどさ。
マラソン中に牛丼屋入る?普通(笑)
も、マジふざけてるわ、徳光。
で、結局、1時間2キロくらいのペースだったらしいよ。

1時間2キロ(笑)

まったく感動できなかったわ。
徳光の姿映る度に笑ってたわ。だって、ずーっと歩いてんだもん。

しっかし、24時間テレビってなんなんだろうね、アレ。
ま、なんつーか、ある種、「踏み絵」って感じだよね。
人として。どうなんだオレ?って。
こんなの「偽善」だ、って簡単に切り捨てていいのか?って。

今年は、まぁ、震災もからめて安っぽい「つくられた」感動が
たくさんあったよね。
オレは、どちらかといえば24時間テレビ否定派なのかもしれないけど
いや、どちらかといえばだよ。結局はどうでもいいんだから(笑)

それでも、なんかちょろちょろ見ちゃうんだよね。
特に今年は徳光が気になってさ(笑)

もう、想像以上に茶番だった。

ま、24時間テレビのことなんてどうでもいいんだけど
ホントにどうでもいいんだけど、そんなことより
なんかさ、リビアだかどこだかで内戦がエライことなってるでしょ?  

なんでも、どっちかがどっちかに向ってスカッドミサイルを
発射したとかなんとか。

もう、大変なことになってるね。
ミサイル飛んでくるんだから。しかもスカッド。

世界は広いね。
 

 2011/08/19(金)                         『エゾ2011 その3』
 

もう一週間経ったのか。
いちいち説明しなくてもわかるだろが!ライジングサンの話しだ。

その前にコンビニの話を聞いてもらいたい。
昨日、コンビニに行ったんだ。
はっきりと言ってしまえば、ススキノにあるファミマだ。

今後、そのコンビニには行かない方がいいと思うので
詳しい場所を書いてもいいが、住所調べるのめんどくさいので
やめておく。

行ったのは夜だ。

入ってすぐに違和感を感じたんだ。
店員がなにやら床に掃除機をかけてたんだ。
なんか家庭用っぽいやつで。

床ワックスマシンみたいのは、よく見るじゃない?
でも違うんだ、掃除機だ。
違和感を感じながらも、ま、そんなに気にしないで
店内を歩いてたら、虫がブンブンしてたんだ。

なんだ?入り口開けっぱにでもしてて虫入ってきたのか?
とか思って商品棚を見たら、驚いた。

ものすごい数の小バエだ。

それはなにか恐怖映画のイントロダクションのような
これから大変なことが起きますよ、といった予兆のような
現実にはあってはならない光景だ。

え!と思って回りを見渡したら、そこかしこに小バエがいる。
ワサワサいる。
真っ黒になるほどではないが、それでも床一面に小バエがいる。

その先に腐乱死体がころがっててもおかしくないくらいに
小バエがいる。店全体にいる。
そうか、店員はとりあえず掃除機で吸っとこうってサル並みの知恵を
振り絞っての行動か。

どう見ても、外から入ってきたレベルの数ではない。
店内で「発生」している。気持ち悪いレベルだ。

思わず近くにいた店員にこの事態について問いかけたんだ。
女の子のバイトだろう。若い娘だ。二十歳前後といったところだろうか。

その対応があまりにムカついたので、言わせてもらうが
クソブスだ。なんでブスのくせにムスっとしてんだバカ。
お前みたいのは最大限の笑顔を見せてやっと
店員としてのスタートラインに立てんだろ?コラ。
お前は一生小バエの館で働いてろクソが。

ちょっと言い過ぎたことを反省している。

「これ、なんか虫すごすぎません?」って言ったら、
その小バエ女はムスっとした不機嫌顔でこう言ったんだ。

「はぁ、そうですね」

そうですねときたか。

「アレですか、ドア開けてて外から入ってきたとか?」

「違うと思いますけど」

じゃあなんなんだよ、この小バエ。どうしたってんだよ。
やっぱり店内で発生してんのかよ。
やっぱり事務所の奥に腐乱死体だろ。
っつうか、おまえが死んでんじゃねーのか?

とまでは思わなかったし、まぁ、そんなクソコンビニどうでも
いいんだけどさ。終わってるね。

ライジングサンから一週間だ。
たぶん、その話も今日あたりで終わりだろうから
1つくらい、ライブの話しでも書こうか。
どれにするかな。やっぱりアレかな。


■ジュンジ・イナガワの恐怖

いつだったかも書いたことあると思うけど、
毎年でもないけど、けっこうな頻度で稲川淳二の怪談が
プログラムに登場するんだ。

2年くらい前に一回しか見たことないんだが、その時は
その会場に大勢の人がいるにもかかわらず、
時間が深夜ということもあって(いや、つまらないからだと思うが・笑)
そのほとんどが体育座りのまま寝ていて、そして
一話終るごとに、、大量の人々が立ち上がってどこかに
消えていく、という恐怖を報告していたと思う。

今年も見に行ってみた。よせばいいのに。なんか見たくなるんだ。
今回こそは恐怖体験ができるんじゃないかと思って。

いろいろ怖かったよ。

まず会場に向かう途中の出来事だ。
すでにジュンジの怪談は始まっている時間だ。
オレの隣を歩いていた人の仲間が向こうからやってきたんだ。
その会話だ。

「あれ、もう終ったの?」
「いや、クソつまんねーから帰ってきた」

な、なに!今年もクソつまんねーのか!
早く見に行かなくては!オレは足早に会場に向ったよね(笑)

次から次へと人々が会場から消えていくんだ。
デジャヴだ。完全にデジャヴだ。
それでも、まぁ、多くの人がいるんだけどさ(笑)

だから、結局オレはあまりステージの近くに行くことは
できなかったんだけど、それにしても

声が小さすぎるんだ。

まぁ、怪談なんだからジュンジにもっとデカイ声で、っつうのは
無理だろうから、PAさんなんとかしないとな。
すんげー聞き取りづらいんだ。

それでもオレは一所懸命聞いたよ。
なんか「ジャジャーン!!」みたいな効果音とかもあって
おもしろそうだし。

話の途中から聞いたんだけど、なんとか聞いて
ストーリーが分かったとき、オレは恐怖のどん底に
叩き落されたんだ。

知ってる話だったんだ。

友人が海で溺れて死ぬやつで、霊安室だかどこだかに
確認にいったら、なが〜い布がかかってて
「なんだよ、おい、おかしくねーか?長すぎねーかおい?」(稲川風に)
なんつって、布めくっていったら、両足にババァがしがみついて
死んでたってやつ。

すんげー有名な怪談なんだけど。ビックリしたわ。
「平成23年にこの話っっ!」って。

そっこーその場を去ったのでした。
もう見ねーわ、と思いつつ、また見るんだろうな(笑)
でも、いい加減ジュンジも嫌になんねーのかな、
途中であんなにお客さん席立ってさ。こっちが気使うわ(笑)

そんなこんなで、今年も楽しいライジングサンでしたよ。

 

 2011/08/17(水)                         『エゾ2011 その2』
 

オレもまだまだだな。

そう思ったのはライジングサンも終わり、さぁテントたたんで帰るか!
って時だ。

自分は別に本格的アウトドア派だとは思ってはいないけど、
まぁまぁ普通の人よりはキャンプ経験はあると思う。
だからキャンプに関しては一通りこなすことが出来ると思うんだけど、
一通りっつってもテント建ててて火おこすだけだけど。

ま、誰でもできることだ。

じゃあ、こういうことか。
誰でもできることを、まぁ、少し早めにできるんじゃないかな、と。

使い慣れたテントだ。
建てんのに5分、片付けるのに10分あれば十分って感じだ。
今使っているのは、たぶん3、4人用のやつで
小さめなテントなんだけどさ。

使い慣れてるのに「たぶん」っていうのは、人から借りている
テントだからだ。と言っても、もうかれこれ10年以上
借りてるのではないか(笑)

先日、ついにその友人が違うテントを購入したので
もうしばらくは使い続けると思うが、っつうか返すって言っても
たぶん「いらね」って言われると思うが、まぁ、意地でも返すけどね。

たとえば、友人がオレより先に死んだら葬式の時に
「あの、これ借りてたんで」って親族に返そうと思ってる。

そんで、ささっとテント片付けて帰ろうと思ったらさ、
ペグが全然抜けねーの。
ペグって、ほら、知ってると思うけどテントを地面に固定するための
杭ね。小さいテントだから四隅に1本ずつ4本しか使ってないんだけど。

もう、全然抜けねーんだ。

コンクリートに埋まってる鉄筋引き抜こうとしてんじゃねーか?
っつうくらいビクともしない。

いや、テント建てるときに、ちょっとアレかな?っつうくらい
地面乾いてて固かったんだけど、強めの風も吹いてたし
ガンガン打ち込んじゃったんだよね。
考えてみれば打ち込むのも、すげー大変だったんだ。
だけど、早くおっ建ててビール飲まなきゃ、と思ってたから(笑)
もうガンガン打ち込んで。

したら抜けねーの。ビクともしねーの。
一応、ちゃっちぃーやつだけど「ペグ抜き」なる道具は
持ってんだけど、それ使っても全然ダメ。
腰がもげるんじゃねーかっつうくらい渾身の力こめて
引き抜こうとするんだけど、逆に地面に吸い込まれてるんじゃ
ねーか?っつうくらい抜けないんだ。

結局、ペグの周りに水かけながら、残ってるペグ使って
グリグリ周りの土を掘るっつうか崩すっつうか、もう
ドロドロだ。疲れピークの朝から土を堀ったんだ。
結局30分以上かかったんじゃないか。

結論、ちゃんとした道具を買おう、そういうことだ。

なんの話しかわからなくなってると思うが
ライジングサンの話しだ。ロックフェスティバルの話しだ。
もうずいぶん前の出来事のように思えるが(笑)
それだけ現実離れした空間なんだろうなー、あそこは。


■前の方座れません!

話はまだ入場前の話しなんだ。
早くライブのあれやこれやをお伝えしたいが、
ライジングサンと言ったら、まずは入場前の出来事だ。

先日も声の大きいバカの話しを書いたが、とにかく
入場前の行列のひとごみは、もしかしてテンションピークの時間帯
でもあるから、いろんなことが起きる。

これから書く出来事を理解してもらうために、ちょっとした
「行列」のルールを説明したい。

そのルールにどんな意味があるのか、いまだにさっぱり
わからないが、まず、朝行って並ぶじゃない?
毎年、なぜか列の先頭は入場ゲートから、そうだな、
50メートルくらい手前に位置させられてるんだ。

結局、最終的に入場ゲートのところまで進んで行くんだが
合計「2回」の大移動があるんだ。
たぶん、移動しながら「列を整える」っていう意味があるのかな、
とも思うが、まったくそうなっていない。

みんな、ぐちゃぐちゃに進んで行くだけだ。
まぁ、入場ゲート付近では簡単な仕切りによって
5グループくらいに分かれるのだが、つってもぐちゃぐちゃには
変わりない(笑)

初めからその場所を先頭に並ばせても、なんら問題ないと思うのだが。
なんで「2回」に分けて大移動させるのか?
だからある時間がくると、拡声器を持ったスタッフに
「はい、ゆっくり前に移動してください」とかって誘導されて
ちょろっと進んで、で、しばらくするともう一回
同じ移動をさせられるんだ。

なんのためだ?

まぁ、アレかな。前の日から並んでたり、ものすんげー早くから
並んでるやつらは、アレなんだよ。レジャーシート広げて寝てたり
早くもビール飲んで宴会やってっから(笑)
ま、確かに列がぐちゃぐちゃすぎるから、移動させることに
よって、まぁ、「詰めて」並ばせようとしてるのかな。知らんけど。
それにしても「2回」の意味はわからないけど。

で、かわいそうなのが、その2回の移動が突然やってくるから
いや、スタッフが拡声器で誘導するものの、みんなに
聞えるわけないじゃない。

だから移動は「突然」やってくるんだ。

そうなると、人情で「我先に」ってみんなできるだけ
前に行こうと、軽いパニック状態に(笑)なるんだけど
それでも、まぁ、みんなライジングマジックで「いい人」になってるから
大きなトラブルを見たことはないんだけど、でもアレなんだ。

シートひろ広げて宴会してるやつらとか寝てるやつらは
「突然」の移動についていけなくて、どんどん追い越されていくんだ(笑)
要するに、前の日とか朝早くから来てるやつらが。
荷物もすんげー持ってきてるからね。キャンプ道具とか。

それで文句言ってるやつとかもいるけどさ。
「後からきたやつが前に行くのはおかしい」とか。
「横入りすんなや」とか。

まぁ、その言い分はわからなくもないが、まぁ、
なんつーか、はっきり言っちゃうと

邪魔なんだよな(笑)

みんなも悪気はないと思うんだけど、邪魔なんだよ。
仕方なく追い越してる、って言ってもいいかな。
もちろん、気持ちは「少しでも前に」ってなってると思うけど。

んで、その「少しでも前に」気持ちから、2回目の移動が終って
入場ゲート前に来たときには、人が密集してギュウギュウなんだ。
だから早めにキャンプ用のイスを開かないと、座る場所を
確保できない問題が出てくる。

言っておくけど、この最終移動が終ってから開場まで
3時間以上はある(笑)立ったままでは厳しいだろう。

みんなギュウギュウながらも、お互い場所を譲り合って
座るのだが。

しばらくすると、前の方から大きな声が聞えたんだ。
女性の声だ。年の頃30代中ごろといった女性か。

「前の方座れましぇ〜ん」

「しぇ〜ん」と言ったかどうか定かではないが、とにかく
不満一杯のむかつく声だ。金切り声だ。
たぶん、こいつは昔、学級委員長だったのではないか。
いや、そこまではなれない副学級委員長レベルか。

いじめられっこをかばったり、バカな行動をとる男子に
「○○くん、やめなー」とか言う、おせっかいやろうだ。
きっと成績は中の上くらいだろう。
お父さんは公務員だ。弟はサッカー部でタバコで停学を
くらったりしてるんじゃないかな。

そいつが後ろにむかって叫ぶ。

「前の方座れないんで、後ろさがってくだしゃ〜い」

「しゃ〜い」と言ったかどうかは定かではないが、とにかく
むかつく言い方だ。おめーらが無秩序に前に詰めてくるから
座れれねーじゃねーかと。

みんな「あ?」という顔で見ている。

だって、その辺で座れないで立っているのは
その副学級委員長の仲間3、4人だけなんだ(笑)
みんな「うるせーウスノロ」そう思っていたに違いない。

そう思うも、みんな表面上は「いい人」なので
つうか、金切り声がうるせーから、なんとか下がってやって
場所空けてやってたよ。まったく迷惑な副学級委員長だ。


■おまえが?

驚いたことに、しばらくするとオレのすぐ前にいた女性が、
いや、あえて「女」と言わせてくれ、前にいた女が
傘を開いたんだ。隣にいた友人と共に。

黒地に白い水玉のかわいらしい日傘だ。パラソルだ。
もう一人はレース的なものも付いた清楚なパラソルだ。
確かに、晴れ渡ったその日、日差しは強かった。
女性なら日焼けが気になるところだろう。

しかし、このフェスティバル。公式ルールとして
会場内での傘の使用は禁止されている。
もちろん雨が降ってきたときもだ。カッパとか
そんなので過ごせよ、ってことだ。

言わなくてもわかる「はず」だが危険だからだ。
人ごみの中の傘は危険だ。

確かに今は、まだ会場「外」だ。
もしかしたらルール適用外の無法地帯かもしれない。
しかし、そのルールの意味を考えれば、むしろ、会場内より
人は密集しているんだから傘の使用はNGだろう。
常識ある大人なら、そこで傘を開いてはいけない。

でも、こういう女は会場「外」だからとかって
小学生の屁理屈みてーなこと考えてんだろうな。
きっとこういう幼稚なメンタリティーが、いずれ憲法9条を誇大解釈して
日本国を戦争に導いていくんだろうな。

んなわけない。

ま、でも、確かに日差しは強いし、きっと、アレだよ。
どっかのお嬢様で繊細な肌をお持ちの麗しき女性なんだよ。
きっとそうだよ。白肌美人なんだよ。
だって、こんな人ごみの中、クソ迷惑なのに日傘差してんだぜ?
二人して。だれもが、まぁ、アナタ様なら仕方がないですね、
そう思わせる女性なんだよ。きっとそうだ。

ずっと傘差してたから、なかなかその麗しきお姿を
拝見することはできなかったんだけど、入場間際に
やっと傘をたたんだんだ。

「おまえが?」

そういったことだ。そういうやつに限ってだ。
いやいや、まてまて。隣にいるご友人が麗しいんだ。
このゴリラ芋はきっとその方の付き添いなんだよ。
隣を見てみた。

ブルータス、おまえもか。

なかなか、入場できないね(笑)

 

 2011/08/15(月)                          『エゾ2011 その1』
 

「これいいですか?」
そう言われたのは、いいかげんビールも飽きてジントニックを
飲んでみたがやっぱりビールだったかな、そんなことを思っていた
土曜の深夜だ。
低音がデュンデュン鳴ってるムーンサーカスという
ステージがある会場の飲食店屋台ブースでの出来事だ。

ライジングサンロックフェスティバルに行ってきた。
相変わらず楽し過ぎてあっという間に終わった金土日だった。
今年は天気も良くて最高のフェス日和だったんじゃないかな。

今年もいろいろと気になった場面をご紹介したいと思う。
まぁ、そんなに大きな出来事があったわけでもないが
フェスのちょっとした風景のスケッチだと思ってもらいたい。
参加したことない人に少しでも会場の雰囲気が伝われば、
なんてことはまったく思っていない。わかってるとは思うが(笑)

今年はなんかいつもよりマナーがなってないダメな大人が目についた
気がしないでもないかな。
いや、基本的にみんな「いつもよりいい人」になってるとは
思うんだよ(笑)毎年思うことだが。

多くの人があの笑顔あふれる会場の楽しい雰囲気にやられて
「いい人」にならずにはいられないはずだが、そんな中でも
ダメな大人っつうのはいったい普段はどんだけダメなんだ?
早く死ねばいいと思うよ。


■これ使うの?

「これいいですか?」と言ったのはなかなかのハンサムボーイだ。
まだ20代前半の若者だろう。その見た目から夜遊び大好きっ子だと
思われるが、デュンデュンビートで踊り狂って汗だくの模様だ。

そんな一見チャラい男でも、「いい人」マジックによりとても
礼儀正しくなっていて、いや普段から礼儀正しいかもしれないけど(笑)
まずはオレが座っていたテーブル席に相席していいかどうか
確認してきたんだ。

そんなのもちろんOKさ。ライジングで楽しんでる音楽バカは
みんな仲間だ(笑)
オレも普段より多少大袈裟な笑顔でダチョウ倶楽部ばりに
「どうぞどうぞ」と相席を快諾したんだ。
そして次にその若者はこう言ったんだ。

「これいいですか?」

指さす先には灰皿があった。別にオレの目の前にあったわけではない。
テーブル中央に置かれていた灰皿だ。御覧の通りオレは
タバコを吸っていないし勝手に使えばいいようなものだが、
しかし彼は「いい人」になっている。
礼儀として確認してきたのだろう。

問題はその灰皿の状態だ。吸い殻がこんもり山になっていて
使えた状態じゃないんだ。そしてどう見てもオレは使っていない。
そんな灰皿に対してオレは使用の許可を出さなければいけないんだ。
「どうぞどうぞ」と。
このときのなんだか辱められた(笑)オレの気持ちがわかるだろうか?

例えばスイカを食べたとしよう。あらかた赤い部分を食べ終えたときに
こう言われるんだ。

「それ食べていいですか?」

いや、別にいいけど「え?これを?食べるの?」
そういう気持ちだ。

若者は「すんません」といった感じでペコリと頭を下げ
こんもり灰皿を自分の方に引き寄せてタバコをプカプカしてたよ。
そんな礼儀正しい若者がいるかと思えば、もう歩く公害のような
若者もいるんだ。

■声の大きいバカ

毎年フェス初日の金曜日の朝は多くの人が入場ゲート前に
列をつくるんだ。
11時開場の数時間前から多くの人が並ぶ。
前日から並んでいるやつもいるらしい。
それは、出来るだけ早く会場に入っていい場所にテントを
設置したいからなんだ。

もう、みんな朝からハイテンションだ。テンションマックス状態だ。
わかるよ、わかるよその気持ち(笑)1年間この日を待っていたんだ。
その中でもひと際ハイテンションなやつがオレのすぐ横にいたんだ。
品川庄司の庄司みたいな雰囲気のやつだ。

一緒にいる友人のちょっとしたくだらない話でもガハガハものすごい
大声で笑うんだ。そいつは朝から缶ビールを飲んでいたので
酔っぱらっているのも影響していたのかもしれない。
とにかくガハガハうるさいんだ。俺って愉快なやつだろ?
そういうアピールだ。うるさくてしょうがない。

周りにいるいつもよりハイテンション、そしていい人になっている
みんなから「なんだこいつ」オーラが発せられているのだが
もちろん本人は気付かない。なんせ声の大きいバカだ。

仕舞にはしょんべんしてーとか騒いで周りの人をかき分けて
(横10列くらいになっていて人が密集しているため列を出るのは
なかなか大変)
列を出て行くという行為を何度か繰り返し、まさに歩く公害だ。

そして、そういうバカは何かやらかすに決まっている。
地球が365日間で太陽の周りを1周するくらい確実に宇宙の法則として
決まっている。

入場まで時間があるため、多くの人はキャンプ用の椅子を開いて
座っているんだ。その声の大きいバカの前に並んでいた30代と思われる
女性も椅子に座っていたのだが、座り疲れたかなにかで
立ちあがってノビをしていたんだ。

その時、事件は起きたんだ。
大声のバカが調子こいて近くにいた友人に向かって
おどけたアホ面をしながら「もう1本いただきま〜す」とか言って
空高くスーパードライの500ml缶を突き上げてプシューと開けた途端、
なにかのマジックか?そう思わせるほど信じられないくらいの
大量のビールが吹き出て、彼女の椅子の上ににドボドボドボドボーって
こぼれたんだ。

もう拭いて使うとかのレベルじゃない。椅子にビールが溜まっている。
大声のバカは「うわうわうわうわやべやべやべやべ〜」とか言って
あろうことか笑ってしまっている。

その女性は振り返りその様子を目の当たりにして固まっている。
一人で並んでいたため誰かと怒りを共有することも出来ずに
そして周りに注目されどうしていいかわからなくなっている。

しかし静かに怒り震えている。これから楽しいことが始まるって
ワクワクしてる時に声の大きいバカに水を差されて、
ややもすれば、そんなバカの前に並んだ自分を責めるかのごとき
静かに怒り震えている。
このときの女性の状態を表わすとすれば「ワナワナ」が最適だろうか。

さらに大声のバカは、やっぱり大きな声で「いや、ゴメんなさ〜い」と
1ミリも反省の色が見えない、照れ隠しなのか笑っているような、
いや、はっきりと笑いながら謝ったんだ。

その間、女性は一度たりとも声の大きいバカの顔を見ることなく
ビールまみれの椅子をじっと見つめたままで、何度目かの
「ゴメんなさいね〜」のときにコクコクっと小さくうなずくと
椅子をギュっと折りたたんで
ビールをビシャっと投げ捨てそのまま前を向いてしまったんだ。

その小さなうなずきから、いろんな感情を読み取ることができたんだ。
「私は大人だ、こんな事で怒ってはいけない」とか
「バカに何言っても無駄だ」とか「私が怒ることで周りのみんなが
嫌な思いをする」とか、そういった大人の対応だ。
オレもあの場はそれ以外の対応はなかったと思う。

確かに些細なことかもしれない。キャンプ用の椅子にビールが
かかったくらいなんだっていうんだ、そう思う人もいるかもしれない。
しかし、違うんだ。普通の人がちょっとこぼしてかかったくらいなら
彼女も笑顔で許すことができただろう。

何時間も大声でガハガハ騒いだあげく、誰もがなんかやらかすぞ
この声の大きいバカ、そう思っていた矢先に起きた出来事だから
一層腹が立つんだ。

さらに大声のバカの暴挙は続く。友人に向かってこう言ったんだ。
もちろん大声で。

「いや〜ま〜た俺、人に迷惑かけちゃったよ。ダメだな〜俺って」

あきらかに前の女性、そして目撃した周りの人々にに聞こえるように
言っているのだが周りの雰囲気は「シーン」だ。
みんな心の中でこう思っていたことだろう。「おまえ死ねや」と。
ホント歩く公害やろうだったよ。

この後
■前の方座れません!  ■ジュンジ・イナガワ  ■キャンドル・ジュン
■ビールキャップ ■東京の人 ■スープカレー屋がない

などの話が綴られると思われます。

期待せずにお待ちください。

 

 2011/08/10(水)                                『火』
 

今週末はいよいよライジングサンロックフェスティバルだ。
天気も晴れそうな感じで。よかったよかった。

そんなことより、マジカルキャンプって知ってる?
2007年に始まった(たぶん)まぁ、音楽とアートのフェスみたいな
ものだと思うんだけど、オレ、行ったことないからどのくらいの人が
集まってるとかは知らないんだけど。
うわさでは、けっこう、まぁ、なんかお客さんが少な目な年もあったとか
なかったとか。

参加するミュージシャンも誰でも知ってるような人は
ほとんど出てないし、アマチュアも出たり出なかったり。
「アート」って枠では、ま、なんか絵描いたり描かなかったり
オブジェ造ったり造らなかったりしてると思うけど、
もちろんそっち系で知ってる人なんていないし。

でも、それが楽しそうじゃない。

で、いつも8月の終わりころに手稲オリンピアだかどこだか
とにかく手稲のどっかの山でやってて、行きたいなーとか
思ってたんだけど行く機会なくってさ。

したら、去年開催しなくって。
なくなったのかー残念、とか思ってたら、今年また復活して。
9月の17、18日に白老のどこだかで開催するんだってよ。
オールナイトで。

サイト見てもらえばわかるけど、今回もそれほど有名なアーティストが
出演するわけじゃないけど。ま、キャンドルジュンとかいるけど(笑)
一番有名どころでアジカンの後藤って感じかな。
いや、知らないよ、もしかしてその世界じゃ超有名なDJとかが
いるのかもしれないけど、ま、オレは知らない。

でも、ダンスパフォーマンスとかなんだかおもしろそうだし
今年は参加しようと思ってんだ。マジカルキャンプ。
みんなも参加しろよ!

で、ま、音楽とかアートとかダンスとかはどうでもいいんだけどさ。
いや、よくないけど(笑)どんなの見ても、たぶん楽しめると思うんだ。
どんなの見てもいろんな意味で楽しめる自信はある(笑)

問題はさ、「キャンプ」に関してだ。

サイトを見ると「是非テントを持って来てキャンプをしながら
楽しんでください」とかって「キャンプ」を推奨しているのだが、
まぁ、そりゃーそーだろう。オールナイトのイベントだし。
どっかの学校跡だかなんだかで宿泊施設はないみたいだし。

おー、キャンプならオレにまかせろ(笑)とか思って注意事項を
読んでみると
「いや、わかってないなこいつら」
と思わずにはいられなかったんだ。

「キャンプサイト内で火気の使用は禁止いたします。」

とか言ってんだぜ?
バカかこら。「キャンプ=火」だろーが。
火を使わせろ火を。火だ火。火。

いや、他にもいろいろ気になるルールはあるんだけどさ。
たとえば飲食物の持ち込みは一切禁止とか。

ま、わかるよ、いろんな飲食店が出店するみたいだから
そこ儲けさせないとアレなんでしょ?
つーか運営自体の儲けにもなるのかな。
なんかみみっちーなーと思うけど、まぁ、いいや。そこはいい。
おめーらにお金落とせばいいんだろ?わかったわかった。

でも、火は使わせろ。

いいよ、バーベキューなんてしなくていいから火をつけさせろ。
注意事項に初秋のキャンプですので冷え込むから防寒具を
用意しろとか書いてるじゃないか。

じゃ、なおさら火だろ。火。
いや、真夏のキャンプだって火ありきだ。
まずは火だ。

テント建てたら、まずは火だ。うちわでパタパタさせろや、こら。
火を制するものはキャンプを制す、とは、まぁ、聞いたことはないが
きっと誰かがどっかで言ってるよ。たぶん。
誰も言ってなくても、似たようなことは言ってるんじゃないかな。
聞いたことはないけど。

いや、友人が言ってたんじゃないかな。確か。そういったことを。
もしかして、オレが言ったのかな。ちょっと憶えてないけど
とにかく火をつけさせろや。

最近イベント+キャンプみてーなのが多かったから
やることが多くて、キャンプにおける火の重要性を
忘れかけていたが、っつうか、キャンプでやることっていったら
火をおこすことしかねーだろ。ま、飯も食うけど、あくまで
それはおまけだ。

火がメインイベントだ。
なんなら「キャンプ行く?」ってところを「火おこしに行く?」って
言ってもいいくらいだ。

火ないんだったら、当日寒かったらテント入ってそっこー
寝ちゃいそうだよな。
まぁ、どっかでキャンプファイヤー的なことはやるんだろうけど。

あとさ、このイベントさ、きっとタトゥー率高いよね(笑)
マジカルだけに変なものキメキメでふらついてる人が多いと
予想するがどうだろうか。いけない大人のパーティーだ(笑)

ライジングでもムーンサーカスっていう、まぁ、ライブ演奏よりも
DJプレイが主体の、だから常時低音がデュンデュン鳴ってる
クラブチックなゾーンがあるんだけど、あきらかに
いけない大人たちが集まってるからね(笑)タトゥーな人たちが。

いつも甘ったるいお香のようなイケない香りがしてて(笑)
いつだったかも、その辺の干し草集めて一心不乱に何度も何度も   
空に向かって放り投げてたキチガイがいてさ(笑)
まったく意味不明な行動で。完全に変なものアレしてたよね。

ま、いろいろと楽しまないと、あっつー間に雪降るよ。
雪降ってもオレはキャンプするけどね(笑)

 

 2011/08/07(日)                                『調査』
 

その奇妙なハガキが届いたのは、先週の木曜日だったろうか。

差出人は札幌市教育委員会生涯学習推進課となっている。
「若者の意識に関する調査」のご協力のお願いについて、
という見出しに続き、ハガキにぎっしりとその旨を説明した
文字が詰め込まれている。

まず、オレは若者じゃねーだろ、と思ったものの
対象は札幌市に住む15歳から39歳までとなっているから
まぁ、間違いではないのだろう。

なんでも、札幌市に住む15歳から39歳までの中から
無作為に2,000人を抽出したというのだ。

オレは、何かそこに意図的な、だから「無作為」の信憑性に
少々懐疑的になったのだが、それは次に続くこんな
文面に何か嫌なものを感じたからだ。

「つきましては、突然のお願いで誠に恐縮ですが、
下記調査実施機関から調査員を伺わせますので、
ご協力くださいますようよろしくお願いいたします」

なんだろう、この有無を言わせない一方的な物言いは。
突然のお願いにも程があるだろう。

だって、そうだろ?普通アンケートでもなんでも
調査をするときは、まず、こちらが協力するかどうか
確認するのが筋だろう?

「調査員を伺わせます」とあるが、その日時は明記されていない。
いつからいつ、という期間的なことも一切書かれていない。
そして「下記調査実施機関」とうのが

「株式会社マイクロフィッシュ」となっている。

なんだろう、申し訳ないが、この胡散臭いネーミングは。
まぁ、札幌市教育委員会から委託されたのだろうが
何か嫌な響きのネーミングだ。
たとえば、知人がここに就職したとか聞いたら
「大丈夫か、その会社?」そう聞きたくなるようなネーミングだ。
いや、ほんと失礼なことを書いているが、しかし一方的に
オレを調査すると言っているのだから注意するに
越したことはないだろう。

すぐさまインターネッツによって、その会社を調べてみたが
確かにその会社は存在した。データ解析や調査など
いろいろやっている会社らしい。
ちなみに「フィッシュ」のスペルは魚のそれではなかった。
どうでもいいが。

しかし、ホームページがあるからといって
まともな会社だと思い込むほど、オレもバカじゃない。
逆に疑うべきだ。ホームページがあるからといって
なんだというんだ。猫も杓子もホームページの時代だ。
勝手にオレの意識を調査しようとしている会社だ。

とにかく、オレが気をつけなければいけないのは
すでに調査は始まっているのではないか?ということだ。
なんせ調査日時が明記されていない。
それに加えて「調査員を伺わせます」と一方的に宣言している。    
もう、オレの周りにはマイクロフィッシュの調査員が
息を潜めて「伺って」いるのではないか。

たとえば明日、コンビニで弁当を買ったとき
レジいる店員が突然こんなことを口にするんだ。

「いつも食事はコンビに弁当ですか?」
「え?なんですか?」
「いや、あなた渋谷さんですよね?」
「え、あ、まぁ、そうですけどなんで知ってるんですか?」
「申し遅れました、私マイクロフィッシュの佐藤と申します」

あるいは、道端で人が倒れているんだ。
「大丈夫ですか?」
そう言って手を差し伸べた途端、こんなことを言うんだ。
「合格です。若者として合格です。私マイクロフィッシュの
鈴木と申します」

いや、でも、やっぱりオレ若者じゃねーんだけどな(笑)

 

 2011/08/03(水)                  『コンプレックスとか鬼束とか』
 

ライブ冒頭、21年前のライブ映像が断片的にフラッシュで大画面に
映し出される。
熱狂してコブシを突き上げている客の姿も見える。
過去の映像に映っているのは、これからそれを体験する
未来のオレ達だ。
タイムマシーンで21年前に連れていかれるような錯覚さえ覚える。

しかし、それは紛れもない今だ。

例のアレが始まる。アレだよ。
ビーマイベイベービーマイベイベービーマイベイベーだ。
始まったわけだよ。コンプレックスの復活ライブ。

ステージの両端からっつーか、もっと端っこっつうかさ、
花道って言うの?よくなんかライブ中にダァーってアーティストが
走っていく道あるでしょ。それが左右に延びていて。
その左端から布袋が、右端から吉川が現れたんだ。

ところで、今日の朝、いつもの豊平川沿い走ったんだけどさ。
とてもいい天気なのに、なんか日差しがさ、秋のそれなんだよ。
もう夏は終わったのかい?もっと暑くなれや。
これからライジングサンもあるんだからよー。
オレ、まだビアガーデン行ってねーし、もっと暑くなんねーと
ビール飲む気しねーな。

で、布袋と吉川がゆっくりステージセンターに向かって
歩きだしたんだ。ゆっくりと二人が近付いていって
お互いの顔を認識できる距離になって笑顔になって。
「じゃ、久し振りにやりますか!」みたいな少し照れたような笑顔。
そして、がっちり握手。会場は盛り上がらずにはいられない。

そういえばさ、なんだかハイボール流行ってるでしょ、
ウイスキーのソーダ割り。缶で売ってるやつもたくさん種類あるしね。
で、ジャックダニエルのハイボールまで売ってて。

オレはハイボールってのはそれほど好きではないんだけど、
まぁ、最近では飲み行くと安いからよく飲むけど(笑)
で、ジャックダニエル好きだからそれ買ってみたんだよ。

なんかマズかったぞ。なんだよこれ。

ジャックダニエル独特の鼻孔の奥に感じる程良い刺激と
それでいて口あたりはまろやかで、しかし後味はワイルド。
バーボンウイスキーとは一線を画すテネシーウイスキーとしての誇り。
そんなのが全然感じられないんだよ。

どこにいったんだよ、チャコール・メローイング製法による
あの芳醇な香りは。
リンチバーグのジャックダニエル蒸留所に並ぶウイスキー樽が
泣いてるゼ。

知らねーわ。

握手のあと、ステージセンターで布袋と吉川がゆっくりとダンスを
始めたんだ。
ビーマイベイベービーマイベイベーに合わせてゆっくりとダンス。
そして布袋のギターが鳴り響く。吉川が踊り出す。となりのデブが
ビールを飲む。会場がうねる。うわさ通りドームの音響は、
まぁ、良くはない。
でもそれも含めて「ドーム」なんだろう。

オレは大画面の映像を見ている時間が多いから、何度も
「これ、ホント今やってるライブか?」っていう気持ちになって(笑)
実際のステージに目を凝らす。

そこでは確かに布袋がギターを弾いて吉川が歌っている。
小っさいけど(笑)

そういえば、まだジョインアライブの鬼束ちひろの話書いてなかったな。
うわさによれば腕に油性マジックで、でっかくJOIN ALIVEって
書いてあったらしいぞ。
オレは遠くから見てたからタトゥーかなにかだと思ってたんだけど。
いや、どっちかの腕には、ばっつしタトゥーもあったらしいけど。
とにかく片っぽは油性マジックだ。

早々に吉川のシンバルキックも出た。

そういえば、ライブ終わってホテルで寝てたら、地震で
すんげー揺れてさ。
つっても、東京は震度3くらいだったらしいけど、上の方の
階だったからかな
つっても5階だったんだけど、その時思ったね。
やっぱり寝る時は荷物整理しておいた方がいいなって。

ところで、なに書いてるかさっぱりわからなかったでしょ(笑)

鬼束とかコンプレックスとか詳しいライブリポートはおいおい。     

 

 2011/08/01(月)                           『コンプレックス』
 

もう1週間経ったよ、ジョインアライブから。
まだ、ちひろ鬼束のステージングについレポートできてないって
いうのに。

そんなことより、コンプレックス行ってきた(笑)布袋と吉川のやつ。
東京ドーム。
なんかのニュースでチラッとは目にしてるとは思うけど
東北の震災復興に絡めて、なんだ、チャリティーライブ
でもないんだろうけどそういったアレでの復活ライブ。
21年振りだって。驚くね。

当初1日限りの復活だったのが、ま、2日間になったんだけど。
初日の方行ってきた。「土曜の夜さー」の方。

21年前といえばオレは高校生だったか浪人生だったかその辺だと
思うのだが、まぁ、コンプレックスは好きでよく聴いていたんだ。
アレだ、よくいるバンド好きな田舎の高校生だ(笑)
だけどライブに行くチャンスは1回もなくて。

その後、多少オサレだったり、ひねっくれた(笑)音楽も多少聴くように
なった今でも、別に古臭い音楽に思えないし、なによりあの長身の
二人が繰り広げるビジュアルを含めたパフォーマンスは
色褪せていないと思っていて。

ま、その辺は結局、個人の価値観の問題なのでダサいと
思う人もいるだろうし、どうだっていいことなんだけどさ。

とにかく、21年振りにまさかの復活だよ。行くしかないでしょ。

ってことで行ってきた。
オレは「ドーム球場」っていう巨大空間でライブ見るのも
初めてだったので、よく言われる「ドームは音悪い」ってのも
やっと体験できると思って楽しみだったんだ(笑)

まず、ライブの模様は置いといて、こぼれ話的なことから
レポートしてみたいと思う。

オレの席はアリーナではなくスタンドだったんだ。
ステージ位置は野球のポジションでいうセンター。
オレはバックネット裏。キャッチャーの後ろね。

野球観戦だったら最高の席なのだが、なんせセンターと
バックネット裏だ(笑)遠過ぎ。
ステージ左右に設置された大型画面無しでは、ほとんど
なにがなんだかわからないレベルの席で。

まぁ、それも「ドーム」の醍醐味ということで(笑)

で、バックネットの「網」も撤去されてなかったから
(簡単に取り外しできねーのかな?網くらい)
なんか網に目のピントが邪魔されて、遠近感おかしく
なるっていうか、とにかく網が邪魔で。
ま、本番始まって暗くなったら、まったく問題なかったんだけど。

客の年齢層は、まぁ、書くまでもないだろうが、ほとんどが
30代40代のオッサン、オバサンだ。

で、ライブあとのツイッターなんかでのちょっと気になる情報として
会場にデブが多かったってのがあったんだ。
えー、そうだったかな、と思ったものの

そう言えばオレのとなりも超デブ男だったんだ。

オレはスタンド席だったので、椅子がほら、映画館みてーな
座るところをバタンって倒して座るやつだったんだけど。

自分の席にいったら、すもう取りみてーな巨漢がとなりに
座ってて。いや、すもう取りは言いすぎかもしれないけど
でも、ほら、食い過ぎて太ったとかじゃなくて、生まれつき
そういう体系なんでしょ?っつう感じの太い人いるじゃない。
そういう男が座ってて。

で、そいつの足っていうか肉が(笑)オレの席にはみ出てて
座るところをバタンってできないわけよ(笑)
いや、その人も申し訳なさそうにしてるんだよ、
でもしょうがないんだ、肉がはみ出てて。

ま、結局「すんません」とか言って、強引にザクって倒して
座ったけどさ。

で、ライブが始まって驚いたんだ。

みんな一斉に立つじゃない。したらさ、その巨漢だと思ったやつが
オレより背が小さかったんだ。意外過ぎ(笑)

でさ、ライブ終わったあと一緒に行った仲間と居酒屋で
飲んだんだけどさ。
となりのテーブルに、なんか冴えない男子学生が3人いてさ。
あとから女子学生が一人合流したんだけど。

で、なんかその女子がさ、調子こいちゃってさ。
いや、顔面レベルは工学部に二人しかいない女子のマシな方、
くらいのアレなんだよ。

いや、オレも人の容姿とやかく言えるアレじゃないけど
立場はわきまえてるつもりだから許してね。

その工学部でマシな方の女子がさ、もう、マドンナ的振舞いなわけ。  
男3人もへーこらしちゃってさ。
よくあるシチュエーションでしょ?(笑)
「私さ、ナスの揚げ出し好きなんだよねー」とか言ってて。
うるせーコラ、ナスみてーな顔しやがって。

で、一応、バレないようにウオッチングしてたつもりなんだけど
一緒に飲んでた人にガン見してたのバレてた(笑)
その女子が来た瞬間のおまえの目の動きでわかったって。

というような感じだったんだけど、ライブについてはおいおい。