あいとせいしゅんのひび
2009年08月分

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 2009/8/31(月)                              『ヒマワリ』
 
先週の土曜日もまた、知人バンドのライブを見てきたんだ。

今回のライブハウスは、今まで行ったことないとこで
(移転する前は行ったことあったんだけどさ)
中央区じゃないとこで、さらに地下鉄駅とかも近くないんで、
なかなかめんどくせーなー(笑)とか思ってて、
いや、車で行けよって話しなんだろうが
でも、ライブ行ったらビール飲まなきゃダメだし、
って、別にダメじゃねーけど、いや、やっぱりダメだろ。

ま、でも、最近歩くのそんなに嫌いじゃないんで
ちょっと遠いけど地下鉄駅から歩くか、とか思って
そいつの出演時間を聞いたら、おったまげたんだ。

24時からだっつーんだ。

いや、ま、クラブ的なところでやるイベント的ななんかだったら
そのくらいの時間でも驚かねーけどさ。
普通のライブでそれなくね?みたいな。

おじさん眠いよ、つーか、地下鉄もクソもねーじゃん。
車で行くしかねーじゃん。ビール飲めねーじゃん。
とか思ったんだけど、ま、別にビールなんて飲まなくていいや。

しっかし、中央区だったら、ま、ある程度過酷な(笑)条件でも
見に行くんだけどさ、あの場所でこの時間はないわ。

とか思ったけど、それはオレがただ単に中央区に住んでるからで
ふだん、その中央区のライブハウスでオレらがライブやるとき
他の区から来てくれている人もいるわけで、
そう考えたら、きっとめんどくせーんだろうな、とか思って
いや、オレらは間違っても24時スタートはないけどさ(笑)

って、ことで、ま、オレもそのめんどくささを
乗り越えなければと思って行くことにしたわけだ。

で、一応いつのまにか寝てしまう可能性もあったから
「時間遅すぎるわ、寝なかったら行くけど」ってメールしたら
こんなメールがかえってきたんだ。

「みんなそう言うんですよね〜。来てくださいよ。」

それは「何でそういうこと言うかな」「よくわからないな」的な
ニュアンスが込められたメールで(笑)

まぁ、とにかく行ってみた。

そこはなんつーか、一般の人が「ライブハウス」と聞くと
こういう感じを想像するんじゃないか、といった感じの場所だった。

まず、オレを出迎えたのは、建物の入り口付近で
地面に座ってたむろっている不良の少年少女だ。
親が「あーいう人たちと付き合ったらダメでしょ」と
怒り出してしまうような悪い人たちだ(笑)

こういう場所になれていない人だったら、中に入らずに
帰ってしまうかもしれない。

しかし、集っているのはとにかくガキんちょなんだ。
悪そうなガキんちょだ。女の子たちもタバコ吸ってる
私イカしてるでしょ?的な、あららー的な子ばっかりだ。

オレの知人は、そんなにガキんちょではないはずだが
はっきりした歳は知らない(笑)20代中ぐらいだったろうか。

それにしても、中学生か?みたいなやつもいるが
どうだろう、よくわからない。

この日は出演バンド数も多かったので、人はごちゃごちゃ
大勢いたのだが、なんとなく内輪チックな香りはしていた。
いつも一緒にライブをやっている仲間なのだろうか。

オレが地下へと続く階段を降りて行った時だ。
何人かの「誰だおめー」的な視線をあびた(笑)
完全によそ者扱いだ。

なんだか、ごちゃごちゃしてて、受付がどこだか
よくわからずに、だから、たぶんそのままホールに
行っても誰もなんも言わない雰囲気だったのだが
立派な大人のオレは(笑)、がんばって受付らしい人を見つけて  
「あの、お金ここでいいの?」って聞いたら

「え?あ、はい、ここでいいっすけど」みたいな対応で。

なんで金払うオレが、めんどくさがられるのか知らないが(笑)
ま、どうせ確認しないくせに、お決まりのスタンプを
手の甲に押されて、ホールへと行ってみたんだ。

ま、出演バンドのバンド名を見たときから
だいたいこういうジャンルだろうな、とは思っていたんだ。
全バンド長めのアルファベット表記で、よくわからないが
たぶん訳すと「殺す」とかなんとか、そんな感じなんじゃ
ないかと思うんだ(笑)

基本ドラムはズダズダズダズダみたいな感じで
歌は何かを叫んでいるだけの感じだ。
それを見たオレの感想はこうだ。

「こんな夜遅くにうるせーよ」だ。

「こっちは車で来てるから酒も飲めねーのに、うるせーよ」だ。

ま、知人バンドもうるさい方面の音楽なんだけど
なかなか聴かせてくれた。ま、見るのは2回目だったんだけど。
オレの知人は、なんか見た目ぬぼーっとしてるんだが(笑)
なかなかなベースボーカルプレイだった。

で、ほとんどのやつが、1個ライブが終るとドヤドヤドヤドヤって
通路にでていって、んでたむろってガヤガヤして
また、次のバンドが始まるとドヤドヤドヤドヤって
ホールにもどってくるんだ。
おめーら、そんなに団体行動が好きかい?って。

で、なんかみんなポケットに手突っ込んで、肩いからせて
歩いているんだ。不良ばかりなんだよ(笑)

あと、なんかセッティングのときも、ライブハウスの人と
バンドの人がなーなーな感じで、嫌な感じだったな。
いや、オレ的にはね。こういうライブハウスも、ま、
あるからね。バンドの人はなんかそこに優越感感じてるのかも
しれないし。

ま、どんなんでもオレは楽しめるからいいけどさ(笑)

そんなことより、昨日の選挙の結果が怖いよ。
日本人、流されすぎだろ、って。
まんまとメディアに誘導された感じで。
ちょっと、結果が極端すぎるな。

それにしても、野田聖子のヒマワリのあれは
いったい何事が起きたのか理解に苦しんだよ。。
とても小選挙区で敗れたやつの姿とは思えないね。

 

 2009/8/28(金)                                 『現役』
 
大いに反省しなければならない、と思ったのは
先日とあるスタジオでバンドの練習をしていたときだ。

オレはライブのとき、自分のギターアンプを持ち込むので
練習も、基本、自分のギターアンプをスタジオに
持ち込んで練習している。

でも、とにかく重くて持ち運ぶのが大変なので
めんどくさい時とか雨の日は持って行かない。
だからそんな日はスタジオにあるギターアンプで
音を出すことになる。ま、当たり前だが。

で、先日の練習もめんどくさかったので、スタジオにある
ギターアンプで練習していたんだけどね。

練習も後半に差し掛かったころ、ギターの音が変になってきたんだ。
変っつーか、急にデカくなったり小さくなったり。

で、そこのスタジオのギターアンプは、ま、新しいものでは
ないから、ボリュームのつまみいじるとガリガリ鳴っちゃうようなさ。

だから、オレがまず犯人に仕立て上げたのはギターアンプだ。
「なんだよ、使えねーな。」とかって。
で、そのアンプを使うのをやめて、もう一台の方を使ってみたんだ。

同じようなことがおきた。音がデカくなったり小さくなったりだ。

ってことは、アレだ。原因はオレ側にある可能性大だ(笑)
ギターとかエフェクターとか、どっかトラブってるってことだ。
いろいろ試してみて、ギターシールド(ギターとアンプつなぐ線ね)に
原因があることをつきとめた。

そうなれば、オレの怒りの矛先は、当然そのギターシールドだ。
「使えねーシールドだな」とかって。

しかし、よくよく考えてみたら、そのシールドは
クソ安いシールドで、しかも、もしかしたら買ってから
10年以上使っているのではないか?(笑)

十分活躍しただろう。コストパフォーマンス満点じゃないか。
そして、その最後もライブ中じゃなくて練習のときだなんて
なんてイカした相棒なんだ。

今までありがとう。

使えないなんて言ってごめんね!

考えてみたら、ギターを含め他の機材も、これといった
メンテナンスもせずに10年以上使っているものも多い。
これから、何かしらのトラブルが発生してくるかもしれない。

嫌だな。

めんどくさいな。

なんか、いい加減、何かを買い換えてみてもいいんじゃないだろうか。
でも、特にほしい物ないんだよな(笑)
レコーディング関連の機材とかソフトはほしい物たくさん
あるんだけどな。

いやー、でもトラブルがライブ中じゃなくて、ホントよかったよ。
ライブ中とかトラブったら、ホント嫌だよね。
って、本番中のトラブルはほとんどないけどさ。

こなしてるライブの本数少ないからね!
 

 2009/8/25(火)                                『和風』
 
この前の日曜日は知人のバンドのライブを見に行ったんだ。
ライジングサンで奇跡のすれ違いをした(笑)彼のバンドだ。

小さめのライブハウスで見た相変らずラウドなそのライブは
ライジングとはまた違う「ダイレクトな感じ」が良かったな。
そのラウドなライブを見ながら、そういえばオレらも来月ライブだな
(宣伝です・・笑)とか思って、で、あー前回のライブからけっこう
経ってるけど大丈夫かオレら、とか思ったりもしたのですが
大丈夫なのです。

いつもそうだから(笑)

で、帰りに知人と飲みいくべ、ってことで
んま、てきとーにその辺入っとこ、的にてきとーに入ったその店は
ジャパニーズレストランと書いてあり、いや、ま、
和風のメニューだよ、ってことなんだろうけど、ほら、なんか
創作料理的な、てきとーなとこさ。

てきとーとか言ったら怒られるけど(誰に?)ま、その店に
初めて入ったんだ。

曜日と時間帯の影響もあるのだろうが
客はスッカラカンだ。オレら以外に1、2組いただろうか。
ま、そんなことはどうでもいいんだが、個室までいかないが
けっこう仕切られたテーブル席についたんだ。

そこには、ほら、最近よくあると思うんだけど小型のテレビが
あって。普通にテレビを放映しているんだ。
それが実はタッチパネルにもなって、そこから注文もできますよ
的なものではなくて、ただのテレビジョンだ。

そういえば、と思って合わせたチャンネルは世界陸上女子マラソンだ。
しっかし、今回の世陸おもしろかったよなー。
スポーツコラムニストのオレとしては(まったくのデタラメ)
それについて書きたいことがたくさんあったのだが、
ライジング回顧録の執筆(笑)によって書けなかった。

いや、今から書けばいいだろよ、と思うかもしれないが
もう熱は冷めたよ。書けないよ。
いや、別に書かなくていーよってことなんだろうけど
ま、とにかく、そのお店で女子マラソンを知人と見たんだ。

知人も陸上好きだったのがマズかったな。
オレらは、そこで女子マラソンをガン見した。

かつて居酒屋のテレビをここまで真剣に長時間見た人が
いるだろうか?と問題提起したくなるくらいにガン見した。

「行けって!もうスパートしろって!」とか
少々大きめな声を出してしまっていたかもしれない。
迷惑だったとしたら謝る。

ま、客スッカラカンのあの店じゃ、迷惑に思う人も
いないだろうがな!

なんで、急に毒舌ったのかわからないが、とにかく
すんげーおもしれーレースだったんだ。
あんな残り1キロくらいまでのデットヒートってそんなないんじゃね?
知らねーけど。

ま、でも、そんなマラソンの話しなんてどうだっていいんだ。

オレはマラソンに夢中になるあまり、料理関係はどうでも
いい感じになっていたのだが、気がついたら
全然ジャパニーズじゃねーんだよ、その店。

いや、刺身とか寿司とかあるから、かろうじてジャパニーズ
なのかもしれないが、なんつーか全然ジャパニーズじゃねーんだ。
カルパッチョみてーな感じだ。

どんな感じよ

だって、オレ食べたお通しミックスナッツだぜ?
どういったことだよ、おい。
ミックスナッツのどこに「和風」が潜んでんだよ。

って、実はお通しは3つの中から好きなもの選ぶ方式で
オレがミックスナッツ選んでしまったんだけどよ(笑)

でも、おかしいじゃないか。
だから、オレは女子マラソンに夢中になってたって言ってるじゃないか。
ナッツをポリポリやりながら、ふと気付いたら
なんだよ、全然ジャパニーズじゃねーだろ、とか思ったわけ。

さらに、なんかドリンクメニュー少ねーな、とか思って
でも、マラソンに夢中だからどうでもよかったんだけど
何杯目かの注文のとき、見るに見かねた店員がこう言ったんだ。

「それ、飲み放題のメニューで、あの、ちゃんとしたの前の方に
あります」ってさ。

ありましたよ、前の方に豊富なドリンクメニューがありましたよ。
すみませんね。勝手にドリンクメニューしょぼいとか思って
すみませんね。

でも、おまえの店、和風じゃねーからな!

豆腐出したほうがいいんじゃないかな、豆腐。
知らんけど。
 

 2009/8/23(日)                               『最終回』
 
もう、いい加減ライジングサン回顧録も終わりにするね(笑)
どんだけ入れ込んでんね、とか思われちゃうから。
いや、思われてもいいんだけどさ(笑)
実際、毎年すごく楽しみしてるんで。

あ、今日のは長いんで、さらっと読んでくださいね。

■赤塚不二夫論

コメディークラブキングというのをご存知だろうか?
ま、オレもうまく説明できないが(笑)なんつーんだろう
笑いで社会を風刺している集団というか、いや、笑いだけでは
ないんだが、そこにはアートだったりロックだったりも
介在するのだが、ま、おもしろいことをやっている人たちの
なにかだと思う(笑)

で、5、6年前のライジングに突然ブラックホールという
テント(会場)が現れたんだ。たしかコメディーテントとも
呼ばれていたような気がする。

そこではクラブキングに携わる人たちがつくった
なんだか分からないが、とても笑える映像が流れていて。
ブレイク寸前のバナナマンなんかもコントっつーか
フリートークみたいので来てたりして。

とにかく、その全てがおもしろく、オレは他のライブステージ
そっちのけでそのテントに入り浸っていたものだ。

そして、そのブラックホールというテントは次の年で
姿を消してしまうのだが(笑)、そのクラブキングがらみの
トークイベントやなんやらは毎年(たぶん)行なわれていると思う。

前に書いた稲川淳二の怪談もそうだが、そういえば、
何年か前に電撃ネットワークのステージもあったな
(もんのすごく盛り上がったのを憶えている)
そしてクラブキングとのコラボ企画。

これらの音楽以外のステージを組み込むところに
ライジングサンの懐の深さを感じずにはいられない。
(何度もいうが、他のフェスでもやっているかもしれないが、
よく知らない)

こと、クラブキングがらみの企画は、一体誰が仕掛けているのか
知らないが、いつも興味深いメンバーでトークイベントを
やっている。いつも、ものすごく楽しみにしている。
よっぽど好きなアーティストのライブがなければ
見に行くようにしている。

そして、今年はオレの大好きな劇作家の宮沢章夫が
「赤塚不二夫論」という講義を行なったんだ。
「トーク」とかそういった括りではなくて「講義」だ。

とてもおもしろかった。天才バカボンを軸に話は進んだのだが
赤塚不二夫の漫画の背景にある60年代という時代を
掘り下げて、そこにはベトナム戦争やらなんやら
からんでくるのだが、当時の映像などもいろいろ見せてくれて
後半は漫画家のしりあがり寿氏も交えてのステージは
おもしろかったなー。

こういうのがあるから毎年行っても飽きないんだよなーライジング。

オレ以外にも毎年ライジングに参加しているやつらは大勢いるわけで
そいつらにあの会場で会うのも、楽しみの一つだ。
しかし、別に会う約束はしていない。
約束すると、とてもめんどくさいことになるからだ。
みんな見たいライブは違うし。基本みんな忙しいんだ(笑)

だから、偶然会うのに賭けるしかない(笑)
唯一、毎年ライジングでしか会わない(笑)知人の兄貴とは
なんとしても会わなければいけないので、知人と連絡を
とって会っているが、ま、なぜ「兄貴と?」とかの説明は
めんどくさいのでしない。

とにかく、なんとなくいろんなやつと「あの場」で会えるのも
楽しみの一つだ。今年も残念ながら会えなかった人も
当然いるし、何故だかほぼ毎年会うあいつとはやっぱり
会ったし(笑)つーか、そいつは、あの何万人もいる中で
スタスタこっちに向って歩いてきて、もちろん寸前まで
気付いていないのだが、ホントどんな確率よ?っつー感じで
出会ったんだ。まじ笑う。

さらに今年は、超意外な人とも何年かぶりに出会って
驚いた。まじ意外すぎてビビッた(笑)

そんな意外な出会いもまた、楽しみの一つかもね。

あと、ライジングの楽しみ方として、当日はもちろん
それ前後は公式ホームページの掲示板を見るのも
とても楽しい。

これは、はっきりと他のフェスにはないと言えるのだが
掲示板が荒れに荒れている(笑)
某巨大掲示板のようにヒドいことになっている。
なぜ、ここまで自由に書き込みさせているのか
WESSの意図はわからないが、とにかくヒドいことになっている(笑)   

個々のアーティストの批判はあたりまえで、
ライジング撲滅委員会とかってスレも今年はあった。

読むと悲しい気持ちになることも多いが、もっと違う視点から
見つめると、言っちゃあ悪いが、おもしろい(笑)
しかし世の中には、ひねくれたやつが多いね。

フェスが終ったあとも、あのライブはよかっただ、
あのライブはクソだったとか、まぁ、おもしろい。

今年は、オレ、けっこうがんばって多くのライブを見た方だと
思うんだけど、でも、やっぱり、いろんな人のブログだなんだ見てると
なんつーか、みんなオレと違うのばっかり見てるんだ(笑)
だからフェス終了後のいろんな視点からの報告は
また違う全体像が見えてきておもしろい。

と、まぁ、何回かに分けていろいろ書いてみたが
なにかライジングサンロックフェスティバルというものが
うまく伝わってないのではないだろうか?

オレとしては、行ったことない人には是非、このイベントに
参加してもらいたいと思ってて、いや、別に応援団長でも
なんでもないんだが(笑)ホント楽しいイベントだと思うんだよね。

で、ここ1週間で書いたものを読み返してみて、なんか
「野外ライブ」の楽しさっつーか醍醐味がうまく表現できていない   
ような気がするんだ。

どうしてかなぁと思ったが、わかった。
肝心のライブについて何一つ書いていないことが
原因だろう(笑)

他の人のブログなんかには、誰のライブはどうだったと、
記されているのがあたりまえで、そして見たもの全てを
時系列とともに書いている人も少なくない。

オレが数回に分けて書いたこれはなんだ?(笑)
ライジングサンロックフェスティバルの「ロック」の部分が
思いっきり抜け落ちているではないか。

オマエは一体どんなライブを見てきたんだ?
それを書くべきではないのか?

しかし、あまりにも長く文章を書きすぎた。もう疲れた。
みんなも、まったく読む気はしないだろう。

その辺はまた来年!
 

 2009/8/21(金)                               『パート5』
 
いや、もう開催から1週間経ったのかよライジングサン。
その話はまだ続く

■オランダのおっさん

ライジングサンに行った事ない人も、なんとなく
野外でライブやっているイベントなんだろうなってことは
知っていると思うが、そのステージの数はなんと7つも
あるんだ。

サンステージと呼ばれるメインのドデカいステージに始まり
大小様々なステージがあって、お客さんは
それぞれタイムテーブルとにらめっこしながら
見たいステージへと足を運ぶ。

まぁ、基本野外のステージだからオープンだ。
だから、人気のアーティストであっても前の方で見ることに
こだわらなければ、いつ行ってもライブを見ることは
可能だ。

しかし、唯一オープンではない会場があるんだ。
クリスタルパレスと呼ばれる会場だ。
歴史は一番新しいステージかな。2年くらい前に登場した
ステージだ。

なんていいうんだろう、木で出来たロッジ風な建物というか
まぁ、テントとかそんなんじゃなく立派な建物だ。
あくまでも移動式の仮設の建物なんだが。
なんでもオランダからやってきたらしい。
建物がオランダからやってきたといわれても
よくわからないが、詳しいことは知らない。
毎年オランダに帰っているのかも知らない。

で、密閉された建物なので、あたりまえだが中に入らないとまったく
そのステージを見ることはできない。ま、音はもれてくるので
外でもなんとか聴くことはできるのだが。
キャパは800人くらいだったはず。

ライジングサンには1日約3万人くらいの人が参加しているから
3万人のうち800人しか見れないとなると、少々きびしい感じも
するが、ま、一応その辺のことは考えてステージ割り
していると思うが、でも、やっぱり、このアーティスト
クリスタルじゃまずいだろ、ってのはよくある。

人気アーティストの時は、案の定、入口付近は長蛇の列になる。

で、オレがあるアーティストのライブを見るために
クリスタルパレスへ行った時の話しだ。

オレが行った時には、まだ、それ程の列にはなっていなくて
ホッとしたのも束の間、実は、もうすでに先に並んでいた人たちは
中に入っていて、あと少しで満員なりますよ、的な頃合だったんだ。

要するに、中に入れるか入れないかギリギリのところだ。

なんか、ちょろちょろちょろちょろ10人くらいずつ
小刻みに中に入れていくんだ。
で、列もそれにしたがってじわじわじわじわ進んで行く。

で、その列を仕切っているスタッフからは、なんの状況説明も
ないんだ。いや、前の方の人には何か説明しているのかも
しれないが、確実にアナウンス不足だ。

みんなイライラしてくる。だってそうだろ?
入れないんなら他行くんだから、だいたいでいいから
この辺までは入れるかもしれません、この後ろは
たぶん無理ですね、くらいのアナウンスは必要だろう。

しかし、そう事は単純ではないことが後から判明する。

実は列に並んでいるとき、気になっていることがあったんだ。
なんか外人のおっさんが、クリスタルパレスの周りを
ウロチョロウロチョロしてて、まぁ関係者ってことは
わかったんだけど、なんだこいつ、とか思ってたんだ。

こいつがキーパーソンだった。

そうこうしているうちに、ライブが始まってしまったんだ。
並んでいる人達からは「うわーなんだよ、おい」的な
ブーイングが起きる。当たり前だろう。

そして、なぜ「はい!ここまで」つって、入場を制限していないのか、
第一の理由がわかった。
考えてみれば当然の理由だ。ライブが始まってから間もなくすると
ちょろちょろお客さんが建物から出てくるんだ。

つまらないと思った人も入れば、時間的に他のステージへと
移動する人もいるのだろう。
そして、何人かお客さんがでていくと、また何人か
再入場させる、といったシステムでやっていたんだ。

で、オレもだんだん入口に近づいてきて、ついに
次誰か出たら入れるよ、ってとこまで来たんだ。
列のトップだ。

しかし、そこまでキッチリやる必要があるのかよ、と思って見てたのは
一人出てくると一人、三人出てくると三人、ってキッチリ
プラスマイナスゼロになるように入場させているんだ。

おまえ、ここは有料駐車場かよ、って思った(笑)

でも、それはスタッフが仕切ってる時だけであって
例の外人のおっさんがからんでくると、だから
中を見てなにやらごにょごにょスタッフに合図を出すと
まとまった人数をドパっと入場させたりしてるんだ。

いったい、あの外人のおっさんは何者で、どういう基準で
入場を制限しているんだろうと思って、列のトップに来たとき
オレはそこにいたスタッフに聞いてみた。
そしたら、なんとその外人のおっさんは、この建物の
オーナーだそうだ。オランダのおっさんだ。
建物と一緒にオランダからやってきたらしい。

そして、その入場規制の基準を聞いてオレは驚く。
そんなことってあるのかよ、と思った。その基準とは

オランダのおっさんのさじ加減ひとつ

だそうだ(笑)
なんでも、あまり人が入りすぎると、床が抜けたりなんだり
建物が壊れてしまうので、オランダのおっさんが
中をのぞいて、まぁ、たぶんなんとなくの混み具合で
「モットイレテモイイデスヨ!」的な指示をしていたらしい。

だから、おっさんがいないときは、一人でたら一人入れる方式で
対応するしかなかったらしいんだ。

でも、結局、オレは知人と二人で並んでいたのだが
中から一人でてきたら、「まぁ、いいですよ二人どうぞ」って
二人とも中に入れてくれた(笑)

そりゃそうだろ、所詮オランダのおっさんのさじ加減で
決められた入場制限だ。
中に入ってみると、そんなギュウギュウでもなく
なんつーか、もっと入れんじゃね?って雰囲気だった。
ま、オランダのおっさんのさじ加減だからしょうがないけど。      

で、結局オレらもライブの途中でクリスタルパレスから出て
他のステージへと移動したのでした(笑)

 

 2009/8/20(木)                               『パート4』
 
やっぱり今日もライジングサンの話しだよ

■デジャヴ?

見ちゃいけないんだろうけど、「うわー」と思ってしまったのは
メガトン級の女性が飲食コーナーでムシャムシャ肉を食っている
姿を見たときだ。スモウレスラーのような感じだ。
たぶん一人で来ているんじゃないだろうか。
年の頃はまったく想像がつかない。とても派手なかっこうをしている。

「うわー」と思いながらも、オレはその後、ライブを見たり
なんだりして、そしてまた飲食コーナーにいったら

またいたんだ。スモウレスラーが。

あれ、この人ずーっとここで食ってたのかな、と思ってよく見たら
少し違う感じなんだ。なんだろ、インディアンみたいなんだ。
長い髪を三ツ編のおさげにしている。酋長の娘だろうか。

「うわー」と思ってフラフラ歩いていると、またいたんだ。
巨漢な女性。いや、女性をつかまえて「漢」とはいかに?
と突っ込まれるかもしれないが、とにかくメガトンなんだ。
表現が少々わかりづらいだろうか?
控え目に言えば、痩せていない女性だ。標準でもない。
ぽっちゃりでもない。その上だ。遥か上だ。

いやね、人の体型をどうのこうの言っちゃいけないとは思う。
でもね、すんごく目に付いたんだ。メガトン女性。
なんでだろ、なんでそういう人は派手なかっこうをしてしまうんだろう。

で、一回気になると、もう会場内あそこにもここにもメガトンだ。
もう気になってしょうがない。オレの悪いクセだ(笑)
いや、マジですんげーたくさんいたんだ。
気になったのはオレだけではあるまい。

オレの食べるものが会場内からなくなってしまうんじゃないか!
そう心配したものだ。

それはウソだ。

そういった人たちに人気のフェスなのだろうか。
そして、そういったネットワークが出来上がっていて
みなで集っているのだろうか?

そう思って胸がキュンとした夏の終わりの夕暮れでした。

   写真と本文は関係ありません。いや、あるかな(笑)
   これは会場内で売っていた「ハンサム焼き」とかいう
   ま、おやきみたいなもんだな。なかなかおいしかったです。
   つーか、至極普通でした。
 

 2009/8/19(水)                               『パート3』
 
ライジングサン回顧録はまだ続く

■稲川淳二の怪談で恐怖体験

稲川淳二の怪談を聞いたんだ。
ライジングサンでなんで?と思う人もいるだろうか。

稲川淳二の怪談のステージ(っつうのかな?)は
数年前から何度か行なわれている。
こういう音楽以外のステージがあるのもライジングサンの
魅力の1つだ。
ま、他のフェスにもそういうのあるかもしれないが    
知らない。

で、今まで一回も見たことなかったのだが、ま、見たいなとは
思っていたんだ。で、今年見てみた。

驚きと恐怖がオレを襲った。

会場に着くとステージ上にぽつねんとイスに座って
稲川淳二が怪談を始めていた。深夜1時だ。
そんな時間にも関わらず多くのお客さんが集まっていた。
音楽のライブじゃないので、みんな芝生の上に座っている。

まず、最初に驚いたのは、1話目がなんと数週間前に
あるテレビ番組で稲川淳二が話していた話しだったんだ。
まったく同じやつ。

そんなにネタがないのか?(笑)
それとも、この夏とっておきの話しなのか?
全然怖くないしつまんねー話しだったけど。
そのテレビ番組はけっこうな人気番組なので、
見ていた人もけっこういると思うぞ。

そして、2話目、3話目と怪談は続く。

全部が全部クソつまんねー話しなんだ(笑)
先が読めるし、ぜっんぜん怖くねー。
怪談のテクニックとして取り入れているんだろうが
なんか擬音がやけに多い。
「つーと・・つーと・・と近づいてきて」とかなんとか。
「つーと」っていうのは、たぶん足音と思われる。

会場のそこかしこに「つまんねー」というオーラが
漂っていた(笑)

そして、3話目が終ったとき、事件は起きた。
霊の仕業かもしれない。いや、霊の仕業に決まっている。

3話目が終った途端に、ものすげー数のお客さんが立ち上がり
会場を去っていったんだ(笑)ゾロゾロ出て行った。
その瞬間が一番怖かったよ(笑)

しかし、エライな、と思ったのはみんな話の途中で立ったら
聞いてる人に迷惑かかると思って話しの切れ目まで
待っていたことだ。
もちろん、まわりにつられて、っつうーかチャーンス!
と思って立ち上がった人も多かったろう。

しかし、そんなことはまったく気に留めないで
4話目を話し始めた稲川淳二にも、オレは驚いた(笑)
ゾロゾロ会場をあとにする人々を横目に、何も起きていないかの 
ごとく、4話目は始まった。

周りを見て、オレはまた驚いた。多くの人が寝ているんだ。
多くの人が、体育すわりのまま頭をガクンと下にさげて
寝ているんだ。

オレも途中、何回か寝た(笑)時間のせいもあるが
とにかくつまらないんだ。

聞いてる人が途中で寝てしまう怪談って、
どんだけ怖くねーんだよ(笑)

これが稀代の怪談ストーリーテラー稲川淳二だというのか!

もうちょっとどうにかしてくれよな(笑)
ま、もう見ることないと思うけど。

悪いが、まだまだ書きたいことはあるので
あと何回かはライジングサンの話しだけど許してね!

 

 2009/8/18(火)                               『パート2』
 
昨日に引き続きライジングサンの話です。

■トッピング詐欺事件

昨日も書いたが、ライジングサンには屋台っつーか
食べ物屋さんがたくさん出店している。
見ているだけでも楽しいし、で、ま、その辺のお祭りの
屋台よりは、全体的においしいのではないだろうか。

でも、基本ボッタクリだ(笑)
ま、それはしょうがない、お祭りだ。そんなもんだ。
例えば「冷やしキュウリ」とかっつって、ただキュウリに割り箸さして
氷水で冷やしたものを1本300円とかで売っているとこもあった。
で、それ買って食ってるやついるから驚くよね。

で、ハヤシライスを食べたんだ。550円だ。
まぁ、おいしかったのだが、注文したときに
爽やか系の若い男性店員が「トッピングいかがですか?」
とトッピングのメニューをすすめてきた。

見ると卵だ野菜だウインナーだいろいろあったんだ。
各200円となっている。

本体が550円にたいしてトッピングの200円は
なかなかの値段に思えるのだが、まぁ、こんもりトッピング
してくれるのだろう、そう思ってオレは「あ、じゃあ、からあげで」
と勧められるままに、からあげのトッピングを注文した。

オレは基本なんでも勧められるままだ(笑)

驚いた。


まず、どこに「からあげ」があるかわかるだろうか?
ニンジンの横になんかのカスみたいなものがあるだろ?
それがトッピングの「からあげ」らしい。

とにかく小さいんだ。ローソンのからあげくんの4分の1くらいの
大きさだろうか。いや、からあげが小さいことにも驚いたのだが
トッピングとして「からあげ」を選んだ場合、最低でも
ゴロッとした「からあげ」が2、3個のっかってくるもんじゃねーのかな。

よくわからないんだが、今回の「からあげ」トッピングは
写真にあるとおり、カスみてーな「からあげ」1個と
これまたカスみてーなニンジンとアスパラ。
そしてこれまた極小のじゃがいも。その4点がトッピングされた
わけなんだ。

いや、アスパラなんて細すぎて、なんか長ネギのカスかと
思ったほどだ。食べてみても細すぎて、なんか味もしないんだ。   
もしかしてアスパラ?って感じで。

なんかこのトッピングなら30円だろって感じだな(笑)

ま、でもいいんだ。腹いっぱいだったし(笑)
腹いっぱいなのに、なんでハヤシライス食ってんのよ?
ってことにもなるが、まぁ、お祭りだからだ。

あと、屋台関連で驚いた事件がこんな話しだ。
毎年ローソンとサンクスが出店してるんだけど
まぁ、コンビニだコンビニ。なかなか便利だ。

で、土曜日の朝、サンクスに生ビールを買いに行ったんだ。
まず、一緒にいた知人が買おうと思って、ま、店員に
「生ビールひとつ」とか言ったと思うんだけど、なんか
「え?はい?」みたいになっているんだ。
で、オレに「身分証明書持ってる?」と聞いてきた。

「未成年にはお酒売れないもので」ときたもんだ。

対応しているのはたぶんバイトだろう。若い男だ。
先に結論をいうとバカだ。バカな男だ。

ま、ここで買わなくても他ではまったくそんな身分証明書なんて
関係なく酒を買えるからどうでもいいんだけど、一応言ってみた。
身分証明書なんて持ってねーしさ。

「あ、でも、オレらだよ」つって、オレと知人の顔を指差す(笑)
「未成年ってことなくない?(笑)」つって。
知人もどう見ても未成年ではないです(笑)

バイトはこう言った
「いえ、はっきりとした線引きできないので」

うん、わかるよ。上司とかにそう言われてるんだよねボク?
でもね、よく考えてみてよ、キミの使命を。
未成年に酒を売っちゃいけないってのも、もちろんそうだけど
やっぱりモノを売るのがキミの仕事なんだ。
幸い朝なので、オレら以外客はいないじゃないか。
だから「なんであの人だけ身分証明書いらねーのよ」
ってクレーム言われる事もないじゃないか。

キミのその行為で誰も幸せにはなっていないんだ。
客は不機嫌になるし(いや、別にどうでもいいんで不機嫌には
なってないけどさ(笑))店の売上げにもならない。

キミはただバカになっただけなんだ。バカなんだよキミは。
自分の頭では何一つ考えられないバカなんだ。
言われるままにしか行動できない奴隷なんだ。

って、そこまで言う事もないね(笑)

でも、ま、ほんとバカだなーと思った。

というわけで、恒例の朝ビールは違うお店で買って
飲みましたとさ。
  今年も朝ビール
 

 2009/8/17(月)                               『パート1』
 
ライジングサンロックフェスティバル行ってきたんだけども。
毎年思うが、このイベントの楽しさは異常だ。

あらためてあれなんだけど、まぁ、まったく興味ない人も
いると思うから一応説明しておくと、このイベントは
テント張って(全員じゃないけど)、金曜の昼から日曜の朝まで
キャンプしながら野外ライブを見るやつです。

まぁ、疲れるだけだ、あまり楽しくないという人もいるし
誰しもが楽しめるものではないのかもしれない。
楽しめる条件として

・音楽がすき  ・キャンプが好き  ・酒が好き

この3つが必要かな。まぁ、酒は好きじゃなくてもいいかな。
いや、もしかしたら音楽があまり好きじゃなくても
楽しめるかもしれない。

要するに、キャンプが好きなら楽しめるんじゃないかな。
知らんけど。

今年は、まぁ、天気も初日ちょっと風が強かったくらいで
雨も降らずに晴れたり曇ったりでちょうどよかった感じで。
開催前は晴れてくれよー、と思っていたものの、いざ晴れて
太陽がジリジリくると「暑っちーな、曇れや」と思ったり(笑)

とにかく、今年も楽し過ぎた。なんだアレ(笑)

で、まぁ、あんな環境にいて、事件が起こらないわけがなく
今年も様々な出来事がオレを楽しませ、そして苦しませたんだ(笑)

たくさんありすぎて(笑)アレなんだが、何を書こうか。

ライジングサンは屋台とかで売っている食べ物が、他のフェスに
比べておいしいことで有名らしい。
オレは他のフェスには行ったことないので
本当のところは知らない。ま、でも、いろいろな食べ物屋さんが
あって、楽しみの一つにはなっている。

上にも書いたとおり、基本的にみなキャンプをしているので
自分達でバーベキューをしている人たちも多くいるのだが
オレは数年前から、一切それらしきことはしていない。

めんどくさいからだ。

いろいろとめんどくさい。荷物が多いのもめんどくさいし
後片付けもめんどくさい。
もんのすげー量のキャンプ道具持ち込んでいるグループを
オレは尊敬する。「すげーよ、あんたら」って。

オレは毎年、いかに少ない荷物で参加できるかを模索している。
目指すは、普段着でお金だけ持って、ポケットに
手を突っ込みながら「ちわーっす」つって、参加することだ。
誰に向って「ちわーっす」っつーのかは知らないが(笑)
ま、キャンプするから、それは無理だけど。
とにかく超身軽での参加を目指している。

そんなオレの参加スタイルにとって、屋台は生命線だ。       
そこでしか食料を調達できない。

ライジングサンの屋台が全般的に、おいしいと言っても、
所詮「お祭りの屋台」だ。ボッタクリ感満載だ(笑)
だから、何かを食べたり飲んだりするたびに
様々な事件が発生する。当たり前のことだ。

次回は「トッピング詐欺事件」をお送りします。


※ライジングサンに関しては、書きたいことがたくさんありまして、
ま、だから、何回かに分けて書こうかな、とか思ってまして。
興味ない人には、クソつまんない報告になろうかと思いますが
来年以降参加を考えている人は、何かの参考にしていただければ、
って、絶対のなんの参考にもならないと思いますが(笑)
ライジングサンに関してはオレの毎年の「記録」的な部分も
ありますので、ま、てきとーに読み流してくださいな。
 

 2009/8/13(木)                              『とまらない』
 
あのさ、車の免許更新に行って来たんだけどね。
前から思ってるんだけど、つっても、更新なんか
ほんの数回しかしたことないけどさ、あの講習って
必要なのかい?

まぁ、免停とかなったやつにはさ、がっちりみっちり
講習する必要はあるかもしれないけどさ、
ま、それだって内容によるけどね。

オレみたいなエリートドライバーには(笑)そんなの必要ないと
思うんだ。
いや、問題は内容なんだよ、内容。
なんか事故の写真とか新聞記事見せて、なんか意味ある?
って、今までも免許更新の度に思ってたんだけど
今回がさ、これまた、どうしちゃったの、って感じの講習でさ。

そもそも誰なの?あの講習する人。
警察官じゃないんだよね?交通安全協会の人とか?
ま、よくわかんねーんだけど、おっさんだ。

今回、オレが受けた講習のおっさんがさ、なんか知らないけど
「笑い」をとろうとするんだ。ちょこちょこちょこちょこ
綾小路きみまろばりに、おやじギャグ的なものを
織り交ぜてくるんだ。

で、これまた講習を受けていた綾小路きみまろの
舞台は見逃しません、的なおばさんが大笑いしてて、
そんで、また講習してるおっさんも調子付いちゃって(笑)

まださ、ダジャレ的なことならさ、ま、別に聞き流すけどさ
あきらかにそれ「ネタ」だろ!って話があってさ。

こういう話だ。

「私もね、もう何年もこういう講習やらせてもらってるんですけどね
今日のみなさんは優秀ですね、聞いてる態度がすばらしい!
前なんてね、なんか後ろの方からポリポリポリポリ音聞えてね
そっち見たら、せんべい食べてる人がいて。いやいや、それは
まずいと思って、私も注意したんですけどね、ま、その人は
すぐ食べるのやめてくれたんですけど、よく見たら隣の人も
なんかポリポリ食べてるわけ。いや、私も、言うこと聞かない人も
いるもんだなー、と思って、なんで食べるのやめてくれないのかな 
って思って、その食べてるものみたら、かっぱえびせん
なんですよ、あ、それはやめられないなと思って」

気付いてくれたとは思うけど、「やめられないとまらない」ね。

必要ないだろ(笑)、こんな講習。
ほかにも、毎回毎回言ってんだろうなーってネタたくさん
披露してました。

オレの大事な時間返せって感じで(笑)

ってことで、明日からライジングサン行ってきますね。
 

 2009/8/11(火)                                『ピー』
 
もう、みんなあれだろ、マンモス飽きてるだろ、あの話。
オレも飽きた。

また、そっこー忘れていくんだろうなー。いつもそうだ。
毎日次から次へと事件が起きる。
今朝も、なんかどっかでわりと大き目の地震があったようだ。

みな、ことさら大災害のように、あたふた報道しているが
内容といえば「80代女性がベッドから落ちた」とか
「テレビが倒れてきて30代女性が軽傷」とか
「で?」としか言えない様なちっぽけなことばかりだ。

人間は誰しも残酷だから(オレ調べ)口に出さないだけで
心の中では「なんだ、誰も死んでねーのか」とか
思っている人が大勢いるだろう。

オレは違う。オレは心の底から心配している。

例えば、こんな彼を心配している。
上記「ベッドから落ちた」とか「テレビで軽傷」とかに
続いて、こんな報道があったんだ。

「40代男性が、あまりの揺れに驚いて飛び降りた」

まったく意味不明だ。

たのむから、どこから飛び降りたのか教えてくれ。
さらに、飛び降りたあとどうなったのか教えてくれ。
そこまでは報道する義務があるのではないか?

なんだよ「40代男性が、あまりの揺れに驚いて飛び降りた」って。

演劇台本のト書きじゃねーんだからさ。
その先を教えろよ。
いや、その前にどこから飛び降りたか教えろよ。

その場所によっては大きな事件になるかもしれないだろ。

「40代男性が、あまりの揺れに驚いて12階建ての
ビルの屋上から飛び降りた」

となれば、この男性はたぶん死んでしまうだろうし、
だから、「飛び降りた」ということより「死亡した」といいうことが
ピックアップされるべき事件であり、その点から推測するに
この男性は死んでいないのだろう。

じゃあ、今度は
「40代男性が、あまりの揺れに驚いてイスから飛び降りた」
となったらどうだろう?

まず、疑問に思うのは、どうしてイスの上に上がっていたのか?  
ということになるが、どのみち「で?」としか言いようがない
出来事になってしまう。
そんなことをわざわざ報道しないだろう。

ということは、今回、この男性が飛び降りた場所は
イス以上ビルの屋上未満というこになるが、しかしそうなれば
ことは単純ではない。

なぜなら、人が「飛び降りる」場所として考えられるのは
「屋上」と「イス」以外にないからだ。

いや、そんなことねーだろ、と思うかもしれない。
屋根から飛び降りたかもしれないだろ、と思うかもしれない。

地震の起きた時刻をご存知だろうか?

午前5時頃だ。早朝だ。

朝の5時に屋根の上にいる人。いったい何ごとだ。
何があったというんだ、その男性に。

さらに揺れに驚いて飛び降りるとは、どうなっているんだ。
普通しがみつくだろ。いや、激しい揺れによって
落ちてしまったのかもしれないが、それだったら
「飛び降りた」とは報道しないだろう。

っつーか、いったいオレは何について熱く語っているんだ?

そんなことより、外は夏らしい天気だ。
マンモスうれピーね。
 

 2009/8/9(日)                                『巡業』
 
子供たちが叫ぶ。精一杯の大声で叫ぶ。
「あさしょーりゅー」「ことおーしゅー」

老人が叫ぶ。かくしゃくとした老人が叫ぶ。
「よしっ、勝った方が札幌場所の優勝だ!」

  大相撲札幌場所に行って来た。

オレのことを相撲博士だと思っている人は少なくないと思うが
実は相撲をナマで見たの初めてだ。

ドラムの松岡メンバーに招待券をもらったんだ。
なんでも、道新の大相撲札幌場所の広告を
手がけたとかなんとかで券を数枚もっていたらしいが
詳しいことは忘れた。
なんせオレは土俵を目の前に少々興奮していたからだ。

やはり「ナマで見る」ということは発見する事も多い。
音楽のライブだってそうじゃないか、CDとは違う何かを
得ることも多いじゃないか。例えばなに?聞かれれば
わからない、としか言えないが(笑)

ナマの相撲もまた、オレに多くのことを教えてくれる。

例えば千代大海が意外に身軽だということだ。

多くの人は猪突猛進的なイメージを持っている千代大海だが
オレはこの目でしかと見た。
土俵ぎわでヒラリと相手をかわした身軽さを。
そう、技のデパート舞の海の全盛期よろしくヒラリだ。

あとは、あれだ、力士はただのデブと思いきや
そんなことなくて、なんつーかシマッているんだ。
全身筋肉っつーか。ま、雅山とかはタルタルだったけど。

あとさ、なんつーかさ、まず写真見てほしいんだけど
土俵があまりにもシンプルで、なんつーかな、周りにも
お客さんがたくさんいて、で、土俵の高さもそれほどないし
見づらいんだ(笑)

で、なんかお客さんも自由気ままに動いているし
もちろん力士もウロウロしているし、人気力士が
来ると土俵上の取り組みそっちのけでカメラのフラッシュ
パシパシなるし、もうなんか落ち着かないんだ。
会場が常にザワザワしているんだ。

それでも、千代の富士引退以降、大相撲にそれほど興味を
持っていなはずのオレが、意外に力士を知っていて
ずーと「おー」「おー」って騒いでたよ(笑)

結びの一番は横綱対決だ。
もちろん地方巡業だから、それほど真剣な取り組みではないが  
まぁ、それでも横綱はオーラあるなー。
   ドルジ対白鵬

  ラスタな相撲ファン

まぁ、アレだ。なかなか楽しかったよ(笑)
 

 2009/8/6(木)                                『まぐろ』
 
ハエはもう少し学習能力を持った方がいいと思うんだ。

唐突に何を言い出すんだコイツは、と思われるかもしれないが
こういう話だ。

ハエって何回ハラってもまたこっちに飛んでくるじゃない?
1回ハラったら「あそこは危険だ」ってインプットされてさ
二度とこっちに飛んでこなければいいのにって思うんだ。

いや、ハエたたきでぶっ殺してもいいんだけど
ハエたたきをかまえて待ち伏せする姿って
どうしようもなくかっこ悪いでしょ。

なんか気配消すような感じになっちゃってさ。
オマエは拳法の達人か!的な。
心の目で見なさい、的な。

そういえばさ、高校生のときさ、野球部にさ、
飛んでるハエを素手で捕まえるのが得意なやついてさ、
アベちゃんってやつなんだけどさ。

「オレ、飛んでるハエ捕まえられるよ」とか言ってさ、
「へー、じゃ、やってみて」っつったら
パシって、ホントに捕まえたんだけど
で、それ見て「すげーね」とは言っておいたんだけど
実のところ、まったくすごいと思ってなくてさ。

だって、ハエ捕まえただけだよ。

青春の1ぺージです。

ところで、剛が、あ、長渕剛ね、この前リリースした
新曲が「セミ」って曲なんだけどね。あ、表記は漢字だよ。
なんだろ、どうしちゃったのかなって思ってさ。

「とんぼ」でやめといた方がよかったんじゃないのかな。
あえてかな。あえてそうしたのかな。

いくらなんでも気付くよね。本人もスタッフも。

「とんぼの次にセミはないかな、どう思う?」
的な会議は行なわれたのだろうか?少し気になる。
オレの剛はどこに行ってしまったのだろう(笑)

なんか渡哲也の「まぐろ」的なさ。

長渕剛の「セミ」ご期待くださいみたいな。

でも、オレほんとまったく聴かなくなっちゃったよな、剛。
ホント昔は気持ち悪いくらいハマって聴いてたんだけどな。
きっとヒクよ、その熱狂ぶりには(笑)

いや、たまにね、聴いてみようかなとは思うんだけど
一番好きなアルバムとその次に好きなアルバムが
どっちともLPレコードなのさ(笑)
いや、デジタルにおとせばいいだろって話しなんだけど
そこまでして聴きたくないしさ。

でも、あたりまえにレコード買ってた時代が
なんか信じられないよね。ホントにそんな時代あったんだろうか? 
いや、あったんだけど。
で、CDへと変わっていって、で、今はダウンロードだなんだって
なんだかよくわかんない時代だ。

それこそ、忘れもしない、オレ長渕の「とんぼ」のシングル
買うときレコードにするかCD(8cmシングルね(笑))にするか
迷ったもんなー。結局レコード買ったけど。なんでだろ。
もうCDプレーヤー持ってたんだけど。
「やっぱレコードだよな」的な。意味わかんねーけど。

ちなみに「セミ」はまだ聴いてません。
っつーか、積極的に聴くことはないと思うけど。
 

 2009/8/4(火)                                『思い出』
 
今、チケットをタダでもらっても見に行きたくない映画は?
と聞かれれば真っ先に「HACHI」と答えるのは
オレだけではないだろう。

正確には「HACHI約束の犬」というタイトルらしいが
って、どうでもいいわ!
ご存知の通り、忠犬ハチ公のアメリカリメイク版だ。
舞台は日本からアメリカ東海岸へ。
主演はリチャードギアだ。

ほんの少し見たい気もする(笑)

忠犬ハチ公がアメリカ東海岸で活躍するんだぜ?

しかし、リチャードギアが「はち〜」と呼ぶ様は、缶コーヒーの
CMでのトミーリージョーンズよろしく、日本人がまた金の力で    
ハリウッドスターをピエロに仕立ててしまったのか、
と思いきやそうではなく、なんとかっつー映画監督が
ハチ公の物語をえらく気に入っていて、なんやかんやで
この映画ができたらしい。

そして、この映画について特筆すべきは、
皇太子の愛娘、愛子さまが初めて映画館で見た映画が
この「HACHI約束の犬」だったということだ。

とてもいい映画なんじゃないのか?

ま、絶対見ないけど。何年か後にテレビでやっていても
見ないレベルだ。いい映画なんだろうけど。

そんなことより、今年ももう少しでライジングサンだ。
ロックフェスティバルだ。みんな行くのかい?

まぁ、いつも行ってるやつは行くだろうし、行ってないやつは
いかないだろうし。オレは行きます。会場で会ったらビールで
乾杯しようじゃないか。

ライジングサンは第1回目から今年でまる10年が
経ったことになるんだけど(今年は第11回目です)
おそろしいね(笑)10年だよ、10年!

第1回目のことは、なかなか印象深いので色々なシーンを
思い出すことができるが、あれから10年経ったと思うと
まぁ、なんだ、えーと、あれだ、特にないな(笑)

あ、あれだよ、今年のライジングサンのサイトから
過去のライジングサンのサイトも見ることができるんだけど
それがさ、一番「10年の時」を感じさせるね。
もうさ、ダッさいの。昔のやつ。サイトのデザインからなにから
ダッサいの。今どきの素人でもこんなサイトつくんねーよって    
感じで(笑)。でも、それがなつかしい。

過去10年間で一番思い出深い出来事っつったら、
やっぱりアレかな。

興味ない人はよくわからないと思うけど、ライジングサンって
テント張ってキャンプしながら参加する人も多いんだけど
で、そのテント張れる数はやっぱり限りがあるから
抽選なんだよ。

抽選なったの第何回目からだったかなー。
最初の2回はまったく制限なくてきとーにテント張ってさ。
3回目4回目は郵便振替かなんかで先行でテントサイト券
買ったっけかな。ま、だから早い者勝ちで。

そんで、今はローソンチケットとかチケットぴあとかに
申し込んで、なんつーの、詳しくは知らないけど
パソコン的なもので、ハイテクな(笑)抽選してると思うんだ。

で、たしか第5回目か6回目のときに「ハガキ抽選」があったんだよ。
今思えばなんか笑えるんだけど、とにかくハガキで応募したんだ。
テントサイト券をゲットするために。

で、一人一通の応募しかできなかったから、って、ま、実際
一人で何通応募してもバレなかったとは思うけど、
逆にそんなことで当選無効になっても嫌じゃない?

で、オレはいろんな人の名前を借りて(もちろん住所も)
何通も応募したんだ。けっこうたくさん応募した記憶がある。
で、当たったのがたった一人だけだったんだ。

オレの母親だ(笑)。実家の函館に住んでいる。

別にごまかす必要もなかったので年齢も正直に
書いてたんだ。当時すでに60代だ(笑)
60代の女性、言ってみれば、ばぁさんだ。
ばぁさんがライジングサンロックファスティバルの
テントサイトに当選。とても笑った記憶がある。

母親には応募したことを言ってなかったから
「あんたかい?ロックなんだかのテントだかなんだか
当たったてハガキきてるよ。もうやめなさいそんなバカなこと」
とかって電話をもらったのだが、最後の
「やめなさいそんなバカなこと」が心にしみたものだ(笑)

いや、オレの母親は、いなかもんで言葉がキツいから、
もしかして「そんなクソの足しにもならないことやめなさい」って
言われたかもしれない(笑)

ま、オレがバンドをやっていることは知っているから
きっと、それ関連のなにかだと思ったのだろう。
だから、いい加減そんなことやめなさい、というメッセージだ(笑)

それから、さらに5年くらいが経った今。
まだ行ってます。バンドもやってます。
そろそろこんなバカなことやめた方がいいね!
クソの足しにもならないし(笑)
 

 2009/8/3(月)                                『借り物』
 
アウトドアグッズっていうのは、その使用目的から、
当然頑丈につくられているわけで、だから、壊れて買い換える
ということも少ないのではないだろうか。
使用頻度だってかなり少ないはずだし。
例えばテントなんて、年に1、2回しか使わない人がほとんどだろう。

そうなれば、友人・知人から借りれば事足りるわけで
かくいうオレも使用するアウトドアグッズはほとんどが
借り物だ。しかも何年間も借りっぱなしだ(笑)

昔は、まぁ、一通り持っていたのだが、とある理由で
そのほとんどがなくなったため、借りているんだ。

その借りている友人とは、いまだに一緒にキャンプに行く事も
あるのだが、そんときに何度か「もうそろそろ返すわ」って
言ったことがあるのだが、(まぁ、特に本気では言ってないが)
なぜかかなり強い口調で「いらねって」と断られる始末だ。

もちろん、別に高級なものではないが、かといって十分に
使用できるモノたちだ。テントとか寝袋とかイスとか
おおよそ、ま、それだけあればじゅうぶんだろってモノたちだ。

もちろん、その友人は新しいテントとかを持っているのだろうし
そんなにキャンプに行く事もないのかもしれない。
行くとなったって、誰かに借りる事も容易だろうし。

ここで、はっきりと宣言できることは、オレはそれらを
必ず返すということだ。返すときは、オレが新たに
キャンプ用品を買い揃えたときだ。完全にオレの都合だ(笑)

しかし、友人は言うだろう。
「いらねって」と強い口調で。

きっと、オレはそのとき、夜中に友人の家へ出向き
玄関先にそっとキャンプ道具一式を置いてくるに違いない。
だって借り物だから。やっぱり返さないと。

そんなこというと、友人はこう言うかもしれない。
「だったら、おまえにあげるよ」

断固として断る。

もっといいやつだったらもらうけど(笑)
これはいらないわ。とりあえず使ってるだけだから。

で、最近ふと思ったのは、オレがなかなか愛用している
アウトドア用の折りたたみイスがあるのだが、これは
上記友人に借りたものではないんだ。でもやっぱり借り物だ。

なんか、座るところ三角形の布ですんげーコンパクトに
なるやつあるじゃない?で、人から借りといてなんだけど
さらに、愛用しているって書いといてなんだけど、
このイス長時間座ってると、チンポコ痛くなってくるんだよね。

で、そのいすの座高っていうのかな?座る位置が
低くてアレだから、とある目的のために
座る位置が高めの、同じようなイス買ったんだよね。

したらさ、やっぱりなんかチンポコ痛ぇーの。
ダメだな、三角形の布のやつ。
でも、棒状に折りたためるとこがいいんだけどな。

ま、そのチンポコ痛い話はどうでもいいんだけど
その、今使ってるチンポコ痛くなるイス、よく考えてみたら
誰に借りてるのかわからないんだよね。マジで。

誰なんだろう。

それが誰なのか突き止めたら、そっと家の前に置いてくるわ。