あいとせいしゅんのひび
2008年4月分

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 2008/4/30(水)                              『歌ありき』

やっぱ歌ありきだな、

と思ったのは、昨日、知人のバンドのライブを観て
やるなこいつら、と思ったからだ。

ま、その知人バンドの話は置いといて
その他の対バンも二つみたんだけど
いや、おもしれーバンドがいたんだ。

残念ながら、そのバンドは1曲しか聴けなかったんだけど
他の曲も聴きたかったな。
なんつーかさ、「え?、まだ、こんなバンドいるんだ」的な(笑)

ビジュアル的には、まぁ、パンキッシュな感じで
なんか小っさい女の子がボーカルだったんだけど
目のまわり黒くするメイクで、いや、うまく表現できねーけど
悪い感じっつーの?もしくは、どしたの?的な。

で、なんか荒々しい演奏してたんだけど(笑)
いや、なにがなんだかよくわかんないんだけど、
最後の曲終わるとき、ちょっとはっきりしないが、
たぶん「この曲誰に向って歌ってっかわかるか?」的なことを
その小っさいパンキッシュな女の子が叫んだと思うんだけど
で、会場に指差しながら「おめーらだよっ!!」って叫んで
ステージを後にしたんだ。

驚いた。心底驚いた。なんのこっちゃと思った。

まぁ、会場は若い人たちが多かったから
ま、そのパンキッシュも若いと思われるが、
どのくらい若いかっつったっら、高校生ではないと思うが
大学生でもないような、そんな感じだ。

だから、そんな過ちも若気の至りというやつかもしれないし、
二度と紐解きたくないような、思い出の1ページになるかもしれない。
エロチカには、そんな二度と紐解きたくないページが
2000ページくらいはあります。

で、そんな若さムンムンな会場で、ま、それほどムンムンでもないが
そんな、他人にはまったく興味ないような若者だらけの
会場で知人バンドは演奏したわけだ。

その知人バンドも、ま、若いことは若いと思うが
ムンムンな若さではないと思うが、ま、きっと
けっこうなアウェーだったと思う。

でも、歌がはじまったとたん、みんな聴き入ったのがわかったんだ。
なかなかいいバンドかもしれない(笑)あいつら。

他人への気遣いなんてこれっぽっちも
持ち合わせていないBOYS&GIRLSの集団を前に
だから、エロチカが演奏しようものなら、開始5秒で
92%の人が会場を後にするだろう、そんな場所で
そのバンドは、お客さんを引きつけた。

歌がうまいっつーか、いや、うまいのは間違いないんだけど
テクニックとは違う、聴かせる力持ってるっていうか。
強弱がはっきりしてるっつーか、感情表現するのが上手いつーか。

そして、ギター・ベース・ドラムも「歌ありき」でアレンジしてるのが
すげーいいんだ。歌をどう聴かせるか?にこだわってる感じで。

簡単に言えば、うるさくないんだ。

ジャンル的にはロックよりもポップスに近いような感じだが
でも、楽器の演奏はけっこうロックなんだ。
でもうるさくない。歌を引き立たせている感じ。

うまく言えねーけど、なんか曲がちゃんとしてるんだ。
ホントにうまく言えてねーな。「ちゃんと」っつー表現じゃ(笑)     

で、そのライブハウスの酒とか出すバーカウンターにいたスタッフも
だから、そういうスタッフってもちろん音楽にうるさいし
たくさんのバンド見てるから、つまんねーバンドだと
「けっ」っつー感じで知らんぷりなんだけど
そのバンドの演奏はじまったら、その音聴いて
ステージの正面まで出てきて、聴いてたからね。

こういうの見るとさ、ホント歌うの嫌なるよね(笑)
オレの歌なんてクソだよクソ。
なんて言ったらクソに失礼なくらいクソだ。
まぁ、あれだろな、曲そのものがちゃんとしてねーんだろうな。

ちゃんとしなきゃね、ちゃんと。

      なかなかやる知人バンド


あと、いっつも知人のバンド知人のバンドって
バンド名とか書かないのは、特に許可も取らずに
勝手に書いているからです。
まぁ、けなしてるわけじゃないので問題ないとは思うんだけど
「うるせー、オメーなんかに批評されたくねーよバカ」とか
言われたら困るんで。

いや、別に困らねーけど(笑)

はぁ〜、オレも、も少しがんばるかな。ちゃんとした曲書くように。
いや、別にいーか、誰も真剣に聴いてねーし(笑)

 

 2008/4/28(月)                                『さま』

なんか、さまにならないんだよな、「フリーチベット!」って      
叫ぶ日本人は。

またまた〜、って思っちゃうんだ。
あんま本気じゃないんでしょ、って。
いや、本気なんだろうけど。何に本気なのかは知らないが。

この「さまにならない」ってのは、やっかいなもんで
だから、見てるこっち側がはずかしくなるから
たまったもんじゃない。

たとえば、バンドのライブ。
「さまにならない」度が一番はげしいのは
やはり、ボーカルだろう。

楽器をもっていないボーカリストの動きは難しい。
あまり動かなければ動かないで、もどかしいし
動けば動いたで、変なノリされても困る。

なんだろう。すげーノリノリで歌っていても
自然に受け入れられるやつと、なんだコイツと思ってしまう
境界線はなんだろう?

それはギタリストだって同じだ。
やけに暴れてるわりには、なんか「むりやり感」漂うやつも多いし
しまいには、客席にピック投げ入れるやつまでいるからね。
おどろくね!

このほか「さまにならない」がオレを苦しめる例としては
「下ネタ」がある。
意外に思うかもしれないが、いやいや、もちろん
下ネタが嫌いとかそんなんじゃないよ。

ふだんから、そういう類の話しているやつの口から
チンポマンコ言われようがどうってことないのだが
そんなに親しくないやつや、全然そんなキャラじゃないやつに
突然、ま、たとえば「セックスしてる?」とか
言われると、なんか急にそいつがド変態に見えてきて
さらに、気を付けねーと犯されるんじゃねーかとまで思えて      
もしかしたら、こいつ自宅に幼女監禁してんじゃねーか?
とまで思ってしまう。

わかりづらいだろうか?じゃあ、例えばこういうことだ。
何年かぶりに実家に帰ったとしよう。
だから、父親と直接話すのも久しぶりだ。
還暦を祝ったのは、もう何年前だろう。
昔から、細かいことは何も言わない父親だった。

そんな父親にこんなこと言われたらどうだろう?

「やる時ちゃんとゴム付けてんのか?」

嫌だろ?そういうことだ。 

ゴールデンウィーカーしてるかい?
 

 2008/4/25(金)                           『悪意の堆積』

先日から、何度か冒頭で「今日は真面目なことを書く」と
宣言しておきながら、時間の都合や紙面スペースの都合で
ことごとく反故にしてきたが、今日ついにその「真面目なこと」を
書こうと思ったが、すっかり忘れた。

いや、オレもそこまでバカじゃないので、なんとなくは
憶えているが、その時の感情の高まり具合もなく
部分部分に散りばめようとしていた、オサレかつとんちにとんだ
きらびやかなフレーズも忘れてしまい、やっぱメモは大事だ、
メモは。

ところで「タイトル」とはなんだろう。
いや、「題名」だろって簡単に済ませないでいただきたい。

たとえばブログのタイトルについてだ。
ブログにタイトルは必要か?ってことなのだが
実際、オレはここの文章を書くとき、いつも「タイトル」に困る。

まず、ほとんどの場合、一番最後にタイトルをつけるのだが
それは、いつも「何かについて」書いているわけじゃないからだ。
まぁ、言い方を変えれば「てきとーに書いている」からだ(笑)

そもそも、なんでタイトルをつけているのか分からない。
しかし、実はわかっている。

どっちよ。

わかっているというか、それは推測の域を出ない理論だ。
いや、理論というほどすぐれた考察ではないが。

ブログは「日記」だと言う人がいるが、違う。
いや、「日記」の場合もある。

だから、どっちなんだ。

こういうことだ。

「タイトル」をつけた時点でそれは作品になるということだ。
この場合の「作品」とは、あくまでも第三者に向けて
発信するという意味のそれだ。

だって、そうだろ?
たとえば、一人暮らしの可憐なOLさんが、
いや、しかし、これから書くことに「一人暮らし」も「可憐」も「OL」も  
関係ない。

その可憐なOLさんが、毎日日記をつけているわけだ。
それは、いわゆる「日記」でもちろん誰に見せることもない。
いや、見られては困るような赤裸々な内容だ。

それに「タイトル」をつけるだろうか?

たとえば「ザリガニ」といったタイトルで日記を書くか?
という話だ。

「ザリガニ」
今日、会社の同僚のミカと川にザリガニをつかまえに行った。

というような日記を書くか?っつーことだ。
書くわけねーだろ。
まぁ、わかっていると思うが、タイトルうんぬんの前に
OLがザリガニをつかまえにいかねーだろってことだ。

だったら、小学生の夏休みの宿題の絵日記は
日記じゃねーのかよ?「ザリガニ」とかって
タイトルつけるだろうが、ってことになるが(ならないならない)
だから、あれは「第三者」に見せるための作品なんだよ。
たとえば、親とか先生とか。
誰にも見せるつもりないのに「絵日記」書くやついないだろ。

だから、タイトルを付ける時は心して付けなければいけない。
だって、タイトルを付けた瞬間に、それは第三者へと発信する
「作品」へと昇華されるのだから。

たとえば、チラシの裏に書いたウンコの絵だって
そのままだたら、ただのウンコの落書きだが

「悪意の堆積 〜現代からの脱却、そして未来へ〜」

なんてタイトルをつけた瞬間に、その落書きはアバンギャルドな
前衛芸術へと変貌を遂げるのだから。

遂げない遂げない。
 

 2008/4/23(水)                           『サービス終了』

好きでもないのに、気になる存在ってあるじゃない?
例えばSuperfly

いや、全然気になってねーんだけど(笑)
なんつーか、テレビとか雑誌とかなんかで見るたびに
ま、行きたい方向はわかるんだけど、やれやれ、と思ってしまう。
この人たちどこまでいけるかなー、なんてぼんやり考える。

とどのつまり、もうちょいかわいかったらな、と思ってるだけだ。
この場合、「とどのつまり」の使用法は少々間違えている。
しかし、別に顔がかわいくなくても売れる人もいるんだから
そこはどうでもいいだろ、と思いながらもズンズン前へ前へな
感じのパフォーマンスに、ま、がんばれよ、と思った。

本日、元スーパーカーの女性ベーシスト
フルカワミキの(←リンク飛んだらたぶん音出ます。)
セカンドアルバムが発売されました。
いや、まったく興味はない。
昨日の夜、たまたまスペシャかなんかで見た情報だ。

スーパーカーは結構好きだったんだけどさ。
なんだろね、ま、どのミュージシャンにも言えることだけど
一度なんかのバンドで成功しちゃうと、解散したあと
それを乗り越えるのは大変だよね。
ほとんどいないんじゃない?そんな人。なんでだろね。

でフルカワミキだ。スーパーカー時代は
ま、青森出身だっけか?なんか田舎臭い感じもあったけど
それが、ある意味チャーミングで、別にベースプレイは
全然あれなんだけど、ま、よくも悪くも存在感はあったと思うんだ。  

でも、昨日テレビで見たら、なんかもっさりしてた。
で、アルバムに入ってる「B.B.W」って曲聴いたんだけど
なんか、山下久美子かいっ、って感じで。
赤道小町ドキッかい!って感じで。
どんな感じかあからないと思うが、なんか雰囲気が。

ま、いろいろと、よくわからないね(笑)

なんか、今日のオレ、とてもつまらないことを
書いてしまっているんじゃないかい?
Superflyとフルカワミキの話なんて欲してるやついるかい?(笑)
それよりなにより知ってるかい?そいつらのこと。
オレもなぜこうなってしまったか、よくわからないんだ。

それはそうと、残念なお知らせがあるんだけど
エロチカも参加している音楽SNSサイトyorozoo
4月いっぱいをもってサービス終了するということだ。

全然残念じゃないね。

yorozooは初めて参加した音楽SNSだったから
なんつーか、インターネッツ上で見知らぬ誰かに
曲を聴いてもらえる喜びを教えてもらったサイトで
でも、今だにすっげー重いし、最初の頃すっげースパム
だらけだったし、なんかいろんな不都合あって
他のアーティストもブーブー文句いってたし

ま、なくなるわな(笑)

このサイトチェックの鬼なオレさえも、最近全然見てなかったし(笑)
でも、名前からなにからB級な感じが好きだったんだけど。
「サービス終了」って文字見たとき、意外にドキっとしたし(笑)
さみしーなーって。yorozooで知り合った人たちと
もう二度と会えないような。いや、一度も会ったことないけど。

ま、とりあえず、マイスペースがあるからいいんだけどね。

そういえば、さっき、ある人のブログ読んだら
すっげーおもしろくて、オレもがんばろうと思った。
がんばります。

 

 2008/4/21(月)                                『美園』

なになに、今、弾き語り流行ってんの?
なぜか、ここ最近弾き語りライブ観ることが続いたもんでさ。
昨日も美園にある、最近けっこう知ってるひとも多いんじゃないかな、
「あなぐらカフェ」とかっつー店に行って来たんだけど。

その話は、後で書くとして
ここに興味深いデータがある。

3,773人 対 1,722人

これは日経新聞に載っていた、あるアンケート結果だが
何のアンケートかといえば、「おにぎり」に関するアンケートだ。

「パリパリ海苔」と「しっとり海苔」のどちらが好きか?
というアンケートだ。だから海苔は後巻きか先巻きか?
っつーアンケートだ。

まず、この結果で驚くところは、このアンケートに5000人以上の
人々が答えているというところだ。ひまだな、おい。
そこまで、サンプル集める必要があるのだろうか?
たかだか海苔の好みだぜ?

ちなみに上の数字、多かったのはパリパリ海苔派の方だ。
これにも驚いた。へー、そうなのか、そうなんだね。

オレはさ、しっとり海苔の方が好きだからさ。(どうでもいいね)
んで、その記事を読んでいくと、どうしてそっちの方が
好きなのか?もしくは嫌いなのか?って理由も書いてあったんだけど
両方に「歯に海苔が付くから」ってのがあって。

だからパリパリ海苔派はしっとり海苔食べると歯に付きやすいと
思っているし、しっとり海苔派はパリパリ海苔食べると歯に付きやすい
って思っているというんだ。これは大変興味深い結果では
ないだろうか?ないね。

弾き語りライブの話にもどる。
昨日行ったところは、ま、初めて行ったんだけど
思ってたより、ちゃんとしたステージがあって、ドラムセットもあってさ、
雰囲気もよい感じがしました。音はどうだろね、弾き語りしか
聞いてないから、バンド演奏はどうなんのかな。
バチンバチン反響しそうな気がしないでもないが。

あと、美園ってのがね(笑)どうなんすかね。
オレ的にはどうってことないけど。

で、オレが観にいった男は、意外な選曲でおもしろかったな。
ふだん、洋楽洋楽している感じだが(異論はあるかもしれない)
バクチクの曲とかやってさ(笑)
でも、マイアンプ2台も持ってくる必要あんのか?(笑)あの空間に。
ま、こだわりなんだろうけどよ。

で、ある人の企画ライブだったんだけど、
その人が司会とか一生懸命盛り上げようとしてたり
お客さんも、日曜日の夜だっつーのに
盛り上げてくれてて、すげーなーと思ったよ。

なんつーか、みんなに「楽しむぞー」つうオーラがあって(笑)
いいね、あーいうのは。

オレにとって、ま、ライブ見るのに日曜日もクソもねーんだけど、
だって、そんなこと言ったら、何曜日だってめんどくさいからね(笑)

次の日のために、その日をムダにしたくないからね。

かっこつけてみたけど、そうでもなかったね。

弾き語りかー。オレもやるかな(笑)
長渕出身のくせに、人前で弾き語りなんてほとんど
やったことねーからな。バンド以上に歌下手なの目立つし(笑)

いつだったかな、何年か前、161倉庫でライブ決まってたのに
牧野メンバーがドタキャンしたから、松岡メンバーと二人で
弾き語り的なことやったんだけど、で、どうせ客誰もいねーだろ
と思って、ふざけた選曲で、だから「unchi eating now!」とか
「デジタルチンポ」とか生ギターでやったんだけど、
(いつもと変わんねーっていえば変わんねー選曲だけど)
意外にお客さん多くて(つってもそんなに多くねーけど)
しかも女性のお客さん多くて、相当恥ずかしかった思い出が
あります。

静かに「♪あ〜ウンチーイーティングナウ」だもんね。

で、これまたガンなのが、松岡メンバーがギター上手いんだよ。
オレがみたことも聞いたことも無いないコード弾いたりすんだよね。
それは、よくないな。ギタリストとしてのオレの立場がないだろ。

今度は、あれだ、カホンだカホン。みんな使ってるからさ(笑)
なんか、松岡メンバーがカホン買うとかなんとか言ってたこと
あるような気するんだよな。気のせいかな。

あ、カホンって、前も書いたけど、なんか木箱的な
リズムとる打楽器ね。アコースティックをオシャレにきめる
アイテムなんだ。

で、やるからには、それようの曲つくるよ。
いや、やるかどうかわかんないけどさ(笑)
やっぱ、第一弾は「友達の妻のパンティー」だな。
第二段は「オシャレさんの右手にもやっぱり犬のクソ(仮)」かな。   

そういえば、曲名先に決めるってことで思い出したんだけど
過去に知人何人かでバンド組もうとかって話になって
ま、お遊びでなんだけど、で、なんかしらねーけど
アルバムに入れる曲名と曲順だけ先に決めたことあったな(笑)
10曲くらい。もちろん、1曲も1秒も作んなかったけど。

よし、まず縦笛の練習から始めなきゃだな。

 

 2008/4/19(土)                            『土人ダンス』

お母さん、僕は悪い人間です。人間のクズです。
だって、一生懸命な人々を見て笑ってしまったのですから。

事の顛末はこうだ。
昨日、知人のバンドっつーか弾き語りっつーか
そんなライブを観に行ってきたんだ。

ライブハウスっつーか、バーっつうか、
まぁ、よくあるちょっとしたライブならできますよっつー
お店だ。

オレが行ったとき、初めて観るバンドっつーかユニットっつーか
そんな人たちが演奏していたんだ。
女性ボーカル、アコギ、カホン(なんか手でたたいて音出す
木箱的な打楽器)鍵盤の4人編成だ。

カバーもやっていたようだが、基本オリジナルの曲を
やっていたそのグループは、なんつーか下手なんだ。

いや、どの面下げて下手とか言ってんのよ、とか言われそうだが
まぁ、あくまでリスナーとしての観点から言わせてもらっているし
プレーヤーとしてのオレは、この際ナシだ。断固ナシだ。
ま、歌なんかオレの何百倍も上手いよ。下手だけど。

いや、どっちよ。

いや、下手って言ったら言い過ぎだろうか。
がっつり歌い上げてるように見えたのだが、
例えばマライアキャリーばりの高音でヒ、ヒィ〜みたいな。
その割には下手だなっつー。

それにしたって、下手とか言うなよ、っつー話だろうけど
言ってみれば、オレは少ない金額だが金を払って
観ているわけで、文句のひとつも言う権利はあるのでは
ないだろうか?いや、オレはそんな野暮な男ではない。
楽しませてもらった。

いや、どっちよ。

で、結成して間もないグループのようだが、
その女性ボーカリストがチャレンジャーなんだ。

最初にあれれ?と思ったのは、ある曲を演奏するとき
沖縄的な音を奏でる楽器の三線(さんしん)を持ち
あの、三味線みてーなやつね。ブームの宮沢が島唄
歌っちゃうみたいな、ま、そこまでの説明はいらないが(笑)

オレはこれでも音楽好き人間だから、なるべく場を
盛り上げたいし、だから、その沖縄的な楽曲の最中に
なんども「イーヤーサッサー」的な掛け声をかまそうと
思っていたのだが(ウソにきまってる)とにかく、その三線が下手で。
もう、ズコーっっですよ。ズコーっっ。

いや、その前に、なぜに三線を取り入れたのか
わからないし。その後もチャレンジは続き
ブルースハープ(ハーモニカ)なんかも吹いてたなー。

いや、楽しく観てたんだよ。だって、1曲ごとに
この曲は、こういう時こういう思いでつくりましたとか
解説が入って、オレそういうの好きだから(笑)

いや、一見バカにして楽しんでいるように見えるかもしれないが
そうではなくて、もっと上を行った楽しみ方なんだが(笑)
うまくは伝えられない。

モヤモヤした空間を楽しむ技術とでも言おうか、
ま、なかなかできるものではない(笑)
バカにしちゃダメなんだ。とにかく楽しむんだ。

で、いろんなエピソードを語ってくれた。

たとえば、10年位前、すんごく精神的に落ち込んでいるときがあって
ご飯食べれない状態が続いてたんだってさ。
で、ある朝、空を見上げたら、とっても青く澄んだ空で
その素敵な青空を見たら朝ごはん食べれたんだってさ。
そんな時作った曲を聞いてください。
つって、やった曲がとても平凡なもので驚いた。

いや、いいんだ。そういうこともあるだろ。
なんか歌詞的には、やっぱり青空がどったらこったらって
歌ってたなー。

で、とにかく、その会場の雰囲気が、もうオレに笑え笑えと
言っているようにしか思えなくなってきたんだ。

みんなやさしい人たちなんだろうな。
けっこう真剣に聴いているんだ。いや、内心、なんだこれ
とか思っている人もいたかもしれないが、表面上は
真剣に聴いているんだ。

そういう場にいるオレ。一人だけ今にも笑ってしまいそうなオレ。
そういうことを考えると、さらにおかしさは増してきて。
たぶん、誰かがオレの肩をたたいて「ヤバくね?」
とかささやこうものなら、オレの笑いのダムは決壊していただろう。

しかし、とにかく笑ってはいけない。狭い会場のうえに、
まわりは、今演奏している人たちの知り合いだらけだ。
遂にオレは下を向いて、なるべくステージを見ないように
していたんだ。しかし、さらにその女性ボーカリストは
追い討ちをかけてきたんだ。

縦笛だ。

リコーダーと言ったほうがいいだろうか。
そのパートを鍵盤でカバーすることはできなかったのだろうか?
縦笛の必然性は?いや、音楽に必然性を求めてどうする。
吹きたいから吹くのだろう。

そして、その瞬間はやってきた。
いくら下を向いていたって、音はビシビシ耳に入ってくる。

ピロロロ〜

人類は、ここまで不安定なピッチで音を出すことができるのだろうか?
そう思わせるくらいのピロロロ〜具合だ。

オレは、はっきりと笑い声をもらしてしまった。
もしかしたら少々脱糞したかもしれない。
かろうじて後ろを向いたものの、いや、これはないだろ(笑)
思わず、なにか言い訳したくて、オレに罪はないだろって言いたくて
「これはないわ」ってつぶやいてしまった。

誰かなんとかしてください。
つーか誰か言ってやったほうがいいんじゃないだろうか。
もっと練習してから吹けよって。

そう、オレがペニーレーンで初めてライブしたリハのとき、
PAのひとに「真面目に歌って」「ギターそんな音でいいの?」
って真顔で怒られたときのうように。
それがあっての成長じゃないか!(笑)

で、オレが見に行った知人の演奏は、昔解散しちゃったバンドで
そのボーカルとギターの二人が8年ぶりだったかで
再結成?して演奏したんだけど、懐かしい曲聴けてよかったよ。
ま、聴きたかった曲、何曲かやってくれなかったから
少々不満は残ったが(笑)
ちょっぴり切ない感じで(笑)懐かしかったな。
音楽っていいね(笑)。是非またやっていただきたい。
バンド形式でも復活してもらいたいものだ。

で、ライブが終わったあと、酒飲みながらいろいろ話したんだけど
そこで、また思いもよらない事件が起きた。

さっきまでお客としてカウンターで飲んでた男性が
ま、常連さんなんだろうけど、いきなりパーカッションつーのかな
ジャンベっつーのかな、ま、斉藤ノブ的なあれだ。
パンパカパンパカ叩きだしたんだ。

その音は次第にデカくなり、え?その楽器そんなデカイ音出んの?
っつーくらいのボリュームになっていき、それはもう
とりつかれたように激しく叩いていて、そこがアフリカの
奥地に思えた程だ。

今まさに生贄を神に捧げる儀式が始まってもおかしくないような、
その周りを土人たちが、いや、今、土人っつったらダメだろ、
とにかく激しいダンスを、神に捧げるダンスをダンシングーしても
おかしくないくらいの、いや、すでにその時、空から魔王が
降りてきていたかもしれない、そんな激しいパーカショニングに
オレは心底驚いていた。だって、すぐ隣にいる人との
会話もままならない、そんな状況になってたんだぜ?

で、その神へのビートが鳴り止んだとき、隣にいた知人が
ぼそっとこう言ったんだ。
「あと、もう少したたき続けてたら、俺、完全キレてたわ」って。

よかった、うるせーと思ってたのはオレだけじゃなかったんだ。
いや、けっこうな腕前ではあったんだけど。

他にも、いろいろとおもしろ話があったんだけど
友達の妻のパンティーの話とか(笑)
紙面の関係上、今日はここまで。

音楽ってたのしいね。

 

 2008/4/18(金)                             『持つ位置』

真面目な話を書いてみようと思う。

その前に、ちょっとだけ聞いてもらいたいことあるんだけど
ちょっとだけいいかい?

缶ビールとかサラダドレッシングのテレビCMについてなんだ。
缶ビールを持って飲むシーンやドレッシングをサラダにかける
シーンでそれは起こる。

CMだから、缶にプリントされた商品名やビンに貼られたラベルを
見せるようにするのは、ま、当然のことなんだろうけど
どう見たって持つ位置が不自然だろ。

「缶ビール飲むのに、そんな缶の下の方持たねーよ!」
「そんなビンの下の方持ったら、ドレッシングどぱってでちゃうだろ
どぱって!」って突っ込まずにはいられないじゃないか。

しかし、驚くことに、ちょっとだけ聞いてもらいたいことってのは
そのことじゃないんだ。

牧野メンバーのブログにも書いてあったが、先日
家の近くにスタジオができたので、さっそく行ってみた。
そこは、ほんとに近くて徒歩5分だ。驚きの近さだ。

まだ、結構予約入れやすい状態のようなので
バンドメンは行ってみたらどうだろうか。
いや、本心は混まないでもらいたいのだが(笑)
オーナーがとてもいい人なので、盛り上がればいいと思うんだ。

これまた、牧野メンバーのブログでも触れていたが
部屋ごとの防音っつーか、吸音っつーのかな、
まだ完全じゃないので、音がボーボーすることはするが
まぁ、つべこべ言わずに練習に励もうじゃないか。
そのうち、ビシッとするらしいので。

音楽やっている人以外にも、例えば映像の編集作業なんかも
できるスペースもつくるらしいから、そういった人も
利用したらいいじゃない。

で、先日行った時、オレらの前にチャライやつらがスタジオ入ってて
(5、6人の高校生かな)で、あきらかに、みんなドラムやらなんやら
音出してたのに、会計のとき「あの、みんな見学なんで
支払うの俺だけでいいですか?」みたいな金は一人分ね、みたいな
トンチンカンなことのたまって、で、オーナーは「ダメ」って
はっきりとざっくりと断ったので、さらに応援したくなったのです(笑)

たぶん、今後オレに会ったら、そのスタジオのチラシ渡されると
思うけど、いらねーとか言わないで、とっとと利用しろや。

別にオレ雇われてるわけじゃないんだけど(笑)なんかさ、
音楽でいろんな人とつながるのは楽しいじゃない?
特に最近そう思うもんで。

スペースの都合で、真面目な話はまた今度。

 

 2008/4/17(木)                              『イェーイ』

たまに真面目な話を書いてみようと思う。

しかし、その前に高嶋政伸について書かなければなるまい。
結婚記者会見を見た人も多いと思うが、なんだろう、
コレといった理由は見当たらないものの、何かがひっかかる
記者会見ではなかっただろうか?不気味と言えばいいだろうか。

いろいろ思い当たるフシはあるのだが、たとえばリポーターが
気を利かせて「今の気持ちをジェスチャーで表したら
どんな感じになりますか?」と、あきらかに、誰が見てもあきらかに

「イェーイ」

を引き出そうとしてるのに「こんな感じですかね」とか言って
両手をVサイン状態でバンザイしたのを目撃したときには
何か世界の終わりを見てしまったような気がしたし
しかし、そのとき「不気味さ」の原因がわかった気もしたんだ。

高嶋政伸の顔のバランスおかしくね?

いや、「どこ」って指摘できないのだが。

それは例えば、以前書いた女優水川あさみの顔についても
どこか長い気がするのだが、どこなのか指摘できないみたいな。   
アゴが猪木になってるわけでもないし。
でも「なんか長くね?」という感じがして。

で、高嶋政伸の顔のバランスだ。

   なんかおかしくね?
どこかがデカイというか。何かがデカイというか。
ま、ブサイクかハンサムかどちらかといえば
ハンサム側なんじゃないかとは思うんだが。

どう見ても、おかしいだろ。
言っておくが、この写真は蝋人形じゃないぞ。
昨日の記者会見のときの画像だ。しっかし、作り物っぽくね?

まさに「姉さん事件です」だ。「申し訳ございません」だ。

真面目な話は、また今度だ。

 

 2008/4/15(火)                                 『対案』

いつもふざけたことばかり書いているからといって
オレがいつもノーテンキでいると思ったら大間違いだ。

例えばこの前『富良野にんじん100』というジュースを         
飲んだのだが、説明によると驚くべきことに

「お砂糖、食塩、着色料は一切入っていません。」

ということなんだ。
その味はとても甘くてまろやかで、それなのに
お砂糖が入っていないのには驚いたね。

それはそうと、あのキモキャラですっかり有名になった
平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターに
名前が付いたらしい。公募で。
   「せんとくん」だって。

これはなにかの挑戦状だろうか?
たけしの挑戦状以来の挑戦状だろうか。←リンクしてるページ
けっこうおもろいので時間ある人は読んでみてね!

近年、ここまで「そのまんま」なネーミングを見たことが
あるだろうか?遷都1300年祭のキャラクターが「せんとくん」。
公募する必要があったのだろうか・・

だったら、オメーはなんかいい案あんのかよ?
ってことになると思うが、もちろんだ。

ほとんどの人は批判はするが、じゃあ、どんなのがいいのか?
っつー意見を出すことはできないだろう。
そんなやつらのあだ名は決まった。「民主党」だ。

社会風刺も入れつつ、文章は進んでいくわけだが
オレは違う。民主党じゃない。きっちり対案を出さしてもらう。
いや、自信はない。今、ドキドキしている。
じゃあ、聞いてもらおうか、オレのネーミングを。

『角頭(つのがしら)くん』

ど、どうだろう?

こうやって日々は過ぎていく。
 

 2008/4/14(月)                            『例の焼肉屋』

例の焼肉屋の話だ。マズいことになっている。

今日初めてここを見た人や、たまにしか読まない人は
なんの話か、さっぱりわからないと思うので
あらすじを書いてみる。みんなも復習のつもりで読んでくれ。

その焼肉屋は去年の夏の終わり頃、まぁ、いわゆる
オフィス街的な場所にオープンしたんだ。

もともとは、普通の事務所が入っていたビルの一階だ。
オープン予定日の1週間まえから突貫工事がはじまって
だから、それまでは「ホントにオープンすんのかよ?」って感じの
たたずまいで、オレはその時から目をつけていたんだ。

ダメだろここって。

本格道産牛をウリにオープンしたそこは、焼き方は
当然炭火だ。本格炭火だ。っつーかレンガ積んであるだけの
だから、キャンプみてー感じだ。
(ちなみに、オレは一度も行ったことがない。ネットの写真で
調べた。)
しょうがねーから写真載せてやるか(笑)

誰が仕事帰りスーツでキャンプする?
いや、キャンプするわけじゃないが、煙モクモクだぜ?
ちょこっと、煙吸うなんかが設置されたみたいだが
(写真にもありますね、銀色のなんかが)
オレの徹底取材によれば(検索して誰かのブログ読んだだけ)    
やっぱり煙モクモクらしい。

書くのめんどくさくなってきた。

とにかく、案の定どんどんダメになっていったんだ。
本格道産牛がウリのはずなのに「ジンギスカン食べ放題」が
始まるし、ランチ始まるし、外で焼肉始めるし(まさにキャンプ)
壁一面手書きのビラだけになるし、もう「ダメ」の典型だ。

しかし、先日も書いたが、オレはそんながむしゃらな姿をみて
応援していたんだ。一度も利用したこと無いが。

心の中で「がんばれー」って。一度も利用したこと無いが。

そしたら、ついに本日、大型の冷蔵庫やらなんやら
店から運び出しているとの情報がオレの耳に入った。

つ、ついに閉店か?オレまだ一回も行ってねーんだけど。
一回くらい道産牛食わせろや!
もうちょいがんばれや、一回くらい行くからよ。

ま、どうでもいいけど。

この件については、また報告します。まったく興味ねーと思うけど。
 

 2008/4/12(土)                              『まさかね』

こんなこともあるんだなーと思った。

たまに音楽の話を書いてみると、昨日今日と
スピリチュアルラウンジにライブを見に行ったわけだが
連チャンで行ったのにはわけがあって、
オレの大好きな、例えば長年にわたって
どんなアーティスト好き?って聞かれれば
「プレイグスとエルマロ」って答えるくらい大好きで影響されまくってる
プレイグスのボーカルギター深沼氏の新しいGHEEEというバンドの
ライブだったんだ。

昨日は深沼氏による弾き語りのライブで。
もう最高だったんだ。昨日は。弾き語りでプレイグスの曲
何曲かやってくれて。

あまりプレイグスと聞いてピンと来る人は少ないかもしれないが
とにかく、オレにとっては、今、札幌でプレイグスの曲聴けるなんて
かなりうれしいことだし、しかも弾き語りなんてすげー話なんだ。

で、今日はGHEEEというバンドのライブを観て、で、
大学時代から腐れ縁の続く(笑)バンドマン、岡部氏のコネで
そのライブの打ち上げに参加することができて
深沼氏と話しできたんだ。
酒飲みながら、けっこうな時間話すことができて。
ホント、初めて岡部に感謝したよ(笑)

本人に直接「プレイグスのアルバムでどれ一番好きですか?」
とか聞ける喜びをわかってもらえるだろうか?
オレもこんな歳してなにやってんだと思いながらも(笑)
正直、素直にうれしかった。

こんなこともあるんだなーと思ったよ。

いやー、音楽って素敵だね(笑)

 

 2008/4/11(金)                                 『東側』

横丁について考えてみる。

いきなりだ。いきなりな話だ。
札幌に「スープカレー横丁」なるものが
オープンしたというんだから、ただごとではない。

もう、スープカレースープカレー言わなくていいんじゃないか?
いや、商売している人は繁盛するにこしたことはないから
ま、わからんでもないが、その周りがいちいちうるせーよ。

札幌が発祥、札幌が発祥ってうるさいんだけど
流行のご当地グルメかい?いやいやまいるね。

いっても、オレも別にスープカレーは嫌いじゃない。
かつてはスープカリー部に所属し、日々活動していたわけだが   
「辛くなければスープカレーじゃない」という部長の教えを胸に
自分の辛さの限界に挑戦していたわけだ。

例えば、ある日、あまりにも自分の限界を超えた辛さのものを
食してしまい、通常汗でダラダラなるところが
急に体中に悪寒が走りブルブルきて、それはまるで
雨に濡れた子犬のようにブルブル震えが止まらなくなって
もう寒くて寒くてどうしようもなくなる事件もあった。

今思えば、バカの極みだ。

そんな事件と時同じくして、スープカレーの店が乱立し始め
話題についていけなくなり、そして退部に至ったわけだ。
あ、スープカリー部の話ね。

そして、ついに横丁だ。やめれや。

横丁じゃなければダメなのか?
スープカレーミュージアムじゃダメなのか?
いや、ネーミングの問題じゃない。

ま、でも、今なぜに横丁なのか?

やっぱりラーメン横丁に対抗してか?いやのっかったと
言ったほうがいいのだろうか?

今回のことで僕たち私たちが学ばなければいけないことは
「横丁化」の波をを止めることはできないということだ。

今後、続々横丁化されていくだろう。

コンビニ横丁とか。ハンバーガー横丁とか。
タイガー横丁(なんの横丁なのかはわからない)とか。
そして、太陽系が銀河系に含まれているように
あらゆる横丁が群れをなす、「横丁横丁」の出現。

そんな日も遠い未来ではないだろう。

ま、その前にまずは「新スープカレー横丁」だろうな。
っつうか、それ以前に、このスープカレー横丁は盛り上がらないで
なくなると思う(笑)

いくら、今、大通りの東側が盛り上がってきたからって
そうそう人の流れは変わらないんじゃないだろうか。

そういえば、大通りの東側には、例の焼肉屋がある。

 

 2008/4/10(木)                                 『3P』

先日、人気ロックバンドのチャットモンチーが武道館で
ライブを行なったそうだ。
サポートメンバーを入れずに3人のみで演奏したそうだ。

この人気の3人組は、レコーディングも3人の音のみで
仕上げているそうだ。
だから、ライブもそのCDと同じ音で勝負したいから
サポートを入れずにやっていて、逆を言えば、ライブと同じ音を
みんなに届けたいがために、レコーディングも3人の音だけで
完結させているということらしい。

たわけコラ。

確かに、スリーピースバンドであるからこその
シンプルでごまかしのきかない、そしてダイナミックな音は、
時にオーケストラで奏でる音の洪水をも凌駕してしまう程の
うねりとして皆の胸をズキュンバキュンと打ち抜くことがあるだろう。

しかし、誰もこのなんとかモンチーにそれを求めていない。
一行目にしっかり名前を書いておきながら、今ここで
「なんとかモンチー」にしてしまった、オレのひねくれた心にも
驚きをかくせないが、なんとかモンチーの音源を
3人のみで完結させているのは、オレは単なる「逃げ」と
結論付けてみる。

3人だから、こんくらいでOKっしょ、って逃げだ。

音は、加えていけば無限の広がりをみせる。
それがギターでもキーボードでもそうだし
仮にカスタネットの音ひとつだって加えることによって
その音楽は無限の広がりをみせる。
いや、カスタネットじゃ無限には広がらないだろ。

しかし、それは無限ゆえに、とてもやっかいな事で
だって、終わりなき戦いになるからだ。

いや、エロチカのアルバム作りがやっかいだと
言っているのではない。
3人の音だけではショボいので、なんやかんや音を加えてみるが
収拾付かなくなってきて、もうなにがなんだか
めんどうなことになって、どうしたものか。
なんてことを言っているのではない。

しかし、本気でチャットモンチーに関して書いているとすれば
「なにチャットモンチー相手にいきり立ってんだ?このバカ。」
という扱いになってしまっても困るんだけど
だったら、ここまでの文章はなんなんだってことになるし
いや、冗談に決まってるんだけど、
まぁ、最近意外とオレは福田総理を応援してるって
ことだ。オモシロ半分で。
 

 2008/4/8(火)                                『流されて』

なんとかっつーフリーペーパー見てたら
豊平区のコミュニティーFM局のパーソナリティーの
福津京子なる人物が「平岸追分」という曲でCDデビューを
したらしい。

そして、その関連として、岡部道子なる人物の「流されて伏古」
という曲と森本洋子なる人物の「札幌ブルース」という曲の
紹介もされていた。

今、札幌の歌謡界で何が起きているんだ?

「札幌の歌謡界」なるものが存在しているのかどうかは知らないが
「平岸追分」や「札幌ブルース」なら、まだギリギリわかるが
(いや、わからねーけど)
「流されて伏古」とは、一体どういうことだ?

どういうことだ?と言われても、いかんともしがたいと思うが
だったら、「振り向けば行啓通」や「切なくて新ラーメン横丁」だって
ありだし、余計な言葉を付けなくたって「栄通り」なんて
曲でもいいかもしんない。

よくねーよ。

ま、そんな、にんともかんともな話題はおいといて
こないだ新曲ができたんだ。けっこうサラリと。

オレがつくる曲にしては、わりとメロディアスなその曲は
きっとなんかの曲にあるメロディーだろう。
いや、積極的にパクったわけではない。
オレにはパクる技術すらないからな(笑)

でも、きっとなんかの曲だ。ありふれたなんかの曲だ。
あのコード進行でメロディーつくったら
97%の人がオレと同じメロディーをつくるだろう。
そんくらい、コードにひっぱられたメロディーだ。

しかしながら、オレの脳内音楽ライブラリーには、それほど多くの  
古今東西の楽曲が収録されているわけではないから
今のところ、何に似ているのかわからない。

よってオレのオリジナルということにしておく。

とはいえ、しょうがないんだよ。
今までなんども唱えられている「メロディー限界説」。
音階は有限だし、そんでもって人間が心地よく
聴こえる音域も決まっている。

そん中でつくられる組合わせ(メロディー)は
有限だろうよ、っつー説だ。
いや、音符の長さ、休符、そんな感じで組み合わせれば
相当な数の組み合わせはできるのだろうが
あくまで「心地いい」組み合わせということでだ。

しかし、ここまで書いといてなんだが
オレのつくる音楽にメロディーどうのこうのは関係ない。
あくまでソウル(魂)だ。皆の心をわしづかみにするソウルだ。

と、少しふざけたところで、マジな話をすると
もう何百年も前から「歌」ってのはあると思うんだけど
そんな中、まったくのオリジナルをつくれとか
無茶な話しないでくださいってことですねっ!

だからきっと、「流されて伏古」も、なんかと同じメロディーだよ。
だから、なんだよ、「流されて伏古」ってさ(笑)

 

 2008/4/7(月)                                『ジョグ』

最近、オシャレ上級者たちのありとあらゆるジャンルへの
進出っぷりには目を見張るものがある。
ジョギングの世界にもオシャレ上級者がつぎつぎに
参戦してきている。

週末ともなれば、豊平川沿いを走るジョガーへと変貌するオレだが
その活動は、まったく生ぬるいものだ。
その格好は、一応スポーツにふさわしいそれのつもりだが
ま、ジャージとか暑くなればランニング用のショートパンツ的なもで
決して本格的なものではない。

この時期、すでに豊平川沿いはジョギングする人や犬の散歩を
する人が多くいるわけだが、最近はメタボ対策的な
お父さんが多く見られる。

もう「腹ぱんぱんです」っていうお父さん達が
ヒィーヒィー言いながら走っている。というか歩いている(笑)
ダサいウィンドブレーカー上下的なお父さんが多い。
なかなか世のお父さんはがんばっているなー(笑)

そこへ来て、スマートにそしてスタイリッシュに走っているのが
オシャレ上級者の女性達だ。
年の頃30前後だろう。若者はいない。

若いというだけで輝いていたあの頃とは違う自分。
でも、そのときにはなかった社会常識を身につけた。
会社である程度の地位と収入も保証されている。
知性と経験である程度のことはクリアーできる自信がある。
歳よりは若く見られることが多いし、かわいい先輩なんて言って
慕ってくれる後輩ともうまくいっている。
合コンに呼ばれれば、人気はまだまだ若い娘に負けてないと思う。  

でも、もっと輝きたい。もっと自分に磨きをかけたい。
そんな思いから、あくまでストイックに駆け抜ける彼女たち。

もちろん、お肌の日焼け対策のために完全防備であるし
だからサングラスに帽子は欠かせない。

音楽はやっぱりipod以外考えられないし、ジャンルはボサノバだ。
ロックなんて野蛮な音楽は高校のときに卒業した。
ヒップホップなんて頭の悪いガキが聴く音楽だし
最近はクラシックに興味を持っている。

シューズはやっぱりナイキ。
ipodとコラボしたシステムを早く取り入れなきゃと思っている。

そんな彼女たちにアドバイスできるとすれば
そのランニングフォーム、ちょっと内股すぎるよ!

 

 2008/4/5(土)                               『ジンジン』

みんな知っているだろうか?
昨日、ひっそりと甲子園で第80回選抜高校野球大会の
決勝戦が行なわれていたことを。

いや、別にひっそりはやっていないだろうが(笑)
みんな、知らんぷりしすぎじゃないだろうか?
ちょっと前に、あれだけ田中のマーくんだなんだ
猫も杓子も高校野球見て騒いでいたのに。

別に最近、猫も杓子ものフレーズを気に入っているわけではない。

そりゃ、ま、地元が早々に負けてしまえば興味もなくなるのだろうが 
だけど、北海道代表がどこだったかも知らないんだろ?(笑)
ようするに、マスコミに踊らされてる人が多いということだ。

ちょっと、話題になればあっっちゃこっちゃ流されて
「甲子園って感動するよねー」とかのたまって
ブームが終われば知らんぷりだ。
日本人のよくないところであり、愛すべきところでもある(笑)

いやね、オレみたいに、あらゆることに独自取材を敢行しろ
とまでは言わないよ。してねーけど。
オレくらいじゃないのかな、イージス艦問題を今もなお
追求し続けてるのは。いや、してねーけど。
みんなすっかり忘れてるでしょ?あの漁船との事故。

オレはまだあの二人が生きてるとにらんでる。

よくない、不謹慎はよくないぞ、オレ。
オレは自分に厳しい。
そんな一面も見せつつ、オレは最近こんな不安を抱えている。

洞爺湖サミットは成功するだろうか?

もちろんウソだが、最近よく耳にする
といってもスーパーに買い物にいったとき限定だが
しかもイオンだかフードセンターだか忘れてしまったが
肉売り場のところで、チープなラジカセから流れている

「ジンジンジンギスカン!ジンジンジギスカンっ!」

という、ラップ調のミュージックをご存知だろうか?
日本はまだまだ平和だね。

ところで、高校野球どこ優勝したかみんな知らないと思うから
教えてやるよ。

沖縄のなんとかっつー高校です。

独自に徹底取材してんだけど、高校の名前は知りません。
ちなみに、一試合も見ていません。
それどころかニュースでも2秒くらいしか見た覚えがありません。
今回の選抜。

で、北海道代表はどこだったの?

元高校球児の渋谷がお伝えしました。
 

 2008/4/3(木)                                   『ふ』

4月から布袋寅泰がブログを始めたのを知ったとき   
なにか嫌な気持ちになった。

いや、嫌な気持ちとも違う、なんだろ、トホホホって感じだろうか。
もう、猫も杓子もブログだ。

とはいえ、別にブログを否定するわけではない。
何度か書いているが、オレはブログを読むのが好きだ(笑)
どちらかといえば、素人の方が好きなんだけど。
タレントとか有名な人のはそんなに好きじゃない。

特にミュージシャンとか、なんつーか、あまり身近になって
ほしくないんだよな。昨日、なに食べたとか知りたくねーよ、別に。
音楽で表現してればいいんじゃないのかね。
いや、たまにエッセイとかそんなんで表現するのは
それはそれで興味深いが、日記的なもんはいらねーよ。

素人っつーか、身近な人にはもっとブログ書いてほしいな(笑)
mixiはダメだ。いや、ダメっつっても批判しているわけではない。
あの場が好きな人は好きなんだろう。
オレの求めているブログと違うという意味での「ダメ」だ。
いや、見るだけは見てるよ(笑)

で、何が違うのかといえば、なんて言えばいいのかな
コメント求める的な、あくまでもコミュニケーションとしての
ブログをオレは求めていないんだ。

どちらかといえば一方的な、自分の思いをガシガシ書いているような
だから、時にはちょっとしなニュアンスで「なんだこいつ」
と思われてしまうような、いってみれば孤高のサムライ的な、
ジャックナイフのような、あ、ジャックナイフがどういうものかは
よく知らないが、そんな誰にも媚びていないブログが好きなんだ。

だから、「誰にむかって書いてんだ?」的な。
ま、そういうのは、誰にってわけではないんだろうな。
とにかく、自分の中からでてくる何かを
吐き出しているだけっつーか。

言っとくけど、このノートはみんなに好かれたくって、
とにかくひたすら媚びることを第一目標に
あることないことてきとーに、もとい、
真実だけを真摯に伝えるべく、原稿用紙に下書きして
お母さんに添削してもらってからアップしてます。

まぁ、そんなことよりさ、ラーメンに入ってる「ふ」ってさ、
あのたっぷりスープがしみこんだ「ふ」ね。
熱くて食べづらいよね。

 

 2008/4/1(火)                            『なんつーかね』

あえて死語を使うことにより笑いを取る手法が
多く用いられる昨今、しかし、物事には限度があるということも
肝に銘じてほしいものだ。

もちろん、その発言者が自分とどういう関係であるかによっても
その印象は大きく変わってくるのだが。

つい先日、仕事関連である人と話していたとき
ま、それほど親しくはないが、何度か会っている人で
歳も近いので、ま、どちらかと言えば、くだけた感じで話を
できる人なのだが、こんな言葉を発したんだ。

パーペキ。

ウソだろ?って思った。耳を疑ったよ。
なんかの話の流れで「そんなのパーペキですよ。」的な発言だ。
パーペキの意味は、まぁ、ご存知だとは思うが
パーフェクトと完璧を融合した言葉だと思うのだが
もちろん、先に述べたように「あえて死語を使う」という
手法に他ならないと思うが、そこに重い空気が流れたのは
容易に想像できるだろう。

だって、相手オレだぜ?(笑)
そんなもん見逃すかよ。愛想笑いすっかよ。シーンだよ、シーン。  
いや、ホントにその発言について、どーのこーの言う気力が
湧いてこなかったんだからしょうがない。どっと疲れた。

話は急に変わるが、オレはのんびりが好きだ。
常にのんびりしたいと思っている。
中には、週末とか仕事が休みの日に何も予定が入っていないと
発狂しそうになる人もいるとかいないとか。

オレは、逆に休みの日に何も予定がないと心底うれしい。
「うわー、今日なんもやらなくていー」みたいな(笑)

で、とにかく、のんびりしたいんだ。
毎日、やらなきゃないことがたくさんあって困っている。

正直、そのほとんどが、別に無理してやらなくてもいいことだらけ
なのだが(笑)例えばテレビを見るとか。本を読むとか。
曲を作るとか。お湯を沸かすとか。空想するとか。そんなのだ。

いや、空想はのんびりに入るだろ。
ま、とにかく、次から次へとやることだらけだ。
「ヒマだー」と嘆く人が信じられない。いや、羨ましい。

でも、だからといって、休日に家から一歩も出なかったときには
ドキリとしてしまう自分もいる。

とりあえず、もう少し暖かくなったら豊平川でビールを飲みながら
本を読みたい。あの幸せ感はなんだろう。
ビールはぬるくたって大丈夫だ。
この場合、缶コーヒーやチューハイとかはだめだ。
あくまでビールだ。

最近、それほどビールが好きなわけではないが、ビールだ。
もっといえば、バドワイザーだ。

川でぬるいビールを飲みながら本を読む時の
「オレ、何やってんだろう」感が大好きです。

全部、ウソです。

いや、ホントはウソじゃないです。
一応、エイプリルフールっつーんで、言ってみただけです。

いつも読んでくれて、ありがとう!

ウソです。