『郵便局恐怖体験』 |
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ひとたび事が動き出すと止めれないことって、あるよね。
郵便局に行ったんだけどね。街角にある小さい郵便局に。
そしたら、めずらしいモノがあったんだよ。
いや、もしかして、どこの郵便局にもあるのかもしれないけど
オレ的には、えっ?って思ったモノがあってさ。
まず、ボタンもしくはペダル押すとピロロ〜って
飲料水でてくるマシンあるでしょ?それがあってさ。
普通の郵便局にあったっけ?そんなもん?
で、けっこう中央部にドンって置いてあるのさ。
「こんなとこで、水飲むか?」って場所に。
って思った途端に
となりに、もう一個、あるマシン見つけたんだけど・・。
マシンっつうか、洗面台っつうか(笑)
手出したらセンサーで水でてくる蛇口ついててさ。
でも、なんて言ったらいいのかなー
はじめからある洗面台じゃないのさ。
どうみても、あと付けなんだよ。
飲料水のマシンとならんで、とドンっドンって設置されてるのさ。
まぁ、設置されたことはどうでもいいんだよ。
きっと、いろいろ経緯があるんだろうから。
問題は、「なぜオレはそこで手を洗おうとしてしまったか?」
とういうことなんだよ。
そんな手が汚れてたわけじゃないんだけどね、
ほんのちょっと朱肉の赤色が指先についただけなんだよ。
でも、オレは蛇口の下に両手を差し出してしまったんだよね。
で、あのセンサーのやつってすぐ水出てこないじゃない?
1秒、2秒・・水出てこないんだよ。
がんばって5秒待った。
あー、オレはなんて事をしてしまったんだ、水出てこねーよ。
おのれの、あさはかさを呪ったね。
この両手をそう簡単に引っ込められるわけがないじゃないか。
もう、こう言うしかないよね。
「すみません、これ水出ないんですか?」
両手を差し出したまんま。
「あっはい、出ないんですよ。」
ちょっと笑ってたような気さえするもんな。郵便局員。
で、もうはやく逃げたいわけさ。
なんて言ってこの場を立ち去るのがスマートか?
オレは周りを見て、ないことを確認してこう言ったよ。
「すみません、トイレないですよね。」
オレのシナリオとしては
とにかくオレは手を洗わなきゃいけない→でもトイレはない→
しょうがなくオレは郵便局を出て行く
ってのを思い描いたんだけどね。
上司らしきひとが若手に、「ほれっ」ってな感じで
目配せしたと思ったら
「どうぞ、こちらへ」って言ってさ、カチリってドア開けたんだよ。
そのドアってカウンターの向こう側への入り口なのよ、
で、オレ忙しそうに仕事してる局員の横通ってさ
こっちから見て、カウンターのむこう側のお客さんの視線
ガンガン感じながら、すげー奥地にあるトイレ行って
もちろん、一応手洗ってさ・・・
オレ、最後にドアから出るとき
「ありがとうございました。」とか言っちゃったよ。
おそろしい体験でした。。
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2005/3/30(水) |
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